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- Reger, Max (1873-1916)
- Complete Organ Works : Roberto Marini (17CD)
Item Details
Catalogue Number
:
BRL97066
Number of Discs
:
17
Format
:
CD
Other
:
Import
Product Description

レーガーのスペシャリストによる優秀録音盤
レーガー:オルガン作品全集(17CD)
ロベルト・マリーニ(オルガン)
Brilliant Classicsは、マックス・レーガーの生誕150年を記念し、フランスのオルガン専門レーベルFUGATTOが2016年に発売したレーガー没後100周年記念盤をライセンス発売。
クリティカル・エディション
使用楽譜は、マックス・レーガー研究所が編纂した新しいクリティカル・エディションで、CD17には、オルガン・ソナタ第1番第3楽章パッサカリアの初版と、コラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな」Op.40の初版、幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135bの初版まで収める徹底ぶり。
レーガー時代のオルガン
使用楽器は、オットーボイレンのシュタインマイヤー・オルガン、リンツのブルックナー・オルガンはじめ、リーガー・オルガン、ザウアー・オルガン、リンク・オルガン、クーン・オルガンなど、レーガーが生きた時代にもよく使われていた有名なオルガンです。すべて同じエンジニアによる優秀な録音なので、各オルガンの個性を比較しやすくなっています。
スペシャリストによる演奏
演奏は、2002年に実演でレーガーのオルガン曲を全曲弾いて以来、スペシャリストと目されているローマ教皇庁宗教音楽研究所のオルガン教授、ロベルト・マリーニ。凶暴な音楽からメランコリックな音楽まで巧みな表現で聴かせてくれます。
ローマ・カトリックの本場イタリアは、オルガンの伝統にも恵まれ、多くの国際フェスティヴァルや国際コンクール開催などを通じて演奏水準も高く維持。ロベルト・マリーニが敬愛する恩師フェルナンド・ジェルマーニは切れの良い華麗で聴かせ上手な演奏で国際的に活躍したオルガニストでもあります。
レーガーのオルガン作品
「バッハはすべての音楽の始まりと終わりである」と繰り返し述べていたレーガーの遺した作品の中で、オルガン曲の存在感はとても大きく、数こそ室内楽やピアノ音楽と同等ですが、レーガーの名声を確立する上で大きな影響力を持っていたのはオルガン曲です。
1897年に同年齢のカール・シュトラウベがレーガーの「バッハのスタイルによるオルガン組曲第1番」を初演してからは、レーガーはシュトラウベの協力を得ることも多くなります。そのシュトラウベは、1903年にトーマス教会のオルガニストに就任しており、やはりバッハとは縁の深い存在でした。レーガーが43歳で亡くなった後、コンサートホールから忘れ去られた時代でも、オルガン曲はシュトラウベの尽力もあってレーガーへの関心を保たせており、国際的な名声の確立にも大きく貢献していました。
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演奏者情報
◆ ロベルト・マリーニ(オルガン)
イタリア中部の大聖堂の街、テーラモに生まれたロベルト・マリーニは、幼い頃からオルガンに親しみ、非常に若い時にバッハの作品でデビュー。
ローマでは聖チェチーリア音楽院の名オルガニスト、フェルナンド・ジェルマーニ[1906-1998]にオルガンとオルガン作曲を師事し、レーガーの「創作主題による変奏曲とフーガ」Op.73の演奏によってディプロマを取得。
続いてマリーニはスイスに向かい、ジュネーヴ音楽院で同地出身の名オルガニスト、リオネル・ロッグ[1936- ]に師事して腕を磨き、オルガン・ヴィルトゥオーゾ部門のプルミエ・プリを獲得。
以後、ヨーロッパ各地で演奏をおこない、バッハとレーガーの全曲演奏では、ドイツ大使館、マックス・レーガー研究所、イタリア聖公会会議の後援も受けるなど国際的な注目度も高まっています。
マリーニは現在、ローマ教皇庁宗教音楽研究所のオルガン教授で、ペスカーラ音楽院のオルガンとグレゴリオ聖歌の教授も兼務。
また、故郷、テーラモ大聖堂の名誉オルガン奏者としてテーラモ国際オルガン・フェスティヴァルの芸術監督を務めるほか、近郊のカステルバッソ・オルガン・サマー、スペインのマジョルカ島で開催されるアントニ・マルトレル国際オルガン・フェスティヴァルの芸術監督も務めています。
CDは、Brilliant Classics、Fugatto、SYMPHONIAなどから発売。

トラックリスト (収録作品と演奏者)
マックス・レーガー[1873-1916]
CD1
◆ 交響的幻想曲とフーガ ニ短調 Op. 57「地獄幻想曲」
1. 幻想曲 13'36
2. フーガ 10'16
◆ 幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135b
3. 幻想曲 7'26
4. フーガ 9'58
◆ B-A-C-Hによる幻想曲とフーガ Op.46
5. 幻想曲 8'31
6. フーガ 10'01
◆ 幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29
7. 幻想曲 7'59
8. フーガ 7'46
使用楽器:ブルックナー・オルガン
録音:2010年12月11〜12日、2011年6月4日 (Op.135b)、オーストリア、リンツ=ラント、ザンクト・フローリアン、アウグスティヌス会修道院
CD2
◆ 12の小品 Op.59
1. 前奏曲 4'26
2. パストラーレ 3'43
3. 間奏曲 2'37
4. カノン 2'09
5. トッカータ 3'40
6. フーガ 4'34
7. キリエ・エレイソン 4'43
8. グローリア・イン・エクセルシス 4'20
9. ベネディクトゥス 5'18
10. カプリッチョ 3'13
11. メロディア 6'28
12. テ・デウム 4'18
◆ 9つの小品 Op.129
13. トッカータ 2'42
14. フーガ 5'47
15. カノン 3'22
16. メロディア 3'40
17. カプリッチョ 2'22
18. バッソ・オスティナート 3'27
19. インテルメッツォ 4'15
20. 前奏曲 2'18
21. フーガ 3'40
使用楽器:ブルックナー・オルガン
録音:2010年12月11〜12日、オーストリア、オーストリア、リンツ=ラント、ザンクト・フローリアン、アウグスティヌス会修道院
CD3
◆ 創作主題による変奏曲とフーガ Op.73
1. 変奏曲 28'00
2. フーガ 4'52
◆ 10の小品 Op.69
3. 前奏曲 3'18
4. フーガ 3'55
5. バッソ・オスティナート 4'41
6. 楽興の時 5'23
7. カプリッチョ 2'10
8. トッカータ 4'19
9. フーガ 4'03
10. ロマンツェ 4'32
11. 前奏曲 3'11
12. フーガ 3'48
使用楽器:リーガー・オルガン
録音:2011年3月11〜12日、ドイツ、ヘッセン州、フルダ、聖サルヴァトール大聖堂
CD4
◆ 6つのトリオ Op.47
1. カノン 2'17
2. ジーグ 2'14
3. カンツォネッタ 4'51
4. スケルツォ 3'24
5. シチリアーノ 2'52
6. フーガ 3'18
◆ 12の小品 Op.65
7. ラプソディー 7'24
8. カプリッチョ 4'25
9. パストラーレ 5'24
10. 慰め 4'49
11. 即興 5'18
12. フーガ 5'42
13. 前奏曲 6'21
14. フーガ 4'30
15. カンツォーネ 5'48
16. スケルツォ 2'45
17. トッカータ 4'43
18. フーガ 6'17
使用楽器:リーガー・オルガン
録音:2011年3月11〜12日、ドイツ、ヘッセン州、フルダ、聖サルヴァトール大聖堂
CD5
1. ◆ コラール幻想曲「われらが神は堅き砦」 Op.27 16'07
2. ◆ コラール幻想曲「おおわが魂よ、大いに喜べ」 Op.30 20'14
◆ コラール幻想曲とフーガ「暁の星のいと美しきかな」 Op.40-1
3. 幻想曲 13'17
4. フーガ 5'12
5. ◆ コラール幻想曲「腹立ちまぎれにわれを罰するな」 Op.40-2 16'36
◆ オルガンのための52のコラール前奏曲 Op.67
6. 第1番 いと高きところにいます神にのみ栄光あれ 1'39
7. 第2番 すべてのものは神の祝福により 0'58
8. 第3番 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる 2'56
9. 第4番 わが心の底より 2'48
使用楽器:シュタインマイヤー・オルガン
録音:2011年10月8、10日、ドイツ、バイエルン州、オットーボイレン、ベネディクト会修道院
CD6
1. ◆ コラール幻想曲「人はみな死すべきもの」Op.52 No.1 17'16
◆ コラール幻想曲「目覚めよ、と呼ぶ声あり」Op.52 No.2
2. 幻想曲 13'06
3. フーガ 6'49
◆ コラール幻想曲「アレルヤ、神をたたえるは我が魂の歓び」Op.52 No.3
4. 幻想曲 9'24
5. フーガ 7'05
◆ オルガンのための52のコラール前奏曲 Op.67
6. 第5番 わが命なるキリスト 3'02
7. 第6番 われらが神は堅き砦 2'52
8. 第7番 汝に、エホバよ、われ汝に向かいて歌わん 2'02
9. 第8番 栄光の日は現われぬ 3'11
10. 第9番 主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ 1'12
11. 第10番 救いはわれらに来れリ 1'52
12. 第11番 おおわが魂よ、大いに喜べ 2'58
13. 第12番 天と地の神よ 3'00
14. 第13番 主よ、汝の御心のままにわれはあらん 4'45
15. 第14番 われ心よりこがれ望む 3'21
使用楽器:シュタインマイヤー・オルガン
録音:2011年10月8、10日、ドイツ、バイエルン州、オットーボイレン、ベネディクト会修道院
CD7
◆ 序奏、パッサカリアとフーガ ホ短調 Op.127
1. 序奏 4'43
2. パッサカリア 14'28
3. フーガ 10'41
◆ 12の小品 Op.80
4. 前奏曲 4'47
5. フゲッタ 4'10
6. カンツォネッタ 5'35
7. ジーグ 2'58
8. アヴェ・マリア 4'55
9. 間奏曲 4'08
10. スケルツォ 4'37
11. ロマンツェ 4'07
12. 無窮動 1'54
13. 間奏曲 4'59
14. トッカータ 3'38
15. フーガ 4'08
使用楽器:シュタールフート/ヤン・オルガン
録音:2012年4月13〜14日、ルクセンブルク、ドゥデランゲ、聖マルティン教会
CD8
◆ 3つの小品 Op.7
1. 前奏曲とフーガ ハ長調 9'39
2. 幻想曲「われら神であるあなたを讃えん」 10'56
3. フーガ ニ短調 10'19
◆ 7つの小品 Op.145
4. 追悼頌歌 14'33
5. 感謝の詩篇 8'09
6. クリスマス 8'28
7. 受難 5'29
8. 復活祭 4'22
9. 聖霊降臨祭 5'42
10. 戦勝祝賀会 7'57
使用楽器:シュタールフート/ヤン・オルガン
録音:2012年4月13〜14日、ルクセンブルク、ドゥデランゲ、聖マルティン教会
CD9
◆ オルガン・ソナタ第1番 嬰ヘ短調 Op.33
1. I. 幻想曲 4'58
2. II. 間奏曲 6'02
3. III. パッサカリア 12'07
◆ オルガン・ソナタ第2番 ニ短調 Op.60
4. I. 即興 8'16
5. II. 祈祷 7'51
6. III. 序奏とフーガ 7'25
◆ 作品番号なしの作品
7. ◆ 序奏とパッサカリア ニ短調 WoO IV/6 7'33
8. ◆ 前奏曲 ハ短調「レモネード前奏曲」WoO VIII/6 1'21
9. ◆ 「万歳! 国王万歳!」による変奏曲とフーガ WoO IV/7 9'16
10. ◆ 前奏曲とフーガ ニ短調 WoO IV/10 5'35
11. ◆ 後奏曲 ニ短調 WoO IV/12 2'26
12. ◆ 前奏曲とフーガ 嬰ト短調 WoO IV/15 7'01
使用楽器:ザウアー・オルガン
録音:2011年12月8〜9日、ドイツ、ヘッセン州、バート・ホンブルク、救世主教会
CD10
◆ モノローグ. 12の小品 Op.63
1. 前奏曲 6'14
2. フーガ 6'27
3. カンツォーネ 6'36
4. カプリッチョ 4'38
5. 序奏 3'47
6. パッサカリア 9'59
7. アヴェ・マリア 5'20
8. 幻想曲 5'09
9. トッカータ 3'56
10. フーガ 7'49
11. カノン 3'42
12. スケルツォ 5'00
◆ 2つのトランスクリプション
13. 前奏曲とフーガ 嬰ヘ長調 6'09
14. ロマンツェ イ短調 3'30
◆ 作品番号なしの作品
15. ◆ フーガ ハ短調 WoO IV/8 2'38
16. ◆ 古いオランダの感謝の祈り WoO IV/17 3'00
使用楽器:ザウアー・オルガン
録音:2011年12月8〜9日、ドイツ、ヘッセン州、バート・ホンブルク、救世主教会
CD11
◆ オルガン組曲第1番 ホ短調 Op.16
1. 序奏とフーガ 16'53
2. アダージョ・アッサイ 10'24
3. 間奏曲. トリオ 12'24
4. パッサカリア 12'44
◆ オルガン組曲第2番 ト短調 Op.92
5. 前奏曲 4'30
6. フーガ 3'43
7. 間奏曲 6'56
8. バッソ・オスティナート 2'57
9. ロマンツェ 7'29
10. トッカータ 3'40
11. フーガ 4'00
使用楽器:リンク・オルガン
録音:2011年6月25〜26日、ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州、ギーンゲン・アン・デア・ブレンツ、福音教会
CD12
◆ 演奏しやすい5つの前奏曲とフーガ Op.56
1. 前奏曲とフーガ ホ長調 9'34
2. 前奏曲とフーガ ニ短調 6'32
3. 前奏曲とフーガ ト長調 11'32
4. 前奏曲とフーガ ハ長調C 6'38
5. 前奏曲とフーガ ロ短調 12'36
◆ 前奏曲とフーガ Op.85
6. 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 6'52
7. 前奏曲とフーガ ト長調 7'23
8. 前奏曲とフーガ ヘ長調 8'42
9. 前奏曲とフーガ ホ短調 8'36
使用楽器:リンク・オルガン
録音:2011年6月25〜26日、ドイツ、バーデン=ヴュルテンベルク州、ギーンゲン・アン・デア・ブレンツ、福音教会
CD13
◆ オルガンのための52のコラール前奏曲 Op.67
1. 第15番 天地こぞりてこの日の御業を 3'57
2. 第16番 われ汝に感謝す、尊き主よ 2'17
3. 第17番 わが勇気をわれは愛さん 1'45
4. 第18番 エルサレムよ、かたく建てられし町よ 2'01
5. 第19番 イエスの悲しみと苦しみと死 2'17
6. 第20番 わが確き望みなるイエスは 1'54
7. 第21番 イエス、わが喜び 2'08
8. 第22番 来たれ、生命の霊よ 1'04
9. 第23番 汝らキリスト者よ、こぞりて主をたたえよ 1'04
10. 第24番 主をたたえよ 1'37
11. 第25番 神よ、汝の善行にわれを向かわしめたまえ 2'14
12. 第26番 われはわがイエスを捨てず 2'01
13. 第27番 いざもろびと、神に感謝せよ 2'09
14. 第28番 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ 1'32
15. 第29番 いざ来ませ、異邦人の救い主よ 1'14
16. 第30番 おお、汝正しくして善なる神よ 1'40
17. 第31番 おお神よ、汝いつくしみ深き神よ 1'05
18. 第32番 おお、穢れなき神の子羊 2'05
19. 第33番 おお世よ、われ汝より離れざるを得ず 2'32
20. 第34番 おお愛する魂よ、汝を飾れ 1'54
21. 第35番 魂の花嫁 1'54
22. 第36番 わが神に向かって歌わずば 2'37
23. 第37番 汝の怒りにてわれを罰するなかれ 1'43
24. 第38番 われ汝に別れを告げん 2'15
25. 第39番 天にいますわれらの父よ 3'09
26. 第40番 高き天よりわれは来たれり 2'37
27. 第41番 目覚めよ、と呼ぶ声あり 2'48
28. 第42番 われ神より去らじ 2'30
29. 第43番 何ゆえに悲しむや、わが心よn 2'17
30. 第44番 神のみわざは善きかな 2'04
31. 第45番 ただ愛する神の摂理にまかす者 1'40
32. 第46番 ただ愛する神の摂理にまかす者 1'04
33. 第47番 目覚めよ、わが心よ 1'36
34. 第48番 わが終わりの近きをだれぞ知らん 2'20
35. 第49番 暁の星のいと美しきかな 2'13
36. 第50番 幸いなるかな、おお魂の友よ 1'42
37. 第51番 イエスは来たれりn 1'24
38. 第52番 おお汝ら信仰深き者いかに幸いなるか 1'14
使用楽器:ザウアー・オルガン
録音:ドイツ、ザクセン=アンハルト州、ハレ、モーリッツ教会
CD14
◆ 13のコラール前奏曲 Op.79b
1. 第1番 神よ、私のもとを去らないで下さい 1'30
2. 第2番 われらが神は堅き砦 1'25
3. 第3番 主よ、今馬車を止めるにも 1'23
4. 第4番 永遠の朝焼け 1'14
5. 第5番 安らぎと喜びもてわれは行く 2'08
6. 第6番 わが終わりの近きをだれぞ知らん 2'03
7. 第7番 よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう 0'56
8. 第8番 キリストは死から復活する 1'14
9. 第9番 キリストこそ わが生命 1'24
10. 第10番 安らぎと喜びもてわれは逝く 1'34
11. 第11番 全ての神に感謝せよ 1'53
12. 第12番 主よ、今馬車を止めるにも 1'12
13. 第13番 何故に私が悲しむのか 1'01
◆ 30のコラール前奏曲 Op.135a
14. 第1番 我等と共にあれ 1'21
15. 第2番 いと高きところにいます神にのみ栄光あれ 1'35
16. 第3番 すべてのものは神の祝福により 1'14
17. 第4番 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる 2'38
18. 第5番 われらが神は堅き砦 1'13
19. 第6番 必要なのはただひとつ、ああ神よ、このひとつを 1'42
20. 第7番 救いはわれらに来れリ 1'08
21. 第8番 審判の日は来れり 1'21
22. 第9番 目覚めよ、祈れ、祈れ、目覚めよ 1'41
23. 第10番 主なる神よ、われら汝を讃えまつる 0'59
24. 第11番 主イエス・キリスト、われを顧みたまえ 1'00
25. 第12番 エルサレムよ、かたく建てられし町よ 1'01
26. 第13番 イエス、わが信頼 1'46
27. 第14番 最愛のイエス、われらここ集いて 1'23
28. 第15番 力強き栄光の王なる主をたたえよ 0'55
29. 第16番 戸を高く上げよ 1'15
30. 第17番 我は我がイエスを捨てず 1'34
31. 第18番 いざもろびと神に感謝せよ 1'07
32. 第19番 おお我に千の舌ありなば 1'07
33. 第20番 おお汝正しくして善なる神よ 1'47
34. 第21番 汝、その道を命じたまえ 3'04
35. 第22番 おお世の人よ、ここに汝の命を見よ 1'19
36. 第23番 われ汝に別れを告げん 1'00
37. 第24番 高き天よりわれは来れり 1'15
38. 第25番 目覚めよ、と呼ぶ声あり 1'34
39. 第26番 貧しきものは饗せられん 1'13
40. 第27番 わが神の御心のままに 1'18
41. 第28番 ただ愛する神の摂理にまかす者 1'50
42. 第29番 明けの明星はなんと美しく輝くのだ 1'15
43. 第30番 くすしき神、たえなる主よ 1'13
◆ 作品番号なしのコラール前奏曲
44. 第1番 おお悲しみ、おお心の悩み 6'01
45. 第2番 甘き死よ、来たれ 4'55
46. 第3番 キリストは甦りたまえり 1'39
47. 第4番 おお、こうべは血にまみれ 2'17
48. 第5番 船がやって来る 0'58
49. 第6番 暁の星のいと美しきかな 1'32
使用楽器:ザウアー・オルガン
録音:ドイツ、ザクセン=アンハルト州、ハレ、モーリッツ教会
CD15
◆ レーガーによるJ.S.バッハ:クラヴィーア作品のオルガン編曲
1. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 14'54
2. 前奏曲とフーガ 嬰ハ短調 BWV849 7'29
3. 前奏曲とフーガ ロ長調 BWV866 4'03
4. 前奏曲とフーガ ロ短調 BWV867 5'18
5. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV870 5'08
6. 前奏曲とフーガ 嬰ハ長調 BWV872 4'36
7. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV874 7'04
8. 前奏曲とフーガ ト長調 BWV884 5'27
9. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV885 7'35
10. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV904 9'18
11. トッカータとフーガ ニ短調 BWV913 7'45
使用楽器:クーン・オルガン
録音:2013年4月19〜20日、スイス、シャフハウゼン、聖ヨハン改革派教会
CD16
◆ レーガーとシュトラウベによる研究用のトリオ演奏用オルガン編曲
J.S.バッハ:2声のインヴェンション BWV772-786
1. インヴェンション I 1'34
2. インヴェンション II 2'13
3. インヴェンション III 1'38
4. インヴェンション IV 1'28
5. インヴェンション V 2'16
6. インヴェンション VI 4'27
7. インヴェンション VII 1'46
8. インヴェンション VIII 1'19
9. インヴェンション IX 2'26
10. インヴェンション X 1'11
11. インヴェンション XI 1'56
12. インヴェンション XII 2'00
13. インヴェンション XIII 1'41
14. インヴェンション XIV 2'01
15. インヴェンション XV 1'33
◆ レーガーによるJ.S.バッハ:クラヴィーア作品のオルガン編曲
16. トッカータとフーガ 嬰へ短調 BWV910 12'33
17. トッカータとフーガ ハ短調 BWV911 13'15
18. 幻想曲とフーガ ニ短調 BWV912 13'34
19. トッカータとフーガ ト短調 BWV915 11'43
使用楽器:クーン・オルガン
録音:2013年4月19〜20日、スイス、シャフハウゼン、聖ヨハン改革派教会
CD17
◆ 編曲
1. ◆ リスト:波の上を歩くパウラの聖フランシスコ 13'02
2. ◆ R.シュトラウス:聖ヨハネ騎士団入団式 6'40
3. ◆ シンディング:ピアノ五重奏曲ホ短調 Op.5〜第2楽章アンダンテ 10'49
使用楽器:クーン・オルガン
録音:2013年4月19〜20日、スイス、シャフハウゼン、聖ヨハン改革派教会
4. ◆ オルガン・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.33〜第3楽章パッサカリア(初版) 9'58
使用楽器:ザウアー・オルガン
録音:2011年12月8日、ドイツ、ヘッセン州、バート・ホンブルク、救世主教会
◆ コラール幻想曲「暁の星のいと美しきかな」Op.40(初版) 16'29
5. 幻想曲 11'17
6. フーガ 5'13
使用楽器:シュタインマイヤー・オルガン
録音:2011年10月10日、ドイツ、バイエルン州、オットーボイレン、ベネディクト会修道院
◆ 幻想曲とフーガ ニ短調 Op.135b(初版) 20'40
7. 幻想曲
8. フーガ
使用楽器:ブルックナー・オルガン
録音:2010年12月11日、オーストリア、リンツ=ラント、ザンクト・フローリアン、アウグスティヌス会修道院
ロベルト・マリーニ(オルガン)
録音・編集・マスタリング:フェデリコ・サヴィオ

Track list
Max Reger 1873-1916
Complete Organ Music
CD1
Symphonische Fantasie und Fuge in D minor Op.57 ‘Inferno Fantasie'
1. Fantasie 13'36
2. Fuge 10'16
Fantasie und Fuge in D minor Op.135b
3. Fantasie 7'26
4. Fuge 9'58
Fantasie und Fuge über B-A-C-H Op.46
5. Fantasie 8'31
6. Fuge 10'01
Fantasie un Fuge in C minor Op.29
7. Fantasie 7'59
8. Fuge 7'46
Bruckner Organ of the Stiftsbasilika St. Florian bei Linz, Austria
Recording: 11-12 December 2010 & 4 June 2011 (Op.135b), St Florian bei Linz, Austria
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD2
Zwölf Stücke Op.59
1. Präludium 4'26
2. Pastorale 3'43
3. Intermezzo 2'37
4. Kanon 2'09
5. Toccata 3'40
6. Fuge 4'34
7. Kyrie eleison 4'43
8. Gloria in excelsis 4'20
9. Benedictus 5'18
10. Capriccio 3'13
11. Melodia 6'28
12. Te Deum 4'18
Neun Stücke Op.129
13. Toccata 2'42
14. Fuge 5'47
15. Kanon 3'22
16. Melodia 3'40
17. Capriccio 2'22
18. Basso ostinato 3'27
19. Intermezzo 4'15
20. Präludium 2'18
21. Fuge 3'40
at the Bruckner Organ of the Stiftsbasilika St. Florian bei Linz, Austria
Recording: 11-12 December 2010, St Florian bei Linz, Austria
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD3
Variationen und Fuge über ein Originalthema Op.73
1. Variationen 28'00
2. Fuge 4'52
Zehn Stücke Op.69
3. Präludium 3'18
4. Fuge 3'55
5. Basso ostinato 4'41
6. Moment musical 5'23
7. Capriccio 2'10
8. Toccata 4'19
9. Fuge 4'03
10. Romanze 4'32
11. Präludium 3'11
12. Fuge 3'48
CD4
Sechs Trios Op.47
1. Canon 2'17
2. Gigue 2'14
3. Canzonetta 4'51
4. Scherzo 3'24
5. Siciliano 2'52
6. Fuge 3'18
Zwölf Stücke Op.65
7. Rhapsodie 7'24
8. Capriccio 4'25
9. Pastorale 5'24
10. Consolation 4'49
11. Improvisation 5'18
12. Fuge 5'42
13. Präludium 6'21
14. Fuge 4'30
15. Canzone 5'48
16. Scherzo 2'45
17. Toccata 4'43
18. Fuge 6'17
at the Rieger Organ of the Fulda Cathedral, Germany
Recording: 11-12 March 2011, Fulda Catherdal, Germany
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD5
1. Fantasie über den Choral “Ein‘ feste Burg ist unser Gott“ Op.27 16'07
2. Fantasie über den Choral „Freudich sehr, o meine Seele!“ Op.30 20'14
Fantasie über den Choral „Wie schön leucht't uns der Morgenstern“ Op.40 No.1
3. Fantasie 13'17
4. Fuge 5'12
5. Fantasie über den Choral „Straf mich nicht in deinem Zorn!“ Op.40 No.2 16'36
52 Choralvorspiele für Orgel Op.67
6. No.1 Allein Gott in der Höh sei Ehr 1'39
7. No.2 Alles ist an Gottes Segen 0'58
8. No.3 Aus tiefer Not schrei ich zu dir 2'56
9. No.4 Aus meines Herzens Grunde 2'48
CD6
1. Fantasie über den Choral „Alle Menschen müssen sterben“Op.52 No.1 17'16
Fantasie über den Choral „Wachet auf, ruft uns die Stimme!“Op.52 No.2
2. Fantasie 13'06
3. Fuge 6'49
Fantasie über den Choral „Halleluja! Gott zu Loben, bleibe meine Seelenfreud!“ Op.52 No.3
4. Fantasie 9'24
5. Fuge 7'05
52 Choralvorspiele fur Orgel Op.67
6. No.5 Christus, der ist mein Leben (Ach, bleib mit deinen Gnade) 3'02
7. No.6 Ein' feste Burg ist unser Gott 2'52
8. No.7 Dir, dir, Jehova, will ich singen 2'02
9. No.8 Erschienen ist der herrlich Tag 3'11
10. No.9 Herr Jesu Christ, dich zu uns wend 1'12
11. No.10 Es ist das Heil uns kommen her (Sei Lobe und Ehr dem hochsten Gut) 1'52
12. No.11 Freu dich sehr, o meine Seele 2'58
13. No.12 Gott des Himmels und der Erden 3'00
14. No.13 Herr, wie du willst, so schicks mit mir (Aus tiefer Not schrei ich zu dir) 4'45
15. No.14 Herzlich tut mich verlangen (O Haupt voll Blut und Wunden) 3'21
at the Steinmeyer Organ of the Ottobeuren Basilika, Germany
Recording: 8 & 10 October 2011, Ottobeuren Basilika, Germany
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD7
Introduktion, Passacaglia und Fuge in E minor Op.127
1. Introduktion 4'43
2. Passacaglia 14'28
3. Fuge 10'41
Zwolf Stucke Op.80
4. Praludium 4'47
5. Fughetta 4'10
6. Canzonetta 5'35
7. Gigue 2'58
8. Ave Maria 4'55
9. Intermezzo 4'08
10. Scherzo 4'37
11. Romanze 4'07
12. Perpetuum mobile 1'54
13. Intermezzo 4'59
14. Toccata 3'38
15. Fuge 4'08
CD8
Drei Stucke Op.7
1. Praludium und Fuge in C 9'39
2. Fantasie uber "Te Deum laudamus“ 10'56
3. Fuge in D minor 10'19
Sieben Stucke Op.145
4. Trauerode 14'33
5. Dankpsalm 8'09
6. Weihnachten 8'28
7. Passion 5'29
8. Ostern 4'22
9. Pfingsten 5'42
10. Siegesfeier 7'57
at the Stahlhuth/Jann Organ of the St Martin Church, Dudelange, Luxembourg
Recording: 13-14 April 2012, St Martin's Church, Dudelange, Luxembourg
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD9
Sonata No.1 in F sharp minor Op.33
1. I. Fantasie 4'58
2. II. Intermezzo 6'02
3. III. Passacaglia 12'07
Sonata No.2 in D minor Op.60
4. I. Improvisation 8'16
5. II. Invokation 7'51
6. III. Introduktion and Fuge 7'25
Werke ohne Opuszahl
7. Introduktion und Passacaglia in D minor WoO IV/6 7'33
8. Praludium in C minor “Limonadenpraludium” WoO VIII/6 1'21
9. Variationen und Fuge uber “Heil, unserm Konig Heil!“ WoO IV/7 9'16
10. Praludium und Fuge in D minor WoO IV/10 5'35
11. Postludium in D minor WoO IV/12 2'26
12. Praludium und Fuge in G sharp minor WoO IV/15 7'01
CD10
Monologe . Zwolf Stucke Op.63
1. Praludium 6'14
2. Fuge 6'27
3. Kanzone 6'36
4. Capriccio 4'38
5. Introduktion 3'47
6. Passacaglia 9'59
7. Ave Maria 5'20
8. Fantasie 5'09
9. Tokkata 3'56
10. Fuge 7'49
11. Canon 3'42
12. Scherzo 5'00
Zwei Transkriptionen
13. Praludium und Fuge in F sharp 6'09
14. Romanze in A minor 3'30
Werke ohne Opuszahl
15. Fuge in C minor WoO IV/8 2'38
16. Altniederlandisches Dankgebet WoO IV/17 3'00
at the Sauer Organ of the Erloserkirche, Bad Homburg, Germany
Recording: 8-9 December 2011, Erloserkirche, Bad Homburg, Germany
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD11
Erste Suite in E minor Op.16
1. Introduktion und Fuge 16'53
2. Adagio assai 10'24
3. Intermezzo . Trio 12'24
4. Passacaglia 12'44
Zweite Suite in G minor Op.92
5. Praludium 4'30
6. Fuge 3'43
7. Intermezzo 6'56
8. Basso ostinato 2'57
9. Romanze 7'29
10. Tokkata 3'40
11. Fuge 4'00
CD12
Funf leicht ausfuhrbare Praludien und Fugen Op.56
1. Praludium und Fuge in E 9'34
2. Praludium und Fuge in D minor 6'32
3. Praludium und Fuge in G 11'32
4. Praludium und Fuge in C 6'38
5. Praludium und Fuge in B minor 12'36
Vier Praludien und Fugen Op.85
6. Praludium und Fuge in C sharp minor 6'52
7. Praludium und Fuge in G 7'23
8. Praludium und Fuge in F 8'42
9. Praludium und Fuge in E minor 8'36
at the Link Organ of the Evangelische Stadtkirche, Giengen an der Brenz, Germany
Recording: 25-26 June 2011, Evangelische Stadtkirche, Giengen an der Brenz, Germany
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD13
52 Choralvorspiele fur Orgel Op.67
1. No.15 Jauchz, Erd, und Himmel, Juble! 3'57
2. No.16 Ich dank dir, lieber Herr 2'17
3. No.17 Ich will dich lieben, meine Starke 1'45
4. No.18 Jerusalem, du hochgebaute Stadt 2'01
5. No.19 Jesu Leiden, Pein und Tod 2'17
6. No.20 Jesus, meine Zuversicht 1'54
7. No.21 Jesu, meine Freude 2'08
8. No.22 Komm, o komm, du Geist des Lebens 1'04
9. No.23 Lobt Gott, ihn Christen alle gleich 1'04
10. No.24 Lobe den Herren, den machtigen Konig der Ehren 1'37
11. No.25 Mach's mit mir, Gott, nach deinen Gut 2'14
12. No.26 Meinen Jesum lass ich nicht 2'01
13. No.27 Nun danket alle Gott 2'09
14. No.28 Nun freut euch, lieben Christen 1'32
15. No.29 Nun komm, der Heiden Heiland 1'14
16. No.30 O Gott, du frommer Gott 1'40
17. No.31 O Jesu Christ, meines Lebens Licht 1'05
18. No.32 O Lamm Gottes, unschuldig 2'05
19. No.33 O Welt, ich muss dich lassen 2'32
20. No.34 Schmucke dich, o liebe Seele 1'54
21. No.35 Seelenbrautigam 1'54
22. No.36 Sollt ich meinen Gott nicht singen 2'37
23. No.37 Straf mich nicht in deinem Zorn 1'43
24. No.38 Valet will ich dir geben 2'15
25. No.39 Vater unser in Himmelreich 3'09
26. No.40 Vom Himmel hoch, da komm ich her 2'37
27. No.41 Wachet auf, ruft uns die Stimme 2'48
28. No.42 Von Gott will ich nicht lassen 2'30
29. No.43 Warum sollt ich mich denn gramen 2'17
30. No.44 Was Gott thut, das ist wohlgethan 2'04
31. No.45 Wer nur den lieben Gott lasst walten 1'40
32. No.46 Wer nur den lieben Gott lasst walten 1'04
33. No.47 Werde munter, mein Gemute 1'36
34. No.48 Wer weiss, wie nahe mir mein Ende 2'20
35. No.49 Wie schon leuchtet der Morgenstern 2'13
36. No.50 Wie wohl ist mir, o Freud der Seelen 1'42
37. No.51 Jesus ist kommen 1'24
38. No.52 O wie selig 1'14
CD14
13 Choralvorspiele Op.79b
1. No.1 Ach Gott, verlass mich nicht 1'30
2. No.2 Ein feste Burg ist unser Gott 1'25
3. No.3 Herr, nun selbst den Wagen halt 1'23
4. No.4 Morgenglanz der Ewigkeit 1'14
5. No.5 Mit Fried und Freud ich fahr dahin 2'08
6. No.6 Wer Weiss, wie nahe mir mein Ende 2'03
7. No.7 Auferstehn, ja auferstehn 0'56
8. No.8 Christ ist erstanden von dem Tod 1'14
9. No.9 Christus, der ist mein Leben 1'24
10. No.10 Mit Fried und Freud ich fahr dahin 1'34
11. No.11 Nun danket alle Gott 1'53
12. No.12 Herr, nun selbst den Wagen halt 1'12
13. No.13 Warum soll ich mich denn gramen 1'01
30 Choralvorspiele Op.135a
14. No.1 Ach bleib mit deiner Gnade 1'21
15. No.2 Allein Gott in der Hoh sei Ehr 1'35
16. No.3 Alles ist Gottes Segen 1'14
17. No.4 Aus tiefer Not schrei ich zu dir 2'38
18. No.5 Ein feste Burg ist unser Gott 1'13
19. No.6 Eins ist Not! Ach Herr, dies Eine 1'42
20. No.7 Es ist das Heil uns kommen her 1'08
21. No.8 Es ist gewislich an der Zeit 1'21
22. No.9 Freu dich sehr, o meine Seele 1'41
23. No.10 Groser Gott, wir loben dich 0'59
24. No.11 Herr Jesu Christ, dich zu uns wend 1'00
25. No.12 Jerusalem, du hochgebaute Stadt 1'01
26. No.13 Jesus, meine Zuversicht 1'46
27. No.14 Liebster Jesu, wir sind hier 1'23
28. No.15 Lobe den Herren, den machtigen Konig der Ehren 0'55
29. No.16 Macht hoch die Tur 1'15
30. No.17 Meinen Jesum las' ich nicht 1'34
31. No.18 Nun danket alle Gott 1'07
32. No.19 O das ich tausend Zungen hatte 1'07
33. No.20 O Gott, du frommer Gott 1'47
34. No.21 O Haupt voll Blut und Wunden 3'04
35. No.22 O Welt, ich mus dich lassen 1'19
36. No.23 Valet will ich dir geben 1'00
37. No.24 Vom Himmel hoch, da komm ich her 1'15
38. No.25 Wachet auf, ruft uns die Stimme 1'34
39. No.26 Was Gott tut, das ist wohlgetan 1'13
40. No.27 Was mein Gott will, das gscheh allzeit 1'18
41. No.28 Wer nur den lieben Gott last walten 1'50
42. No.29 Wie schon leuchtet uns der Morgenstern 1'15
43. No.30 Wunderbarer Konig 1'13
Choralvorspiele ohne Opuszahl
44. No.1 O Trauerigkeit, o Herzeleid 6'01
45. No.2 Komm, suser Tod 4'55
46. No.3 Christ ist erstanden von dem Tod 1'39
47. No.4 O Haupt voll Blut und Wunden 2'17
48. No.5 Es kommt ein Schiff, geladen 0'58
49. No.6 Wie schon leuchtet der Morgenstern 1'32
at the Sauer Organ of the Moritzkirche, Halle, Germany
Recording: 16-18 August 2012, Moritzkirche, Halle, Germany
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD15
Klavierwerke J.S. Bachs fur der Orgel bearbeitet von Max Reger
1. Chromatische Fantasie und Fuge in D minor BWV903 14'54
2. Praludium und Fuge in C sharp minor BWV849 7'29
3. Praludium und Fuge in B BWV866 4'03
4. Praludium und Fuge in B minor BWV867 5'18
5. Praludium und Fuge in C BWV870 5'08
6. Praludium und Fuge in C sharp BWV872 4'36
7. Praludium und Fuge in D BWV874 7'04
8. Praludium und Fuge in G BWV884 5'27
9. Praludium und Fuge in G minor BWV885 7'35
10. Fantasie und Fuge in A minor BWV904 9'18
11. Toccata und Fuge in D minor BWV913 7'45
CD16
Klavierwerke J.S. Bachs fur der Orgel bearbeitet von Max Reger
Zweistimmige Inventionen als “Schule des Triospiele“ fur die Orgel bearbeitet von Max Reger und Karl Straube BWV772-786
1. Invention I 1'34
2. Invention II 2'13
3. Invention III 1'38
4. Invention IV 1'28
5. Invention V 2'16
6. Invention VI 4'27
7. Invention VII 1'46
8. Invention VIII 1'19
9. Invention IX 2'26
10. Invention X 1'11
11. Invention XI 1'56
12. Invention XII 2'00
13. Invention XIII 1'41
14. Invention XIV 2'01
15. Invention XV 1'33
16. Toccata und Fuge in F sharp minor BWV910 12'33
17. Toccata und Fuge in C minor BWV911 13'15
18. Fantasie und Fuge in D BWV912 13'34
19. Toccata und Fuge in G minor BWV915 11'43
at the Kuhn Organ of the Ref. Stadtkirche St Johann, Schaffhausen, Switzerland
Recording: 19-20 April 2013, St Johann Church, Schaffhausen, Switzerland
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
CD17
Bearbeitungen
1. Franz Liszt: Der heilige Franz von Paula auf den Wogen schreitend 13'02
2. Richard Strauss: Feierlicher Einzug der Ritter des Johanniterordens 6'40
3. Christian Sinding: Klavierquintett in E minor Op.5 . Andante 10'49
4. Sonate No.1 in F sharp minor Op.33 . Passacaglia 9'58
Choralphantasie “Wie Schon leucht't uns der Morgenstern“ Op.40 16'29
5. No.1
6. No.2
Fantasie und Fuge in D minor Op.135b 20'40
7. I. Fantasie
8. II. Fuge
at the Kuhn Organ of the Ref. Stadtkirche St Johann, Schaffhausen, Switzerland (1-3)
at the Sauer Organ of the Erloserkirche, Bad Homburg, Germany (4)
at the Steinmeyer Organ of the Ottobeuren Basilika, Germany (5-6)
at the Bruckner Organ of the Stiftsbasilika St. Florian bei Linz, Austria (7-8)
Recording: 19-20 April 2013, Ref. Stadtkirche, Schaffhausen, Switzerland (1-3); 8 December 2011, Erloserkirche, Bad Homburg, Germany (4); 10 October 2011, Ottobeuren Basilika, Germany (5-6); 11 December 2010, St Florian Basilika, Austria (7-8)
Recorded, edited and mastered by Federico Savio
Roberto Marini

作曲者情報

参照資料:「Max Reger - Werk statt Leben: Biografie(Susanne Popp)」、「Max Reger: Der konservative Modernist(Michael Schwalb)」、「Max Reger am Wendepunkt zur Moderne(Susanne Popp, Susanne Shigihara)」、「Selected Writings of Max Reger(Christopher Anderson)」、「Max Reger und Karl Straube(Gustav Robert-Tornow)」、他
家族
◆ 父ヨーゼフ
ヨーゼフ・レーガー[1847-1905]。バイエルン王国北東部のランナースドルフに誕生し、バイエルン王国ミュンヘンで死去(58歳)。カトリック。
◆ 母フィロメナ
フィロメナ・カタリーナ・レーガー(旧姓:ライヒェンベルガー)[1852-1911]。バイエルン王国北東部のグレーチェンロイトに誕生し、バイエルン王国ミュンヘンで死去(58歳)。カトリック。
◆ 兄弟
マックス・レーガー[1873-1916]は第1子。第2子テオドール[1875-1875]、第4子アレクサンダー[1877-1877]、第5子ロベルト[1879-1879]は生後数日から数か月で死去しており、第3子エマ[1876-1944]のみ成人。エマは熱狂的なカトリック信者で生涯独身。マックスはプロテスタントで離婚歴のある女性と1902年に結婚したことでカトリック教会から破門されプロテスタントに。
◆ 妻エルザ
マルガレーテ・ウルリケ・アウグスタ・マリー・カロリーネ・エルザ・フォン・レーガー(旧姓:バーゲンスキー)。1870年10月25日にプロイセン王国コルベルク(現・ポーランド、コウォブジェク)に誕生し、1951年5月3日に西ドイツのボンで死去(80歳)。プロテスタント。
◆ 子供
クリスタ・レーガー[1905-1969](1907年3月養子縁組)
シャルロッテ・レーガー[1907-1963](1908年10月養子縁組)
教育
◆ 自宅でピアノなど指導
1878年、5歳で母フィロメナによるピアノの指導がヴァイデンの自宅で開始。のちに父ヨーゼフも弦楽器や理論など音楽に関するさまざまなことを自宅で指導。
◆ 小学校
1879年、6歳でヴァイデンの小学校に入学し、1882年に9歳で卒業。幼時期から母フィロメナに読み書きと算数を教わっていたため、入学後4週間で第2学年に進級。

◆ 王立中等学校
1882年、9歳でヴァイデンの王立中等学校に入学し、1886年に13歳で卒業。成績優秀。

◆ リントナー
1884年、11歳でアダルベルト・リントナー[1860-1946]によるピアノとオルガンの指導が開始され、1889年、16歳まで継続。リントナーは父ヨーゼフの元教え子で、ヴァイデンの教師・オルガニスト。

◆ 自宅でオルガン
1885年、13歳のときに自宅にオルガンが設置。楽器は父の勤務先である王立教員養成学校準備校で使わなくなったオルガンを改造したもので足鍵盤もある立派なもの。

◆ 王立教員養成学校準備校
1886年、13歳でヴァイデンの王立教員養成学校準備校に入学し、1889年に16歳で卒業。同校は父ヨーゼフの勤務先。

◆ ゾンダースハウゼン音楽院

◆ アルベルト・フックス音楽院

仕事
◆ アルベルト・フックス音楽院

◆ ミュンヘン音楽アカデミー
1905年、オルガンと理論の講師として契約。しかし、保守派だらけで衝突が絶えず翌1906年に辞任。現・ミュンヘン音楽演劇大学。

◆ ライプツィヒ王立音楽院
教授として作曲を指導。

◆ ライプツィヒのパウロ教会
音楽監督。隣接するライプツィヒ大学が運営する教会。

◆ マイニンゲン宮廷楽団
首席指揮者。

拠点
◆ ブラント (約1年)
1873〜1874年。バイエルン王国。バイロイトの東約23kmに位置するフィヒテル山地ティルシェンロイトに属する自治体で、当時の人口は600人ほど。レーガーの生地。画像は校舎兼生家。

◆ ヴァイデン (約16年)
1874〜1890年。バイエルン王国。ブラントの南東約37kmに位置。当時の人口は5千人ほど。鉄道「ヴァイデン・バイロイト線(約58km)」や「レーゲンスブルク・ヴァイデン線(約86km)」が通る交通の要衝。

◆ ゾンダースハウゼン (約3か月)
1890〜1890年。シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国。ヴァイデンの北北西約220kmに位置。当時の人口は5千人ほど。

◆ ヴィースバーデン (約8年)
1890〜1898年。プロイセン王国。ゾンダースハウゼンの南西約220kmに位置。当時の人口は約9万人。帝国都市ヴィースバーデンは、温泉やカジノもあり、当時ドイツで最も富裕層の多い都市のひとつでした。

◆ ヴァイデン (約3年)
1898〜1901年。バイエルン王国。ヴィースバーデンの東南東約300kmに位置。鉄道のもたらした経済効果により人口約1万人に発展。しかし、レーガーは刺激が欲しくなり大都会ミュンヘンに移るよう家族を説得。

◆ ミュンヘン (約6年)
1901〜1907年。バイエルン王国。ヴァイデンの南南西約180kmに位置。当時の人口は約50万人。

◆ ライプツィヒ (約4年)
1907〜1911年。ザクセン王国。ミュンヘンの北北東約360kmに位置。当時の人口は約55万人。

◆ マイニンゲン (約4年)
1911〜1915年。ザクセン=マイニンゲン公国。ライプツィヒの南西約170kmに位置。当時の人口は約2万人。

◆ イェーナ (約1年)
1915〜1916年。ザクセン=ワイマール=アイゼナハ大公国。ライプツィヒの南西約70kmに位置。当時の人口は約4万人。

トピック
◆ カトリックの日曜礼拝で演奏
1886年、13歳のレーガーは、ヴァイデンの聖ミヒャエル教区教会でおこなわれるカトリックの日曜礼拝で演奏するようになります。当時、この教会は2週間交替でプロテスタント住民にも使用されていたため、プロテスタントのコラールに触れることも可能でした。
◆ 公開演奏会デビュー
1887年、14歳のレーガーは、初めて一般聴衆の前でピアノを演奏。曲目はユダヤ系ポヘミア人作曲家ユリウス・シュルホフ[1825-1898]のピアノ・ソナタ。シュルホフはショパンやリストと交流のあったピアニスト・作曲家。ヘ短調ソナタは1854年に出版されリストに献呈された17分ほどの曲。

◆ 兵役
1896年10月、志願兵としての兵役が開始。当時のドイツの志願兵役制度は、装備費、宿泊費、食費など、兵役期間中に必要な多額の費用を全額自費で賄うことにより兵役期間を2年短縮して1年とし、さらに昇進もしやすくするというものでした。費用相場は2,000〜3,600マルク(約300〜540万円相当)で、当時の小学校教師の年収が2,000マルク(約300万円相当)ほどであったことから、この制度が富裕層を優遇することは明らかで、同様の制度はオーストリア、フランス、イタリア、ロシアなどにもありました。
レーガーの場合は兵役期間短縮が目的ですが、資金が足りなかったため、6月にピアノ協奏曲ヘ短調を作曲し、7月に交響曲ロ短調をほぼ完成、イギリスのオーゲナー社から出版するはずでしたが見送られたため、ピアノの個人指導などで稼ぐことになります。
翌年夏、レーガーのなじみの指導先であるバーゲンスキー家には将来の妻エルザの実兄でプロイセン陸軍中佐のハンスとその家族も滞在。実家で兵役中のレーガーに出会ったハンスは、そのルールを守らない型破りな様子に驚き、救いようのない人だと呆れてもいました。
一方、ハンスの4歳の息子クルトは、よくレーガーの近くに座って演奏を眺めたりしていたので、レーガーのことが気に入っていたようですが、9月2日、鉄ネジの誤飲によりあっけなく死去。
レーガーは幼いクルトの死を悲しみ「小さなジークフリートのための葬送行進曲」を作曲していますが、残念ながら楽譜は現存していません。悲しみの中、1897年10月1日に兵役も終了。


年表
西暦年リンク
1873 1874 1875 1876 1877 1878 1879 1880 1881 1882 1883 1884 1885 1886 1887 1888 1889 1890 1891 1892 1893 1894 1895 1896 1897 1898 1899 1900 1901 1902 1903 1904 1905 1906 1907 1908 1909 1910 1911 1912 1913 1914 1915 1916
1873年/明治6年 (0歳)
【拠点】 ブラント(バイエルン王国)。
◆ 3月19日午前3時15分、マックス・レーガー誕生。生地はバイエルン王国の北部、バイロイトの東約23kmに位置するフィヒテル山地ティルシェンロイトに属するブラントで、当時の人口は600人ほど。レーガー誕生の2年前の1871年には、連邦国家であるドイツ帝国が成立。バイエルン王国はその構成国で、連邦議会61議席中、プロイセン王国の17議席に次ぐ6議席を確保。
◆ 父ヨーゼフ・レーガー[1847-1905]は小学校教員で、ピアノやコントラバスの演奏のほか、音楽理論にも精通したカトリック教徒。母フィロメナ・カタリーナ・レーガー(旧姓:ライヒェンベルガー)[1852-1911]はティルシェンロイトの地主の娘でピアノを弾くカトリック教徒。2人は1871年10月12日に隣接するエプナトの教区教会で挙式。マックスはその第1子。

◆ 3月22日、エプナトの教区教会で受洗。洗礼名は、ヨハン・バプティスト・ヨーゼフ・マクシミリアン・レーガー。

◆ 9月10日、バイエルン国王ルートヴィヒ2世、宮殿複合施設を建設するために、キームゼー湖のヘレンヴェルト島を35万グルデン(約8億7500万円相当)で購入。新ヘレンキームゼー城は、ノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城と並ぶ名所として有名。
1874年/明治7年 (0〜1歳)
【拠点】 ブラント(バイエルン王国)→ ヴァイデン(バイエルン王国)。
◆ 父ヨーゼフの新たな勤務先がヴァイデンの王立教員養成学校準備校に決定。
◆ レーガー家はブラントの南東約37kmに位置するヴァイデン(バイエルン王国)に転居。ヴァイデンの当時の人口は5千人ほどでしたが、1862年にバイエルン東部鉄道の「ヴァイデン・バイロイト線(約58km)」が開通しており、1863年には「レーゲンスブルク・ヴァイデン線(約86km)」も開通するなど交通の要衝で、20世紀を迎える頃には1万人近くに達していました。

1875年/明治8年 (1〜2歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

◆ 2月22日、弟テオドール誕生(同年死去)。
1876年/明治9年 (2〜3歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

◆ 4月13日、妹エマ[1876-1944]誕生。
◆ 8月13日、バイロイト祝祭劇場、「ラインの黄金」により開場。建設資金は後援公募とオスマン帝国皇帝アブデュルアズィズからの巨額援助、及びルートヴィヒ2世からの40万マルクの融資(約6億円相当。後年完済)など。
1877年/明治10年 (3〜4歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

◆ 6月10日、弟アレクサンダー誕生(同年死去)。
1878年/明治11年 (4〜5歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

◆ 母によるピアノの指導が開始。ほどなく父も音楽に関するさまざまなことを指導。
1879年/明治12年 (5〜6歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの小学校。
◆ 7月10日、弟ロベルト誕生(同年死去)。
◆ ヴァイデンの小学校に入学。読み書き計算ができたため4週間後に第2学年に進級。

1880年/明治13年 (6〜7歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの小学校。
1881年/明治14年 (7〜8歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの小学校。
1882年/明治15年 (8〜9歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの小学校→ ヴァイデンの王立中等学校。
◆ ヴァイデンの小学校を卒業。
◆ ヴァイデンの王立中等学校に入学。

1883年/明治16年 (9〜10歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立中等学校。

1884年/明治17年 (10〜11歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立中等学校。

【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。
◆ ヴァイデンの教師でオルガニストのアダルベルト・リントナー[1860-1946]にピアノとオルガンを師事。リントナーはレーガーの父ヨーゼフの教え子。

1885年/明治18年 (11〜12歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立中等学校。

【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。

◆ 父の勤務先である王立教員養成学校準備校のオルガンが使われなくなったため、自宅用に改造して設置。自宅でもオルガン演奏が可能に。

1886年/明治19年 (12〜13歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立中等学校→ ヴァイデンの王立教員養成学校準備校。
【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。

◆ ヴァイデンの王立中等学校を優秀な成績で卒業。

◆ 典礼演奏が上達したため、ヴァイデンの聖ミヒャエル教区教会でおこなわれるカトリックの日曜礼拝で演奏するようになります。当時、この教会は2週間交替でプロテスタント住民にも使用されていたため、プロテスタントのコラールに触れることも可能でした。
◆ ヴァイデンの王立教員養成学校準備校に入学。

1887年/明治20年 (13〜14歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立教員養成学校準備校。

【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。

◆ 5月、公開演奏会に初めて出演。会場の「ガストホーフ・ツア・アイゼンバーン」は当時の鉄道建設ラッシュに対応した「線路沿いの宿」。宿泊だけでなく、飲食や音楽演奏の地域拠点としてドイツ各地に数多く出現。
曲目はユダヤ系ポヘミア人作曲家ユリウス・シュルホフ[1825-1898]のピアノ・ソナタ ヘ短調。シュルホフはショパンやリストと交流のあったピアニストで作曲家。ヘ短調ソナタは1854年に出版されリストに献呈された17分ほどの曲。ユリウス・シュルホフはのちにレーガーがライプツィヒ音楽院で教えることになる作曲家エルヴィン・シュルホフ[1894-1942]の大叔父。

ちなみにエルヴィン・シュルホフは初期にはレーガーの影響を受けた「ヴァイオリンとピアノのための組曲」なども作曲していましたが、第1次大戦でオーストリア軍に従軍したのち前衛化。やがてナチ政権下のドイツとその保護領であるチェコで仕事を失ったエルヴィンは、1939年にソ連政府に市民権を申請して1941年4月26日に承認され、6月13日にはソ連領事館でビザを取得。移住しようとしていた矢先の6月22日にドイツが不可侵条約を破ってソ連に侵攻したため、ソ連市民権を得ていたシュルホフは敵国民扱いのユダヤ人となり翌6月23日に逮捕、翌年バイエルンのヴュルツブルク強制収容所で死去。

1888年/明治21年 (14〜15歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立教員養成学校準備校。

【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。

◆ 夏、名付け親でもある裕福な叔父ヨハンに連れられバイロイトで、モットル指揮「パルジファル」、リヒター指揮「マイスタージンガー」を鑑賞。衝撃を受け、作曲家になることを決意。叔父ヨハンは毎年のようにレーガーを邸宅に滞在させていました。
◆ リントナーがハンブルクのフーゴー・リーマンとミュンヘンのヨーゼフ・ラインベルガー宛にレーガーの序曲ニ短調を送付。両者とも好意的でしたが、特にリーマンは積極的な反応でした。
【作品】
管弦楽
● 序曲ニ短調
1889年/明治22年 (15〜16歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【教育】 ヴァイデンの王立教員養成学校準備校。
【教育】 アダルベルト・リントナーによる個人指導(ピアノ、オルガン)。

◆ 6月、ヴァイデンの王立教員養成学校準備校を卒業。

◆ 音楽の勉強を希望するものの父親は拒否。
◆ 8月、アンベルク(バイエルン王国)の王立教員養成学校に合格。
◆ 弦楽四重奏曲ニ短調を完成。終楽章に父を意識してコントラバスを使用。
◆ レーゲンスブルク大聖堂で礼拝に接して感動し、礼拝で演奏されるオルガン音楽を勉強して作曲することを決意。
【作品】
管弦楽
● 交響的楽章「ヘロイデ(英雄)」
室内楽
● 弦楽四重奏曲ニ短調
● フルートと弦楽五重奏のためのスケルツォ
1890年/明治23年 (16〜17歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)→ ゾンダースハウゼン(シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国)→ ヴィースバーデン(プロイセン王国)。
【教育】 ゾンダースハウゼン音楽院。
【教育】 アルベルト・フックス音楽院。
【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。
◆ 4月、ゾンダースハウゼン(シュヴァルツブルク=ゾンダースハウゼン侯国)に転居。

◆ 4月、ゾンダースハウゼン音楽院で、フーゴー・リーマン[1849-1919]のクラスに7月まで参加。リーマンはこの年、ハンブルク音楽院を辞めて故郷のゾンダースハウゼンに戻り、地元の音楽院で教えていました。リーマンは音楽辞典編纂でも有名な音楽理論家、音楽史家、音楽教育者。

◆ 9月、リーマンがヴィースバーデン(プロイセン王国)のアルベルト・フックス音楽院(旧称:フロイデンベルク音楽院)に招かれて契約したため、レーガーもヴィースバーデンに転居。

◆ 9月、アルベルト・フックス音楽院に入学。学生としてピアノと音楽理論を専攻しながら、オルガンとピアノの講師として報酬も得られるよう契約。

◆ アルベルト・フックス院長のフックスとの共演でチェンバロを演奏。フックスは歴史的楽器のコレクターでもありました。
【作品】
管弦楽
● 交響的楽章ニ短調
室内楽
● ヴァイオリン・ソナタ Op.1
1891年/明治24年 (17〜18歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【教育】 アルベルト・フックス音楽院。
【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

◆ この頃から酒量と喫煙量が増大。
【作品】
室内楽
● ピアノ三重奏曲 Op.2
● ヴァイオリン・ソナタ Op.3
ピアノ
● 演奏会用大ワルツ WoO III/3(Op.378)
1892年/明治25年 (18〜19歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【教育】 アルベルト・フックス音楽院。
【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

【作品】
室内楽
● チェロ・ソナタ Op.5
● 2つの弦楽四重奏のためのスケルツォ
ピアノ
● 12のワルツ・カプリース Op.9(4手)
オルガン
● 3つの小品 Op.7
声楽
● 3つの合唱曲 Op.6
● 5つの歌曲 Op.8
1893年/明治26年 (19〜20歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【教育】 アルベルト・フックス音楽院。
【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

【個人事業】 個人指導。作曲。音楽評論。
◆ 2月、アルベルト・フックス音楽院での学業を修了。オルガンとピアノの講師として引き続き在職。
◆ ピアノの個人指導先のバーゲンスキー家で将来の妻となるエルザと出会います。
◆ 「アルゲマイネ・ムジーク・ツァイトゥング」紙に音楽評論を寄稿。
◆ ロンドンの出版社、オーゲナー社と契約。契約期間は7年間。
【作品】
ピアノ
● 20のドイツ舞曲 Op.10(4手)
● 7つのワルツ Op.11(4手)
オルガン
● 6つのコラール前奏曲
声楽
● 5つの歌 Op.12
1894年/明治27年 (20〜21歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

【個人事業】 個人指導。作曲。音楽評論。
◆ 2月、ベルリンでヴァイオリン・ソナタ Op.1、ピアノ三重奏曲 Op.2、チェロ・ソナタ Op.5、歌曲を演奏するコンサートを開催。
◆ 3月、アルコールの過剰摂取が非難されます。
◆ 「アルゲマイネ・ムジーク・ツァイトゥング」紙に音楽評論を寄稿。
【作品】
ピアノ
● 綴じていないページ Op.13
声楽
● 5つの二重唱曲 Op.14
● 湖の上に立つ Op.14b
1895年/明治28年 (21〜22歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

【個人事業】 個人指導。作曲。
◆ 秋、リーマン家がライプツィヒに転居。
【作品】
ピアノ
● 青年時代より Op.17
● すべての短調と長調の111のカノン
オルガン
● 組曲 Op.16
声楽
● タントゥム・エルゴ・サクラメントゥム(ラテン語)
1896年/明治29年 (22〜23歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【所属組織】 アルベルト・フックス音楽院(講師:オルガン、ピアノ)。

【個人事業】 個人指導。作曲。
◆ 2月、フランクフルト・ムゼウム協会主催演奏会で、R.シュトラウス、ブゾーニと交流。

◆ ブラームス宛にオルガン組曲 Op.16を送付。バッハの手法による作品で、ブラームスは気に入り、他も送ってくれるようレーガーに依頼。
◆ 10月、志願兵としての兵役が開始。当時のドイツの志願兵役制度は、装備費、宿泊費、食費など、兵役期間中に必要な多額の費用を全額自費で賄うことにより兵役期間を2年短縮して1年とし、さらに昇進もしやすくするという制度でした。費用相場は2,000〜3,600マルク(約300〜540万円相当)で、当時の小学校教師の年収が2,000マルク(約300万円相当)ほどであったことから、この制度が富裕層を優遇するものであることは明らかで、同様の制度はオーストリア、フランス、イタリア、ロシアなどにもありました。
レーガーの場合は兵役期間短縮が目的ですが、資金が足りなかったため、6月にピアノ協奏曲ヘ短調を作曲し、7月に交響曲ロ短調をほぼ完成、イギリスのオーゲナー社から出版するはずでしたが見送られたため、借金で賄うことになります。

【作品】
ピアノ
● 華麗な練習曲
● 8つの即興曲 Op.18
● 5つのフモレスケ Op.20
1897年/明治30年 (23〜24歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)。

【個人事業】 個人指導。作曲。
◆ 4月3日、ブラームス死去。
◆ 夏、志願兵役中のレーガーは、兵役費用に充てるため、4年前から教えているバーゲンスキー家で、エルザとエルザの従姉妹のベルタにピアノの個人指導を実施。
バーゲンスキー家にはエルザの実兄でプロイセン陸軍中佐のハンスとその家族も滞在しており、レーガーに会ったハンスは、そのルールを守らない型破りな様子に驚き、救いようのない人だと呆れてもいました。
一方、ハンスの4歳の息子クルトは、よくレーガーの近くに座って演奏を眺めたりしていたので、レーガーのことが気に入っていたようですが、9月2日、鉄ネジの誤飲によりあっけなく死去。
レーガーは幼いクルトの死を悲しみ「小さなジークフリートのための葬送行進曲」を作曲していますが、残念ながら楽譜は現存していません。
◆ 10月1日、兵役終了。

【作品】
ピアノ
● 小さなジークフリートのための葬送行進曲
1898年/明治31年 (24〜25歳)
【拠点】 ヴィースバーデン(プロイセン王国)→ ヴァイデン(バイエルン王国)。
【個人事業】 個人指導。作曲。
◆ 2月、ピアノ五重奏曲ハ短調が完成するものの、英オーゲナー社は出版を拒否。
◆ ハイデルベルクとボンの楽長職に応募して不合格。ブゾーニとモットルの推薦を得ていただけにレーガーのショックは大きく、酒量が増大。
◆ 3月、妹エマがアルコール依存状態のレーガーを実家に連れ戻して立て直そうとヴィースバーデンを訪れるもののレーガーは拒否。
◆ 3月、レーガーと同年齢の若いオルガニスト、カール・シュトラウべ[1873-1950]が、オルガン組曲 Op.16をベルリン初演。前年にブラームス宛に送って気に入られていた曲。
◆ 6月、妹エマの連れ戻しに応じ、レーガーはヴァイデンの実家に転居。

【作品】
室内楽
● ピアノ五重奏曲ハ短調 WoO II/9
● チェロ・ソナタ ト短調 Op.28
ピアノ
● 即興曲「美しく青きドナウ」
● 6つのワルツ Op.22(4手)
● 6つの小品 Op.24
● 水彩画 Op.25
● 「若者への挨拶」
オルガン
● コラール幻想曲「われらが神は堅き砦」Op.27
● 幻想曲とフーガ ハ短調 Op.29
● コラール幻想曲「大いに喜べ、おおわが魂よ」Op.30
声楽
● 讃歌と歌 Op.21
● 彼らはみなあなたに栄光をもたらすでしょう
● 2つの宗教的な歌 Op.19(ドイツ語、オルガン伴奏)
● 4つの歌曲 Op.23
● アンナ・リッターの6つの詩 Op.31
1899年/明治32年 (25〜26歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【個人事業】 作曲。
◆ 5〜6月、ザルツブルクの隣ベルヒテスガーデンのシュネーヴィンクルに長期滞在。ヴィースバーデン時代にピアノの個人指導をおこなっていたバーゲンスキー家からの招待。同地で同家の娘エルザと再会。エルザは1891年にフランツ・フォン・ベルケン少将と結婚し、1899年4月に離婚。レーガーは恋愛感情を抱き、歌曲を作曲して表現。しかしまだ離婚から間もないことや、ヴィースバーデン時代のレーガーの深酒を覚えていたエルザは拒否。
【作品】
管弦楽
● ホルンと弦楽のためのスケルツィーノ
室内楽
● ヴァイオリン・ソナタイ長調 Op.41
ピアノ
● 7つの性格的小品 Op.32
● 5つの絵画的小品 Op.34(4手)
● 色とりどりの葉 Op.36
● 3つのアルバムの綴り
オルガン
● オルガン・ソナタ第1番嬰ヘ短調 Op.33
● 序奏とパッサカリア
● 2つのコラール幻想曲 Op.40
声楽
● 男声合唱のための7つの歌 Op.38
● 3つの合唱曲 Op.39
● マリア、まことの天の喜び
● 6つの歌 Op.35
● 5つの歌 Op.37
1900年/明治33年 (26〜27歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)。

【個人事業】 作曲。
◆ 2月、B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガを完成し、ラインベルガーに献呈。
【作品】
管弦楽
● ヴァイオリンと管弦楽のための2つのロマンス Op.50
室内楽
● 4つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.42
● 2つのクラリネット・ソナタ Op.49
● 2つの弦楽四重奏曲 Op.54
ピアノ
● 6つの間奏曲 Op.45
● 10の演奏会用小品 Op.44
● 7つのシルエット Op.53
オルガン
● B-A-C-Hの名による幻想曲とフーガ Op.46
● 6つのトリオ Op.47
● 3つのコラール幻想曲 Op.52
● 前奏曲ハ短調
声楽
● 8つの歌曲 Op.43
● 7つの歌曲 Op.48
● 12の歌曲 Op.51
● 3つのコラール Op.79g
● 15の歌曲 Op.55
1901年/明治34年 (27〜28歳)
【拠点】 ヴァイデン(バイエルン王国)→ ミュンヘン(バイエルン王国)。
【個人事業】 個人指導。演奏。作曲。
◆ 1月、ベルリンで歌曲の伴奏者としてピアノを演奏。
◆ 3月、シュトラウベがミュンヘンでレーガー作品のオルガン・コンサートで演奏して成功。
◆ ライプツィヒのペータース社から12の小品集 Op.59を出版。
◆ 7月、父ヨーゼフが持病悪化の為、早期退職。
◆ レーガーが両親を説得し、家族全員でミュンヘンに転居。

◆ ブリュートナーのグランド・ピアノを購入。
◆ 理論とピアノ演奏の個人指導を開始。
◆ 11月、シュトラウベが再びミュンヘンでレーガー作品のオルガン・コンサートで演奏。
【作品】
室内楽
● 2つの弦楽四重奏曲Op.54
● ヴァイオリンとピアノのためのカプリス
ピアノ
● 6つのブルレスケ Op.58(4手)
● 左手のための4つの特別な練習曲
オルガン
● 「我らが王、万歳」による変奏曲とフーガ
● 交響的幻想曲とフーガ Op.57「インフェルノ幻想曲」
● 12の小品 Op.59
● オルガン・ソナタ第2番 Op.60
声楽
● 演奏しやすい典礼曲 Op.61
● 8つのタントゥム・エルゴ Op.61a
● 4つのタントゥム・エルゴ Op.61b
● 4つのタントゥム・エルゴ Op.61c
● 8つのマリアの歌 Op.61d
● 4つのマリアの歌 Op.61e
● 4のマリアの歌 Op.61f
● 6つの哀悼歌 Op.61g
● 15の歌曲 Op.55
● 16の歌曲 Op.62
1902年/明治35年 (28〜29歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)。

【個人事業】 個人指導。演奏。作曲。
◆ 10月25日、エルザ・フォン・バーゲンスキー(マルガレーテ・ウルリケ・アウグスタ・マリー・カロリーネ・エルザ・フォン・バーゲンスキー)[1891-1951]と法的に結婚。新居はミュンヘン。エルザが離婚歴ありのプロテスタントだったため、熱心なカトリックであるレーガーの家族は強く拒絶。また、レーガーはカトリック教会から破門に。
◆ 11月、ヴェルト通り35番地の実家を出て、通りの反対側の20番地に転居してエルザとの結婚生活を開始。
◆ 12月7日、エルザとプロテスタント教会で結婚。
【作品】
室内楽
● ピアノ五重奏曲 ハ短調 Op.64
● ヴァイオリンとピアノのためのロマンス
● ヴァイオリンとピアノのための小さなカプリス
● クラリネット(またはヴァイオリン)とピアノのためのアルバムの綴り
● クラリネット(またはヴァイオリン)とピアノのためのタランテラ
● フルートとピアノのためのアレグレット・グラツィオーゾ
無伴奏
● 無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲とフーガ
ピアノ
● 夜に
● 葉と花(12の小品)
オルガン
● 前奏曲とフーガ ニ短調
● 12のモノローグ Op.63
● 12の小品 Op.65
● 52のやさしいコラール前奏曲 Op.67
声楽
● 棕櫚の主日の朝
● 12の歌曲 Op.66
● 6つの歌曲 Op.68
1903年/明治36年 (29〜30歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)。

【個人事業】 個人指導。演奏。作曲。
◆ 3月、シュトラウベがライプツィヒの聖トーマス教会オルガン奏者に就任し、ほどなくライプツィヒ・バッハ協会の合唱指揮者にも就任(トーマスカントル就任は1918年)。
◆ 転調に関する理論書「Modulation」を出版。人気を博します。
◆ 9月、ヴェルト通りのアパートから800メートルほど離れたプライジング通りのアパートに転居し、エルザの母、アウグスタ[1841-1907]が同居開始。現在のガスタイクの隣の場所。
【作品】
室内楽
● ヴァイオリン・ソナタ Op.72
ピアノ
● 10の小品 Op.79a
オルガン
● 10の小品 Op.69
● 創作主題による変奏曲とフーガ Op.73
● 13のコラール前奏曲 Op.79b
声楽
● 変容の歌 Op.71(献呈:愛しのエルザ・レーガーに)
● 3つの宗教的歌曲(ドイツ語、オルガン伴奏)
● 17の歌曲 Op.70
● 18の歌曲 Op.75
1904年/明治37年 (30〜31歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)。

【個人事業】 個人指導。演奏。作曲。
◆ 4月、エルザの兄ハンスがドイツ領南西アフリカ(現・ナミビア)で反乱軍との戦いで戦死。ハンスは7年前にヴィースバーデンのバーゲンスキー家でレーガーと会っており、その際、ハンスの息子クルトが誤飲事故で急死したことから、レーガーは「小さなジークフリートの葬送行進曲」を作曲していました。
◆ 5月、フランクフルト・トーンキュンストラー音楽祭でアンリ・マルトーとヴァイオリン・ソナタ Op.72で成功を収め、しばらくはマルトーと内外で頻繁に演奏していたため、ペータースに宛てて「鉄道車輛に住んでいます」と手紙を送るほどの多忙さでした。
◆ 「J.S.バッハの主題による変奏曲とフーガ」と「ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ」も人気曲となり、レーガーの知名度向上に大きく貢献。
【作品】
室内楽
● 弦楽四重奏曲 Op.74
● フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナーデ Op.77a
● 弦楽三重奏曲 Op.77b
● 管楽セレナーデ
● チェロ・ソナタ Op.78
● ヴァイオリンとピアノのための3つの演奏会用小品 Op.79d
● チェロとピアノのための2つの演奏会用小品 Op.79e
ピアノ
● J.S.バッハの主題による変奏曲とフーガ Op.81
● ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ Op.86
● ロマンス イ短調
オルガン
● 5つのやさしい前奏曲とフーガ Op.56
● 12の小品 Op.80
声楽
● 14のコラール Op.79f
1905年/明治38年 (31〜32歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)。

【所属組織】 ミュンヘン音楽アカデミー。
【個人事業】 演奏。作曲。
◆ 5月、ミュンヘン音楽アカデミー(現・ミュンヘン音楽演劇大学)の講師にモットルにより任命。理論とオルガンを指導。

◆ 6月、ドイツ音楽協会(ADMV)主催によりグラーツで開催されたトーンキュンストラー音楽祭で、バッハの主題による変奏曲とベートーヴェンの主題による変奏曲が演奏されて成功。

◆ 9月28日、父ヨーゼフ、ミュンヘンで死去。58歳。
◆ 10月8日、レーガーの擁護者であるモットルがエッセンで「シンフォニエッタ」を初演。以後、シュタインバッハ、ニキシュ、シャルクなどによりシーズン中に22回演奏される成功作に。

◆ 12月、自動演奏ピアノ「ヴェルテ・ミニョン」のために10曲の小品を演奏。前年に開発されたばかりの新しい楽器。

【作品】
管弦楽
● シンフォニエッタ Op.90
室内楽
● ヴァイオリン・ソナタ Op.84
無伴奏
● 7つの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Op.91
ピアノ
● 無窮動
オルガン
● 4つの前奏曲とフーガ Op.85
● 組曲 Op.92
声楽
● 4つのカンタータ
● 復活カンタータ
● 4つの歌 Op.88
1906年/明治39年 (32〜33歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)。

【所属組織】 ミュンヘン音楽アカデミー。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。個人指導。
◆ 1月、ドイツ音楽協会(ADMV)を脱退。副会長のマックス・シリングス[1868-1933]との衝突が原因(シリングスは当時はフォン無し)。

◆ 2月、モットルがミュンヘンで「シンフォニエッタ」を指揮したコンサートで、組織的な妨害活動が展開。レーガーは同地で自分を敵視する一派が200枚の無料チケットを配ったと友人に報告。普通に考えれば前月に揉めたシリングスの支持者ということになりそうです。

◆ 2月、「シンフォニエッタ」をハイデルベルクで指揮。これが指揮者デビュー。
◆ 7月、ミュンヘン音楽アカデミーを退職。レーガーと揉めたシリングスの仲間であるルートヴィヒ・トゥイレ[1861-1907]は、その平明で保守的な姿勢により同アカデミーの人気作曲科教授でしたが、レーガーの複雑な技法が理解できず敵対し、衝突が頻発したことでレーガーはうんざりして退職。レーガーが教えていた生徒の何人かは、以後、レーガーの個人指導を受けることになります。

◆ 秋、国内外でレーガー作品をとりあげるコンサートが増え、シーズン中にレーガ―作品だけのコンサートが25回おこなわれています。
◆ 12月、サンクトペテルブルクでのレーガー作品コンサートが成功。
【作品】
管弦楽
● セレナーデ Op.95
室内楽
● ヴァイオリンとピアノのための古風な様式による組曲 Op.93
ピアノ
● 2つの小品
● スケルツォ 嬰ハ短調
● 4つのソナチネ
● 6つの小品 Op.94(4手)
● 序奏、パッサカリアとフーガ Op.96(2台ピアノ)
オルガン
● 前奏曲とフーガ 嬰ト短調
声楽
● 4つの歌 Op.97
1907年/明治40年 (33〜34歳)
【拠点】 ミュンヘン(バイエルン王国)→ ライプツィヒ(ザクセン王国)。
【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。
【所属組織】 ライプツィヒ大学(パウロ教会音楽監督)。
【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 3月、ライプツィヒ(ザクセン王国)に転居。

◆ 3月、1歳11か月の孤児クリスタ[1905-1969]と養子縁組。
◆ ライプツィヒ王立音楽院の教授に任命。作曲を指導。

◆ ライプツィヒのパウロ教会音楽監督に任命。

【作品】
管弦楽
● J.A.ヒラーの主題による変奏曲とフーガ Op.100
ピアノ
● 6つの前奏曲とフーガ Op.99
● 永遠にあなたのもの!
声楽
● 歌曲集「素朴な歌」Op.76(全6巻60曲)
● 2つの宗教的な歌 Op.105
● 6つの歌 Op.104
1908年/明治41年 (34〜35歳)
【拠点】 ライプツィヒ(ザクセン王国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【所属組織】 ライプツィヒ大学(パウロ教会音楽監督)。
【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 3月、ピアノ三重奏曲 Op.102をライプツィヒで初演。
◆ ダルムシュタット(ヘッセン大公国)で演奏されたピアノ三重奏曲 Op.102により、ヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒ[1868-1937]が銀メダル(芸術と科学部門)を授与。

◆ ライプツィヒのパウロ教会音楽監督を退任。

◆ 10月、1歳8か月の孤児シャルロッテ[1907-1963]と養子縁組。
【作品】
管弦楽
● ある悲劇のための交響的プロローグ Op.108
● ヴァイオリン協奏曲 Op.101
● ヴァイオリンと管弦楽のための組曲(アリア) Op.103a
室内楽
● ピアノ三重奏曲 Op.102
● ヴァイオリンとピアノのための組曲(6つの演奏会用小品) Op.103a
オルガン
● 6つのコラール前奏曲
声楽
● 聖別の歌
● 詩篇第100番第1部 Op.106
1909年/明治42年 (35〜36歳)
【拠点】 ライプツィヒ(ザクセン王国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 5月、ロンドン・ツアー。
◆ マックス・シリングスと和解し、ドイツ音楽協会(ADMV)に復帰。シリングスは前年にシュトゥットガルト(ヴュルテンベルク王国)の宮廷劇場総監督に就任し、この1909年にはドイツ音楽協会の会長に就任。

【作品】
室内楽
● 弦楽四重奏曲 Op.109
● ヴァイオリンとピアノのための2つの小ソナタ Op.103b
● クラリネット・ソナタ Op.107
声楽
● 詩篇第100番第2部 Op.106
● ツェッペリンへ(無伴奏合唱曲)
● 我らの父(無伴奏合唱曲)
● 3つの二重唱曲 Op.111a
● 3つの歌 Op.111b(無伴奏女声合唱曲)
● 3つの歌 Op.111c(無伴奏女声合唱曲)
● 修道女 Op.112(合唱、管弦楽)
1910年/明治43年 (36〜37歳)
【拠点】 ライプツィヒ(ザクセン王国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 5月、ドルトムント(プロイセン王国)で「第1回ドイツ・レーガー音楽祭」3日間開催。レーガー作品による7つのコンサートで、多くの作品を紹介。
◆ レーガーの成功により、ライプツィヒの批評家ヴァルター・ニーマン[1876-1953]による激しい批評攻撃が激化。ニーマンの執筆媒体はライプツィヒの日刊紙「ノイエステ・ナハリヒテン(=最新ニュース)」などで、当時10万部近い部数のドイツ文字印刷で保守系の新聞。ライプツィヒの当時の人口は50万人ほどで、ラジオも存在しない時代なので影響力は絶大。ニーマンはサロン系のピアノ曲などを後年作曲したこともある人物。

【作品】
管弦楽
● ピアノ協奏曲 Op.114
室内楽
● ピアノ四重奏曲 Op.113
● チェロ・ソナタ Op.116
● 弦楽六重奏曲 Op.118
ピアノ
● エピソード集 Op.115
1911年/明治44年 (37〜38歳)
【拠点】 ライプツィヒ(ザクセン王国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【所属組織】 マイニンゲン宮廷(宮廷楽団首席指揮者)。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 1月16日、マイニンゲン宮廷楽団の首席指揮者、ヴィルヘルム・ベルガー[1861-1911]が胃の手術直後に49歳で急死。ベルガーは重厚で複雑な作風からブラームス派の作曲家と呼ばれた人物。

◆ 2月、ザクセン=マイニンゲン公ゲオルク2世[1826-1914]は、レーガーを宮廷楽長に任命。

◆ 3月、ザクセン=コーブルク=ゴータ公カール・エドゥアルト[1884-1954]から宮廷顧問に任命。レーガーは感謝の印としてピアノ曲集「私的な日記」Op.82の第3巻を献呈。

◆ 5月、ダルムシュタット音楽祭で、詩篇第100番 Op.106を聴いたヘッセン大公エルンスト・ルートヴィヒが感動してもう一度演奏するよう要請。30分ほどの合唱と管弦楽のための作品で、有名なコラール「われらが神は堅き砦」が背後で鳴り響く終曲の高揚感は確かに素晴らしいものがあります。ヘッセン大公は1908年にピアノ三重奏曲 Op.102に感動してレーガーに銀メダル(芸術と科学部門)を授与していた人物。

◆ 5月、ピルモント(ヴァルデック=ピルモント侯国)で、フリッツ・ブッシュの指揮により、第1回バッハ=レーガー音楽祭が開催。

◆ 6月7日、母フィロメナ、ミュンヘンの病院で死去。58歳。
◆ マイニンゲン(ザクセン=マイニンゲン公国)に転居。

◆ 12月、マイニンゲン宮廷楽団の首席指揮者に就任。レーガーはビューローやシュタインバッハの時代のように多くのツアーを実施することを計画。マイニンゲン宮廷楽団は、ハンス・フォン・ビューロー[1830-1894]の時代[1880-1885]にブラームス本人との関係が強まり、ビューローの後任はブラームスの推薦で、使徒フリッツ・シュタインバッハ[1855-1916]が就任。在任中[1886-1903]はブラームス尽くしだったことから、マイニンゲンは約30年に渡ってブラームス派の牙城だったことになります。これはシンプル志向のヴァルター・ニーマンに攻撃されて裁判でも負け、同じく平明なミュンヘン楽派のシリングスとトゥイレに苦しめられたレーガーにとっては理想的な環境でもありました。レーガーはここで楽器の音響的可能性を探求するかのように、幅広いスタイルのオーケストラ音楽を作曲するようになります。

【作品】
管弦楽
● ある喜劇の序曲 Op.120
室内楽
● 弦楽四重奏曲嬰 Op.121
● ヴァイオリン・ソナタ Op.122
声楽
● 宗教的合唱曲集 Op.110
● 夜の聖別 Op.119
1912年/明治45年/大正元年 (38〜39歳)
【拠点】 マイニンゲン(ザクセン=マイニンゲン公国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【所属組織】 マイニンゲン宮廷(宮廷楽団首席指揮者)。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 11月、カールスルーエでレーガー音楽祭開催。
【作品】
管弦楽
● 管弦楽のための古風な様式による協奏曲 Op.123
● ロマンティック組曲 Op.125
無伴奏
● 無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲とフーガ Op.117
ピアノ
● 私の日記から Op.82(4巻35曲)
オルガン
● 前奏曲とフーガ 嬰ヘ短調
声楽
● ローマの勝利の歌 Op.126
● 希望に寄せて Op.124
1913年/大正2年 (39〜40歳)
【拠点】 マイニンゲン(ザクセン=マイニンゲン公国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【所属組織】 マイニンゲン宮廷(宮廷楽団首席指揮者)。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 4月、シューベルトの歌曲「メムノン」を管弦楽伴奏に編曲。以後。「魔王」などのシューベルト作品や自作など計45曲の歌曲を編曲。
◆ 5月、ヴェルテ社製フィルハーモニー・オルガンにより演奏を記録。場所はバーデン大公国フライブルク・イム・ブライスガウ。

◆ 6月、ハイデルベルク(バーデン大公国)で「バッハ=レーガー音楽祭」開催。
◆ 9月、世界最大のオルガンのために書いた30分ほどの作品「序奏、パッサカリアとフーガ」Op.127がシュトラウベにより初演。ナポレオンからの解放戦争100周年を記念して、プロイセン王国ブレスラウは、市の予算のみで新たに巨大な「世紀ホール」を建設。ホールに設置されたパウル・ヴァルカー[1846-1928]製作のオルガンは当時世界最大で、15,133本のパイプと185のレジスターを備えていました。

【作品】
管弦楽
● アルノルト・ベックリンによる4つの音詩 Op.128
● バレエ組曲 Op.130
オルガン
● 序奏、パッサカリアとフーガ Op.127
● 9つの小品 Op.129
声楽
● ジルヴェスター・カノン
1914年/大正3年 (40〜41歳)
【拠点】 マイニンゲン(ザクセン=マイニンゲン公国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【所属組織】 マイニンゲン宮廷(宮廷楽団首席指揮者)。
【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 2月28日、マイニンゲン宮廷管弦楽団ツアー中にハーゲンで倒れて指揮をキャンセル。
◆ 3月、マイニンゲンで4週間休養。
◆ 4月、南チロルのメランのサナトリウムに約1か月滞在(メランは第1次大戦後にオーストリアからイタリアに割譲されてメラーノとなります)。
◆ 6月25日、ザクセン=マイニンゲン公ゲオルク2世死去。

◆ 6月25日、ザクセン=マイニンゲン公ベルンハルト3世即位。

◆ 6月28日、サライェヴォ事件発生。
◆ 7月、マイニンゲン宮廷の音楽総監督を辞任。「劇場公爵」と呼ばれたゲオルク2世が88歳で亡くなり、63歳で後を継いだ息子のベルンハルト3世は、キャリア約40年の元プロイセン軍人で、1912年に退役するときには上級大将を務めていた人物。予備役動員はすでに始まり大規模動員も間近な状況の中、マイニンゲンの劇場が維持されるはずもなく、オーケストラもすでに解散状態でした。

◆ 7月28日、第1次大戦開戦。
【作品】
管弦楽
● モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132
● 祖国への序曲 Op.140
室内楽
● ピアノ四重奏曲イ短調 Op.133
● 古風な様式による3つの二重奏曲(カノンとフーガ) Op.131b
● 2つのヴァイオリンのためのアレグロ
器楽
● 3つの無伴奏チェロ組曲
● 無伴奏ヴァイオリンのための6つの前奏曲とフーガ Op.131a
ピアノ
● モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ Op.132a
● テレマンの主題による変奏曲とフーガ Op.134
● 婦人慈善団体の行進曲
オルガン
● 30の小コラール前奏曲 Op.135a
声楽
● 宗教的歌曲集 Op.138
● 宗教的歌曲集 Op.137
● 愛の讃歌 Op.136
● 別れの歌
1915年/大正4年 (41〜42歳)
【拠点】 マイニンゲン(ザクセン=マイニンゲン公国)→ イェーナ(ザクセン=ワイマール=アイゼナハ大公国)。
【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。

【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 3月、イェーナに転居。ベートーヴェン通り2番地に家を購入。

【作品】
管弦楽
● ベートーヴェンの主題による変奏曲とフーガ Op.86の管弦楽編曲
室内楽
● クラリネット五重奏曲 イ長調 Op.146
● ヴァイオリン・ソナタ ハ短調 Op.139
● フルート、ヴァイオリン、ヴィオラのためのセレナーデ ニ短調 Op.141a
● 弦楽三重奏曲 ニ短調 op.141b
器楽
● 3つの無伴奏ヴィオラ組曲
● 無伴奏ヴァイオリンのための前奏曲ホ短調
ピアノ
● 暖炉のそばの夢 Op.143
声楽
● ヘッベルによるレクイエムOp.144b
● 2つの歌 Op.144
● ラテン語レクイエム Op.145a(未完)
● 5つの新しい子供の歌 Op.142
1916年/大正5年 (42〜43歳)
【拠点】 イェーナ(ザクセン=ワイマール=アイゼナハ大公国)。

【所属組織】 ライプツィヒ王立音楽院。
【個人事業】 作曲。演奏。指揮。
◆ 3月、兵役不適格と通告。
◆ 4月、ライプツィヒ音楽院との契約を1923年まで延長。

◆ 5月11日、ライプツィヒのホテル・ヘンチェルの居室で心不全により43歳で死去。前日には通常通り、ライプツィヒ音楽院での指導をおこなっていました。

◆ 5月14日、イェーナで大規模な音楽葬。遺体は火葬されて骨壺に収められるもののエルザ未亡人は埋葬せず自宅に保管し、1922年にワイマールに転居した際、同地に埋葬。その後、未亡人は1929年にミュンヘンに転居し、翌年同地に改葬。
【作品】
管弦楽
● 古風な様式による組曲 Op.93の管弦楽編曲
室内楽
● クラリネット五重奏曲 Op.146
● ヴァイオリンとピアノのための12の小品 Op.103c(素朴な歌 Op.76より編曲)
オルガン
● 幻想曲とフーガ Op.135b
● 7つの小品 Op.145
ピアノ
● ドイツの歌によるフゲッタ
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