フランソワ・ダジャンクール(1684-1758)は、バロック後期のフランスの作曲家、チェンバロ奏者、オルガン奏者。フランソワ・クープランやジャン=フィリップ・ラモーといった同時代の作曲家の影に隠れてしまいましたが、現存する鍵盤楽器作品は、18世紀初頭の洗練され華麗なフランスの伝統を垣間見ることができる魅力的なものです。
ダジャンクールは1684年にルーアンに生まれ、1701年から1706年までパリのマドレーヌ=アン=ラ=シテ教会のオルガニストを務めた後、ルーアンに戻って1706年から亡くなる1758年まで実に52年間に渡って巨大なルーアン大聖堂(当時の高さは128メートル。151メートルまで増築されたのは19世紀)のオルガン奏者を務めており、並行してルーアンのサン・トゥアン修道院、サン・テルブラン教会、サン・ジャン教会のオルガン奏者として終身在職。その間、1714年にはパリの王室礼拝堂の4人のオルガニストの1人に任命されており、その名声には非常に大きなものがありました。
このクラヴサン曲集は、フランソワ・クープランの影響を受けて書かれたもので、キャラクター化された人物描写や、自然、風俗画などが表現されています。
演奏は2023年ワンダ・ランドフスカ・チェンバロ・コンクールで優勝したマルコ・ボルゲットが、エムシュとドゥルケンの2種のレプリカを用いておこなっています。
ブックレット(英語、イタリア語・12ページ)には、演奏のボルゲットによる解説や、使用した2台のチェンバロの写真などが掲載。EU製で、ディスクはメジャー・レーベルでもおなじみの独オプティマル・メディアが製造。
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