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Canzonas & Sonatas: Del Sordo / Ensemble Il Narvalo

Corradini, Nicolo (1585-1646)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
BRL96191
Number of Discs
:
1
Format
:
CD
Other
:
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Product Description


モンテヴェルディ時代のクレモナの作曲家による器楽作品集

コッラディーニ:標題付きカンツォンとソナタ集
フェデリコ・デル・ソルド指揮アンサンブル・イル・ナルヴァロ

ニコロ・コッラディーニはモンテヴェルディの18年後にクレモナに生まれ、生涯のほとんどを生地を拠点に過ごしたと考えられている作曲家。マドリガルやモテットだけでなく、当時先端のスコア形式の記譜で器楽曲を書いたりしており、このアルバムでは、それらの中から、1624年にヴェネツィアで出版された標題付きの器楽曲集「カンツォンとソナタ集」をとりあげています。標題は当時コッラディーニと関わりのあった一族や著名な人物の姓にちなんだものです。
  演奏は、バロック・ヴァイオリン×2、ヴィオラ・ダ・ガンバ×2、コルネット×2、リコーダー×2、アーチリュート(テオルボ)、オルガン、チェンバロというアンサンブルでおこなわれています。指揮とチェンバロ、オルガンは、音楽学者でもあるフェデリコ・デル・ソルド。

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 作曲者情報

◆ ニコロ・コッラディーニ

クレモナの音楽家
クレモナ大聖堂のオルガニストで作曲家のニコロ・コッラディーニは、1585年、18歳のモンテヴェルディが暮らすクレモナに生まれ、1646年に亡くなるまでの61年の生涯のほとんどを同地で過ごしたと考えられています。

教会オルガニスト
モンテヴェルディの時にはクレモナに音楽家の良い仕事に空きが無く、マントヴァで働くことになりましたが、宮廷があまり好きではなかったモンテヴェルディはクレモナの実家によく里帰りしてもいました。
  コッラディーニの場合は、恩師でオルガニストのオモボーノ・モルソリーノが1611年7月15日に亡くなったため、26歳でクレモナのサン・ピエトロ教会のオルガニストになっています。
  そしてその年、クレモナ大聖堂で毎週土曜日と聖母マリアの祝日に演奏されていた「聖母連祷」の伴奏についてもモルソリーノの後任としてコッラディーニが任されることになります。

紛らわしい名前
コッラディーニの師は、オモボーノ・モルソリーノの父親であるジョヴァンニ・バッティスタ・モルセリーノ(モルソリーノ、モッソリーノ、マルサリーノ、マルソリーノとも名乗っています)で、そのジョヴァンニ・バッティスタの仕事をコッラディーニが引き継いだとする説が根強いようです。
  しかし、父ジョヴァンニ・バッティスタの方は、クレモナ生まれではありますが、1568年にはバイエルン宮廷で働いており、多少の中断はあったようですが、1586年から1590年についてもバイエルン宮廷にいた記録があります。そして1590年には長期休暇を願い出てミラノ大聖堂に移っており、翌1591年に同地で亡くなっているため、クレモナで仕事をするのは難しいように思えます。なによりジョヴァンニ・バッティスタの死亡時、コッラディーニはまだ6歳ですし、「後任」になるのがその20年後というのも不自然です。
  一方、息子のオモボーノ・モルソリーノの方は、1596年にクレモナ大聖堂の聖母連祷のオルガニストとなり、1611年に亡くなっているため、コッラディーニの「師」としても、「前任者」としても時系列的な問題がありません。
  ちなみにオモボーノ・モルセリーノの息子、ドン・ジョヴァンニ・バッティスタ・モルソリーノは、のちにモンテヴェルディの息子の一人と親戚関係になっています。

コッラディーニの作品
コッラディーニは、1615年に「4声のリチェルカーレ」、1620年に「5声と8声のマドリガル集とヴィオールのシンフォニア」、1624年に「モテットとコンチェルト集」などをヴェネツィアなどで出版しており、スコア形式で書かれた4段楽譜を用いた器楽作品等、当時の先端を示してもいました。

クレモナ大聖堂のオルガニスト
1635年、長年に渡って「聖母の連祷」の伴奏をおこなってきたコッラディーニは、クレモナ大聖堂のオルガニストに任命されます。
  クレモナ大聖堂での仕事に加え、作品出版を多くおこなっていたことからコッラディーニの信用度も上がり、クレモナの貴族など有力者が集まる協会「アカデミア・デリ・アニモージ」の音楽担当も任され、さらに市の文化機関の責任者にも任命されて、1646年8月7日に亡くなるまで名誉の時を過ごしています。



 演奏者情報

フェデリコ・デル・ソルド (オルガン、チェンバロ、指揮)

1961年、ローマで誕生。ピアノ、オルガン、作曲、教会音楽、合唱指揮のディプロマを取得。
  オルガニスト、通奏低音奏者として演奏活動をおこなっており、イタリアの重要な団体での演奏経験は多数。また、チェコ、ドイツ、スペイン、フランス、スペイン、イギリス、スイス、デンマーク、ポーランド、アメリカ、ベルギー、ポルオガルなど海外でも演奏。
  バロック音楽のレパートリーに関する社会科学と言語学の研究により、多数の評論や学術論文も発表。
  教育者としては、サンタ・チェチーリア音楽院、ローマ・トレ大学、ラ・サピエンツァ大学、ローマ教皇庁宗教音楽研究所、トマス・ルイス・デ・ヴィクトリア校、チッタ・デッラ・ピエヴェの古代音楽解釈コースなどで教えたほか、メキシコのモレリア聖堂音楽院、セラヤ音楽院、スペインのラス・パルマス・デ・グラン・カナリア高等音楽院、ドイツのランゲナウ音楽院などでも活動。
  CDは、Brilliant Classics、Pentaphon、Camerata、Fonit Cetra、Melos antiqua。Fons Musicaeなどから発売。


◆ アンサンブル・イル・ナルヴァロ

フェデリコ・デル・ソルドによって設立された古楽器アンサンブル。メンバーの多くはソリストとして活躍し、いくつものアルバムを録音してもいます。


 トラックリスト (収録作品と演奏者)

ニコロ・コッラディーニ [1585-1646]

◆ カンツォンとソナタ(ヴェネツィア 1624)
1. 第1のカンツォン「ラ・パラヴィチーナ」 4'12
2. 第2カンツォン「ラ・サルティラーナ」 4'19
3. 第3のカンツォン「ラルジェンタ」 4'57
4. 第4のカンツォン「ラ・スフォルツァ」 4'06
5. 第5のカンツォン「ラ・ヴィスコンタ」 3'13
6. 第6のカンツォン「ラ・シンコパータ」 4'29
7. 第7のカンツォン「ラ・ビッザーラ」 5'55
8. 第8のカンツォン「ラ・トレッチャ」 5'35
9. 第9のカンツォン「ラ・ペッサ」 2'53
10. 第10のカンツォン「ラ・タヴェルナ」 2'53
11. 4声のソナタ「ラ・ソラーニャ」 5'40
12. 3声のソナタ「ラ・マルチャ」 3'13
13. 2声のソナタ「ラ・スフロンダータ」 3'38
14. 2声のソナタ「ラ・ゴルフェランマ」 3'23

  アンサンブル・イル・ナルヴァロ
  バロック・ヴァイオリン:ヴァレリオ・ロジート(楽器:マティアス・メナントー、ローマ、2022)
  バロック・ヴァイオリン:パオロ・ペローネ(楽器:作者不詳、北イタリア、18世紀末)
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:イレーネ・カラバ(楽器:ヴァレンティーナ・モンタヌッチ、ピアチェンツァ2019)
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:アンドレア・ラッタルーロ(楽器:ジュディス・クラフト、パリ2010)
  コルネット:ダヴィッド・ブルッティ(楽器:マシュー・ジェネジョン、モントリオール2017)
  コルネット:アンドレア・インギシアーノ(楽器:アンドレア・インギシアーノ、シエナ2020)
  アーチリュート(テオルボ):ディエゴ・レヴェーリ(楽器:マッテオ・バルディネッリ、アッシジ2016)
  リコーダー:ロメオ・チュッファ(楽器:フランチェスコ・リヴィルギ、オルテ2005、2001)
  リコーダー:カロリーナ・パーチェ(楽器:フランチェスコ・リヴィルギ、オルテ2005、2001)
  チェンバロ:フェデリコ・デル・ソルド(楽器:ロベルト・マリオーニ、マリーナ・ディ・ピエトラサンタ 2020)
  オルガン:フェデリコ・デル・ソルド(楽器:マストロ・パオロ・ピエトロ・ダ・モンテファルコ、トレヴィ・イン・ウンブリア 1509年)
  指揮:フェデリコ・デル・ソルド

  録音:2022年9月、イタリア、ローマ、ポンティフィチオ・ムジカ・サクラ研究所、2022年11月、イタリア、トレヴィ、聖フランチェスコ博物館
 Track list

NICOLO CORRADINI 1585-1646

Canzonas & Sonatas (Venice, 1624)
1. Canzon prima - La Pallavicina 4'12
2. Canzon seconda - La Sartirana 4'19
3. Canzon terza - L'Argenta 4'57
4. Canzon quarta - La Sforza 4'06
5. Canzon quinta - La Visconta 3'13
6. Canzon sexta - La Sincopata 4'29
7. Canzon settima - La Bizzarra 5'55
8. Canzon ottava - La Treccha 5'35
9. Canzon nona - La Pessa 2'53
10. Canzon decima - La Taverna 2'53
11. Suonata a quattro, 2 bassi & 2 soprani - La Soragna 5'40
12. Suonata a tre, basso & 2 soprani - La Marcha 3'13
13. Suonata a due, basso & soprano - La Sfrondata 3'38
14. Suonata a due cornetti in risposta - La Golferamma 3'23

Ensemble Il Narvalo
Federico Del Sordo harpsicord, organ and conductor
Romeo Ciuffa recorder (Francesco Livirghi, Orte 2005, 2001)
Carolina Pace recorder (Francesco Livirghi, Orte 2005, 2001)
Valerio Losito baroque violin (Mathias Menanteau, Rome 2022)
Paolo Perrone baroque violin (Anonymous, North-Italy end XVIII century)
Irene Caraba viola da gamba (Valentina Montanucci, Piacenza 2019)
Andrea Lattarulo viola da gamba (Judith Kraft, Paris 2010)
David Brutti cornet (Matthew Jennejohn, Montreal 2017)
Andrea Inghisciano cornet (Andrea Inghisciano, Siena 2020)
Diego Leveri. archlute (Matteo Baldinelli, Assisi 2016)
Federico Del Sordo harpsichord (Roberto Marioni, Marina di Pietrasanta 2020), organ (Mastro Paolo Pietro da Montefalco, Trevi in Umbria 1509, restored by Claudio Pinchi, 2005)

Recording: September 2022, Pontificio Istituto di Musica Sacra, Rome;
November 2022, Complesso Museale of S. Francesco, Trevi (Umbria), Italy
Recording, editing and mastering: Federico Del Sordo

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