BRILLIANT CLASSICS

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  • ゴルトベルク変奏曲と元ネタのヘンデル:シャコンヌも収録!

    バロック・ピアノ・コレクション(12CD)
    スウェーリンク、バッハ、ラモー、ヘンデル、ジュスティーニ、スカルラッティ、ガルッピ、エスポナの作品

    ピアノ作品集

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥8,140
    会員価格 (税込)
    ¥6,026
    発売日
    2024年10月19日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥6,026

    現在ではバロック時代の鍵盤楽曲は当時主流だったチェンバロで演奏することが多いですが、一方で、バッハもスカルラッティもヘンデルも実際には初期ピアノに接していたのだからピアノでも演奏すべきという見解もあり、どちらにも説得力があります。
     「作曲家=演奏家」の時代には、編曲・転用がごく当たり前でしたし、楽器指定が無いものも多かったりしたので、結局は慣れや好みの問題ということになるものと考えられます。
     たとえば、人気曲「ゴルトベルク変奏曲」のレコーディング数もこれまでにピアノが110種類以上、チェンバロが50種類以上となっており、最近でもピアノの数が優勢です。

    チェンバロの全声部型演奏がピアノにも影響
    発音機構上、全声部が克明になるチェンバロの演奏スタイルは、ピアノによるバロック演奏にも影響を与えるようになり、現在では、主旋律強調系かつ主情的な演奏はあまり聴かれません。このセットに収められたゴルトベルク変奏曲の演奏も非常に多声的で、この作品が「低音主題による変奏曲」であることを浮き彫りにしています(CD4)。さらにこのセットでは、ゴルトベルク変奏曲の元ネタになったヘンデル若き日のシャコンヌ HWV442(CD7 トラック16)も多声的で情報量の多い演奏で収録していることから、作品の共通要素などもわかりやすく比較できます。

    400年前の曲でもピアノが効果的
    CD1のスウェーリンク作品集は約400年前の作曲ですが、冒頭の「エオリア旋法によるトッカータ」の後半で次第に高揚して行く様子はピアノならではともいえ、同時代のジョヴァンニ・ガブリエリの華やかさに通じるものも感じさせます。

    バロック初期から最後期まで収録
    CD12枚に16世紀から18世紀にかけて活躍した8人の作曲家の作品を収録。生まれた世紀別に没年順に並べると以下のようになります。

    【16世紀生まれ】
    ●スウェーリンク [1561-1621 オランダ]:1枚分

    【17世紀生まれ】
    ●ジュスティーニ [1685-1743 イタリア]:1枚分
    ●バッハ [1685-1750 ドイツ]:3.7枚分
    ●スカルラッティ [1685-1757 イタリア→ポルトガル→スペイン]:2枚分
    ●ヘンデル [1685-1759 ドイツ→イタリア→イギリス]:2枚分
    ●ラモー [1683-1764 フランス]:0.3枚分

    【18世紀生まれ】
    ●エスポナ [1714-1779 スペイン]:1枚分
    ●ガルッピ [1706-1785 イタリア]:1枚分

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語。作品についての簡潔な解説が掲載されています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 今は無きオランダ放送交響楽団の快演盤

    オランダ序曲集 - ブレー、ワーヘナール、フェルフルスト、ヒルセの作品
    ヤック・ファン・ステーン指揮オランダ放送交響楽団

    19世紀オランダのオーケストラ作品集。演奏会用序曲中心の選曲で、どれも親しみやすく、オーケストラの鳴り具合も快適です。オランダ以外ではあまり知られていない作曲家ばかりですが、作風はどれもドイツ・ロマン派風で、シューマンやメンデルスゾーン、ウェーバーを彷彿とさせる楽想が、凝縮された構造の中で効果的に示されています。
     演奏はオランダの指揮者ヤック・ファン・ステーン指揮するオランダ放送交響楽団によるもので、1999年にNM Classicsから発売されたアルバムのライセンス商品となります。

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語、ドイツ語とオランダ語。ユトレヒト大学で教える音楽学者のエマヌエル・オーファーベーケによる解説が掲載。19世紀オランダの音楽界の様子などのほか、ヒルセの序曲の解説では、ケルン音楽院院長フランツ・ヴュルナーとヒルセの同級生エリー・ナイの関係を巡るトラブルが紹介されていたりして面白い内容です。

    【収録情報】
    1. ◆ 演奏会用序曲 ロ短調 (1839) 11'15
    2. ◆ 歌劇「盗賊」序曲 (1835) 7'12

    ヨハネス・フェルフルスト [1816-1891]
    3. ◆ 序曲「ハイスブレフト・ファン・アムステル」Op.3 (1839) 8'58

    ヨハン・ワーヘナール(ヴァーヘナール) [1862-1941]
    4. ◆ 管弦楽のための演奏会用作品「フリトヨフの航海」Op.5 (1884) 11'43
    5. ◆ 演奏会用序曲「春の力」Op.11 (1894) 8'12

    ヤン・ファン・ヒルセ [1881-1944]
    6. ◆ 演奏会用序曲 ハ短調 (1900) 10'03

    オランダ放送交響楽団
    ヤック・ファン・ステーン(指揮)
    録音 1996年8月23日(1)、1997年8月28日(2&5)、1998年6月11〜12日(3、4&6)、オランダ、ヒルフェルスム、MCO I

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 甘美なチレア節をイタリア器楽勢の演奏で

    チレア:協奏組曲集、他
    エンリコ・ブロンツィ(チェロ)、マッシモ・クアルタ(ヴァイオリン)、フィリッポ・アリーア(指揮)イル・ヴィルトゥオージ・デッラ・スカラ

    ヴェリズモ・オペラで人気を博した作曲家チレアによる珍しい協奏作品を収録したアルバム。「アドリアナ・ルクヴルール」と「アルルの女」で成功したチレアは、47歳までは主にオペラ作曲家として活動し、以後の37年間は、オペラは改訂などに留め、他の分野の作品に取り組んでいました。

    上質な演奏
    ミラノ・スカラ座管弦楽団(スカラ座フィル)のメンバーで構成される室内オーケストラ「イ・ヴィルトゥオージ・デッラ・スカラ」を活きの良い若手フィリッポ・アリーアが指揮。ヴァイオリンとチェロのソロは、共に知名度の高いマッシモ・クアルタと、エンリコ・ブロンツィが担当。

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語とイタリア語。イタリアの作曲家、リュート奏者、オルガン奏者で、パヴィアのヴィッタディーニ高等音楽院で作曲の教授を務めていたウーゴ・ナストルッチ[1953- ]による解説が掲載。チレアの受容状況と、収録作品について説明しています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • クリティカル・エディションも使用

    ボッケリーニ:2つのヴァイオリンのための二重奏曲全集(3CD)
    イーゴリ・ルハーゼ、ダリア・ゴルバン(バロック・ヴァイオリン)

    ボッケリーニのヴァイオリンのための二重奏曲を全曲収録。演奏はオランダで長く暮らすロシア生まれのバロック・ヴァイオリニスト、ルハーゼとゴルバンによるもので、録音会場であるエマウス修道院の素晴らしい音響がバロック・ヴァイオリンの美音をさらに引き立てています。2人ともモスクワ音楽院を優秀な成績で卒業したのち、アムステルダム音楽院に入学してバロック・ヴァイオリンを研究しており、2007年には2人が中心になって古楽アンサンブル「ヴィオリーニ・カプリッチョージ」を設立していたので、共演の息もぴったりです。
     なお、10月頃には52枚組ボッケリーニ・ボックスが発売される予定で、このアルバムの音源もそこに含まれます。

    「6つのニ重奏曲」Op.3(G.56〜G.61)
    1761年、ボッケリーニが18歳のときの作品。作曲当時のボッケリーニはウィーンを拠点に活動しており、チェロ演奏のほか作曲にも力を入れ、グルックからも高く評価されていました。フレッシュな楽想が投入されたこの曲集も魅力十分で、レコーディングもすでにいくつか存在しますが、クリティカル・エディションの使用は初めてとなります。
     ボッケリーニの場合、作品番号は出版社が付けたものとボッケリーニ自身が付けたものが違っている場合がけっこうあるため混乱しがちなので、G番号(ジェラール番号)で記載するのがわかりやすいです。
     この曲集の場合も、1768年にパリのルイ=バルタザール・ド・ラ・シェヴァリエール社から出版された際には「Op.5」とされていましたが、同年にパリのヴェニエ社から出版された「6つのヴァイオリン・ソナタ」(G.25〜G.30)も「Op.5」と表紙に大きく印刷されてしまったため、のちにボッケリーニ自身が「6つのニ重奏曲」(G.56〜G.61)を「Op.3」と変更しています。そのため、2007年出版のクリティカル・エディションでは「Op.3」としていますが、それ以前のものでは混乱もあります。

    「6つのニ重奏曲」Op.46(G.63〜G.68)
    作曲時期はわかっていませんが、ボッケリーニの旧作を改作しているため晩年のものと考えられています。
     この曲集の場合、作品番号の問題はさらにややこしくなっています。1799年にパリのプレイエル社から出版された際には「Op.46」でしたが、その後、ハンス・ジット[1850-1922]が曲集の前半3曲(G.63〜G.65)を選んで「3つのニ重奏曲」として校訂し、紛らわしいことに「Op.5」としてペータース社が出版。その後、ジットは4番(G.66)などを収めた「2つのニ重奏曲」も「Op.5」として出版。1761年の曲集も最初はOp.5として出版されていたので、「Op.5」だらけです。
     加えて1793年作曲の「6つの弦楽五重奏曲」(G.359〜G.364)が、自筆譜目録では「Op.46」とされてしまったことで大きな混乱を招いています。
     なお、ジット版の「3つのニ重奏曲 Op.5」の楽譜が広く出回ったため、第1曲(G.63)は昔からとりあげられたりしていましたが、「6つのニ重奏曲 Op.46」としての全曲レコーディングは存在しなかったので、今回の録音は歓迎されるところです。

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語。作品解説のほか、「Op.46」の原曲に使用した作品のことや、作品番号が妙なことになった経緯についても記してあり参考になります。執筆者はオランダの音楽学者で、ボッケリーニに関する著書「Understanding Boccherini's Manuscripts」や楽譜編纂でも知られるルドルフ・ラッシュ(ユトレヒト大学音楽学研究所)。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • バロックや中世を好んだ作曲家による20世紀作品

    フランク・マルタン:フルート作品全集
    ダニエレ・ルッジェーリ(フルート)、モニカ・バチェッリ(歌)、エクス・ノーヴォ・アンサンブル、他

    20世紀の作曲家、フランク・マルタン[1890-1974]は、56年間スイスを拠点に活動したのち、亡くなるまでの28年間はオランダを拠点としていました。このアルバムでは、マルタンがフルートのために作曲・編曲した室内作品を歌曲も含めてすべて収録。創作時期は1920年から1961年までの41年間と幅広く、マルタンのさまざまな傾向の作品を聴くことができます。
     演奏は近現代音楽に強いイタリアの団体「エクス・ノーヴォ・アンサンブル」を中心としたもので、フルートは同アンサンブル創設メンバーでソロ活動にも熱心なダニエレ・ルッジェーリ。

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語。音楽ジャーナリストで20世紀作品にも詳しいオレステ・ボッシーニ[1957- ]による収録作品についての解説が掲載。歌詞はありません。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 女性ギタリストによる女性ギター作曲家シリーズ第3弾

    トリビュート・トゥ・マリア・ルイサ・アニード
    チンツィア・ミラーニ(ギター)

    日本1954年から1971年にかけて日本を4度訪れている往年の名ギタリスト・作曲家のマリア・ルイサ・アニード[1907-1996]は、20世紀初頭から活躍し、演奏と教育に大きな足跡を残した人物で、その作品には故郷アルゼンチンの民俗音楽の要素も反映しています。
     このCDでは、アニードの作品をイタリアの女性ギタリスト、チンツィア・ミラーニが演奏。共に神童として話題となった女性ギタリストという共通点もある2人です。ミラーにはこれまでBrilliant Classicsで、女性ギタリスト・作曲家のイーダ・プレスティのCD(95528)と、テレーザ・デ・ロガティスのCD(95627)リリースしていたので、これが3枚目の女性作曲家トリビュート・アルバムとなります。

    ブックレット
    8ページ。テキストは英語。演奏のチンツィア・ミラーニ、アルゼンチンの作曲家オスカル・ロベルト・カサレス[1956- ]による紹介文のほか、マリア・ルイサ・アニードへの賛辞として、ホアキン・ロドリーゴ[1901-1999/スペインの作曲家]、エミリオ・プジョル[1886-1980/スペインのギタリスト・作曲家]、ミゲル・リョベート[1878-1938/スペインのギタリスト・作曲家]のコメントを掲載。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • フランス革命を生き延びたG.F.クープランによる革命由来作品

    ジェルヴェ・フランソワ・クープラン:ソナタ、変奏曲、ロンド
    シモーネ・ピエリーニ(フォルテピアノ)

    クープラン一族の最後を飾るジェルヴェ=フランソワ[1759-1826]の作品集。フランス革命を生き延び、復古王政シャルル10世の時代まで活躍したジェルヴェ=フランソワ・クープランは、一族の伝統によりサン・ジェルヴェ教会のオルガニストとして亡くなるまで37年間奉職する一方で、古典派スタイルの鍵盤楽曲も書いていますが、ここではまさに歴史の生き証人ともいうべき題材の作品も収録。19枚組ボックス「クープラン・ダイナスティ」のCD19と同じ音源です。

    ギロチン・ファッションまであった恐怖政治終焉後の過激な自由を描写
    「レザンコヤブル」と「レ・メルヴェイユーズ」は、どちらも恐怖政治を生き抜いた貴族やブルジョワが、生き地獄の記憶をとどめながら奇抜な服装で自由を謳歌していた社会現象を扱った曲で、「レザンコヤブル」が男性たち、「レ・メルヴェイユーズ」が女性たちの様子を描いたものです。
     首にギロチン刑を示す赤いリボンを巻いたり、襟首をギロチンの刃を連想させるように張り出させたり、帽子をギロチンの刃のような形にしたり、横長のギロチンの刃のような髪飾りを後頭部に付けたり、裸同然の薄いドレスを着たりとめちゃくちゃでしたが、身内や知人が残酷に殺害された人々にとって、生き残った自由の喜びの表現は屈折していても無理はありません(もっともギロチンネタは一時的なもので、その後は気楽なおふざけコスプレ的な展開となっていき、フランス・ファッションの隆盛にも繋がって行きます)。

    「R」の発音をめぐる混乱
    また、平民への憎悪からか、平民の多くがまだ巻き舌で発音していた「R」を、まったく発音しないだけでなく、書かないものまで現れるなど、言葉の面でもなかなかの混乱状態に陥っています。当時の上流階級の若者同士の挨拶言葉「Incroyable !」は、「生き残ったのが信じられない!」という意味が込められたものですが、発音の際には「R」を抜いて「アンクロヤブル!」のところを「アンコヤブル!」としていたため、ここでは定冠詞「Les」付きの曲名を「レザンコヤブル」と訳しておきます。

    革命歌による変奏曲も作曲
    一方でジェルヴェ=フランソワは、革命時に平民の間で流行っていた革命歌「ああ! うまくいくさ!」による変奏曲と、同じく革命下で流行した「ベアルヌ風哀歌」による変奏曲も革命時に作曲していますが、その後、職場のサン・ジェルヴェ教会も略奪されているので、ジェルヴェ=フランソワの気持ちは「アンコヤブル!」側にいってしまったかもしれません。

    ソナタとロンドにはベート−ヴェンの雰囲気も
    2曲のピアノ・ソナタとロンドはベート−ヴェンを思わせるような雰囲気もある作品で、チェンバロ的な語法とのミックスもおもしろくなかなかの聴きごたえです。
     使用楽器はウィーンのヨハン・ハーゼルマンによる1800〜1810年頃のオリジナルで、巧みなレストアのおかげかとても心地よい音がします。

    ブックレット
    8ページ。テキストは英語。演奏者ピエリーニによる作曲者と作品についての解説が掲載されています。CDの顔となる表紙の画像は、作曲家と同時代を生きたフランスの画家、アンリ・クルボアジエ・ヴォワザン[1757-1830]が1820年頃にサン・ジェルヴェ教会周辺を描いたカラフルな絵です。革命を生き延びた人々の喜びが伝わるような雰囲気があり、CDの内容にもよく合います。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • アイゼナハのバッハ、ヨハン・エルンストによるヴァイオリン・ソナタ

    ヨハン・エルンスト・バッハ:ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ集
    スザンナ・ピザーナ(ヴァイオリン)、マウリツィオ・パチャリエッロ(フォルテピアノ)

    かつてはバッハ作曲とされていたカンタータ「わが息は弱く」BWV 222と、モテット「我らの歩みは天国にあり」BWV Anh.165の実際の作曲者、ヨハン・エルンスト・バッハのヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ集がオリジナル楽器演奏で登場。

    バッハの親戚で弟子
    ヨハン・エルンスト・バッハの名付け親でもあるバッハは、トーマス学校で彼を教えており、また、ヴィヴァルディの協奏曲の写譜もさせて自身の編曲仕事に役立ててもいました。

    宮廷音楽家&教会オルガニスト
    バッハの故郷アイゼナハで、人生の多くの時期を過ごしたヨハン・エルンスト・バッハは、アイゼナハ宮廷でチェンバロやオルガンを演奏したほか、ゲオルク教会でオルガニストを務め、
     ヨハン・エルンスト・バッハは、修行時代のライプツィヒでの4年間と、ヴァイマール宮廷楽長時代の2年間以外のほぼ半世紀は生地のアイゼナハを拠点としており、音楽家、教会の財務管理社、弁護士、会計士として活動。
     宮廷と教会の所属だったため、出版の機会にあまり恵まれず、現存する楽譜はごく僅かなので、ヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ集の存在は貴重です。

    作風
    作曲家が生前に出版にこぎつけた数少ない作品で、最初の3曲が1770年、後半の3曲が1772年に出版。2つの楽器が対等だったり、手の込んだ構造が採用されていることから批評家からは「モダンすぎる」と評されたものの、一般には好評を博し、1775年にはまとめて新装版が出版。1772年出版の後半3曲が特に充実しています。

    鍵盤楽器の記譜はフォルテピアノ仕様
    18世紀はチェンバロやフォルテピアノが混在していた時期ですが、この曲集の場合は、強弱の指定や速い楽章の書法、緩徐楽章のカンタービレ要素から、フォルテピアノが想定されていることが判明しています。

    使用楽器
    ヴァイオリンはベルナルド・カルカーニ[1680-1756]が1740年頃に製作した楽器を使用し、フォルテピアノはアントン・ワルター[1752-1826]が1798年に製作した楽器をもとにウーゴ・カジーリア[1959- ]が製作したレプリカを使用。

    レコーディング
    2023年7月に、ローマ近郊の山村カプラーニカの聖テレンツィアーノ教会でおこなわれてています。教会録音ですが、楽器の個性が伝わりやすいよう近接気味で収録されているので生々しい傾向です。

    ブックレット
    12ページ。テキストは英語とイタリア語。演奏者スザンナ・ピザーナによるヨハン・エルンスト・バッハの生涯と作品についての解説が掲載されています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • ルネッサンス・オルガンによる演奏。解説も充実

    ウィリアム・バード:オルガン作品集(2CD)
    ピーター=ヤン・ベルダー(オルガン)

    バード、ウィリアム(c.1543-1623)

    価格 (税込)
    ¥2,530
    会員価格 (税込)
    ¥1,771
    発売日
    2024年10月19日

    イングランド国教会成立の時代に教会や王室礼拝堂で働いていた作曲家・オルガン奏者のウィリアム・バードは、オルガニストという立場もあってカトリック信仰を捨てられず、国教忌避の罰金まで払い続けて仕事をし、さらにピューリタニズムの影響の強いリンカン大聖堂でも苦労するなど、宗教三つ巴の環境で生きていました。
     バードのオルガン曲は、楽器指定が無かったりしますが、当時は教会によってオルガン運用の制限に違いがあったりで、たとえばカトリックではオルガンの役割は重要でしたが、イングランド国教は中道のためオルガンの役割には制限が加えられ、ピューリタニズムではオルガンは疎まれるという具合で、しかも教会関係者によってもさじ加減は異なりました。
     この2枚組アルバムでは、オルガン的な書法や題材の作品を中心に収録してあり、中には第2オルガニストが必要な曲もあったりして、楽しませてくれます。
     なお、音源は、9枚組ボックス「バード:チェンバロ&オルガン作品全集」のCD5、CD6と同じものです。

    ブックレット
    16ページ。テキストは英語。今回は音楽学者、チェンバロ&オルガン奏者のヨン・バクセンダーレによる充実した解説を掲載。宗教と政治の切り口からもバードの生涯に迫るほか、楽器と作品についての説明も情報が豊富で読み応え十分。演奏者のベルダーも、謝辞でバクセンダーレの解説を称えています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • ダルムシュタットの作曲家によるパルティータ世界初録音!

    ゴットフリート・グリューネヴァルト:7つのパルティータ
    フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)

    知られざる作曲家たちの良作を次々に世に問うフェルナンド・デ・ルーカによる新作は、ドイツ・バロック後期の作曲家グリューネヴァルトのチェンバロ作品集。親しかった楽長のグラウプナーと共にダルムシュタットの宮廷生活を音楽で彩ったグリューネヴァルトの美しい作品が蘇ります。パルティータはフランス様式の組曲ですが、ここでは対位法や変奏曲の要素も盛り込まれて多彩な表情を見せています。
     演奏のフェルナンド・デ・ルーカは、これまで、フルレブッシュ(2CD)、ボーヴァルレ=シャルパンティエ(2CD)、フーケ(2CD)、デュフォー(2CD)、ジョラージュ(1CD)、モワロー(7CD)、グラウプナー(14CD)、ニコラ・シレ(2CD)、ヘンデルなどのマニアックな曲集で高い評価を獲得しており、愛器ブランシェ・モデルを使用した今回のアルバムも注目されるところです。

    ブックレット
    8ページ。テキストは英語。デ・ルーカのチェンバロ・コンサートで朗読を担当することもあるフランチェスカ・スコッティによるグリューネヴァルトの解説が掲載されています。

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