Top 100 Japanese pops Artists - No.79
2003年9月13日 (土)
2002年2月に小沢健二の5年ぶりとなるアルバム Eclecticが発売されました。このときを待ちわびた多くのファンを前に、小沢健二が聞かせてくれたサウンドは、これまでの音から更に進化を遂げたものでした。簡単に何年ぶりの新作、といっても、5年という年月は移り変わりの激しい日本の音楽シーンにおいては、余りに長いものです。しかし、あらゆるメディアを巻き込んでそんな時間の経過をも追風に変えてしまう彼の存在感は、やはり5年前も今も変わっていないようです。1968年4月14日、神奈川県生まれ。大学教授の父、元大学教授の母のもと次男として誕生。伯父は言わずと知れた世界的指揮者、小沢征爾。 オリコンチャート2位を記録した2002年:小澤征爾/ニューイヤーコンサートVPOはもはや社会現象。
88年東大文Vに入学。それと同時に中学時代テニス部で一緒だったコーネリアスこと小山田圭吾から誘われ、ロリポップ・ソニックに参加。そして89年8月にアルバム フリッパーズ・ギターとしてデビュー。全作英語詞であり、当時の邦楽シーンでは異例のアルバムであったにもかかわらず、30万枚を売り上げる。14年経った今もなお売れ続けている超ロングセラー。当時5人いたメンバーが、本作以降小沢・小山田の2人編成となる。 小沢のポジションはリードギターとコーラス。予備校ブギのタイアップがついた 恋とマシンガンが大ヒット。その年のレコード大賞でニューアーティスト賞受賞。2nd カメラ・トーク、3rd ヘッド博士の世界塔を残し、91年フリッパーズ・ギター解散。
衝撃の解散劇にメディアを湧かせるも、2年後の93年7月にシングル 天気読みでソロデビュー。9月29日ファーストアルバム 犬は吠えるがキャラバンは進む発売。(現在は同じ内容でタイトル・ジャケット違いの暗闇から手を伸ばせ発売。'94年 3月に、スチャダラパーとの共演作 今夜はブギー・バックでパルコのテレビCMに出演。26日、シングル 今夜はブギー・バックとしてリリース。 今回のEclecticでも、こちらの楽曲がセルフ・カヴァーされているので、オリジナル作品もCheck It Up!
先行シングル 愛し愛されて生きるのさ後、2ndアルバム Life発売。トヨタCM カローラUにのってが話題に。他にも、資生堂ヘアエッセンスシャンプーのCMソングとしてラブリーが起用されたり、天使の羽を背負って、早口言葉をまくし立てる本人出演のCM 森永ダースが話題になるなど、メディアへの露出も増える。 そしてこの年年末には初の紅白出場!ラブリーを披露。ちなみに翌年も連続出場で大人になればをしっとりと歌い上げた。
翌年もコンスタントに新曲をリリース。ぼくらが旅に出る理由、大人になればの後、10月に4thアルバム 球体の奏でる音楽をリリース。僅か25分の8曲入りアルバム。ボッサ〜ジャズ色で統一されたアルバム。その後、シングル 夢が夢なら、翌年7月 Buddy/恋しくて、指さえも、ある光をリリース。そして98年1月リリースのシングル 春にして君を想うを最後に5年間の休業へ。
シーンから姿を眩ました数年間も、色褪せることなかったこれらの作品。自らの時間軸で、それらの作品と気侭に向き合ってきた彼だからこそ創り出すことが出来たサウンド。たとえ世の中のテンポが狂っても、小沢健二。新作Eclecticには、そんな脚色のいらない、大袈裟でない、彼らしくさり気無いメッセージがぎゅっと詰まっていましたから。
そんなアルバムEclecticで奇跡的な復活を遂げた小沢健二が2003年、ソロデビューから1998年にかけてリリースされた18枚の8cmシングルのうち、これまでのアルバムDogs、Life、球体の奏でる音楽、Eclecticに収録されていなかった楽曲を集めたレア音源集刹那をリリース。
当時の小沢は、カリスマ性や話題性をひっくるめて、まさにひとつの一大トレンドとして君臨していましたが、それらの8cmシングル音源はマキシシングルの台頭と共に、残念ながらすべて現在は生産中止に... そこで、それらのファンが再発を熱望する音源を集めたのがこのアルバム。この作品にはコア・ファンだけでなく、当時小沢健二に夢中になった世代、そして今のフリッパーズ・ギター以降ともいえる若い世代にも受け入れられること間違いなしの楽曲たちです。胸が高鳴る名曲の数々を収録した待ち望まれた作品を発表。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....
- 1. Southern All Stars
- 2. YMO
- 3. Yumi Matsutoya
- 4. Happy End
- 5. Hibari Misora
- 6. Tatsuro Yamashita
- 7. Momoe Yamaguchi
- 8. Yosui Inoue
- 9. Eiichi Otaki
- 10. Seiko Matsuda
- 11. Ryuichi Sakamoto
- 12. Keisuke Kuwata
- 13. Motoharu Sano
- 14. Eikichi Yazawa
- 15. Flippers Guitar
- 16. RC Succession
- 17. Kenji Sawada
- 18. Kyu Sakamoto
- 19. Blue Hearts
- 20. Miyuki Nakajima
- 21. Tetsuya Komuro
- 22. Boowy
- 23. Yutaka Ozaki
- 24. Hikaru Utada
- 25. Tamio Okuda
- 26. Mariya Takeuchi
- 27. Mr Children
- 28. Kazumasa Oda
- 29. Spitz
- 30. B'z
- 31. Pizzicato Five
- 32. Off Course
- 33. Murahachibu
- 34. Pink Lady
- 35. Tulip
- 36. Ringo Shiina
- 37. Toshinobu Kubota
- 38. Char
- 39. Godiego
- 40. X Japan
- 41. Yujiro Ishihara
- 42. Ayumi Hamasaki
- 43. Cornelius
- 44. Haruomi Hosono
- 45. Dreams Come True
- 46. Takuro Yoshida
- 47. Anzenchitai
- 48. Checkers
- 49. Candies
- 50. Yasuyuki Okamura
- 51. Misia
- 52. Minako Yoshida
- 53. Namie Amuro
- 54. Taeko Onuki
- 55. Akina Nakamori
- 56. Tsuyoshi Nagabuchi
- 57. Alice
- 58. L'Arc〜en〜Ciel
- 59. Shogo Hamada
- 60. Tatsuya Ishii
- 61. Unicorn
- 62. Chage & Aska
- 63. Dragon Ash
- 64. Hi-standard
- 65. Glay
- 66. Masayoshi Yamazaki
- 67. Akiko Wada
- 68. Moon Riders
- 69. Smap
- 70. Tomoyasu Hotei
- 71. Tokyo Ska Paradaise Orchestra
- 72. Lisa Ono
- 73. Blankey Jet City
- 74. quruli
- 75. Roosters
- 76. Kyosuke Himuro
- 77. Michelle Gun Elephant
- 78. Denki Groove
- 79. Kenji Ozawa
- 80. Yuzo Kayama
- 81. Yellow Monkey
- 82. Jacks
- 83. Fishmans
- 84. Noriyuki Makihara
- 85. Ken Hirai
- 86. Yonin Bayashi
- 87. Rip Slyme
- 88. Princess Princess
- 89. Original Love
- 90. Luna Sea
- 91. Mute Beat
- 92. Alfee
- 93. Hiroshi Fujiwara
- 94. Sadistic Mika Band
- 95. Mondo Grosso
- 96. Judy And Mary
- 97. Zeebra
- 98. Crazy Ken Band
- 99. Ua
- 100. Begin