Top 100 Japanese pops Artists - No.7

2003年11月24日 (月)

2003年5月21日にデビュー30周年を迎えた”伝説の大スター”山口百恵。今なお、伝説の歌手、俳優として多くの方の目に焼きついている。

山口百恵は、1959年1月17日東京に生まれる。
7歳のときに神奈川県横須賀市に転居。14歳のときに日本テレビ系オーディション番組『スター誕生！』の決戦大会で合格。翌年、「としごろ」でデビューを果たしている。あわせて同名の映画『としごろ』に主演ではないものの出演した。

その後、同年代の森昌子、桜田淳子とともに『花の中三トリオ』として人気に火がつく。「ひと夏の体験」の大ヒットで歌手として、「伊豆の踊子」では女優として人気が上昇し、トップスターの仲間入りを果たす。シングルとしては、引退後のものを含めて30枚以上、アルバムも40枚以上リリースしている。映画には20数本、ドラマにも30本近く主演。

最近では、B'zの松本孝弘のカバー企画に彼女のヒット曲イミテイション・ゴールドが選出され、倉木麻衣が百恵さんばりに妖艶に熱唱。そのほか、シングルでは鬼束ちひろがJRのCMでカバーしている「いい日旅立ち」、犬神サーカス団もカバーしている「ロックンロール・ウィドウ」や、「プレイバック Part 2」「秋桜」「夢先案内人」「ひと夏の経験」などのヒット曲を持つ。初期は作詞：千家和也、作曲：都倉俊一、編曲：馬飼野康二・コンビから、中期から後期は作詞：阿木燿子、作曲：宇崎竜童、編曲：萩田光雄へ。そのほか、松本隆、堀内孝雄、谷村新司など、彼女のまわりにあつまった。

その人気は凄まじく、いまでも彼女を伝説して意識している方も非常に多い。そして、テレビ、映画、歌とさまざまな分野で才能を示し、不動の人気を誇ったが、1980年、俳優の三浦友和との婚約、結婚を機に引退した。最後のシングルは1994年の『惜春通り』。伝説の引退ライブは、日本武道館さよならコンサート・ライブ　山口百恵-伝説から神話へ-としてリリ−スされている。引退後には未発表曲『あなたへの子守唄』発表。

また、デビュー30周年を迎えた2003年5月21日にあわせて、アナログ仕様ジャケットを帯、ポスターなども含めほぼ完全復刻した『Momoe Premium』を発売しました。山口百恵のここまで完全な復刻盤は、おそらくこれが最初で最後という貴重なボックス・セットでした。