BRILLIANT CLASSICS


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  • レーガーのスペシャリストによる優秀録音盤

    レーガー:オルガン作品全集(17CD)
    ロベルト・マリーニ(オルガン)

    Brilliant Classicsは、マックス・レーガーの生誕150年を記念し、フランスのオルガン専門レーベルFUGATTOが2016年に発売したレーガー没後100周年記念盤をライセンス発売。

    クリティカル・エディション
    使用楽譜は、マックス・レーガー研究所が編纂した新しいクリティカル・エディションで、CD17には、オルガン・ソナタ第1番第3楽章パッサカリアの初版と、コラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな」Op.40の初版、幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135bの初版まで収める徹底ぶり。

    レーガー時代のオルガン
    使用楽器は、オットーボイレンのシュタインマイヤー・オルガン、リンツのブルックナー・オルガンはじめ、リーガー・オルガン、ザウアー・オルガン、リンク・オルガン、クーン・オルガンなど、レーガーが生きた時代にもよく使われていた有名なオルガンです。すべて同じエンジニアによる優秀な録音なので、各オルガンの個性を比較しやすくなっています。

    スペシャリストによる演奏
    演奏は、2002年に実演でレーガーのオルガン曲を全曲弾いて以来、スペシャリストと目されているローマ教皇庁宗教音楽研究所のオルガン教授、ロベルト・マリーニ。凶暴な音楽からメランコリックな音楽まで巧みな表現で聴かせてくれます。
      ローマ・カトリックの本場イタリアは、オルガンの伝統にも恵まれ、多くの国際フェスティヴァルや国際コンクール開催などを通じて演奏水準も高く維持。ロベルト・マリーニが敬愛する恩師フェルナンド・ジェルマーニは切れの良い華麗で聴かせ上手な演奏で国際的に活躍したオルガニストでもありました。

    レーガーのオルガン作品
    「バッハはすべての音楽の始まりと終わりである」と繰り返し宣言していたレーガーの遺した作品の中で、オルガン曲はかなりの割合を占めています。その数は室内楽やピアノ音楽に匹敵しますが、レーガーの名声を確立する上で大きな影響力を持っていたのはオルガン曲です。
      1897年に同年齢のカール・シュトラウベがレーガーの「バッハのスタイルによるオルガン組曲第1番」を初演してからは、レーガーの多くのオルガン曲はシュトラウベの演奏を念頭に書かれています。そのシュトラウベは、1903年にトーマス教会のオルガニストに就任しており、やはりバッハとは縁の深い存在でした。レーガーが43歳で亡くなった後、コンサートホールから忘れ去られた時代でも、オルガン曲はシュトラウベの尽力もあってレーガーへの関心を保たせており、国際的な名声の確立にも大きく貢献していました。

    収録情報の詳細は商品ページをご覧ください。

  • 優秀録音で聴くブルックナー・サウンド

    ブルックナー:交響曲全集(10CD)
    マレク・ヤノフスキー指揮スイス・ロマンド管弦楽団

    往年のドイツの劇場システムに育まれた名指揮者マレク・ヤノフスキーが、首席指揮者を務めていたスイス・ロマンド管弦楽団とセッション録音した高水準なブルックナー全集。

    ヴィクトリア・ホールでの優秀録音
    レコーディングはすべて、スイス・ロマンド管弦楽団の本拠地、ヴィクトリア・ホールでおこなわれています。全体の響きの量感は豊かでありながら、楽器の音が細部まで明晰に収録されているため、ディテールとマスの織りなす表情豊かな演奏が見事に捉えられています。1904年に開場した1,644席のヴィクトリア・ホールは響きの豊かなホールとして有名でしたが、ヤノフスキー時代の2006年に600万ユーロをかけて改修工事をおこなってさらに音が良くなっており、それを証明するのがこのペンタトーンによる録音とも言えそうです。

    ヤノフスキーの解釈
    たとえば普通は「速く」演奏してしまう交響曲第2番の第3楽章スケルツォのテンポは、楽譜の指定「中程度の速さで」に従って控えめにし、続く第4楽章の「もっと速く」の指定が生きるようになっています。
      また、楽譜の「解釈」にもこだわっているようで、交響曲第4番第1楽章のコラールのところ(CD4 トラック1の9分あたりから)では、金管を炸裂させずにヴィオラ・パートを目立たせています。この3回上行して1回下行するという宗教音楽的なフレーズが繰り返される部分はとても印象的です。楽譜にある「常に長く引っ張って」というヴィオラへの指定が、チェロバス無しの状態でおこなわれていることへの対処かもしれません。再現部フルートの下行上行する神秘的な対旋律を予告している点からも心に残る名場面です。

    楽譜情報満載の高解像度な演奏
    ヤノフスキーの基本方針は、楽譜に書かれた情報にはなるべく対応するというもののようです。ブルックナーでも多くのパートがよく聴こえてくるため、宗教音楽の引用などもわかりやすくなるメリットがあります(引用個所はこのページの下部に記載)。
      当全集では、引用元である「ミサ曲第3番」も併せて収録することで、ブルックナー理解を深めやすい構成になっています。

    ブルックナーと宗教音楽
    ヤノフスキーの指揮するミサ曲第3番は、合唱指揮にエリック・エリクソンの後継者と言われるスウェーデン人、ステファン・パルクマンを迎えたこともあって見事な仕上がりとなっており、クレードの「十字架にかけられ」(CD10 トラック3の5分22秒から)の美しさなど絶品です。
      ブルックナーの宗教音楽は初期には小編成ばかりでしたが、背景にはイエズス会の解散命令に端を発するマリア・テレジアによるオーストリアの教会と教育の改革(識字率向上のために教育を義務化し聖職者を教員任用)があります。改革開始から半世紀以上が経って、そうした教育・教会システムの世界で働くようになったブルックナーを待ち受けていたのは、規模も運用時間もすっかり小型化し、なかばアマチュア化してしまった教会音楽の体制でした。
      ブルックナーが44歳の時に書き上げたミサ曲第3番は、教会ではなく、オーストリア帝国宮内省からの委嘱で書かれた作品で編成も規模も大きく、晩年のブルックナーが聴きたがっていた自信作でもあり、交響曲に引用されているのはその誇らしさゆえかもしれません。

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  • ロマン派ヴァイオリン・ソナタの傑作をリアルな演奏で

    グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ全曲
    ジェルマーナ・ポルク・モラーノ&ブルーノ・カニーノ

    演奏家の解釈のために、楽譜の強弱や繰り返し指定がぞんざいに扱われたり、細かな部分が弾き飛ばされたりすることも多いヴァイオリン作品ですが、ここではイタリアのジェルマーナ・ポルク・モラーノとブルーノ・カニーノがグリーグの楽譜を尊重したアプローチで作品のリアルな姿を丁寧に表現。
     3つのヴァイオリン・ソナタはグリーグのお気に入りだった作品で、以下のようなことを述べてもいました。
    「ヴァイオリンとピアノのための3つのソナタは、私の最高傑作のひとつであり、私の成長の段階を表しています。第1番はまだ純朴でお手本通りのところが多く、第2番は国民的(民俗的)、第3番はより広い視野を持ったものです。」

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  • 「鉄道」「乱暴な兵士風奇想曲」ほか〜性格的小品と異形の小品集

    アルカン:ピアノ音楽全集VOL.6
    マーク・ヴァイナー(ピアノ)

    アルカン・ジメルマン国際ピアノコンクールで優勝したイギリスのピアニスト、ヴァイナーによる全集シリーズ第6弾。ボワイーの風刺画が楽しい英文ブックレットは32ページの力作で、ヴァイナー自身による熱のこもった作品紹介が掲載されています。フーガ「笑うジャン」と、「グルクハウスさんに」は初録音となります。

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  • 手稿譜からの作品も収録した全集

    ルクー:ピアノ作品全集(2CD)
    ヤコポ・サルヴァトーリ(ピアノ)

    ルクー (1870-1894)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥3,080
    会員価格 (税込)
    ¥2,290
    発売日
    2023年12月22日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,290

    パリのレストランで食べたデザートのシャーベットが不衛生だったことでチフスに罹り、24歳の若さで亡くなってしまった天才作曲家、ギヨーム・ルクーのピアノ作品をすべて集めたアルバム。演奏のサルヴァトーリは図書館を廻って手稿譜を探し、今回の全集録音に至っています。フランスとベルギーを行き来しながら生活を続けたルクーの作風は、初期にはワーグナーやベートーヴェンの影響のもと、ドイツ・ロマン派風なところもありましたが、セザール・フランクとヴァンサン・ダンディに学んでからは一気に才能を開花させ、優れた作品を書きあげることとなります。

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  • 180グラム重量盤、見開きジャケット仕様

    スカルラッティ:ソナタ集(2LP)
    ヴォルフラム・シュミット=レオナルディ(ピアノ)

    スカルラッティは15歳からオルガニストとして働いていたため、プロの音楽家として生活した期間は57年におよびます。拠点とした場所は大きく分けて、イタリア各地(19年間)、ポルトガル(10年間)、スペイン(28年間)の3つで、スペイン時代には、ポルトガル国王ジョアン5世によってサンティアゴ騎士団の騎士に叙せられて終身年金を得てもいました。
     そうした音楽家人生もあってか、スカルラッティがスペイン時代に多く書いたソナタには、カスタネットや軍用トランペット、打ち鳴らすギターなど、スペインのさまざまなものに刺激されたイメージも反映されたりもしています。
     シュミット=レオナルディが選んだ17曲のソナタの内容は幅広く、スペインの鮮烈さから、憂鬱なモノローグのような曲(K.208)、ほの暗い抒情が美しいK.32のアリアまで変化に富むタッチで聴かせます。

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  • ヘッセン文化財団からの助成金により実現した研究・演奏プロジェクト

    ドゥセク:ヴァイオリン・ソナタ集 第3集
    ユリア・フーバー(ヴァイオリン)、ミリアム・アルトマン(フォルテピアノ)

    ドゥセクのヴァイオリン・ソナタ全集録音の第3巻。 2つのソナタ Op.69 と初期のソナタ Op.4 を収録。

    1760年、モーツァルトの4年後にオーストリア大公国ボヘミアのチャスラウに生まれ、1812年にフランスのサン=ジェルマン=アン=レーで52歳で亡くなったドゥセクは、ハイドンも絶賛した作曲家ド。女帝エカチェリーナやマリー・アントワネット、ルイ・フェルディナント王子との交流や、ブロードウッドのピアノ開発話のほか、数多くの浮名でも知られたまさに波乱万丈の生涯をおくった人物。
     ドゥセクは38曲に及ぶヴァイオリン・ソナタを作曲。古典派後期なので鍵盤楽器が主役ですが、ヴァイオリン・パートは対等に近い関係にあります。
     演奏は古楽器のスペシャリストによっておこなわれており、ヴァイオリンがユリア・フーバー、フォルテピアノがミリアム・アルトマンの担当。2人はフランクフルトでの学生時代からの交流で、細部まで息の合った演奏を聴かせます。
     使用したフォルテピアノは、ウィーンのローゼンベルガー1795年モデルを、大御所デレク・アドラムが製作したもので、実に良い音がします。

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  • 20世紀フランスの作曲家ミゴによるギターの多様な世界

    ジョルジュ・ミゴ:ギター作品全集
    ヴァレリオ・チェレンターノ(ギター)、原璃菜子(ソプラノ)、ほか

    20世紀のエリック・サティとも譬えられた作曲家、ジョルジュ・ミゴはオーケストラ曲やピアノ曲、声楽曲で知られていましたが、ギターの為にも作曲しており、それらをまとめたのがこの2枚組アルバムです。内容はギター・ソロの曲が約30分、ソプラノとギターの曲が約13分、ギター・デュオの曲が約34分、フルートとギターの曲が約19分となっており、さまざまなギターの音楽を聴くことが可能となっています。英文ブックレットにはヴァレリオ・チェレンターノによるミゴについての紹介文と作品解説が掲載。

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  • ポリフォニーから名技まで聴かせる無伴奏ヴィオラ名曲集

    レーガー:無伴奏ヴィオラのための3つの組曲、ほか
    ルーカ・サンツォ(ヴィオラ)

    ヴィオラの思慮深げでメランコリックな音色が最も生きるのが無伴奏作品。少しバッハ風なところもあるマックス・レーガーの組曲を中心としたこのアルバムでは、組み合わせのヴュータン、ペンデレツキ、ブリテン、ストラヴィンスキーによる4曲の小品の内容もエレジーのような内容が中心。演奏のルーカ・サンツォは近現代音楽にも強いイタリアのヴィオラ奏者で、それぞれの作品の個性を浮かび上がらせてヴィオラの魅力を堪能させます。

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  • モンテヴェルディ時代のクレモナの作曲家による器楽作品集

    コッラディーニ:標題付きカンツォンとソナタ集
    フェデリコ・デル・ソルド指揮アンサンブル・イル・ナルヴァロ

    ニコロ・コッラディーニはモンテヴェルディの18年後にクレモナに生まれ、生涯のほとんどを生地を拠点に過ごしたと考えられている作曲家。マドリガルやモテットだけでなく、当時先端のスコア形式の記譜で器楽曲を書いたりしており、このアルバムでは、それらの中から、1624年にヴェネツィアで出版された標題付きの器楽曲集「カンツォンとソナタ集」をとりあげています。標題は当時コッラディーニと関わりのあった一族や著名な人物の姓にちなんだものです。
     演奏は、バロック・ヴァイオリン×2、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、コルネット×2、リコーダー×2、アーチリュート(テオルボ)、オルガン、チェンバロというアンサンブルでおこなわれています。指揮とチェンバロ、オルガンは、音楽学者でもあるフェデリコ・デル・ソルド。

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  • 音数の多い豪華なチェンバロ・サウンドを堪能

    C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲集 Wq43の2台チェンバロ用編曲
    クラウディオ・アストローニオ&ステーファノ・モラルディ

    1768年、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、自分の名付け親でもあるゲオルク・フィリップ・テレマンの後任として仕事をするために、30年間暮らしたプロイセンを去り、自由ハンザ都市ハンブルクに移り住んでいます。ハンブルクでは、カントルや指揮者、チェンバロ奏者として活躍する一方、作曲にも熱心に取り組み、楽譜の出版も積極的におこなってヨーロッパ中にその名を知られることとなります。「チェンバロ協奏曲集」Wq43は、ハンブルク生活3年目の1771年に書かれたもので、1772年に出版。1778年頃に、ドレスデンのヨハン・ゴットリープ・ハウスシュタットラーによって、2台チェンバロ用に編曲。音数の多さが心地よい豪華なチェンバロ曲集として楽しめます。演奏の2人は、共に指揮者としても活躍するイタリアのチェンバロ奏者です。

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  • ブランシェ・モデルで聴くルイ王朝の典雅な響き

    ピエール・トマ・デュフォー:クラヴサン曲集
    フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)

    ルイ15世とルイ16世の治世の時代に活動した教会オルガニストのピエール・トマ・デュフォーは、1721年頃に生まれ、フランス革命勃発の3年前の1786年12月30日にパリで亡くなっています。デュフォーの生涯についてはほとんどわかっておらず、作品もこの1770年に出版されたクラヴサン(チェンバロ)曲集が唯一現存するのみです。
     収録作品は、クープランやラモーの伝統に属する名前付き商品のほか、イタリア風なソロ協奏曲も2曲含まれ、最後は教会の鐘を模した壮大な「カリヨン」で締めくくられます。
     演奏は知られざる作品の紹介に熱心に取り組むイタリアのチェンバロ奏者、フェルナンド・デ・ルーカ。ルイ王朝時代の音楽ということで、ブランシェ・モデルを使用し、典雅で美しいサウンドを聴かせます。

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  • ユトレヒトのドーム教会のオルガンで聴くロ短調ソナタほか

    フランツ・リスト:ピアノ作品オルガン編曲集
    ディーデリク・ブランケステイン(オルガン)

    リストは若い頃からオルガン演奏にも精力的に取り組んでおり、オリジナルのオルガン曲だけでなく、自作や当時の人気曲の編曲も大量におこなって教会でも多くの人にアピールしていました。
     このアルバムはリストのピアノ曲をオルガン編曲したもので、ロ短調ソナタをメインに、マリアの婚礼に想を得た「結婚」、道ならぬ恋への理解を示したワイマール大公妃への感謝の印として大公妃の旋律を用いた「慰め」、そして、ワーグナーの死の予感の中で書き上げた「悲しみのゴンドラ」の計4曲を収録。
     使用されたオルガンはリストの弟子が弾いたことがあり、リストもその音を聴いていた可能性があるユトレヒトにあるドーム教会のベーツ・オルガンで、ピッチはリスト時代に提唱された「a1=435Hz」が適用されています。
     演奏のディーデリク・ブランケステインは、オルガンと神学を修め、ユトレヒトのルーテル教会でカントル兼オルガニストを務める人物。ロ短調ソナタと「悲しみのゴンドラ」の編曲もブランケステインがおこなっています。

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