BRILLIANT CLASSICS

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  • バッハの名曲がギターで鳴り響く!

    バッハ・ギター・コレクション(6CD)
    無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲、他

    バッハ(1685-1750)

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥5,280
    会員価格 (税込)
    ¥2,890
    発売日
    2024年08月24日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥2,890

    販売終了

    バッハ自身が編曲好きだったことや、楽器指定にあまりこだわっていなかったような面もあることから、バッハの作品が編曲演奏されて違った魅力が楽しめるのはとても喜ばしいことに思えます。
     また、バッハの音楽でよく言われる、汎楽器的、汎時代的な性格も、後世の編曲の意義を深めてくれるはずで、実際、このセットで聴けるバッハの編曲はどれも傾聴に値する仕上がりとなっています。
     ケースは一般的なサイズ(厚さ24o)のプラスチック(ポリスチレン)製で、6枚収納のマルチ仕様となっており、英文ブックレットは20ページあります。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 優秀録音によるオルガンの大型企画!

    ラングレー: オルガン音楽 第2集(5CD)
    ジョルジョ・ベナーティ、ファウスト・カポラーリ、アレッサンドロ・ペリン (オルガン)

    CD20枚以上になる予定の大型プロジェクトの第2弾。ラングレーの弟子だったオルガニストのジョルジョ・ベナーティが監修し、ブックレットの解説もベナーティが執筆。レコーディングは音楽のスタイルや要件に適した楽器をイタリアの様々な教会から選んでおこなわれ、ベナーティのほか、ファウスト・カポラーリとアレッサンドロ・ペリンも加わって膨大なラングレーの遺産に挑んで行きます。

    ラングレーの作風を捉え切った優秀録音
    ラングレーの作品には、カトリック圏オルガンならではの壮大な音響を聴けるものも多く、また、ラングレーはペダルの達人でもあっただけに、オルガンならではの低音の魅力も満載ですが、このシリーズの録音では、弱音から轟音までリアルな質感で収められており、オルガン低音の心地良さに浸れる場面が多いのも朗報です。
     その他、内省的な静寂系の音楽や、多彩なレジストレーションを駆使する曲などもあって、録音はなかなか大変そうですが、ここではオルガン録音で実績豊富なフェデリコ・サヴィオがプロデューサーとエンジニアを兼ねて万全のサウンドをつくりだしています。

    ブックレットとケース
    英文ブックレット(32ページ)には、オルガンや演奏家のカラー写真が掲載されていて参考になります。監修者で演奏者のベナーティによる解説もすっきり読みやすいものです。ケースは一般的なサイズ(厚さ24o)のプラスチック(ポリスチレン)製で、5枚収納のマルチ仕様となっています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 4人のギタリストによる多彩な響き

    ジョン・デュアルテ:ギター四重奏曲全集(2CD)
    サントルソラ四重奏団

    ジョン・ウィリアム・デュアルテ(デュワルテ、ドゥアルテ、デュアートなどとも)の音楽から、ギター四重奏のためのオリジナル作品とアレンジ作品をすべて集めた2枚組セット。現代的な技法も投影されたオリジナル作品のほか、16世紀エリザベス朝のシャンソンからディーリアスやチャイコフスキーの音楽、アメリカ民謡やブロードウェイ・ソング、モラヴィア民謡まで、さまざまな音楽の見事な編曲が楽しめます。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • ステュアート朝の末裔に捧げられた作品をゆかりある団体の演奏で

    テッサリーニ:ヴァイオリンと通奏低音のための作品集
    カペッラ・ムジカーレ・エンリーコ・ストゥアルト

    イタリア・バロック後期の知られざる作曲家、カルロ・テッサリーニ[c.1690-c.1767]が、1740年にローマで作曲し、同地のエンリーコ・ストゥアルト(ヨーク公ヘンリー・ステュアート)に捧げたヴァイオリンと通奏低音のための作品集。演奏は、そのヨーク公ヘンリー由来の名前を持つイタリアの古楽アンサンブル「カペッラ・ムジカーレ・エンリーコ・ストゥアルト」が担当し、ブックレット(英文)の解説も手がけています。

    カルロ・テッサリーニ
    イタリア諸都市の大聖堂や宮廷でヴァイオリニストを務めながら作曲やツアーもおこない、活動範囲はオランダやイギリス、ドイツ、モラヴィア、フランスにも及んだと推測されているテッサリーニは、最後はアムステルダムで亡くなっています。

    アレッタメント
    「アレッタメント」はイタリア語で「誘惑」や「魅力」を意味する言葉で、「アレッタメンティ」はその複数形。出版譜のタイトルは「アレッタメンティ・ダ・カメラ」なので「室内アレッタメント集」となります。
     作風はヴィヴァルディやコレッリにも通じる豊かな旋律に恵まれたもので、自身がヴァイオリニストとしても活躍していたことからヴァイオリン・パートの活躍には素晴らしいものがあります。
     5つのアレッタメントは、それぞれ急-緩-急の3楽章で構成されたソナタになっており、終曲のカプリッチョは、技巧的な2部分で構成。最後の10分近い変奏曲は、次第に複雑化する力作です。

    ローマで出版
    このアルバムに収録された「アレッタメント集」は、1740年1月に出版されたもので、当時ローマで有名だった15歳の「ヨーク公ヘンリー殿下(ヨルク公エンリーコ殿下)」に捧げられています。

    ステュアート朝の末裔
    ヨーク公ヘンリーは、1688年のクーデター(名誉革命)により追放・廃位されたイングランド王ジェームズ2世の孫。ローマのムーティ宮に生まれ、22歳でローマ教皇領の枢機卿となり、82歳でローマ教皇領のフラスカーティで亡くなるまでカトリックの聖職者として過ごしています。
     早くからチェロを演奏するなど熱心な音楽愛好家でもあったヨーク公ヘンリーへの配慮からか、楽譜には「ヴァイオリン・ソロとヴィオロンチェロのための」と記されています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 謎の作曲家による良作を美しいサウンドで

    ル・ブレ:クラヴサン曲集
    シモーネ・ピエリーニ(チェンバロ)

    ル・ブレ

    Ponta2倍

    価格 (税込)
    ¥2,200
    会員価格 (税込)
    ¥1,590
    発売日
    2024年08月24日
    まとめ買い価格(税込)
    ¥1,590

    フランス・バロックの作曲家、ル・ブレの生涯に関する伝記的な詳細は現在のところわかっておらず、ファースト・ネームも判明していません。しかし性格的な小品を含む2つの組曲から成る「クラヴサン曲集」の出来は立派なもので、ここではジューリオ・フラティーニが2014年に製作したミートケのレプリカによって、たいへん美しい音で楽しむことができます。
     英文ブックレットには、演奏者のシモーネ・ピエリーニによる考察が記されているほか、写本からの序文がフランス語と英訳で掲載されています。

    パングレ神父による写本
    天文学者、地理学者として有名な聖職者、アレクサンドル・ギ・パングレ[1711-1796]は、神学校での活動を経て天文学の世界に入り、数々の実績を積んで海軍の天文学者兼地理学者に任命され、45歳のときに科学アカデミーの正会員に選出されると、パリからの命令でサント・ジュヌヴィエーヴ修道院の学長兼司書として着任。修道院にはパングレ神父のために天文台も建造され、以後、約40年に渡って同所で働き、天文学、地理学、博物学、文学など多くのことに熱中。
     パングレ神父は神学校時代に音楽を学んでいたことから鍵盤楽器を演奏することができ、オルガン曲やチェンバロ曲の写譜までおこなっていました。それらは彼の職場でもあるサント・ジュヌヴィエーヴ図書館に収蔵されており、貴重な資料としても知られています。

    使用楽器はミートケ・モデル
    「バッハ・チェンバロ」でも知られる北ドイツのチェンバロ製作者ミヒャエル・ミートケ[c.1656-1719]の楽器を参考に2014年に製作されたチェンバロを使用。製作者のジューリオ・フラティーニは、イタリア中部のフェルモに2008年から工房を構える人物で、これまでに数多くのチェンバロやフォルテピアノ、オルガンの製作・修復をおこなっています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • シチリア島の室内オケによる内声豊かな演奏

    「ロマンツァ」〜弦楽のための音楽(シベリウス、ブリテン、バーバー、ペルト)
    ドメニコ・ファマ指揮オルフェオ管弦楽団

    オルフェオ管弦楽団は、シチリアの音楽家によって人口約30万人のカターニアで2020年に結成された室内オーケストラ。創設にも関わった指揮者のドメニコ・ファマの指揮のもと、内声まで丁寧に聴かせる演奏が特徴的で、シンプルな響きになりがちな弦楽オケ作品から複雑な表情を引き出しています。

    シベリウス:即興曲
    1894年に作曲。前年に作曲したピアノのための即興曲 Op-5-5を主部に、Op-5-6を中間部に置いて変容させた三部形式の作品。主部は弱音器付きで神秘的な姿になっているので、元のピアノ曲からの乖離ぶりが楽しめます。

    シベリウス:ロマンス
    1904年に作曲。アルバム・タイトルにも用いられたこの作品のもともとのタイトルは単なる「アンダンテ」でしたが、それではせっかくのキャッチーな曲の魅力が伝わりにくいということから友人の説得で「ロマンス」に変更。親しみやすい楽想が魅力的な佳曲です。

    ブリテン:シンプル・シンフォニー
    1933年から1934年にかけて作曲。10代前半の少年期に書いた音楽を素材として用いて20歳のときに書き上げたもので、早熟だったブリテンの実力を示しています。素材として用いられたのはピアノ曲で、4つの楽章に主題が2つずつ用いられ変容されています。

    バーバー:セレナーデ
    1928年に作曲。バーバー18歳、フィラデルフィアのカーティス音楽院に在学中の作品で、オリジナルは弦楽四重奏曲。早熟だったバーバーは7歳から作曲を始めていますが、それから11年後に完成したこのセレナーデは始めて作品番号を記した自信作となりました。

    ペルト:主よ、平和を与えたまえ
    2004年に作曲。スペインがイラク侵攻に加わったことに反対するテロリストが引き起こしたマドリードの列車爆破事件(193人死亡、約2,050人負傷)の犠牲者を追悼するために書かれた作品。オリジナルは4声の声楽曲で、その後、ペルト自身によっていくつかのヴァージョンが出版。悲痛な美しさが印象的な作品。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 原曲と改作の比較が容易になるギターへの編曲

    ヴァイス:組曲 SW.47、バッハ:組曲 BWV.1025
    アルベルト・ラ・ロッカ(ギター)、カルロ・ラザーリ(ヴァイオリン)

    1991年まで偽作とされていたバッハの「ヴァイオリンとチェンバロのための組曲」BWV.1025は、実際にはバッハが友人ヴァイスのリュート組曲 SW.47を改作したものです。
     バッハは原曲のリュートをチェンバロに変換する際、通奏低音的にならないよう、旋律を弾く「オブリガート・チェンバロ」の様式を採用。さらに、ヴァイオリン・パートを新たに作曲し、冒頭にはファンタジアを書き加えたほか、曲順も変更するなど工夫しています。
     このアルバムではヴァイスの原曲 SW.47とバッハの改作 BWV.1025の両方を収録し、原曲のリュートと、改作のチェンバロをギターに置き換えることで、原曲と改作の比較がしやすくなっています。

    ヴァイスとバッハは友人関係
    1718年、ヴァイスはリュートの腕前を買われてザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト1世の高給な宮廷音楽家となり、1750年に亡くなるまで32年間に渡って在職。
     バッハはライプツィヒでの立場を改善するためか、1733年2月に即位した改宗カトリックであるザクセン選帝侯フリードリヒ・アウグスト2世に対して、カトリック用の音楽であるロ短調ミサのキリエとグローリアの楽譜を献呈しています。ザクセン選帝侯の臣下や領民はプロテスタントという状況での献呈と演奏(?)で、さらに、ザクセン選帝侯がポーランド王を継承するためのゴタゴタもあって、献呈の報奨としてバッハに「ザクセン選帝侯宮廷作曲家」の称号が授与されるのは3年後の1736年11月のことでした。
     その間、バッハの長男、ヴィルヘルム・フリーデマンがドレスデンのゾフィーエン教会(プロテスタント)のオルガニストに80ターラーの低報酬で任用(その代わり自由時間が多い)。ヴィルヘルム・フリーデマンはドレスデンの宮廷に出入りして、ヴァイスら宮廷音楽家と親しくなり、1939年にはヴァイスとヴァイスの弟子のクロップガンスらと共に、トーマスカントルの住居の父バッハを訪問。交流は何回かに及んだようで、ヴァイスとバッハによる即興演奏の競演なども伝えられています。

    ヴァイスの曲をバッハが改造
    バッハの「ヴァイオリンとチェンバロのための組曲」BWV1025は、バッハ家でのヴァイスとの交流の際に生まれたとする説がありますが、証拠があるわけではないですし、そもそもバッハは他人の作品の編曲、改作もよくおこなっていたので、正確な時期はわからないようです。交流時の経験をもとに書き上げたといったところでしょうか。
     改造の経緯はともかく、ヴァイスの「リュートのための組曲」SW47は、バッハによって「ヴァイオリンとチェンバロのための組曲」に大化けし、ヴァイスの手堅い作品に、華やかな美しさが加わっています。

    ギターへの編曲
    このアルバムでは、ギター奏者のアルベルト・ラ・ロッカが、ヴァイス SW.47のリュート・パートをギターに、バッハ BWV.1025のチェンバロ・パートをギターに編曲しています。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • ソプラノ・サクソフォンで聴くフォーレ、グリーグ、プロコフィエフ

    フルートのための幻想曲とヴァイオリン・ソナタ、フルート・ソナタを編曲
    デュオ・ラテルザ=バンディエーラ

    サクソフォンは専用レパートリーが限られているため、既存作品の編曲演奏も盛んにおこなわれています。このアルバムでは、ソプラノ・サクソフォンにとてもよく合うフォーレのフルートとピアノのための幻想曲に、グリーグ初期のヴァイオリン・ソナタ第1番、そしてプロコフィエフのフルート・ソナタ(ヴァイオリン・ソナタ第2番への編曲が有名)のアレンジが収録されています。

    使用楽器
    原曲がフルート、ヴァイオリン、ピアノのために書かれた作品なので、3曲ともソプラノ・サックスのためにアレンジされています。楽器はセルマーのシリーズ3「ジュビリー」を使用。ピアノはヤマハのC3。

    フォーレ:幻想曲 Op.79
    パリ音楽院でのフルート・コンクール開催に際し、フランスのフルート奏者タファネルの依頼により、フォーレ[1845-1924]が1898年に作曲。フレージング、表現、音色のコントロール、技巧の能力をテストするために必要な手段を講じるよう要請されています。
     当時のフォーレは長年に渡る不遇の時代から抜け出し、マドレーヌ寺院の首席オルガニストとパリ音楽院の作曲家教授を兼務しており、1905年にはパリ音楽院の学長に就任してもいました。

    グリーグ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.8-1
    1858年から1862年までライプツィヒ音楽院で作曲とピアノを学んだグリーグ[1843-1907]は、1863年から4年間に渡ってコペンハーゲンに滞在し、ニルス・ゲーゼ[1817-1890]に作曲を師事。その間、同地で声楽を学んでいたいとこのニーナとも親しく交流し、1867年に結婚しています。ヴァイオリンソナタ第1番が書かれたのは1865年。グリーグ自身が後年、「まだ少し素朴だが、旋律的なアイデアは豊富」と評している通り、たくさんの素材や手法が投入された曲調はなかなか魅力的です。

    プロコフィエフ:フルート・ソナタ Op.94
    第2次大戦中の1942年から1943年にかけての疎開中に作曲。戦時中は音楽官僚による社会主義リアリズムの制約が軽減されたため、プロコフィエフは自由に書くことができ、傑作が多く生まれています。この「フルート・ソナタ Op.94」もそうした時期に書かれた傑作ですが、初演を聴いたオイストラフの勧めと助言により「ヴァイオリン・ソナタ Op.94bis」として改作され、現在ではそちらのほうが有名になっています。ここではフルート・ソナタの方からアレンジされているため、第2楽章もスケルツォと記載されています(ヴァイオリン・ソナタ版ではプレスト)。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 室内オケによるロドロン・セレナーデ第1番、第2番

    モーツァルト:ディヴェルティメント第10番、第15番「ロドロン」
    マルディロシアン指揮チェコ室内フィルハーモニー管弦楽団

    モーツァルトがザルツブルクの宮廷音楽家として活動していた時代に書いたディヴェルティメント第10番と第15番は、ロドロン伯爵夫人マリア・アントニアのために書かれたので「ロドロン・セレナーデ」の第1番、第2番と呼ばれています。オリジナルの編成はホルン2本、ヴァイオリン2本、ヴィオラ、バスという6人編成ですが、楽想の振れ幅が大きいこともあって人数を増やして演奏することが多く、ここでも室内オーケストラの機動力と表現力を駆使してモーツァルトの豊かな楽想に迫っています。

    ロドロン・セレナーデ第1番
    ザルツブルクの貴族エルンスト・ロドロン伯爵[1716-1779]の夫人マリア・アントニアの聖名祝日を祝う行事のために20歳のモーツァルトが作曲し、1776年6月18日に初演。モーツァルトの死後8年が経過した1799年に父の故郷アウクスブルクのゴンバルト社から出版。

    ロドロン・セレナーデ第2番
    ザルツブルクの貴族エルンスト・ロドロン伯爵[1716-1779]の夫人マリア・アントニア[1738-1796]の聖名祝日を祝う行事のために21歳のモーツァルトが作曲し、1777年6月16日に初演。モーツァルトの死後8年が経過した1799年に父の故郷アウクスブルクのゴンバルト社から出版。

    表紙
    ブックレットの表紙の絵の女性は、チロルの貴族ニコラ・セバスティアーノ・ロドロン=ラテラーノ=カステルロマーノ伯爵[1719-1792]の夫人マリア・アンナ[1725-1780]です。
     モーツァルトと関わりのあるロドロンは、ザルツブルクの貴族エルンスト・ロドロン伯爵[1716-1779]の夫人であるマリア・アントニア[1738-1796]なので別人ではありますが、マリア・アンナもロドロンの一族であることから、当時の雰囲気を伝えるために選ばれた絵と思われます。

    詳細は商品ページをご覧ください。

  • 弓を使い分けたピリオド演奏

    「シンティーラ(火花)」〜初期イタリア弦楽四重奏曲集
    バター・クァルテット

    18世紀にヨーロッパ各地で活動していたイタリア人音楽家たちによる弦楽四重奏曲を集めたアルバム。演奏のバター・クァルテットは2017年にハーグ音楽院在籍中の4人によって結成された古楽グループで、鮮烈で息の合ったピリオド奏法を聴かせます。ブックレット(英語)に掲載された解説は、ヴァイオリンのアナ・ジェーン・レスターを中心にクァルテットのメンバーが執筆。装丁はディジパック仕様で、デザインにアナ・ジェーン・レスターも参加。

    ピリオド演奏の専門家集団
    バター・クァルテットのメンバーは全員修士課程修了者で、歴史的奏法に関する学識なども非常に豊か。知られざる作品の紹介にも力を入れており、その際に用いる弓も、「クラシカル・ボウ」と「バロック・ボウ」を比較検討して決めるこだわりぶり。

    初期イタリアの弦楽四重奏曲
    ハイドン[1732-1809]とほぼ同時代にヨーロッパ各地で活動していたイタリア人音楽家、ジャルディーニ[1716-1796]、プニャーニ[1731-1798]、シルメン[1745-1818]は、ヴァイオリンの名手で、ボッケリーニ[1743-1805]はチェロの名手として有名でしたが、それぞれ作曲家としての楽才にも恵まれ、魅力的な弦楽四重奏曲を遺してもいます。

    「通奏低音」の功罪
    18世紀のヨーロッパは、啓蒙主義思想を背景に市民階級が台頭し、社会構造の変化が音楽産業にも大きく影響した時代です。それまで大小さまざまな合奏の伴奏和音を受け持っていた数字付き低音による「通奏低音」は、宮廷楽団や宮廷劇場、教会などの職業音楽家が主に受け持っていたこともあって、略式の記譜が一般的でしたが、そうした省略系の楽譜は市民社会の演奏家の多くが対応できなかったため受け入れられず、作曲家たちはすべての音を記譜する作曲方法への転換を進めることになります。

    「弦楽四重奏」の誕生
    衰退した「通奏低音」とは対象的に、市民社会での演奏需要の高まりや貴族楽団の小規模化とともに、すべての音が記譜された「弦楽四重奏」のための作品は演奏・出版される機会も増え、同様に、すべての音が記譜されたさまざまな室内楽形態も登場することになります。

    啓蒙主義の火花とギャラント様式の輝き
    今回のアルバムに収録されたイタリアの作曲家、ジャルディーニ、プニャーニ、ボッケリーニ、シルメンは、そうした時代の転換期に生き、ヴィルトゥオーゾ演奏家として多くの地域で活動する一方で、状況に適応した音楽も作曲。当時先端だった「弦楽四重奏」のための音楽も手がけることになり、ときにギャラント様式を思わせるようなアイデア豊富な作品を書き上げてもいます。

    「シンティーラ(火花)」
    アルバム・タイトルの「シンティーラ」は「火花」を意味するイタリア語で、ここでは弦楽四重奏が生み出されるきっかけとなった市民階級の台頭が、啓蒙主義思想によって促されたことを意味していると考えられます。

    詳細は商品ページをご覧ください。

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