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Top 100 Albums - No.40

Wednesday, April 14th 2004

前作『追憶のハイウェイ』で本来のフォーク・サウンドからロック・サウンドへと進化したアルバムを発表しファンに大きなショックを与えたボブ・ディランが1966年に発表した7枚目のアルバム『ブロンド・オン・ブロンド』。発売当時ボブ・ディラン本人にとっても初となるアナログ盤で2枚組と言うボリュームでリリースされた充実した内容の作品となっている。

前作まではレコーディングをニューヨークで行っていたが、今作からはナッシュビルに移し行われた。
レコーディング期間は1966年1月頃からで、集中して行うのではなくツアーの合間を縫って制作されたという。そして前作から引き続きアル・クーパーの参加、ナッシュビルに移ったことによりロビー・ロバートソンがギターで参加するなどナッシュビルの一流ミュージシャンが参加したこの作品はフォーク/ブルースを経てロックに欠くべからざる存在となったボブ・ディランの才能が一大開花した傑作となった作品であり、60年代を代表する作品にも挙げられることが多い。

このアルバムではニューヨーク録音の前作までのどこかクールで尖った感じのサウンドとは異なり、ナッシュビル録音の影響が出ているせいか柔らかい感じのサウンドになっている。また様々な人間関係にインスパイアされて生み出されたという詞はシュールリアリスティックともいえるボブ・ディラン独特の歌詞で表現されており、若干わかりづらい部分もあるがこの独特の表現力こそがこの作品の素晴らしさを盛り立てているのだろう。

アルバムのオープニングを飾るM-1“雨の日の女(Rainy Day Woman#12&35)”はドラッグについて歌ったものではないかとして物議を醸し出したがこのアルバムの中ではポップ寄りの作品となっており名曲として名高い1曲だ。
ホリーズなど多くのアーティストにカヴァーされることとなった“女の如く(Just Like A Woman)”、典型的なディラン・ロックの真髄ともいうべき“我が道を行く(Most Likely You Go Your Way And I'll Go Mine)”、そして当時としては驚きのアナログ盤の片面を埋め尽くす大作となったアルバムを締めくくる曲“ローランドの悲しい目の乙女(Sad Eyed Lady Of The Lowland)”は妻のサラについてを歌ったものといわれており静かに幕を閉じていくのが印象的だ。

このロック史上初となるダブル・アルバムは全米で9位を記録、このアルバムからシングルカットされた4曲のうち“雨の日の女(Rainy Day Woman#12&35)”はシングル・チャートで最高2位を記録した。

しかしこのアルバムの発売直後の1996年7月29日、バイクを運転中に事故を起こし瀕死の重傷を負ってしまった。そのためこのアルバムを最後にしばらくの間シーンから遠ざかってしまった。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

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Blonde On Blonde

CD

Blonde On Blonde

Bob Dylan

User Review :5 points (17 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥1,708
Member Price
(tax incl.): ¥1,572

Release Date:22/January/1997

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