Top 100 Japanese pops Artists - No.85
2003年9月7日 (日)
1972年1月17日大阪生まれの平井堅は、デビュー5年目にしてシングル楽園で現在の男性R&Bボーカリストの頂点に立ち、その日本人離れした端正な顔立ちに身長183cmというステージ映えする容姿に加えて類稀なるスター性を携えたシンガーである。平井堅の第一の魅力は、やはりその表情豊かな声質とテクニックに裏づけされた歌唱力にあるだろう。元の地声が細い上に、ファルセットの音域が非常に広く、高音から徐々に音程を下げていき地声に繋げるテクニックは抜群で、この歌い方は彼のどの曲にも多用されている。そして、安定したビブラートによるリスナーへの安心感に加え、発声法が優れていることから、彼の声には超音波が含まれているという。彼の声に癒しを感じる所以は、これらの原因からきているようだ。ちなみに女性シンガーでは、ファルセットの音域の広さ、ビブラートの上手さ、発声の仕方でMisiaがずば抜けており、地声の音域の広さ、ビブラート、フェイクは宇多田ヒカルが最も優れていることが科学的に実証されている。
平井堅が久保田利伸やDouble、宇多田ヒカル、M-floを手掛けた松尾潔氏プロデュースによる楽園で大ブレイクしたことによって、アカペラ・グループのゴスペラーズや、テレビ番組の超男子ボーカリストオーディションで2万人の中から選びに選び抜かれた、堂珍嘉邦と川畑要の2人によるChemistryの大ヒットへと繋がっていく。一般的に海外のR&Bに影響を受けた、新世代のボーカリストという大きな括りでシーンを支えているが、その先にはMaxwell,Eric Benet,D'angelo,Joe,R Kellyといった海外で活躍するR&Bシンガーの存在が大きい。Misiaに続く女性ボーカリストにも、Janet JacksonやMary J.Bridge,Lauryn Hill,TLCなど魅力的なニューソウルを身近に聴いてきたアーティストたちによって、これまでの日本の音楽シーンを革新的に変えることになる。
平井堅のデビューのきっかけは、1992年のSony Music Entertainment Audition 〜Breath〜に応募、7500人の中からファイナリストに選ばれ受賞したことから始まった。 1993年からSony Recordsと契約し、作詞・作曲活動をスタートする。そして、1995年5/13デビューシングルPrecious Junk(フジテレビ系ドラマ「王様のレストラン」主題歌)をリリース。6/21に2ndシングル片方ずつのイヤフォン発売、7/7にデビューアルバムUn-Balancedが発売される。11/22、 3rdシングル横顔発売、12月には初の全国コンサートを行う。1996年8/21、4thシングルドシャブリ発売、11/1に5thシングルStay With Meを発売。そして12/1に2ndアルバムStare Atをリリース。初のクリップ集Ken Hirai Films Vol.1が発売 になる。1997年7/21、久保田利伸氏がコーラスアレンジ、コーラスなどに参加した6thシングルHeat upが発売。
1998年5/31、7thシングルLove Love Loveが発売される。この頃から一部のファンの間で人気が急上昇していき、問い合わせが殺到するようになる。そして2000年 1/19、8thシングル楽園が発売。FMでのオンエアがきっかけとなりロングセラー化し大ブレイクし、男性R&B界に大旋風を巻き起こす。 続けて5/10、9thシングルWhy発売。オリコン初登場8位を記録する。6月にはN.Y アポロシアター「アマチュアナイト」に日本人初のゲスト出演という名誉ある役割を果たす。 6/21に3rdアルバムThe Changing Sameを発売。1年以上、チャート上位にランクインし続けた。10/18に10thシングルLove Or Lustが発売、全国7ヶ所にてコンサート「Ken Hirai LIVE TOUR 2000 "THE CHANGING SAME"」が行なわれる。12/6に期間限定シングルEven Ifが発売される。
続いて2001年2/15、12thシングルMiraclesが発売、5/16に2stepを取り入れたアップテンポの13thシングルKiss Of Lifeが発売、人気ドラマ「ラブレボリューション」の主題歌効果もあり、大ヒットを記録する。 そしてこの勢いに乗って、7/4、4thアルバムGaining Through Losingが発売される。同日には、偶然か昨年と同じく倉木麻衣の2ndPerfect Crimeが発売。
8〜9月にかけて全国TOUR「Ken Hirai LIVE TOUR 2001<gaining through losing>」を敢行、10/5 最終公演を初の武道館で締め括る。感動の余り、片想いの名バラード曲Even Ifで感極まって泣き崩れ、堅ちゃんコールが飛び交った。
そして11/28には初のリミックスアルバムKh re-mixed up 1が発売、彼のボーカル勝負の楽曲を、クラブシーンのツワモノ揃いが真っ向勝負。
2002年の活動は、大きな古時計のヒットに集約されているでしょう。この古典的な名曲は、彼のルーツにしてリリースが待たれていた作品でもありました。そして驚異的なヒットとなり、新たなページを刻むのでした。この年は、意欲的なシングルStroberry Sexや、大きな古時計の後で真価が問われたところでまた名曲というRingなどをリリース。
見事にシーンを彩った2002年から、2003年1月にアルバムLife Is..をリリースと繋がります。
2003年に入ってからは、5thアルバムLife Is..の表題曲のリカットシングルLife Is...Another Storyをリリース。ファンのみならず多くの方々からシングルカットの要望が多かった作品。そして平井堅憧れのアーティスト、スティービー・ワンダー公認のトリビュートアルバムにも日本人代表として収録されるなどの活躍を見せている。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....
- 1. Southern All Stars
- 2. YMO
- 3. Yumi Matsutoya
- 4. Happy End
- 5. Hibari Misora
- 6. Tatsuro Yamashita
- 7. Momoe Yamaguchi
- 8. Yosui Inoue
- 9. Eiichi Otaki
- 10. Seiko Matsuda
- 11. Ryuichi Sakamoto
- 12. Keisuke Kuwata
- 13. Motoharu Sano
- 14. Eikichi Yazawa
- 15. Flippers Guitar
- 16. RC Succession
- 17. Kenji Sawada
- 18. Kyu Sakamoto
- 19. Blue Hearts
- 20. Miyuki Nakajima
- 21. Tetsuya Komuro
- 22. Boowy
- 23. Yutaka Ozaki
- 24. Hikaru Utada
- 25. Tamio Okuda
- 26. Mariya Takeuchi
- 27. Mr Children
- 28. Kazumasa Oda
- 29. Spitz
- 30. B'z
- 31. Pizzicato Five
- 32. Off Course
- 33. Murahachibu
- 34. Pink Lady
- 35. Tulip
- 36. Ringo Shiina
- 37. Toshinobu Kubota
- 38. Char
- 39. Godiego
- 40. X Japan
- 41. Yujiro Ishihara
- 42. Ayumi Hamasaki
- 43. Cornelius
- 44. Haruomi Hosono
- 45. Dreams Come True
- 46. Takuro Yoshida
- 47. Anzenchitai
- 48. Checkers
- 49. Candies
- 50. Yasuyuki Okamura
- 51. Misia
- 52. Minako Yoshida
- 53. Namie Amuro
- 54. Taeko Onuki
- 55. Akina Nakamori
- 56. Tsuyoshi Nagabuchi
- 57. Alice
- 58. L'Arc〜en〜Ciel
- 59. Shogo Hamada
- 60. Tatsuya Ishii
- 61. Unicorn
- 62. Chage & Aska
- 63. Dragon Ash
- 64. Hi-standard
- 65. Glay
- 66. Masayoshi Yamazaki
- 67. Akiko Wada
- 68. Moon Riders
- 69. Smap
- 70. Tomoyasu Hotei
- 71. Tokyo Ska Paradaise Orchestra
- 72. Lisa Ono
- 73. Blankey Jet City
- 74. quruli
- 75. Roosters
- 76. Kyosuke Himuro
- 77. Michelle Gun Elephant
- 78. Denki Groove
- 79. Kenji Ozawa
- 80. Yuzo Kayama
- 81. Yellow Monkey
- 82. Jacks
- 83. Fishmans
- 84. Noriyuki Makihara
- 85. Ken Hirai
- 86. Yonin Bayashi
- 87. Rip Slyme
- 88. Princess Princess
- 89. Original Love
- 90. Luna Sea
- 91. Mute Beat
- 92. Alfee
- 93. Hiroshi Fujiwara
- 94. Sadistic Mika Band
- 95. Mondo Grosso
- 96. Judy And Mary
- 97. Zeebra
- 98. Crazy Ken Band
- 99. Ua
- 100. Begin