TOP > Music CD・DVD > News > Dance & Soul > Top 100 Albums - No.100

Top 100 Albums - No.100

Saturday, February 14th 2004

ベスト・アルバムTop 100の記念すべき第一弾は、70年代前半のソウルを代表する名盤、アル・グリーン「レッツ・ステイ・トゥゲザー」が選出されました!昨年、盟友ウィリー・ミッチェルと再びタッグを組み、名門ブルー・ノートから「アイ・キャント・ストップ」を発表したアル・グリーン。ゴスペル界から久々の世俗復帰となったこの最新アルバムは、伝説のロイヤル・レコーディング・スタジオで70年代最盛期のバック・メンバーを従え録音され、往年のソウルファンを狂喜させました。

70年代、アルは“メンフィス・ソウルのプリンス”と称され、とりわけ女性からの人気が絶大だったそうですが、この「レッツ・ステイ・トゥゲザー」のアルバム・ジャケットに写ってるアルはというと、...うーむ、人のいい田舎のあんちゃんが謎の革ジャン着てキメポーズしている様にしか見えないような(失礼)...。一体全体、アル・グリーンのどこが貴公子なのか。どうやらその理由はルックスということではないようです(これまた失礼!)。

アルのいたメンフィスを代表するレーベル、ハイ・レコードは、当初C&W/ロカビリー専門のレーベルでしたが、60年代にトランペッターのウィリー・ミッチェルの出現で大きな転機を迎えます。ミッチェルはハイの専属プロデューサー/アレンジャー/アーティストとして契約し、プロデュース能力を発揮。ボビー・ブランドの"A Touch Of The Blues"やO.V.ライトの「A Nickel And A Nail And the Ace Of Spades」といった傑作を生み出し、ヒットメイカーとして一躍注目を集めるようになります。

そんな天才プロデューサー、ミッチェルに見い出されハイに移籍してきたアル・グリーンは、「グリーン・イズ・ブルース」「ゲッツ・ネクスト・トゥ・ユー」を発表し、72年にいよいよ本作「レッツ・ステイ・トゥゲザー」をリリース。 それまでミッチェルは、ゴスペル出身でスワン・シルヴァートーンズサム・クックジャッキー・ウィルソン等に影響を受けていたアルに「シャウトせずにひたすらソフトに囁くように歌う」うようにアドヴァイスし、シャウト重視のサザン・ソウルとはひと味違う個性をアルからを引き出そうと試行錯誤していました。それがシングル曲"レッツ・ステイ・トゥゲザー"でようやく完成され、感情を抑えたなまめかしいアル・グリーン独自の歌唱法を築きあげることに成功したのです。

ポップ・チャートで1位を獲得した"レッツ・ステイ・トゥゲザー"の他にも、絶妙なタイム感の"ソー・ユーアー・リーヴィング"、ノスタルジックな"オールド・タイム・ラヴィン"のほか、エディ・フロイドの"アイヴ・ネヴァー・ファウンド・ア・ガール"やビージーズの"ハウ・キャン・ユー・メンド・ア・ブロークン・ハート"といった絶品カバー等、ファルセットを駆使したアルのヴォーカルは冴え渡っています。バックも、“ハイ・リズム”と呼ばれたホッジス兄弟らによるリズム・セクションとメンフィス・ホーンズが完全サポート!まさにハイ黄金期を象徴するサウンドがこの1枚に凝縮されています。

優しく愛を囁くようなヴォーカル・スタイルと女心をくすぐる歌詞、そしてどこかノーザン・ソウルのような都会的な雰囲気も併せ持つアル・グリーンは、塩っ辛くてディープなスタイルが主流だったサザン・ソウル・シーンに、颯爽と現れたプリンスのような存在。彼がこの「レッツ・ステイ・トゥゲザー」から“メンフィス・ソウルの貴公子”と呼ばれた所以は、そんなところからきているのかも知れません。
* Point ratios listed below are the case
for Bronze / Gold / Platinum Stage.  

featured item

Let's Stay Together

CD Import

Let's Stay Together

Al Green

User Review :4.5 points (3 reviews) ★★★★★

Price (tax incl.): ¥2,739
Member Price
(tax incl.): ¥2,520

Release Date:30/October/1998

  • Deleted

%%header%%Close

%%message%%

Top 100 Best Album The List So Far...