Top 100 Japanese pops Artists - No.55
2003年10月7日 (火)
80年代・・・この頃にデビューしたアイドルは、アイドルがアイドルとして最も輝いていた時代。 その質の高さと豊かな個性と時代の流れとが見事にかみ合い、アイドル・ブームを生み出した。まさにアイドル黄金期であったこの時代には数多くの名盤・名曲とともに我々の心に刻まれるアイドルも誕生した。 永遠のアイドルのトップに立つ松田聖子をはじめ、柏原芳恵、堀ちえみ、石野真子、菊池桃子、中山美穂、小泉今日子など 現在でもまさにアイドルの宝庫といえる時代だった。 その中に現われた中森明菜。 実力派であり、まさに歌姫の名にふさわしい彼女のプロフィールを追ってみた。
本名: 中森明菜
誕生日: 1965年07月13日、午後8時
出身地:東京都大田区大森
血液型: A
身長: 160 cm
1982年 ゴールデン・アロー賞音楽賞・新人賞 日本有線大賞新人賞
1985年 日本レコード大賞「ミ・アモーレ」
1986年 日本レコード大賞「DESIRE」 日本歌謡大賞
1987年 日本ゴールドディスク大賞アーティスト賞
1988年 日本レコードセールス大賞(LP部門 第22回)
中森明菜は「スター誕生」でデビュー。
一次審査で竹内まりやのSeptemberを歌い、二次審査で山口百恵の夢先案内人を歌い、最高点の392点で合格。
1982年 スローモーションでデビュー。このシングルで歌うことの彼女の生涯は始まる。
7月には第2作シングル少女Aを出し、8月にデビューコンサートを開いた。
以後セカンドラブ、十戒などのヒットで1983年レコード売上67億円を達成。
彼女のシングルリリースは日本の記録的歴史での二番目を記録。
(一番目は松田聖子)
その後、仕事やロマンスのために悲しい出来事が。
1985年にミ・アモーレ、1986年DESIREで2年連続日本レコード大賞を受賞。
1992年テレビドラマ 「素顔のままで」のカンナ役を好演。
1997年5月、9年ぶりの全国ツアーを行った。他の主演作にドラマ「冷たい月」、「ボーダー」など。
2000年 初のバラードコンサート 「21世紀への旅立ち」 と題し、2年ぶりに全国ツアーを行った。
2002年に過去、7回も出場したNHK 紅白歌合戦に復活。
いつの時代もアイドルの主流は清純派。だが、それらとは一線を画したアンチな存在であった中森明菜。隠しても隠し切れない不良性…それが当時の清純派アイドルとは一線を画した存在として孤高の光を放っていた。
現代で言うと、モーニング娘。における、後藤真希に位置するだろうか。
デビュー時の少しぽっちゃり気味の可愛らしい少女から、妖艶な魅力漂う大人の女性へ・・・。しかしその経歴
にずっと共通しているのは、他のアイドル歌手と比べて抜きん出た歌唱力だった。
中森明菜はデビューの頃を抜かし、自分自身で作品全体のイメージをプロデュースしている。 彼女自身の目でみた楽曲のクオリティ、歌手としての 歌い方を作品ごとに見事に表現している。 Desireでの着物をアレンジした斬新なセンスや、難破船での衣装などその世界観がさらに広がるヴィジュアルも 明にファンの目に焼き付けた。
松田聖子に続き、中森明菜の衣装や髪形や小物のアクセサリー
も当時の女の子達はこぞって真似をするようになる。
デビュー当時の彼女は可愛くて清純。髪型もシンプルでふわっとした雰囲気のある黒髪。
続いて少女Aでは山口百恵を彷彿とさせる不良っ
ぽさや陰りのあるアイドルとしてのイメージが定着する。
セカンド・ラブをリリースした頃は、長く伸ばした髪がオトナっぽい印象だった。
あなたのポートレートの歌詞にもあるように“軽くウェーブしてる前髪がとても素敵”。
それから
高い位置でのポニーテールリリースしたトワイライト〜夕暮れ便り〜。
この明菜流の髪型はアジア国々の少女が真似ていた。
シングルではdesire以降の彼女は、歌、パフォーマンス共にたぐいまれな才能で、
見るものを惹きつける魔力を持っていた。
しかしそれから、少したち、歌謡界の頂点に立った彼女に起こったあのあの自殺未遂事件。
その頃からアイドルとしての活動はスローダウンしてしまう。
彼女の歌声と、憂いに満ちた表情はある意味で今までのアイドル的イメージを壊し、大きな変化を見せた。
崩れるように難破船を歌ってい、
スキャンダル直後に出されたライヤー、そしてDear friend。
元気いっぱいの笑顔の裏には痛々しさも…。
事件後、復帰第一弾 シングルDear friendのような明るい感じの曲調でも
、復帰第二弾シングル水に挿した花でも、
退廃的なイメージを思わせてしまう。その歌声は悲しみを共有できる女性ファンから強い支持を受けたりもした。
所属していたワーナーから、
MCAビクター(現ユニバーサル)にレコード会社を移籍したりとまたもやトラブルが続き、
心機一転復活第一弾やっと出たシングルEverlasting Love
あたりからは、もう過去を吹っ切るような明るさも感じられ始める。
ほとんどノーメイクでテレビで歌う彼女には驚かれさた。しかもこの制作メンバーが豪華で作詞:大貫 妙子
作曲・編曲:坂本 龍一という組み合わせ。カップリングのNOT CRAZY TO MEの作詞はNokkoが担当している。
ただ、あの頃のアイドルには命取りとなったスキャンダルをも乗り越えて彼女は自分の歌を歌うために再び立ち上が
ったことは一人の人間として非常に勇気ある姿勢を我々に見せてくれた。その後もデビュー時にはない
迫力で新たな魅力を醸し出してゆくのである。そこには歌手・中森明菜としての歌うことへの“意志”のみがあった。
ドラマ「素顔のままで」が好評を博し、その後も98年の「冷たい月」に出演するなど、
新境地を拓きつつ復活。00年には『21世紀への旅立ち』と題した2年ぶりの全国ツアーを行うなど、
現在も根強いファンに支えられ活動を続けている。
2002年、デビュー20周年を記念して、人気のカヴァー・アルバム「歌姫」第2弾がよみがえり、Zero Album -歌姫2としてリリース。
話題となったカバーアルバムに続いてリリースされたオリジナルアルバムResonanciaではR&Bを取り入れた新境地を切り開いた。
R&Bのリズムと柔らかな彼女の声が絡み合うと、こんなにも穏やかな空間が生まれることを知って、
驚かれる方は多いかもしれない。
そしてデビュー以来チャートで1位を飾った楽曲のほぼ全てを網羅、更にアルバム収録の隠れた名曲も交えたBest Akina Nakamori -歌姫double Decade には
歌手としてアイドルとしてアーティストとして彼女の才能と輝きが感じられるナンバーばかり。
2003年5月にはバラード曲を中心としたオリジナルアルバムI Hope Soは、彼女の真骨頂とも言える内容に仕上がっている。
歌姫の本領を存分に発揮してはじめている最近の中森明菜。アイドルからアーティストへの勇気ある変貌もある意味大きな意義を残した女性である。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....
- 1. Southern All Stars
- 2. YMO
- 3. Yumi Matsutoya
- 4. Happy End
- 5. Hibari Misora
- 6. Tatsuro Yamashita
- 7. Momoe Yamaguchi
- 8. Yosui Inoue
- 9. Eiichi Otaki
- 10. Seiko Matsuda
- 11. Ryuichi Sakamoto
- 12. Keisuke Kuwata
- 13. Motoharu Sano
- 14. Eikichi Yazawa
- 15. Flippers Guitar
- 16. RC Succession
- 17. Kenji Sawada
- 18. Kyu Sakamoto
- 19. Blue Hearts
- 20. Miyuki Nakajima
- 21. Tetsuya Komuro
- 22. Boowy
- 23. Yutaka Ozaki
- 24. Hikaru Utada
- 25. Tamio Okuda
- 26. Mariya Takeuchi
- 27. Mr Children
- 28. Kazumasa Oda
- 29. Spitz
- 30. B'z
- 31. Pizzicato Five
- 32. Off Course
- 33. Murahachibu
- 34. Pink Lady
- 35. Tulip
- 36. Ringo Shiina
- 37. Toshinobu Kubota
- 38. Char
- 39. Godiego
- 40. X Japan
- 41. Yujiro Ishihara
- 42. Ayumi Hamasaki
- 43. Cornelius
- 44. Haruomi Hosono
- 45. Dreams Come True
- 46. Takuro Yoshida
- 47. Anzenchitai
- 48. Checkers
- 49. Candies
- 50. Yasuyuki Okamura
- 51. Misia
- 52. Minako Yoshida
- 53. Namie Amuro
- 54. Taeko Onuki
- 55. Akina Nakamori
- 56. Tsuyoshi Nagabuchi
- 57. Alice
- 58. L'Arc〜en〜Ciel
- 59. Shogo Hamada
- 60. Tatsuya Ishii
- 61. Unicorn
- 62. Chage & Aska
- 63. Dragon Ash
- 64. Hi-standard
- 65. Glay
- 66. Masayoshi Yamazaki
- 67. Akiko Wada
- 68. Moon Riders
- 69. Smap
- 70. Tomoyasu Hotei
- 71. Tokyo Ska Paradaise Orchestra
- 72. Lisa Ono
- 73. Blankey Jet City
- 74. quruli
- 75. Roosters
- 76. Kyosuke Himuro
- 77. Michelle Gun Elephant
- 78. Denki Groove
- 79. Kenji Ozawa
- 80. Yuzo Kayama
- 81. Yellow Monkey
- 82. Jacks
- 83. Fishmans
- 84. Noriyuki Makihara
- 85. Ken Hirai
- 86. Yonin Bayashi
- 87. Rip Slyme
- 88. Princess Princess
- 89. Original Love
- 90. Luna Sea
- 91. Mute Beat
- 92. Alfee
- 93. Hiroshi Fujiwara
- 94. Sadistic Mika Band
- 95. Mondo Grosso
- 96. Judy And Mary
- 97. Zeebra
- 98. Crazy Ken Band
- 99. Ua
- 100. Begin