【概要】 コレッリの師としても知られるカルロ・マンネッリのトリオ・ソナタ集。教皇領が最大面積(44,000?以上)に達していた時代のローマで活躍した作曲家・ヴァイオリニスト・カストラート歌手のマンネッリは、枢機卿や貴族の宮廷のほか、教会や修道会、音楽家組織でも働き、ヴァイオリン奏者として名を馳せる一方で、作曲にも精力的に取り組んでいた人物。残念ながら楽譜の大半は失われてしまいましたが、12人の名前がつけられたトリオ・ソナタ集 Op.2が無事に遺っていたのは幸いでした。ここではトリオ・ソナタ集 Op.3に続き、ローマの古楽器アンサンブルが演奏しています。
【作品】 トリオ・ソナタ集 Op.2は、奔放な逸話で名高いストラデッラなど、マンネッリが所属していた聖マルチェッロ修道会の礼拝堂に関わっていた同僚たちの名前が14曲それぞれに冠せられた曲集で、命名の由来は不明ですが、謎めいた興味深いものであることは確かです。各曲は、4楽章、5楽章、または6楽章で構成されており、斬新な旋律的創意工夫と、時に大胆な和声、豊かな音色、そして表現力豊かな半音階フレーズが際立っています。
【演奏】 2013年にローマで設立された「アンサンブル・ジャルディーノ・ディ・デリーツィエ」は、ポーランド人とイタリア人女性による古楽器アンサンブル。バロック・ヴァイオリン、バロック・チェロ、テオルボ、バロック・ギター、チェンバロ、オルガンによる活気のある演奏を聴かせる室内アンサンブルで、ピッチはA=415Hz。
【録音】 2023年10月24から29日にかけて、イタリア中部ウンブリア州、トレヴィの聖フランチェスコ教会で収録。かつて教皇領だったトレヴィの修道会様式の教会です。
【仕様】 CD2枚の収録時間は約105分。ケースは10mm厚のポリスチレン製(2枚収納ジュエル・ケース)。ブックレット (英語・12ページ)には、フィレンツェ大学音楽学部で教えている音楽学者のアントネッラ・ドヴィディオによる解説などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。
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