BRILLIANT CLASSICS


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  • ヤニチュ:教会ソナタ集

    フリードリヒ大王の宮廷で演奏された優雅で魅惑的な室内楽曲。あらたな歴史的考察に基づいた新録音が登場です。
     この録音でのオルガンは、王の妹アンナ・アマーリア王女がかつて所有していた由緒あるオルガンです。現代ではオルガンといえば教会での音楽を連想しますが、18世紀の裕福な家庭では小型のオルガンを所有し使われていたようです。ヤニチュは、この録音のように「教会」ソナタの通奏低音パートをオルガンに指定していることが特徴です。
     この5曲の教会ソナタは、必ずしも教会での演奏を想定したものではありませんが、「室内ソナタ」とは区別され、活発なフーガに先立つ遅い序奏、荘厳な緩徐楽章、対照的な終曲という形式的な構造を示しました。ヤニチュはコレッリを手本にしながら、北ドイツ的な変化を加えた斬新なスタイルで、フリードリヒ宮廷の有名な同時代の音楽との共通感を与えます。
     ベルリン・フライデー・アカデミーは、18世紀音楽の演奏、録音、学術的な議論を通じて音楽美を追求する世界中の若手ピリオド音楽家のアンサンブルで、このレパートリーはベルリンではお馴染みのものとなっています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ヤニチュ:
    ● 教会ソナタ ホ短調〜2つのヴァイオリンと通奏低音のための
    ● 教会ソナタ 変ロ長調〜オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための
    ● 教会ソナタ ト短調〜2つのヴァイオリンと通奏低音のための
    ● 教会ソナタ 変ロ短調〜2つのヴァイオリンと通奏低音のための
    ● 教会ソナタ イ長調〜オーボエ、ヴァイオリンと通奏低音のための


     ベルリン・フライデー・アカデミー

     録音時期:2020年8月
     録音場所:Berlin-Karlshorst
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • ボルトキエヴィチ:室内楽作品集

    ボルトキエヴィチはウクライナのハルキウ生まれで、チャイコフスキーやアントン・ルービンシュタインに影響を受け、サンクト・ペテルブルク音楽院でリャードフに理論を学んでいます。ライプツィヒに留学後、ベルリンで生活するようになります。
     ボルトキエヴィチの代表作とも言えるヴァイオリンソナタは、哀愁のある旋律、終楽章のラクリモーサ(涙の日)、鐘、フィナーレのロシア舞曲など、巧妙な音楽技法が大変印象的な作品です。また4つの組曲は郷愁ただよう音楽。3つの小品はピアノ独奏曲の情緒をうまく残しながら編曲した作品。いずれもボルトキエヴィチの特徴が聴きとれる音楽が続きます。
     当時のソビエトを取り巻く社会的、経済的苦境を乗り越えてきたボルトキエヴィチの音楽が再び注目されることを願いたい、そんな1枚です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ボルトキエヴィチ:
    ● 悲歌 Op.46〜チェロとピアノのための
    ● 3つの小品〜ヴァイオリンとピアノのための(4分の3拍子で ト長調 Op.48-5/子守唄 イ長調 Op.15-4/4分の3拍子で ホ短調 Op.48-2)
    ● 4つの組曲 Op.63〜ヴァイオリンとピアノのための
    ● 3つの小品 Op.25〜チェロとピアノのための
    ● ヴァイオリン・ソナタ ト短調 Op.26


     クリスティアン・ペリシナル(ヴァイオリン)
     ポール・コックス(チェロ)
     ニルス・フランケ(ピアノ)

     録音時期:2002年10月、2004年6月
     録音場所:イギリス、ウィンザー、イートン・カレッジ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • レオナルダ作品集

    17世紀の女性作曲家イザベラ・レオナルダの多彩な作品集の登場です。ウルスラ会修道院に入り生涯を過ごした彼女は、豊かな音楽の才能を持ち合わせていました。1640年、20歳の時に最初の音楽集を出版。その後15の曲集が出版され、ミサ曲や詩篇、賛美歌などを残しました。のちにフランスのコレクターは「とても博識でとても賢明である」と評し、レオナルダの作品がとても魅力的であると紹介しています。
     このディスクは、モテットから独唱、オブリガートヴァイオリンや通奏低音を含んだ多様な作品でレオナルダの音楽に迫ります。大胆な半音階と幅広い調性を持った、非常に表現豊かで知的な作品です。18世紀の「聖なる音楽」のジャンルで見落とされていたレオナルダの作品に耳を傾ける良い機会となることでしょう。(輸入元情報)

    【収録情報】
    レオナルダ:
    ● 4声のグロリオーサ・マーテル・ドミニ(Sacri concenti Op.3より)
    ● 4声のメメント・レールム(Sacri concenti Op.3より)
    ● サルヴェ・レジーナ〜ソプラノ独唱と2つのヴァイオリンによる(モテット Op.7より)
    ● 4声のIn caelis gloria(モテット Op.13より)
    ● ソナタ第9番〜2つのヴァイオリンのための(ソナタ集 Op.16より)
    ● O flamma〜ソプラノ独唱による(モテット Op.6より)
    ● O dulce sonare〜3声と2つのヴァイオリンによる(モテット Op.7より)
    ● O anima mea(Dresden Mus. 1737-E.500 & Uppsala Mus: hs.28:1)
    ● Dialogo: Quo pergis anima(Sacri concenti Op.3より)
    ● 主は言われた〜4声と2つのヴァイオリンによる(コンチェルタート様式の詩編集 Op.19より)


     カペラ・アルテミージア
     カンダス・スミス(指揮)

     録音時期:2020年9月
     録音場所:イタリア、ボローニャ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • マルティーニ:オルガン作品全集

    18世紀ヨーロッパ音楽界の重鎮、ジョヴァンニ・バッティスタ・マルティーニのオルガン作品の初完全録音集です。
     マルティーニはラテン語で幾何学に関する論文を発表するなど、天才的な頭脳と情熱を持っていました。対位法や音楽史に関する包括的な書物を残し、その博識ぶりをJ.C.バッハ、グレトリ、ヨンメッリ、モーツァルト、ナウマンなど、当代きっての作曲家となる多くの弟子に伝授しています。
     多様なスタイルの作品を残しており、生き生きとした精神に基づく音楽になっています。12のソナタ作品2が代表的ですが、フランスの舞曲、組曲、またイタリアのトリオ・ソナタなど、変化に富んだ音楽も魅力です。それらは、チェンバロとオルガンのどちらでも演奏できるような作品になっています。また典礼用の短い曲も数多くあり、マルティーニが60年にわたり音楽監督を務めたボローニャ教会での活動を、容易に想像できる貴重な録音集です。
     バロック時代以降であまり知られていない作曲家の鍵盤楽曲を初めて完全版として蘇らせるという難儀な企画に取り組み続けている、今世界で最も注目されているオルガニスト、マヌエル・トマディン。壮大な企画がまたひとつの形となって登場します。(輸入元情報)

    収録情報の詳細は商品ページをご覧ください。

  • ジョン・W・デュアート:ギター作品集 第1集

    ジョン・デュアートの作品を単独でリリースするにあたり、演奏者のベルフォール・ギター・デュオは、デュアートの息子クリストファーとの綿密な打ち合わせを繰り返し、過去の作品や未録音の作品を中心に選曲し、大変有意義な1枚をここに作り上げました。それぞれの作品は、異なる特徴を持っていますが、一貫していえることは、演奏への器用さを求め、協調性を持って演奏することを要求していることです。
     第1集となる今回は、イギリス民謡を主題とした組曲、ピエール・ファレーズのシンプルな主題と和声を引用した組曲、ギターのコンクールの課題曲しても取り上げられる作品や、スペインのピアニストにちなんだ作品なども含まれています。どこを聴いてもちょっと面白いギター音楽。この後も継続してデュアートの作品集が登場する予定です。(輸入元情報)

    【収録情報】
    デュアート:
    ● イギリス組曲第2番 Op.77
    ● 古風な組曲 Op.47
    ● 歌と舞曲 Op.117
    ● バディネリ Op.32a
    ● 舞踏曲 第1番 Op.71
    ● 舞踏曲 第2番 Op.87
    ● 変異 Op.58&Op.58a
    ● Sans Cesse Op.34


     ベルフォール・ギター・デュオ(アントニオ・デ・イノチェンティス、ニコラ・モンテラ)

     録音時期:2020年8月、2021年4月
     録音場所:ナポリ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • レスピーギ:オルガンによるトランスクリプション集

    真のイタリア音楽文化の中で、新たな音楽表現を主張しようとしたレスピーギ。世界で認められた最初の作品としてモンテヴェルディの『アリアンナの嘆き』の編曲があります。このディスクに収録された組曲の編曲の前身と言えるかもしれません。
     レスピーギの『古風な舞曲』はとても自由な作品で、過ぎた時代を懐かしむようでありながら、少し皮肉も込められたような音楽でもあります。演奏者のロドルフォ・ベッラッティは、組曲全体の流れやバランスを考慮し、演奏順を変える工夫を施しています。色彩と形式を尊重すると同時に、古い調律システムによる感情的な部分の雰囲気もうまくとらえており、原曲の性質を最大限に引き出しています。
     またレスピーギの代表曲、組曲『鳥』も収録。高い編曲技術が光る作品となっています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    レスピーギ/ベッラッティ編:
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲より

     第1曲「小舞踏曲」
     第3曲「ヴィラネッラ」
     第2曲「ガリアルダ」
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より
     第1曲「イタリアーナ」
     第4曲「パッサカリア」
     第3曲「シチリアーナ」
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第2組曲より
     第1曲「優雅なラウラ」
     第4曲「ベルガマスカ」
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲より
     第2曲「宮廷のアリア」
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第2組曲より
     第2曲「田園舞曲」
     第3曲「パリの鐘」
    ● リュートのための古風な舞曲とアリア第1組曲より
     第4曲「酔った歩みと仮面舞踏会」
    ● 組曲『鳥』(前奏曲、鳩、めんどり、夜鳴きうぐいす、かっこう)

     ロドルフォ・ベッラッティ(オルガン)

     録音時期:2020年7月
     録音場所:イタリア、アスティ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • リチャード・ジョーンズ:チェンバロの練習のための組曲集

    ヘンデルと同時期にロンドンで活躍していたリチャード・ジョーンズの作品集です。ヘンデルとは異なる構想と創作内容によるバロック組曲全6曲。18世紀前半のロンドンは、ヘンデルの存在に圧倒され、他の優れた音楽家の存在がなかなか見えてこなかった時代と言っても過言ではありません。このジョーンズもそんな不遇な作曲家のひとりで、資料もほとんど残っていません。ヴァイオリニストとして活動していたようですが、作曲家としての足跡を見つけるのは非常に困難です。
     幸いにも残されたこの組曲は、ヘンデルやパーセルに匹敵するほどの変化に富んだ音楽と言えます。伝統的な組曲の順序とは異なっており、豊かな和声、大胆な発想は、勢いのあるリズムが印象的で、技術面でもかなり挑戦的であると言えるでしょう。知的自由、奇抜さ、独立性をもって自分の音楽を確立したリチャード・ジョーンズを知った喜びを感じずにはいられない1枚です。
     演奏は、ワンダ・ランドフスカ国際チェンバロ・コンクールの協奏曲部門で第1位を獲得したフランチェスコ・フォルナサロ。熱心にジョーンズの研究をした証として、ブックレットの充実した内容も特筆できます(欧文)。ブリリアント・クラシックスへのデビュー・アルバムです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ジョーンズ:
    ● 組曲第1番ニ短調
    ● 組曲第2番イ長調
    ● 組曲第3番変ロ長調
    ● 組曲第4番イ短調
    ● 組曲第5番ロ短調
    ● 組曲第6番 in Various Keys


     フランチェスコ・フォルナサロ(チェンバロ/Jim Hall, Amsterdam 2005, after Henri Hemsch)

     録音時期:2021年11月
     録音場所:イタリア、フィレンツェ
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

  • アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバのための6つのソナタ

    カール・フリードリヒ・アーベルは、バッハ一族と強いつながりを持つ音楽家でもあります。アーベルの父クリスチャン・フリードリヒは、J.S.バッハと仕事でもプライベートでも付き合いがあったようで、クリスチャン亡き後、カールはバッハ一家に預けられることになります。そこで、大バッハから即興演奏の技術などを学んでいきます。のちにヨハン・クリスチャン・バッハとも交友を持ち、このディスクに収録されたソナタなどを作り上げました。比較的単純な作品ですが、アーベルの豊かな才能が、旋律へと注ぎ込まれている音楽です。演奏中に即興で装飾音を施したこともあったようで、装飾の彩りを加えた録音となっています。またテオルボが使用され、珍しさだけでなく、ヴィオラ・ダ・ガンバの雰囲気にも適した響きが印象的です。広い跳躍、生き生きとした弓使い、複雑な指使いなど発見の多い音楽集になっています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    アーベル:
    ● ソナタ第1番ハ長調 WKO141
    ● ソナタ第2番イ長調 WKO142
    ● ヴィヴァーチェ ニ長調 WKO190
    ● 小品(メヌエット)ニ長調 WKO193
    ● ソナタ第3番 WKO143
    ● ソナタ第4番 WKO144
    ● 小品(メヌエット)ニ短調 WKO206
    ● ソナタ第5番イ長調 WKO145
    ● ソナタ第6番ホ短調 WKO146
    ● 小品(タイトルなし ペンブローク写本)


     マルコ・カソナート(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
     マッシモ・マルケーゼ(テオルボ)

     録音時期:2021年4月
     録音場所:イタリア
     録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

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