歌曲集『ルバイヤート』、心の光に、カンタータ『バラダ』、他　ストゥールゴールズ&ヘルシンキ・フィル、フィンリー、ヘルシンキ・ミュージック・センター合唱団、他

ラウタヴァーラ:声楽作品集

ONDINEレーベルが力を入れているエイノユハニ・ラウタヴァーラの録音、今回は全てが世界初演である声楽作品集です。
　バリトンのための歌曲集のテキストは11世紀から12世紀に活躍したペルシアの詩人、ウマル・ハイヤームの四行詩集「ルバイヤート」から採られた教訓的なもので、この作品はジェラルド・フィンリーのために書かれています。ロルカのテキストに基づいて書かれた大規模な『バラダ』、ラウタヴァーラが若い頃からシリーズとして作曲している『カント』の最新作『心の光に』、自身の歌劇『ラスプーチン』からの編曲である『4つの歌曲』と、どれも最近のラウタヴァーラの作風を象徴するような神秘的な音楽の中に劇的要素が込められた興味深い作品を、2015年までヘルシンキ・フィルの首席を務めたストゥールゴールズによる演奏で。(輸入元情報)

【収録情報】
ラウタヴァーラ:
1.　バリトンとオーケストラのための歌曲集『ルバイヤート』 (2015)
　目覚めよ
　間奏曲 1
　そして近頃
　間奏曲 2
　ここではパンの一斤と
　間奏曲 3
　私たちは持っていない
　間奏曲 4
　ああ、急いでください

2.　弦楽オーケストラのための『心の光に』(カント第5番) (2012)
3.　テノール、混声合唱と管弦楽のためのカンタータ『バラダ』 (2014)

4.　歌劇『ラスプーチン』からの4つの歌曲 (2012)
　トロイカは早足で
　審判の時
　私は今恐れていない
　輝け、シオンよ、輝け!

　ジェラルド・フィンリー(バス・バリトン:1)
　ミカ・ポーヨネン(テノール:3)
　ヘルシンキ・ミュージック・センター合唱団(3,4)
　ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
　ヨン・ストゥールゴールズ(指揮)

　録音時期:2015年4月1,2日(1,2)、10月7-10日(3,4)
　録音場所:フィンランド、ヘルシンキ・ミュージック・センター
　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)