TOP > Music CD・DVD > News > Rock & Pop > Top 100 Albums - No.32

Top 100 Albums - No.32

Thursday, April 22nd 2004

どこか別の世界へ引きずり込まれていくような20数秒のSEの後、その異様な世界はいきなり幕をあける。「21世紀のスキッツォイド・マン」と題されたその曲は、In The Court Of Crimson Kingのアルバム・ジャケットに描かれた男を見事に音楽で表現したKing Crimsonの代表作であり、プログレッシヴ・ロック創世記を語る上で非常に重要なレパートリーである。

おそらく後世のロック史に残るであろう名曲「21世紀のスキッツォイド・マン」でいきなり幕を明けたかと思うと、Giles, Giles & Fripp時代の楽曲の再録となるKing Crimson“静”の名曲「風に語りて」へと続き、メロトロンが実に物悲しい「エピタフ」へとなだれ込む。アナログ盤でいうところのA面は息をもつかせぬ“動”と“静”の連続で、聴き手の心を掴んで離さない。

Giles, Giles & Frippの発展系としてRobert Frippが1969年に結成したKing Crimsonの ファースト・アルバムがIn The Court Of Crimson Kingであり、当時のメンバーはRobert Fripp(G)、Michael Giles(Dr)、Ian McDonald(Sax / Key)、Greg Lake(B)、Pete Sinfield(Word)という編成だった。注目すべきは作詞を担当するPete Sinfieldの存在で、とかくテクニック重視とされるKing Crimson独自のイメージの世界において非常に重要な役割を果たした。

とにかく驚くべきはアルバムがリリースされた1969年という年は、Pink FloydUmmagummaを、YesGenesisも揃ってファースト・アルバムをリリースしているが、どちらかと言えばそれらはまだサイケデリック・ロックの延長線上だった作品で、彼等の最高傑作はその後数年を経て発表されることを考えると、実にこのアルバムが与えた影響が多大なものだったかがわかると思う。

しかしファースト・アルバムにして一大傑作を生み出してしまった結果、次作In The Wake Of Poseidonでは早くもIan McDonaldが脱退、その後Michael GilesMcDonald & Giles結成へ向け脱退、Greg LakeKeith Emersonからのオファーを受け、Emerson Lake & Palmer結成のためグループを後にする。最後まで残ったPete Sinfieldも4作目のIslandを最後に脱退。わずか3年余りにしてKing CrimsonRobert Frippのワンマン・プロジェクトとなっていくのだった。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

featured item

In The Court Of The Crimson King

CD Import

In The Court Of The Crimson King

King Crimson

User Review :4.5 points (139 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥3,740
Member Price
(tax incl.): ¥3,254

Release Date:08/November/2004

  • Deleted

%%header%%Close

%%message%%

Top 100 Best Album The List So Far...