フランコ・マルゴーラの音楽的な根源は、19世紀のオペラとは対照的に器楽に大きな関心を寄せていた文化運動にあります。マルゴーラは古典主義的、明確な形式的構造で、中心に据えたメロディが主役としています。
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリによって演奏されたピアノ曲『子供のための協奏曲』の成功を受けて、マルゴーラは約30年後にヴァイオリンのための『子供のための協奏曲第2番』を作曲。親しみやすく、流麗なメロディが素晴らしい作品です。また『夜明けの協奏曲』、二重協奏曲も収録されています。
演奏は、イタリアを代表するヴァイオリニスト ダヴィデ・アローニャ。著名な指揮者との共演でも知られています。(輸入元情報)
【収録情報】
マルゴーラ:
1. 夜明けの協奏曲 dC292〜ヴァイオリンと弦楽合奏のための
2. 子供のための協奏曲第2番 dC109〜ヴァイオリンとオーケストラのための
3. ソナタ ニ長調 dC12〜ヴァイオリンとピアノのための
4. 二重協奏曲 dC132〜ヴァイオリン、ピアノと弦楽合奏のための
5. おどけたテーマによる変奏曲 dC143〜弦楽のための
ダヴィデ・アローニャ(ヴァイオリン:1-4)
コスタンティーノ・カテーナ(ピアノ:3,4)
ミラノ交響楽団(1,2,4,5)
ピエトロ・ボルゴノーヴォ(指揮:1,2,4,5)
録音時期:2021年11月
録音場所:イタリア、ミラノ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)