ベートーヴェン(1770-1827)
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1770年12月17日(16日?):父ヨハン、母マリアの次男としてドイツのボンに誕生。 1778年:7歳でケルンでの演奏会に出演。 1781(1782?)年:クリスティアン・ゴットロープ・ネーフェに師事。 1800年:交響曲第1番を宮廷劇場で指揮。 1804年:交響曲第3番『英雄』を発表。 1805年:交響曲第5番『運命』、交響曲
投稿日:2022/05/20
ボッセのベートーヴェン交響曲全集に続く国内オケの傑作の登場です。私は、正直、現代オケのノンビブラート奏法での演奏には若干抵抗があったのですが、この盤を聴いてその抵抗は全く消えました。弦の音がとてもきれいでよく伸びます。まるで天国までつながっているような、軽いけど心奪われる音です。3番は拍手が終わらないうちに演奏が始まり、クナ顔負けの迫力です。テンポも緩急使い分け、思わぬところでノンビブラートなのに貯めるところは白眉で、思わず嬉しくなってしまいました。全集をあっという間に聴き終えてしまいました。日本のオケ、捨てたものではありません。私は心から星5つ付けます。ブリュッヘンのもう一つの顔が見える演奏です。
dohnany さん
投稿日:2022/05/03
全集の掉尾を飾るにふさわしい盤としておすすめしたい。 なぜ3番(と1番)を全集のラストにしたのかは判らない。が、聴いてみて「これならラストに持ってくるのは正解だった」と感じた。感じた理由の第一は「勢いがある」、第二は「スリリングなノリの良さ」、第三は「冒険心が豊か」である。 第一:両曲とも一気呵成に聴かせる勢いが何よりすばらしい。前作や前々作にも共通するソロとオケ両者のフレッシュな勢いはここでも健在。 第二:畳みかけるようなノリのすばらしさと、グルーヴ感にも似た感覚に目が覚めるような感覚をもった。この演奏は他にあまりないテンションで、当然ながら他の盤に引けを取らない。 第三:ソロの演奏やオケへの受け渡しなど、曲ががっちり決まってしまっている4番・5番ではなかなかやりづらい即興的なひらめきや実験精神が終始充実しており飽きさせることがない。 作曲者自身のピアノ演奏で発表された当時のスリルやワクワク感はこんな感じだったのではと想像してしまう。「ベートーヴェンは今も生きている」と感じさせる一枚だと感じた。 はなはだ表面的なレビューになってしまった。細かい部分がどのように凄くて愉しいかは聴いてみてほしい。
うーつん さん
投稿日:2022/04/22
このディスクに限らないが、内田光子を聞くと、ピアニストというのはどれほど厳しい仕事なのだろうと思う。ディアベリ変奏曲、難曲中の難曲である。あんな変哲な主題から始まり、途中でモーツァルトのアリアを借用してウサを晴らし、技巧をつくし、最後に穏やかなメヌエットで締めくくる、1時間もかかる大曲。私なら「暗譜すら無理」である。でも、内田光子はケタが違う。冒頭主題から「違う」のである。こう言うやり方があったのか、と納得する。第一変奏も「あーそう来たか」と嬉しくなる。こう言う発見と集中が、最後まで続く。なんでベートーヴェンが最後にメヌエット置いたのか、内田の演奏を聞くと心から納得できる。 この難曲、ハンマークラヴィーアと同じくピアニストにとってのエベレストだから、挑むピアニストは多い。しかしこの内田光子ほど、完全に登頂したディスクはない、と、私は思う。昨年の実演も聞いたが、こうやってディスクに残ることを喜びたい。掛け値なしに内田光子は世界最高のピアニストであることを実感できる。 彼女のインタビューを読むと、準備に物凄い時間を費やしているのがわかる。ピアニストと言うのは本当に精根尽くして名曲に対峙するのだと、心から感嘆する。 ジャケ写も良い「MITUKO UCHIDA」と大きくクレジットされているのが私にとっては心から嬉しい。ユニバーサルはもっとこの巨匠の録音を後世に残すべきである。
てつ さん
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ありがとうございました
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