チン、ウンスク(陳銀淑 1961- )

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CD

『チン・ウンスク・エディション』 ベルリン・フィル、サイモン・ラトル、サカリ・オラモ、クリスティアン・テツラフ、バーバラ・ハンニガン、他(2CD+1BD)

チン、ウンスク(陳銀淑 1961- )

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC9836
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


CD2枚+ブルーレイ (映像、ハイレゾ音声2種入り)+特典

ベルリン・フィルが頻繁にコラボレーションする作曲家、
チン・ウンスクの作品集 (輸入盤・日本語帯・解説・歌詞対訳付き)
ラトル、テツラフ、ハーディング、オラモ、チョン・ミョンフンほか


【チン・ウンスク・エディション誕生の背景】
韓国出身でベルリンを拠点に活動している作曲家チン・ウンスク(陳銀淑、Unsuk Chin)。2005年から続く、ベルリン・フィルとチン・ウンスクのコラボレーションは、本盤に収められている一連のソロ協奏曲と管弦楽作品の演奏として実を結びました。
 なかでも印象深い作品が2つあり、サカリ・オラモ指揮、キム・ソヌクのソロによる『ピアノ協奏曲』の演奏は、新型コロナ・ウイルス感染拡大中の長いロックダウンの後に、ようやく観客に生演奏を届けることができた公演。そしてベルリン・フィルの委嘱作品として、サー・サイモン・ラトルとの最後のアジア・ツアー中に演奏した『コロス・コルドン』は、東京・サントリーホールでのライヴ録音が収録されています。

【チン・ウンスク】
韓国出身の作曲家チン・ウンスク。ソウル大学でスキ・カンに、その後ハンブルクでジェルジ・リゲティに学び、現在はベルリンを拠点として活動しています。1990年代より数々の作曲コンクールで頭角を現し、2004年には『ヴァイオリン協奏曲』(2001)でグロマイヤー賞を受賞、2007年にケント・ナガノ指揮によって初演された自身初のオペラ『不思議の国のアリス』(2004-07)で独オペルンベルト誌の年間最優秀初演作品賞を受賞するなど、現代を代表する作曲家のひとりとして知られています。

【アートワーク】
グラフィックデザイナー、倉嶌隆広(Takahiro Kurashima)の作品。規則正しい模様を複数重ね合わせた時にそれらの周期のズレにより視覚的に発生する縞模様「モワレ」効果を利用し、シートをスライドさせることであらわれる複雑な形、思いがけない模様を楽しむモーショングラフィック。(輸入元情報)



 収録情報

チン・ウンスク作品集


【CD 1】
◆ ヴァイオリン協奏曲第1番 (2001)

  クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  サー・サイモン・ラトル(指揮)
  収録:2005年4月28日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆ チェロ協奏曲 (2006/08, rev.2013)

  アルバン・ゲルハルト(チェロ)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  チョン・ミョンフン(指揮)
  収録:2014年5月10日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

【CD 2】

◆ 『セイレンの沈黙』(ホメロスの「オデュッセイア」とジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」による) (2014)

  バーバラ・ハンニガン(ソプラノ)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  サー・サイモン・ラトル(指揮)
  収録:2015年6月25日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆ 『コロス・コルドン』 (2017)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  サー・サイモン・ラトル(指揮)

  収録:2017年11月25日、東京、サントリーホール(ライヴ)
◆ ピアノ協奏曲 (1996/97)

  キム・ソヌク(ピアノ)
  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  サカリ・オラモ(指揮)
  収録:2021年6月5日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)
◆ 『ロカナ』 (2008)

  ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  ダニエル・ハーディング(指揮)
  収録:2022年10月15日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ)

【Blu-ray Disc】 (リージョン:Worldwide)
◆ 映像:ヴァイオリン協奏曲第1番を除く上記演奏 (112分)

  画面:Full HD 1080/60i, 16:9
  音声:2.0 PCM、7.1.4 Dolby Atmos
◆ 映像:チン・ウンスクのインタビュー (45分)

  画面:Full HD 1080/60i, 16:9
  音声:2.0 PCM、7.1.4 Dolby Atmos
  字幕:英、独、日、韓
◆ 音声:上記演奏

  2.0 PCM Stereo 24-bit/48kHz(ロスレス・スタジオ・マスター音源)
◆ 音声:上記演奏

  7.1.4 Dolby Atmos 24-bit/48kHz(ロスレス・スタジオ・マスター音源)

【特典】
◆ ハイレゾ音声ダウンロード:上記演奏

  2.0 PCM Stereo 24-bit/96kHz
◆ 「デジタル・コンサートホール」7日間無料視聴

  ベルリン・フィルの映像配信サービス「デジタル・コンサートホール」7日間無料視聴チケット・コードを封入。

 作品情報

【ヴァイオリン協奏曲第1番】

チン・ウンスクのヴァイオリン協奏曲は、伝統的な手法とは一定の距離を置いています。5度音程、開放弦から生まれる音高、それらに付随する倍音、そして打楽器群がなす音響背景という要素から楽曲を構成し、特に打楽器群は、オーケストラ内部のアンサンブルとして、集合的なソロ楽器のような役割もあり、チン自身が心酔しているバリ島のガムラン音楽の影響が感じられます。
【チェロ協奏曲】

アルバン・ゲルハルトに献呈されている『チェロ協奏曲』(2006-08、2013改訂)は、BBCの委嘱によって作曲されました。アルバン・ゲルハルトの凄まじいヴィルトゥオジティを念頭に置いて書かれた『チェロ協奏曲』は、『ヴァイオリン協奏曲』や『ピアノ協奏曲』とは異なり、彼女自身も「この曲で主眼を置いたのは、ソリストとオーケストラの対抗です」と述べているようにヴィルトゥオジックな作品。韓国の伝統芸能「パンソリ」を模しています。

【セイレンの沈黙】

『セイレンの沈黙』は、沈黙の音楽ではなく、ヴィルトゥオジックなオペラの劇唱のような作品。独唱は、表情豊かな“声のアクロバット”を立て続けに聞かせ、ソリストのバーバラ・ハニガンは、この分野における第一人者であり、その演奏は息をのむようなドラマティックな感受性を披露しています。チン・ウンスクが独唱のテクストとして選んだのはホメロス「オデュッセイア」、そしてジェイムズ・ジョイス「ユリシーズ」。
【コロス・コルドン】

チン・ウンスクが、2017年のベルリン・フィルのアジア・ツアーのために書き上げ、サー・サイモン・ラトルに献呈した作品。直訳すれば「弦(/紐/糸)の舞踊」。チン・ウンスクは、天文学と宇宙論の2つの学問領域に関心を寄せており、彼女は本作の作曲中、宇宙の歴史について考えていた、というほど。古代ギリシア語で「弦の踊り」を意味する曲名どおり、本作では弦楽器群に別格の役割が与えられ、最初の小節から最後の小節まで、音楽を推し進めていきます。
【ピアノ協奏曲】

チン・ウンスクにとって、ピアノは最も身近な楽器。ピアノの響きは、幼少期から音楽的な“発見の喜び”を感じていたといいます。しかし、彼女が3曲の『ピアノ・エチュード』を作曲したのは34歳になってから。その翌年に書かれた『ピアノ協奏曲』で、ピアノの可能性を存分に探究しています。チン・ウンスクは、独奏楽器とオーケストラという編成の中に新たな可能性を見出し、各奏者が共同する「超楽器」という概念を発展させてきました。これは『ヴァイオリン協奏曲』同様にバリ島のガムラン音楽から着想を得ています。『ピアノ協奏曲』では、独奏者の溢れんばかりのヴィルトゥオジティが、オーケストラへ、多彩な打楽器群へ、続いて木管楽器群および弦楽器群へと波及していきます。
【管弦楽のための『ロカナ』】

『ロカナ』は、サンスクリット語で「光の部屋」。チン・ウンスクは虹色に輝く『ロカナ』で光線の反応を音楽で表現しています。(輸入元情報)



 作曲家情報

 チン・ウンスク・トピック


◆ 教会にピアノが設置

チン・ウンスクの父親は長老派教会(プロテスタント)の牧師で、チン・ウンスクが2歳の時に教会にアップライト・ピアノを設置。幼いチン・ウンスクは、ピアノで遊ぶようになり、7歳か8歳の頃には父の教会でおこなわれる結婚式で、結婚行進曲などを演奏するようになっています。
◆ 映画「ガス灯」の音楽に感動

梨花女子大学付属校の小学生だったチン・ウンスクは、友人の家のテレビで見た映画「ガス灯」の中のピアノの音楽に感動するものの、当時は曲名はわからずじまい。その後、家の手伝いをして得たお小遣いを貯めて楽譜を購入し、その中に「ガス灯」で聞いたピアノ曲、ベートーヴェンの悲愴ソナタを見つけたのは2年後のことでした。

◆ レコードでオーケストラ鑑賞

中学校に進むと、音楽鑑賞室にブラームスやチャイコフスキー、ベートーヴェン、モーツァルト、ストラヴィンスキーなどたくさんのレコードがあったことから、鑑賞の時間が楽しみになり、放課後にブラームスの1番を何度も聞いたりしたほか、あまりに熱心だったために音楽教師から作曲家になることを勧められています。
◆ 中学校の隣でオーケストラ演奏会

当時のソウル市でクラシックのオーケストラ演奏会が開催できるホールは世宗文化会館(約3,000席、旧称:ソウル市民会館)くらいでしたが、1972年12月に火事で全焼したため、1978年に新しい世宗文化会館(3,022席)が開場するまでの5年半ほどは、チン・ウンスクの通う中学校に隣接した梨花女子大学の大講堂(約2,800席)が主に使われていました。これにより、ソウル市立交響楽団(ソウル・フィル)のほか、外来オケのコンセルトヘボウ管弦楽団やスイス・ロマンド管弦楽団なども身近になったことで、チン・ウンスクにとってオーケストラは特別な存在となっていきます。
◆ 図書館の楽譜を写譜して勉強

中学時代のチン・ウンスクは、韓国での楽譜の流通事情が良くなかったこともあり、梨花女子大学の図書室でチャイコフスキーの交響曲の楽譜などを借りて写譜して勉強していました。やがて、お金が貯まると、念願だったブージー&ホークスの「春の祭典」を買い求めて舞い上がってもいます。
◆ ソウル大学でカン・ソクヒに師事

1981年、独学だったチン・ウンスクは、3度目の挑戦で難関のソウル大学作曲科に入学。韓国現代音楽界の草分けとも言われ、電子音楽にも強く、ベルリンでユン・イサン[1917-1995]とボリス・ブラッハー[1903-1975]に長く師事していたカン・ソクヒ[1934-2020]に1982年から師事。1984年に卒業制作として作曲した「Gestalten(ゲシュタルテン)」がユネスコ国際作曲家会議室内楽部門とカナダのISCMワールド・ミュージック・デイズから高く評価されて注目されるようになります。
◆ コンクールで優勝し奨学金も確保

1985年、アムステルダムの ガウデアムス財団が主催する国際作曲コンクールに「スペクトラ」を出品して優勝。ハンブルクのリゲティ[1923-2006]に自作を送ったところ受け入れるという返事があり、ドイツ学術交流会(DAAD)から奨学金を支給されてドイツ留学が始まります。
◆ リゲティに師事

ハンブルク音楽演劇大学でのリゲティの指導は非常に厳しいもので、ダルムシュタットや十二音、セリーも否定され、欧米スタイルにこだわらない視野の拡大と自己のスタイルの確立を求める内容でした。グループ指導の際には課題制作の楽譜をゴミ箱に捨てるなど過酷な面もあり、チン・ウンスクは精神的に追い込まれて作曲ができず、3年間で書いたのは1986年の「トロイアの女たち」だけでした。しかしこのときのつらい経験が大いに有益だったことも確かなようです。
◆ ベルリン工科大学で電子音楽を追及

リゲティが定年退官となると、チン・ウンスクはベルリンに転居。ベルリン工科大学のスタジオで電子音楽の制作をおこなうようになり、1989年に「Gradus ad Infinitum」を発表。
◆ 出世作「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」に到達

チン・ウンスクは電子音楽への取り組みを通じて作曲活動に復帰。以後はリゲティも称えていた技術力に加え、リゲティ修業を通じて得た視野の広さを作品に投影できるようになり、1991年には「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」を発表。未完の状態ながら注目されることとなります。
◆ フランスとイギリスからの注目

「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」は、ドイツのミヒャエル・エンデによる「はてしない物語(ネバーエンディング・ストーリー)」と、イギリスのルイス・キャロル「鏡の国のアリス」による7つの場面で構成された不思議な響きが満載の魅惑的な作品。オランダでおこなわれた未完版初演の翌年には、有名なパリのアンサンブル・アンテルコンタンポランが作曲委嘱を開始。その翌年にはイギリスのジョージ・ベンジャミンが完成版を初演して成功し、世界中で演奏されるようになっています。
◆ ブージー&ホークス社と独占契約

ベンジャミンによる初演がきっかけで、世界最大級の楽譜出版社、ブージー&ホークス社(イギリス)から申し出があり独占契約を締結。チン・ウンスクの子供の頃の宝物だった「春の祭典」の楽譜の出版社との契約で感無量でした。
◆ ケント・ナガノとのコラボレーション

1999年、日系アメリカ人指揮者のケント・ナガノとのコラボレーションが始まり、やがてオペラ「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」での大成功へと繋がって行きます。
◆ 結婚

1999年、ピアニストのマリス・ゴトーニ(フィンランドのピアニスト、ラルフ・ゴトーニの息子。1979年ベルリン生まれ)と結婚。ほどなく息子のリュン・セレスティンが誕生。
◆ ベルリン・フィルとのコラボレーション

2005年、クリスティアン・テツラフ独奏、サイモン・ラトル指揮によるヴァイオリン協奏曲第1番の成功を機にコラボレーションが開始。



 チン・ウンスク年表

1961  1962  1963  1964  1965  1966  1967  1968  1969  1970  1971  1972  1973  1974  1975  1976  1977  1978  1979  1980  1981  1982  1983  1984  1985  1986  1987  1988  1989  1990  1991  1992  1993  1994  1995  1996  1997  1998  1999  2000  2001  2002  2003  2004  2005  2006  2007  2008  2009  2010  2011  2012  2013  2014  2015  2016  2017  2018  2019  2020  2021  2022  2023  2024

 1961年/昭和36年 (0歳)

◆ 7月14日、チン・ウンスク(陳銀淑)、ソウルで誕生。父は長老派教会の牧師。姉と弟は後に音楽評論家に、末弟はコンピューター・プログラマーになります。

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 1962年/昭和37年 (0〜1歳)

◆ ソウル在住。

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 1963年/昭和38年 (1〜2歳)

◆ ソウル在住。

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 1964年/昭和39年 (2〜3歳)

◆ ソウル在住。
◆ 父が教会で使用するためにピアノを購入。

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 1965年/昭和40年 (3〜4歳)

◆ ソウル在住。

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 1966年/昭和41年 (4〜5歳)

◆ ソウル在住。
◆ ピアノ演奏と楽譜について父による指導が開始。

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 1967年/昭和42年 (5〜6歳)

◆ ソウル在住。
◆ ピアノ演奏と楽譜について父により指導。

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 1968年/昭和43年 (6〜7歳)

◆ ソウルの梨花女子大学付属小学校在学。
◆ ピアノ演奏と楽譜についての父により指導。
◆ ピアノ演奏が上達し、教会で結婚式が行われるときなどに演奏するようになります。オルガンも演奏。

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 1969年/昭和44年 (7〜8歳)

◆ 梨花女子大学付属小学校在学。
◆ テレビで見た映画「ガス灯」で使用されていたベートーヴェンの「悲愴」に感動。

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 1970年/昭和45年 (8〜9歳)

◆ 梨花女子大学付属小学校在学。

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 1971年/昭和46年 (9〜10歳)

◆ 梨花女子大学付属小学校在学。

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 1972年/昭和47年 (10〜11歳)

◆ 梨花女子大学付属小学校在学。

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 1973年/昭和48年 (11〜12歳)

◆ 梨花女子大学付属小学校在学。

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 1974年/昭和49年 (12〜13歳)

◆ 梨花女子大学付属梨花金蘭中学校在学。
◆ 作曲開始。

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 1975年/昭和50年 (13〜14歳)

◆ 梨花女子大学付属梨花金蘭中学校在学。

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 1976年/昭和51年 (14〜15歳)

◆ 梨花女子大学付属梨花金蘭中学校在学。

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 1977年/昭和52年 (15〜16歳)

◆ ソウル女子高校在学。

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 1978年/昭和53年 (16〜17歳)

◆ ソウル女子高校在学。

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 1979年/昭和54年 (17〜18歳)

◆ ソウル女子高校卒業。
◆ ソウル大学入学試験不合格。

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 1980年/昭和55年 (18〜19歳)

◆ ソウル大学入学試験不合格。

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 1981年/昭和56年 (19〜20歳)

◆ ソウル大学入学。

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 1982年/昭和57年 (20〜21歳)

◆ ソウル大学在学。カン・ソクヒ(姜碩煕)に師事。

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 1983年/昭和58年 (21〜22歳)

◆ ソウル大学在学。カン・ソクヒに師事。

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 1984年/昭和59年 (22〜23歳)

◆ ソウル大学在学。カン・ソクヒに師事。
◆ ソウル大学卒業制作として「Gestalten(ゲシュタルテン)」を作曲。
◆ ユネスコ国際作曲家会議室内楽部門とカナダのISCMワールド・ミュージック・デイズから「Gestalten(ゲシュタルテン)」が高評価。

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 1985年/昭和60年 (23〜24歳)

◆ ソウル大学卒業。
◆ ガウデアムス財団の主催する国際作曲コンクール第1位(アムステルダム)。「スペクトラ」。
◆ リゲティに自作の楽譜を送り、受け入れが決定。
◆ ドイツ学術交流会(DAAD)から奨学金を支給されてドイツに留学。
◆ ハンブルクに転居。
◆ ハンブルク音楽演劇大学で、上級クラスのリゲティに師事。

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 1986年/昭和61年 (24〜25歳)

◆ ハンブルク音楽演劇大学在学。リゲティに師事。
◆ 「Die Troerinnen(トロイアの女たち)」作曲。初のオーケストラ作品。

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 1987年/昭和62年 (25〜26歳)

◆ ハンブルク音楽演劇大学在学。リゲティに師事。

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 1988年/昭和63年 (26〜27歳)

◆ ハンブルク音楽演劇大学在学。リゲティに師事。
◆ ベルリンに転居。
◆ ベルリン工科大学で研究。

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 1989年/昭和64年/平成元年 (27〜28歳)

◆ 「Gradus ad Infinitum」作曲。テープのための11分ほどの作品。
◆ 9月6日、「Gradus ad Infinitum」、アムステルダムのアイスブレーカーで初演。

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 1990年/平成2年 (28〜29歳)

◆ 9月23日、「Die Troerinnen(トロイアの女たち)」、ルカ・プファフ指揮ベルゲン・フィル、ベルゲン歌劇場合唱団らにより初演。
◆ 「Die Troerinnen(トロイアの女たち)」改訂。

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 1991年/平成3年 (29〜30歳)

◆ 「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」作曲(未完)。ソプラノとアンサンブルのための17分ほどの作品。ミヒャエル・エンデ「はてしない物語(ネバーエンディング・ストーリー)」とルイス・キャロル「鏡の国のアリス」による7つの場面で構成。
◆ 9月2日、「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」(未完)、モニーク・クルース、ダーフィト・ポルセリーン指揮ニーウ・アンサンブルによりアムステルダムで初演。

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 1992年/平成4年 (30〜31歳)

◆ パリの現代音楽団体「アンサンブル・アンテルコンタンポラン」のリーディング・パネルに選ばれ、同アンサンブルからの委嘱が開始。

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 1993年/平成5年 (31〜32歳)

◆ 「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」完成。
◆ 9月8日、「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」、ペネロピー・ウォルムスリー・クラーク、ジョージ・ベンジャミン指揮プレミア・アンサンブルによりロンドンで初演。人気を博し、以後20か国以上の団体により演奏されることになります。
◆ 東京都制施行50周年記念国際作曲コンクール第2位(1位なし)。「Santica Ekatela」。
◆ 「Akrostichon-Wortspiel(折句―言葉遊び)」改訂。

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 1994年/平成6年 (32〜33歳)

◆ 「Fantaisie mécanique」作曲。5人の器楽奏者のための13分ほどの作品。
◆ 12月2日、「Fantaisie mécanique」、アンサンブル・アンテルコンタンポランのメンバーにより初演。
◆ 「Allegro ma non troppo」作曲。エレクトロニクスのための13分ほどの作品。
◆ 「Allegro ma non troppo」ベルリンのインヴェンション音楽祭で初演。

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 1995年/平成7年 (33〜34歳)

◆ 英Boosey & Hawkes社と独占契約。
◆ ピアノ・エチュード第2番(Sequenzen)、作曲。3分ほどの作品。
◆ 6月15日、ピアノ・エチュード第2番(Sequenzen)、シャオ=リー・ディンによりベルリンで初演。
◆ ピアノ・エチュード第3番(Scherzo ad libitum)、作曲。2分ほどの作品。
◆ ピアノ・エチュード第4番(Scalen)、作曲。2分ほどの作品。

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 1996年/平成8年 (34〜35歳)

◆ 2月11日、ピアノ・エチュード第3番(Scherzo ad libitum)、ピアノ・エチュード第4番(Scalen)、シャオ=リー・ディンによりカンザスで初演。
◆ 「ParaMetaString」作曲。弦楽四重奏とテープのための20分ほどの作品。
◆ 5月31日、「ParaMetaString」、クロノス・カルテットによりソウルで初演。
◆ ピアノ協奏曲、作曲開始。

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 1997年/平成9年 (35〜36歳)

◆ オルレアン国際ピアノコンクール内公募現代音楽ピアノ作品第1位。「Piano Studies Nos.2〜4」。
◆ ピアノ協奏曲、完成。25分ほどの作品。
◆ 6月6日、ピアノ協奏曲、ロルフ・ハインド、マーク・ウィッグルスワース指揮BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団により初演。
◆ 「Fantaisie mécanique」改訂。
◆ 6月8日、「Fantaisie mécanique」改訂版、デイヴィッド・ロバートスン指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより初演。

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 1998年/平成10年 (36〜37歳)

◆ 「Allegro ma non troppo」改訂。ソロ・パーカッションとテープのためのヴァージョン。
◆ 9月25日、「Allegro ma non troppo」改訂版、ベルリンで初演。
◆ 「Xi(シー)」作曲。アンサンブルとエレクトロニクスのための23分ほどの作品。

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 1999年/平成11年 (37〜38歳)

◆ ケント・ナガノとのコラボレーション開始。
◆ 2月24日、「Xi」、デイヴィッド・ロバートスン指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより初演。
◆ ブールジュ電子音楽国際コンクール第1位。「Xi」。
◆ 「Ma fin est mon commencement Mon commencement est ma fin」作曲。声とアンサンブルのための6分ほどの作品。
◆ 「Miroirs des temps」作曲。のための36分ほどの作品。
◆ マリス・ゴトーニと結婚。
◆ 11月7日、「Miroirs des temps」、ヒリヤード・アンサンブル、ケント・ナガノ指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団により初演。

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 2000年/平成12年 (38〜39歳)

◆ ピアノ・エチュード第6番(Grains)、作曲。3分ほどの作品。ピエール・ブーレーズの75歳の誕生日のためにロンドンのサウスバンクセンターが委嘱。
◆ 3月26日、ピアノ・エチュード第6番(Grains)、ロルフ・ハインドによりロンドンで初演。
◆ 「Kalá」作曲。合唱とオーケストラのための32分ほどの作品。

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 2001年/平成13年 (39〜40歳)

◆ ユネスコ国際作曲家会議推薦。「Fantaisie méchanique」。
◆ ベルリン・ドイツ交響楽団のレジデント・コンポーザーに任命。
◆ ヴァイオリン協奏曲第1番作曲。
◆ 「Miroirs des temps (alternative version)」改訂。声とオーケストラのための19分ほどの作品。
◆ 6月30日、「Miroirs des temps」改訂版、ヒリヤード・アンサンブル、ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団により初演。

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 2002年/平成14年 (40〜41歳)

◆ 1月20日、ヴァイオリン協奏曲第1番、ヴィヴィアーネ・ハーグナー、ケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団により初演。人気を博し、以後、16か国の団体により演奏。
◆ 二重協奏曲、作曲。ピアノ、打楽器とアンサンブルのための20分ほどの作品。
◆ 2月2日、二重協奏曲、ディミトリー・ヴァシラキス、サミュエル・ファーヴル、ステファン・アズベリー指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより初演。

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 2003年/平成15年 (41〜42歳)

◆ 「Chin」作曲開始。
◆ ピアノ・エチュード第2番(Sequenzen)、改訂。
◆ ピアノ・エチュード第3番(Scherzo ad libitum)、改訂。
◆ ピアノ・エチュード第5番(Toccata)、作曲。3分ほどの作品。
◆ 12月16日、ピアノ・エチュード第2番(Sequenzen)改訂版、第3番(Scherzo ad libitum)改訂版、第4番(Scalen)改訂版、第5番(Toccata)、大井浩明により東京で初演。

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 2004年/平成16年 (42〜43歳)

◆ グロマイヤー賞受賞(米、ルイヴィル)。「ヴァイオリン協奏曲第1番」。
◆ 「Chin」完成。ソプラノとオーケストラのための16分ほどの曲。
◆ 6月6日、「Chin」、マーガレット・トンプソン、ケント・ナガノ指揮ロサンジェルス・オペラ管弦楽団により初演。
◆ オペラ「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」作曲開始。
◆ 「Cantatrix Sopranica」作曲開始。

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 2005年/平成17年 (43〜44歳)

◆ アーノルト・シェーンベルク賞受賞(ウィーン)。
◆ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのコラボレーション開始。
◆ 4月28日、ヴァイオリン協奏曲第1番、クリスティアン・テツラフ、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ録音。(CD1)
◆ 「Cantatrix Sopranica」完成。声とアンサンブルのための26分ほどの作品。
◆ 5月18日、「Cantatrix Sopranica」、アヌ・コムシ、ピア・コムシ、アンドルー・ウォッツ、ジョージ・ベンジャミン指揮ロンドン・シンフォニエッタにより初演。

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 2006年/平成18年 (44〜45歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督に任命。
◆ チェロ協奏曲、作曲開始。
◆ 6月12日、恩師リゲティ、ウィーンで死去。83歳。

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 2007年/平成19年 (45〜46歳)

◆ オペラ「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」完成。(約120分)。
◆ 6月30日、オペラ「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)」、ケント・ナガノ指揮バイエルン州立歌劇場により初演。
◆ 「Double Bind?」作曲。ヴァイオリンとエレクトロニクスのための17分ほどの作品。
◆ 2月12日、「Double Bind?」、カン・ヘスンによりパリで初演。
◆ ハイデルベルク女性作曲家賞受賞。
◆ Kyung-Ahm Prize。

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 2008年/平成20年 (46〜47歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ 「Rocaná」作曲。オーケストラのための21分ほどの作品。
◆ 3月3日、「Rocaná」、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団により初演。
◆ チェロ協奏曲、完成。30分ほどの作品。

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 2009年/平成21年 (47〜48歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ サントリー音楽財団サマーフェスティバルのテーマ作曲家に選出。
◆ 「Šu」作曲。中国笙とオーケストラのための21分ほどの作品。
◆ 「Gougalon」作曲。アンサンブルのための24分ほどの作品。シーメンスとアンサンブル・モデルンの委嘱。
◆ 8月13日、チェロ協奏曲、アルバン・ゲルハルト、イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュ交響楽団により初演。
◆ 8月28日、「Šu」、ウー・ウェイ、秋山和慶指揮東京交響楽団により初演。
◆ 10月9日、「Gougalon」、ヨハネス・カリツケ指揮アンサンブル・モデルンにより部分初演。

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 2010年/平成22年 (48〜49歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ プリンス・ピエール財団賞受賞。「Gougalōn」。
◆ 「Fanfare chimérique」作曲開始。

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 2011年/平成23年 (49〜50歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 「cosmigimmicks」作曲開始。
◆ 「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からの情景」完成。ソプラノとメゾソプラノ、オーケストラのための40分ほどの作品。
◆ 4月2日、「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からの情景」、クレア・ブース、スーザン・ビックリー、オラリ・エルツ指揮ポルト・カーザ・デ・ムジカ交響楽団により初演。
◆ 「Fanfare chimérique」完成。木管アンサンブル、金管アンサンブル、エレクトロニクスのための14分ほどの作品。
◆ 4月15日、「Fanfare chimérique」、パトリック・ダヴァン指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより初演。
◆ 「Gougalon」改訂。アンサンブルのための24分ほどの作品。

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 2012年/平成24年 (50〜51歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 湖巌(ホアム)賞受賞(ソウル)。
◆ 1月10日、「Gougalon」、スサンナ・マルッキ指揮アンサンブル・アンテルコンタンポランにより全曲初演。
◆ 「cosmigimmicks」完成。アンサンブルのための24分ほどの作品。
◆ 4月26日、「cosmigimmicks」、セルソ・アントゥネス指揮ニーウ・アンサンブルにより初演。
◆ 「Graffiti」作曲開始。

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 2013年/平成25年 (51〜52歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 「Graffiti」完成。室内オーケストラのための23分ほどの作品。
◆ 2月26日、「Graffiti」、グスタボ・ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルハーモニー協会管弦楽団により初演。
◆ チェロ協奏曲、改訂。
◆ 6月10日、チェロ協奏曲改訂版、アルバン・ゲルハルト、ケント・ナガノ指揮バイエルン州立管弦楽団により初演。

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 2014年/平成26年 (52〜53歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ クラリネット協奏曲、作曲。25分ほどの作品。
◆ 5月8日、クラリネット協奏曲、カリ・クリック、ケント・ナガノ指揮イェーテボリ交響楽団により初演。
◆ 5月10日、チェロ協奏曲、アルバン・ゲルハルト、チョン・ミョンフン指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ収録。(CD1、Blu-ray)
◆ 「セイレンの沈黙」作曲。ソプラノとオーケストラのための16分ほどの作品。
◆ 8月23日、「セイレンの沈黙」、バーバラ・ハニガン、サイモン・ラトル指揮ルツェルン・フェスティヴァル・アカデミー管弦楽団により初演。
◆ 10月3日、「Chin」(2003-2004作曲)を新たにソプラノとピアノのために編曲したヴァージョンが、イェリー・スーとホルガー・グロショップにより初演。
◆ 「Mannequin」作曲開始。

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 2015年/平成27年 (53〜54歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 6月25日、「セイレンの沈黙」、バーバラ・ハニガン、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ収録。(CD2、Blu-ray)
◆ 「Le Chant des Enfants des Étoiles」作曲開始。
◆ 「Mannequin」完成。オーケストラのための27分ほどの作品。

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 2016年/平成28年 (54〜55歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 「Le Chant des Enfants des Étoiles」完成。少年合唱、混声合唱、オルガンとオーケストラのための40分ほどの作品。
◆ 8月19日、「Le Chant des Enfants des Étoiles」、韓国国立少年合唱団、韓国国立合唱団、チョン・ミョンフン指揮ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)により初演。

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 2017年/平成29年 (55〜56歳)

◆ ソウル市立交響楽団(ソウル・フィルハーモニー管弦楽団)のレジデント・コンポーザー兼現代音楽シリーズ芸術監督在任。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ ウィフリ・シベリウス賞受賞(ヘルシンキ)。
◆ 「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からのパズルとゲーム」作曲。ソプラノとオーケストラのための23分ほどの作品。
◆ 5月7日、「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からのパズルとゲーム」、シボーン・スタッグ、ティート・チェッケリーニ指揮SWR交響楽団により初演。
◆ 「コロス・コルドン」作曲。オーケストラのための11分ほどの作品。
◆ 11月3日、「コロス・コルドン」、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により初演。
◆ 11月25日、「コロス・コルドン」、サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ収録。(CD2、Blu-ray)

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 2018年/平成30年 (56〜57歳)

◆ マリー=ジョゼ・クラヴィス賞受賞(ニューヨーク)。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 「Gran Cadenza」作曲。2台のヴァイオリンのための6分ほどの作品。

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 2019年/平成31年/令和元年 (57〜58歳)

◆ ハンブルク・バッハ賞受賞。
◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 「SPIRA」作曲。オーケストラのための協奏曲。
◆ 4月5日、「SPIRA」、作曲。ミルガ・グラジニーテ=ティーラ指揮ロサンジェルス・フィルハーモニックにより初演。
◆ 「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からのパズルとゲーム」編曲。ソプラノとアンサンブルのための20分ほどの作品。
◆ 6月10日、「Alice in Wonderland(不思議の国のアリス)からのパズルとゲーム」アンサンブル版、ニカ・ゴリッチ、パブロ・エラス=カサド指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン・アカデミー奨学生たちにより初演。
◆ 「Fanfare chimérique」改訂。
◆ 「Frontispiece for orchestra」作曲。オーケストラのための8分ほどの作品。
◆ 9月6日、「Frontispiece for orchestra」、アラン・ギルバート指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団により初演。
◆ 「Nulla est finis - a prelude to 'Spem in alium'」作曲。無伴奏40声合唱のための3分ほどの作品。
◆ 10月5日、「Nulla est finis - a prelude to 'Spem in alium'」、アンドルー・マンゼ指揮スウェーデン放送合唱団により初演。

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 2020年/令和2年 (58〜59歳)

◆ フィルハーモニア管弦楽団「ミュージック・オブ・トゥデイ」芸術監督在任。
◆ 2月8日、「Fanfare chimérique」改訂版、マルティナ・バティッチ指揮ラジオ・フランス・ミュジシャンにより初演。
◆ 「subito con forza」(オーケストラのための)作曲。
◆ 9月24日、「subito con forza」、クラウス・マケラ指揮コンセルトヘボウ管弦楽団により初演。
◆ 「コロス・コルドン」改訂。

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 2021年/令和3年 (59〜60歳)

◆ レオニー・ソニング音楽賞受賞(コペンハーゲン)。
◆ ヴァイオリン協奏曲第2番「沈黙の破片」作曲。
◆ 10月21日、「Gran Cadenza」、アンネ=ゾフィー・ムター&ムターズ・ヴィルトゥオージにより初演。
◆ 「Mannequin」改訂。
◆ 3月26日、「Mannequin」改訂版、マルコ・ゲッケ、トム・セリグマン指揮バイエルン州立歌劇場管弦楽団により初演。
◆ 6月5日、ピアノ協奏曲、キム・ソヌク、サカリ・オラモ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ収録。(CD1、Blu-ray)

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 2022年/令和4年 (60〜61歳)

◆ 1月6日、ヴァイオリン協奏曲第2番「沈黙の破片」、レオニダス・カヴァコス、サイモン・ラトル指揮ロンドン交響楽団により初演。
◆ 10月15日、「ロカナ」、ダニエル・ハーディング指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ収録。(CD2、Blu-ray)
◆ 「Alaraph ‘Ritus des Herzschlags’」作曲。オーケストラ作品(約13分)。
◆ 統營(トンヨン)國際音樂祭芸術監督に就任(5年契約)。

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 2023年/令和5年 (61〜62歳)

◆ 統營國際音樂祭芸術監督在任。
◆ ヴァイオリン協奏曲第1番改訂。
◆ 「Operascope」作曲。オーケストラのための9分ほどの作品。
◆ 2月、ラジオ・フランスが開催する現代音楽祭「第33回フェスティヴァル・プレザンス」の特集作曲科に選出。「チン・ウンスクの肖像」。
◆ 8月30日、「Alaraph ‘Ritus des Herzschlags’」バーゼルで初演。
◆ 11月6日、「Operascope」、ケント・ナガノ指揮バイエルン州立管弦楽団により初演。

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 2024年/令和6年 (62〜63歳)

◆ エルンスト・フォン・ジーメンス音楽賞受賞(ミュンヘン)。
◆ 統營國際音樂祭芸術監督在任。

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 年表付き商品説明ページ一覧

【バロック作曲家(生年順)】

バード [c.1540-1623]
カッツァーティ [1616-1678]
ルイ・クープラン [1626-1661]
クープラン一族
ダンドリュー [1682-1738]
スタンリー [1713-1786]
【古典派&ロマン派作曲家(生年順)】

モンジュルー [1764-1836] (ピアノ系)
ベートーヴェン [1770-1827]
ジャダン [1776-1800] (ピアノ系)
リース [1784-1838]
ブルックナー [1824-1896]
ルクー [1870-1894]
レーガー [1873-1916]

ラフマニノフ [1873-1943]

【近現代作曲家(生年順)】

レーバイ [1880-1953] (ギター系)
マルティヌー [1890-1959]
ミゴ [1891-1976] (ギター系も)
ショスタコーヴィチ [1906-1975]
ラングレー [1907-1991] (オルガン系)
アンダーソン [1908-1975]
デュアルテ [1919-2004] (ギター系)
プレスティ [1924-1967] (ギター系)
ヘンツェ [1926-2012]
坂本龍一 [1952-2023]
チン・ウンスク(陳銀淑) [1961- ]
【指揮者(ドイツ・オーストリア)】

アーベントロート (ベートーヴェンシューマンブルックナーブラームスモーツァルトチャイコハイドン)
エッシェンバッハ
カラヤン
クナッパーツブッシュ (ウィーン・フィルベルリン・フィルミュンヘン・フィル国立歌劇場管レジェンダリー)
クラウス
クリップス
クレンペラー (VOX&ライヴザルツブルク・ライヴVENIASボックス
サヴァリッシュ
シューリヒト
スイトナー (ドヴォルザークレジェンダリー)
フリート
フルトヴェングラー
ベーム
ヘルビヒ
メルツェンドルファー
ヤノフスキー
ライトナー
ラインスドルフ
レーグナー (ブルックナーマーラーヨーロッパドイツ)
ロスバウト
【指揮者(ロシア・ソ連)】

ガウク
クーセヴィツキー
ゴロワノフ
ペトレンコ
マルケヴィチ
【指揮者(アメリカ)】

クーチャー(クチャル)
スラトキン(父)
ドラゴン
バーンスタイン
フェネル
【指揮者(オランダ)】

オッテルロー
クイケン
ベイヌム
メンゲルベルク
【指揮者(フランス)】

パレー
モントゥー
【指揮者(ハンガリー)】

セル
ドラティ
【指揮者(スペイン)】

アルヘンタ
【指揮者(スイス)】

アンセルメ
【指揮者(ポーランド)】

クレツキ
【指揮者(チェコ)】

ターリヒ
【指揮者(ルーマニア)】

チェリビダッケ
【指揮者(イタリア)】

トスカニーニ
【指揮者(イギリス)】

バルビローリ
【指揮者(ギリシャ)】

ミトロプーロス
【鍵盤楽器奏者(楽器別・生国別)】

【ピアノ(ロシア・ソ連)】

ヴェデルニコフ
グリンベルク
ソフロニツキー
タマルキナ
ニコラーエワ
ネイガウス父子
フェインベルク
フリエール
モイセイヴィチ
ユージナ
【ピアノ(フランス)】

カサドシュ
ティッサン=ヴァランタン
ハスキル
ロン
【ピアノ(ドイツ・オーストリア)】

キルシュネライト
シュナーベル
デムス
ナイ
【ピアノ(南米)】

タリアフェロ
ノヴァエス
【チェンバロ】

ヴァレンティ
カークパトリック
ランドフスカ
【弦楽器奏者(楽器別・五十音順)】

【ヴァイオリン】

オイストラフ
コーガン
スポールディング
バルヒェット
フランチェスカッティ
ヘムシング
リッチ
レビン
【チェロ】

カサド
シュタルケル
デュ・プレ
ヤニグロ
ロストロポーヴィチ
【管楽器奏者】

【クラリネット】

マンツ

【ファゴット】

デルヴォー(ダルティガロング)
【オーボエ】

モワネ
【歌手】

ド・ビーク (メゾソプラノ)
【室内アンサンブル(編成別・五十音順)】

【三重奏団】

パスキエ・トリオ
【ピアノ四重奏団】

フォーレ四重奏団
【弦楽四重奏団】

グリラー弦楽四重奏団
シェッファー四重奏団
シュナイダー四重奏団
ズスケ四重奏団
パスカル弦楽四重奏団
ハリウッド弦楽四重奏団
バルヒェット四重奏団
ブダペスト弦楽四重奏団
フランスの伝説の弦楽四重奏団
レナー弦楽四重奏団

内容詳細

ベルリン・フィルによる、韓国出身で独・ベルリンを拠点に活動する現代作曲家のチン・ウンスクの作品集。1997年に作られたピアノと管弦楽のための協奏曲に始まり、管弦楽のための「コロス・コルドン」など、双方の濃密なコラボの足跡が辿れる一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

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