ONDINE


オンディーヌ・レーベル

【歴史】
オンディーヌの歴史は1985年に遡ります。レーベル創立者レイヨ・キールネンがフィンランドのクフモ室内楽音楽祭の後援でその記録をリリースしたのが始まりです。当初のプランはこの音楽祭において毎シーズン1枚のライブ・アルバムを制作リリースすることでした。オンディーヌが世界から注目されるようになったのは1989年にリリースした4枚目のアルバム、エイノユハ二・ラウタヴァーラ(2016年7月27日没)のオペラ『トーマス 』(ODE704)で、このアルバムによってその名が海外へ広まるきっかけとなりました。キールネンは音楽祭のマネジメントの副業としてCDビジネスを始めましたが、ラウタヴァーラ作品の成功を機にオンディーヌ・レーベルを本業として取組み、最初の50枚のアルバムを手掛けました。
 オンディーヌはフィンランドの首都、ヘルシンキを拠点にその後も着実に成長を続け、数多くの作品をリリース、北欧を代表するレーベルとなりました。2009年、オンディーヌはナクソス・グループに加わります。その結果、ナクソス・グループ内の独立したレーベルとして、より幅広い活動が出来るようになりました。レーベル発足から30年を経て、オンディーヌが選び抜いたリリース(CD、SACD、DVD)の数々は600点を超えました。これらの商品は世界各国で好評を持って迎えられ、現在では複数の配信サービスでダウンロードやストリーミングが可能です。
 一流のクラシック・レーベルとして認められたオンディーヌは、カンヌ・クラシック賞(MIDEM)、グラモフォン賞、BBCミュージック・マガジン賞、国際クラシック音楽賞(ICMA)、グラミー賞などを受賞。今日ではそのクオリティの高さが広く知られている 「メイド・イン・フィンランド」の代名詞ともなっています。
 オンディーヌは30年以上にわたり、レーベル設立当初のモットーである「妥協なき録音制作」を貫いてきました。レーベルの使命としては、現代音楽分野での新たな作品創出のためのサポート、そして良く知られたクラシック・レパートリーでは、一流アーティストによる新たな演奏規範の提供を掲げてきました。
 フィンランドは才能あるアーティストの宝庫であり、オンディーヌは彼らとフィンランドの現代音楽を強力に支援しています。オンディーヌの成功はエイノユハ二・ラウタヴァーラ(1928〜2016)、マグヌス・リンドベルイ(1958〜)、カイヤ・サーリアホ(1952〜)など現存する作曲家と密接に連携しています。また、カリタ・マッティラ、ソイレ・イソコスキ、オッリ・ムストネン、カリ・クリーック等、多士済々のアーティストたちの参加がフィンランドを代表するレーベルとしての評価を世界へ広げています。
 オンディーヌはフィンランド以外の一流アーティストとも画期的な録音を行ってきました。クリスティアン・テツラフ、ベンヤミン・シュミット、トルルス・モルク、ラルス・フォークト、ディミートリ・ホロストフスキー、ジェラルド・フィンリーなどです。
2005年には10年間どのレーベルとも交わしていなかったフィラデルフィア管弦楽団との録音契約を結び、世界中のクラシック・ファンを驚かせました。
 エイノユハ二・ラウタヴァーラのほぼ全作品を網羅した録音の数々は、オンディーヌの最大の成功のひとつであり、1996年にリリースした『光の天使』(ODE869) は、ラウタヴァーラ・ブームの火付け役となりました。
オンディーヌでは他のインディーズ・レーベルとは異なり、室内楽から交響曲、そしてオペラまで広範囲の作品を楽しむことが出来ます。
 オーケストラではヘルシンキ・フィル、フィンランド放送交響楽団、タンペレ・フィル、タピオラ・シンフォ二エッタ等と強力なパートナーシップを組んできました。他にフィラデルフィア管弦楽団、パリ管弦楽団、ロンドン・シンフォ二エッタ、バイエルン放送交響楽団、BBC交響楽団、ロサンジェルス・フィル、ロシア・ナショナル管弦楽団、チェコ・フィル等との録音があります。
 指揮者では、クリストフ・エッシェンバッハ、ウラディーミル・アシュケナージ、ヴァシリー・ペトレンコ、ミハイル・プレトニョフ、オリヴァー・ナッセン、そして地元フィンランドからは、エサ=ペッカ・サロネン、ハンヌ・リントゥ、レイフ・セーゲルスタム、ヨン・ストルゴールズ、サカリ・オラモ、ユッカ=ペッカ・サラステ、ミッコ・フランクなどによる演奏がリリースされています。
 サウンド・エンジニアのエンノ・マエメツとプロデューサーのセッポ・ シーララにより細心の注意を払って収録されたオンディーヌの録音は、そのクオリティの高さに定評があります。尚、現在は全てハイレゾでの収録となっています。

【録音会場】
ここ5年間、オンディーヌの主要録音はヘルシンキ音楽センター(2011年オープン)で行っています。このセンターは建築家のマルコ・キヴィスト、オラ・ライホ、ミッコ・プルキネンにより設計されました。ここの新しいホールはフィンランド放送交響楽団とヘルシンキ・フィルの公演会場としても知られています。録音設備は、ホール内部に自然に調和しており、どのような録音にも対応できるコントロール・ルームが備わっています。
 オンディーヌの録音はフィンランド国内で行われる場合はほとんどエンノ・マエメツが技術を担当し、セッポ・シーララが制作します。少し前に正式に引退したシーララですが、これからもオンディーヌの作品制作に携わります。マエメツは優れた技術者として評価が高く、録音装置を搭載したバスで各地へ移動し、オンディーヌの作品作りに一役買っています。

【日本のクラッシック音楽愛好家の皆様へ】
31年前の1985年、オンディーヌ・レーベルを設立出来たことは幸運でした。その当時、既に熱烈なレコード・ファンであった私は、レコード評論雑誌を創ったりもしていました。そして、愛してやまないクラシックの録音をする事によって、幅広いレパートリーの知識を得ることが出来ました。ブラームスのピアノ五重奏曲を聴いた私はその作品に魅了され、すぐさまブラームスの室内楽曲全集を買いに行ったほどです。
 素晴らしい演奏も重要ですが、私は録音のクオリティにもこだわりました。見事な演奏と、非の打ちどころのない音質への情熱がオンディーヌに集う我々の成長の糧です。皆様には定番レパートリーでは、世界の一流アーティストによる新鮮な解釈をお届けするとともに、知られざるレパートリーの数々もお届けしたいと考えています。我々の丹精と愛情を込めた多彩なカタログから、皆様の心に残る音楽が見つけられることを願っております。

オンディーヌ代表取締役 レイヨ・キールネン

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※表示のポイント倍率は、ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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