Dmitri Hvorostovsky -The Bells of Dawn -Russian Sacred & Folk Songs

ホロストフスキー／夜明けの鐘〜ロシア宗教曲と民謡を歌う

現在、最も素晴らしいバリトン歌手であるホロストフスキーの漆黒の声と、ロシアの名門合唱団「マスターズ・オブ・コーラル・シンギング」のコラボレーションによる民謡と宗教曲集です。
　いかにもロシアらしい、憂愁と力強さを併せ持つ歌の数々。これらをここまで完璧に歌いこなせるのは、ホロストフスキーを置いて他にはいないでしょう。アルバム・タイトルになっている『夜明けの鐘』は、人気作曲家ゲオルギー・スヴィリドフの作品で、短いフレーズを繰り返す美しいソプラノと、呼応する憂鬱なバリトン、それを包み込むような深い合唱の響きが印象的な音楽です。（ONDINE）

【収録情報】
● ドプリ・プリストフ[1875-1941]：主の御名を賛美せよ
● パーヴェル・チェスノコフ[1877-1944]：祝福された男 Op.44-2
● チェスノコフ：永遠の前の弁護人
● チェスノコフ：わが祈りを聞きたまえ
● チェスノコフ：わが青春時代より
● ミハイル・ブルマジン：賢い泥棒
● アレクサンドル・アルハンゲルスキー[1846-1924]：信仰のシンボル
● アレクサンドル・ヴァルラモフ[1801-1848]：吹雪
● ロシア民謡集（彼らはマシャに行かない／森を通る道はない／孤独な鐘／さようなら、わが喜び／霧が野原に降り注ぐ）
● エリザヴェータ・シャシナ[1805-1903]：私は一人で小道を歩く
● ロシア民謡：おお、夜よ
● スヴィリドフ：夜明けの鐘

　ドミトリー・ホロストフスキー（バリトン）
　マスターズ・オブ・コーラル・シンギング
　レフ・コントロヴィチ（指揮）

　録音時期：2012年6月23,25,26,29,30日、7月2日
　録音場所：モスクワ音楽院
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）