Top 100 Japanese pops Artists - No.60
2003年10月2日 (木)
96年11月7日。唯一無二のエンターテイメントバンド・米米Cubの解散が正式に発表。この時の石井竜也は、「米米のようなエンターテインメントに徹したバンドは、もう10年は出ないと自負している。」 と言った。
類稀なるエンターティナー。
最近ではミュ−ジシャンの他に映画監督やア−ティストとしてもその多才ぶりには驚かされている。
どんな楽曲にでもイメ−ジを大切に完璧な演出と、
自在に変化するボ−カルが作品を、華麗かつ大胆に彩っていく。
徹底的にこだわったヴィジュアル演出や軽快なトークなどでも分かるように、石井竜也は非常に頭がいい人であると思う。
華やかなキャラクターが際立ってはいるが、エンターテイメントという視点から見れば、彼は間違いなく天才であろう。
その卓越したサービス精神や個性の強さは、米米クラブ時代からひときわ輝いており、
現在もますます磨きがかかって独自の世界観を貫き通している。
1997年のバンド解散後、休むまもなくソロ活動を開始した彼は、シングル
White Moon In The Blue Skyでミュージックシーンに復活。
爽快感みなぎる壮大なサウンド、伸びやかなヴォーカルは、米米Cub時代からのファン以外にも多くのリスナーを魅了した。
以降も、ディスコ復活を掲げたり、日本のポップスのカヴァーを試みたり、と彼らしいコンセプチュアルな作品を発表している。
常に時代のニーズを読み取り、彼独自の表現方法で“演出”するアート…次なる表現の場は一体どんな形であらわれるのだろうか?
■石井竜也プロフィール
1959年 9月22日 茨城県に生まれる
1985年 10月 CBSソニーレコードより「I・Can・Be」で米米Cubでデビュー。
その後、ヴォーカリストとしての活動の他、米米Cub君がいるだけでで日本レコード大賞受賞
1994年 4月 石井竜也未来遺跡展 西武百貨店池袋店にて開催
12月 石井竜也原作・監督 日本ヘラルド配給 映画「河童」公開
1996年 8月 石井竜也原案・監督 東宝配給 映画「Acri」公開
1997年 3月 米米Cub解散
4月 石井竜也としてソロ活動を開始
ソロで活動し始めてからアルバムHをリリース。
その後、色鮮やかなナンバーが繰り広げられるDeepをリリース。
全体的に米米Cub時代を思わせるファンキー・ビームが飛び交っている濃いアルバムGuyではギラギラ・ド派手な石井竜也が炸裂。
古き良き時代を彷彿とさせるTeaterなどコンスタントに作品を発表。
そして2003年は、彼が愛して止まない永遠に残る歌謡曲を、惜しげもなくカバーした
Nipopsをリリース。
さらにオリジナルnipopsも収録。
浪漫飛行や君をのせて、みずいろの雨のNipopsバージョンなども収録した充実した内容になっている。
また、自身の才能の原点でもある音楽はもとより、もともと芸術的な才能全般に恵まれていた彼の映像作品も是非味わってみて欲しい。 子供の心を持った柔軟なアイデアを色気ムンムンの大人の大人のショータイムへと昇華させる、 演出に凝ったステージングは自分の感受性を磨くにもいいかもしれない。 99年のSpace Hawaiian Filmsは、宇宙に咲く一輪のハイビスカス。 ショーマン石井竜也が送るハイパーロカベリーなコンサート。 Art Nudeズ1998〜2002ではライヴの音楽パフォーマンスを中心に構成した映像。 そしてNylon Clubではゴージャスショウの殿堂“Nylon Club”に見立てて繰り広げられた豪華絢爛&抱腹絶倒な、 まさに究極のエンターテイメントの全国ツアーを収録したライブを披露。
ほかには米米Cub石井竜也の真実を追いかけたドキュメントDragon Spirit Vol. 1、2、3では彼の素顔を見ることができる。
ここまではミュージシャン・石井竜也を追いかけてみたが、音楽以外の彼の積極的なパフォーマンスも話題となっている。 その活動は多岐に渡り、デザイナーとしてもたくさんのオブジェやデザイン作品を発表している。
さらに姿月あさとによるスペシャルユニット“ツキノイシ・ケイカク”は、未だかつてないエンターテイメントを創造するために発足。
エンターテイメントCD Moon Dancerをリリースし、演劇と音楽のもつ臨場感とグルーヴ感を織り交ぜたステージも上演。
またその稀有なキャラクターを活かし、日清ヤキソバUfoの「ごちソース」としてもCMに出演。
まことに器用で頭がやわらかいアーティストであることを痛感させられるアーティストだ。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....
- 1. Southern All Stars
- 2. YMO
- 3. Yumi Matsutoya
- 4. Happy End
- 5. Hibari Misora
- 6. Tatsuro Yamashita
- 7. Momoe Yamaguchi
- 8. Yosui Inoue
- 9. Eiichi Otaki
- 10. Seiko Matsuda
- 11. Ryuichi Sakamoto
- 12. Keisuke Kuwata
- 13. Motoharu Sano
- 14. Eikichi Yazawa
- 15. Flippers Guitar
- 16. RC Succession
- 17. Kenji Sawada
- 18. Kyu Sakamoto
- 19. Blue Hearts
- 20. Miyuki Nakajima
- 21. Tetsuya Komuro
- 22. Boowy
- 23. Yutaka Ozaki
- 24. Hikaru Utada
- 25. Tamio Okuda
- 26. Mariya Takeuchi
- 27. Mr Children
- 28. Kazumasa Oda
- 29. Spitz
- 30. B'z
- 31. Pizzicato Five
- 32. Off Course
- 33. Murahachibu
- 34. Pink Lady
- 35. Tulip
- 36. Ringo Shiina
- 37. Toshinobu Kubota
- 38. Char
- 39. Godiego
- 40. X Japan
- 41. Yujiro Ishihara
- 42. Ayumi Hamasaki
- 43. Cornelius
- 44. Haruomi Hosono
- 45. Dreams Come True
- 46. Takuro Yoshida
- 47. Anzenchitai
- 48. Checkers
- 49. Candies
- 50. Yasuyuki Okamura
- 51. Misia
- 52. Minako Yoshida
- 53. Namie Amuro
- 54. Taeko Onuki
- 55. Akina Nakamori
- 56. Tsuyoshi Nagabuchi
- 57. Alice
- 58. L'Arc〜en〜Ciel
- 59. Shogo Hamada
- 60. Tatsuya Ishii
- 61. Unicorn
- 62. Chage & Aska
- 63. Dragon Ash
- 64. Hi-standard
- 65. Glay
- 66. Masayoshi Yamazaki
- 67. Akiko Wada
- 68. Moon Riders
- 69. Smap
- 70. Tomoyasu Hotei
- 71. Tokyo Ska Paradaise Orchestra
- 72. Lisa Ono
- 73. Blankey Jet City
- 74. quruli
- 75. Roosters
- 76. Kyosuke Himuro
- 77. Michelle Gun Elephant
- 78. Denki Groove
- 79. Kenji Ozawa
- 80. Yuzo Kayama
- 81. Yellow Monkey
- 82. Jacks
- 83. Fishmans
- 84. Noriyuki Makihara
- 85. Ken Hirai
- 86. Yonin Bayashi
- 87. Rip Slyme
- 88. Princess Princess
- 89. Original Love
- 90. Luna Sea
- 91. Mute Beat
- 92. Alfee
- 93. Hiroshi Fujiwara
- 94. Sadistic Mika Band
- 95. Mondo Grosso
- 96. Judy And Mary
- 97. Zeebra
- 98. Crazy Ken Band
- 99. Ua
- 100. Begin