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Top 100 Albums - No.93

Saturday, February 21st 2004

ウエスト・コースト・サウンドの代名詞ともいえるイーグルスの最高傑作、『ホテル・カリフォルニア』。夕陽が沈む中にたたずむホテル(ビバリー・ヒルズ・ホテル)のジャケットが印象的で、この時代のアメリカン・ロックの象徴ともいえる名曲“ホテル・カリフォルニア”を収録したこのアルバムはどの世代にも心に残る作品として愛されている。

イーグルスは1971年ごろドン・ヘンリーグレン・フライランディ・マイズナー、バーニン・リードンのそれぞれに音楽活動に関して経歴を持つ4人のメンバーが集まりスタート。

1972年には『イーグルス・ファースト(Eagles)』を1973年にセカンド・アルバム『ならず者(Desperad)』、1974年にサード・アルバム『オン・ザ・ボーダー(On The Border)』を発表。1975年に発表された4作目『呪われた夜(One Of These Night)』は初の全米ナンバーワン・アルバムに。この作品からはタイトル曲や“いつわりの瞳”、“テイク・イット・トゥ・ザ・リミット”と3曲のヒットも生まれ、彼らはもはや当代アメリカを代表するバンドと呼んで差し支えなかった。

しかし、バンドの方向性に疑問を感じたバーニン・リードンが『呪われた夜(One Of These Night)』を最後に脱退、後任にジョー・ウォルシュが加入。ハード・ロック系のギタリストであったジョー・ウォルシュの加入によりイーグルスのサウンドはよりヘヴィーなものになりつつあった。

このジョー・ウォルシュが加入した1976年に発表されたのが『ホテル・カリフォルニア』だ。これはロック界に大きな波紋を投げかける作品となった。

このアルバムの中でも特に象徴的なのが、翌年にグラミー賞を獲る表題曲の“ホテル・カリフォルニア”。
建国200年に沸き立つアメリカの現状に鋭い視点を投げかけた同曲は、一貫してアメリカの夢とその象徴的なイメージを具現化して見せてきたイーグルスが、アメリカン・ドリームやウェスト・コースト幻想に対する懐疑や、愛情に裏打ちされた眼差しで幻想の崩壊を眺めている...というアメリカン・ドリームやウェスト・コースト幻想を自らの手で葬っている曲。

アコースティック・ギターのイントロ、哀愁感たっぷりの旋律に絡みつくドン・ヘンリーのハスキーなヴォーカル、そして最後に続くギター・リフ・・・。 このサウンドはこの曲の歌詞の意味深さをもさらに深くしている。この曲はこの頃ニュー・ヨークやイギリスで勃興したパンク・ムーヴメントと表裏一体の関係にあったのかもしれない。

このアルバム自体は8週連続で全米ナンバー・ワンを獲得、全世界で1100万枚を売り上げるという驚異的なセールスを誇ることになった。

このアルバムが発表されてから約30年という時が経っているが、アルバム・ジャケットを見たり“ホテル・カリフォルニア”を聴くとその当時の情景や眩しいばかりの日差しが目に浮かんでくるようだ。 このアルバムは滅びてゆく夢の地のカリフォルニアを歌っているが、やはりウエスト・コーストへ馳せる夢というのはいつの時代も変わらないのではないだろうか。

* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

featured album

Hotel California

CD Import

Hotel California

Eagles

User Review :5 points (79 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥1,320
Member Price
(tax incl.): ¥1,148

Release Date:07/July/1987

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