Top 100 Japanese pops Artists - No.11
2003年11月20日 (木)
”世界のサカモト”なんと名誉ある呼び名だろう。常に斬新で柔軟な音楽性はYMOに始まり、日本に世界にと、その素晴らしい音楽を作りつづけている、天才音楽家、教授こと坂本龍一。陳腐な言葉では称え尽くせぬ芸術家でありながら、お茶目な部分も持ちあわす人間性が彼の器の大きさを物語っている。1952年、東京生まれ。幼い頃からクラシック音楽を親しみ、作曲を学ぶ。
東京芸術大学音楽部作曲科に入学。その後同大学院音響研究科へ進学、修士課程を修了。
在学中、セッションピアニストとしての活動をスタ−ト。
「ピアノ組曲」「オーケストラのためのコンポジション」など現代音楽作品を多数作曲。
友部正人との出会いからポップ・ミュージックに触れ、その後リリィ、大貫妙子、山下達郎、吉田美奈子等のセッションに参加。
”教授”のニックネームで親しまれ、大貫妙子のアルバムアレンジを手掛け、
スタジオミュージシャン、アレンジャ−としての活動を多数こなす。
ファーストアルバム千のナイフをリリース。このレコーディングをきっかけに高橋幸宏、細野晴臣と進行を深め、
1978年に結成したYMO(Yellow Magic Orchestra)によって大きく人生を変える。そしてファーストアルバム
イエロー・マジック・オーケストラをリリース。
シンセサイザ−を中心としたそのサウンドは、’70年代の終わりのミュージックシーンに斬新な衝撃をもたらした。
YMOの人気は、先に世界的に成功を収め、日本には逆輸入的に人気を博す。結成翌年にワールドツアーをする一方で
フュー・フリクションといった先鋭的なロックアーティストをプロデュース。サーカスのアメリカン・フィーリングのアレンジでレコード大賞受賞。その後、国内ツアーも積極的に行う。2ndアルバムB-2 Unit3rdアルバム左うでの夢をリリース。
当時の彼らはテクノ・ポップと呼ばれがちだったが、音楽理論に基づいたプロのアーティストによるシンセ・バンドであった。そして今のテクノミュージックシーンにおいては、Polysicsなどにその影響をもたらした。
YMOの音楽性は、チャ−ト界にも波紋を投げかけ、ミュ−ジックシ−ンの質まで変えてしまうことになる。
そんな中、忌野清志朗とのジョイント・シングルい・け・な・い・ルージュマジックをリリース。哲学者、大森壮厳との対話集
音を視る、時を聴くを出版。カルチャーの先端をゆく彼の存在は多くの若者たちに大きな影響を与えた。
’82年YMOは突然の散開を宣言。
これ以降ソロ活動を本格化。
大島渚監督戦場のメリ−クリスマスにデビット・ボウイ、ビートたけし等と出演。音楽も担当。
この映画のサウンドトラックで世界的に大きな注目を浴びる。
そしてYMO5年間の活動に幕を下ろす。
その後ソロアルバム音楽図鑑、Esperanto、ライヴアルバム
Media Bahn Live、映画子猫物語のサントラ、ビル・ラズウェルのプロデュースによるNeo Geo等、数々の作品をリリース。
そして’88年The Last Emperorのサントラをリリース。この作品で巨匠ベルナルド・ベルトリッチ監督と出会い「世界のサカモト」
への道を歩むことになる。同アルバムでゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞受賞、日本人として初めてのアカデミー賞オリジナル作曲賞受賞。
その後ソロアルバムBeautyリリース。この頃より活動の拠点をアメリカとする。
映画The Sheltering Skyの映画音楽でロス・アンジェレス映画評論家会最優秀オリジナル作曲賞受賞。
ゴールデン・グローブ賞最優秀作曲賞受賞。その後もコンスタントに活動を続ける。
そして、バルセロナ五輪。全世界に坂本龍一の生み出す音が響きわたり、自ら指揮を振る。
この場により再び「世界のサカモト」を強く印象付けた。
'93年YMOのアルバムTechnodonをリリース。YMO再生コンサートを東京ドームで開催。 その後も精力的に音楽活動やツアーを展開、この頃から毎年恒例となったピアノコンサートを開催している。 映画Little Buddhaサントラ、アルバムSweet Revenge、Smoochyリリース。なかでもSmoochyは世界各国でリリースされる。 ’95年に”教授”坂本龍一がお笑いコンビダウンタウンをプロデュースしたGeisha Girls Showをリリース。 ’97年には中谷美紀の2ndアルバムCureをプロデュース。Virginレーベル、Gutレーベル音源よりそれぞれアルバムをリリース。
そして日本中にヒーリングブームを巻き起こしたBttbをリリース。CMテーマ曲として使われたEnergy Flowを収録したこのアルバム
はオリコン4週連続1位を記録、100枚のセールスを突破。日本中でジャンル・世代を超えて支持される。
映画鉄道員(ぽっぽや)ではご令嬢坂本美雨の歌う鉄道員、御法度のサントラを担当。
2001年にはTBS地雷ZEROキャンペーンにおいて、キャンペーンソングZERO Landmineをプロデュース。国内外のトップアーティスト
によるユニットN.M.L(No More Landmaine)名義によりシングルリリース。CDの収益金は地雷除去に当てられた。
同年、アントニオ・カルロス・ジョビンに捧ぐアルバムCasaリリース、アルバムComica、
Elephantism(DVDブック、CD)リリース。
そして現在。天才以外の呼び名が見当たらない。日本、世界、いや人類を代表する作曲家である。
2002年にはFamme Fataleの映画音楽を手掛けている。教授初の本格的な映画のサントラスネークアイズ以来、
2度目の共演となったデ・パルマ監督。
→Famme Fatale カンヌ映画祭の会場から盗まれた1000万ドルの宝石。この宝石をめぐり、
映画史上最も危険で華麗な "宿命の女" の甘い罠。アントニオ・バンデラス主演で贈る
官能サスペンス映画。
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。
Top 100 Japanese pops Artists The List So Far....
- 1. Southern All Stars
- 2. YMO
- 3. Yumi Matsutoya
- 4. Happy End
- 5. Hibari Misora
- 6. Tatsuro Yamashita
- 7. Momoe Yamaguchi
- 8. Yosui Inoue
- 9. Eiichi Otaki
- 10. Seiko Matsuda
- 11. Ryuichi Sakamoto
- 12. Keisuke Kuwata
- 13. Motoharu Sano
- 14. Eikichi Yazawa
- 15. Flippers Guitar
- 16. RC Succession
- 17. Kenji Sawada
- 18. Kyu Sakamoto
- 19. Blue Hearts
- 20. Miyuki Nakajima
- 21. Tetsuya Komuro
- 22. Boowy
- 23. Yutaka Ozaki
- 24. Hikaru Utada
- 25. Tamio Okuda
- 26. Mariya Takeuchi
- 27. Mr Children
- 28. Kazumasa Oda
- 29. Spitz
- 30. B'z
- 31. Pizzicato Five
- 32. Off Course
- 33. Murahachibu
- 34. Pink Lady
- 35. Tulip
- 36. Ringo Shiina
- 37. Toshinobu Kubota
- 38. Char
- 39. Godiego
- 40. X Japan
- 41. Yujiro Ishihara
- 42. Ayumi Hamasaki
- 43. Cornelius
- 44. Haruomi Hosono
- 45. Dreams Come True
- 46. Takuro Yoshida
- 47. Anzenchitai
- 48. Checkers
- 49. Candies
- 50. Yasuyuki Okamura
- 51. Misia
- 52. Minako Yoshida
- 53. Namie Amuro
- 54. Taeko Onuki
- 55. Akina Nakamori
- 56. Tsuyoshi Nagabuchi
- 57. Alice
- 58. L'Arc〜en〜Ciel
- 59. Shogo Hamada
- 60. Tatsuya Ishii
- 61. Unicorn
- 62. Chage & Aska
- 63. Dragon Ash
- 64. Hi-standard
- 65. Glay
- 66. Masayoshi Yamazaki
- 67. Akiko Wada
- 68. Moon Riders
- 69. Smap
- 70. Tomoyasu Hotei
- 71. Tokyo Ska Paradaise Orchestra
- 72. Lisa Ono
- 73. Blankey Jet City
- 74. quruli
- 75. Roosters
- 76. Kyosuke Himuro
- 77. Michelle Gun Elephant
- 78. Denki Groove
- 79. Kenji Ozawa
- 80. Yuzo Kayama
- 81. Yellow Monkey
- 82. Jacks
- 83. Fishmans
- 84. Noriyuki Makihara
- 85. Ken Hirai
- 86. Yonin Bayashi
- 87. Rip Slyme
- 88. Princess Princess
- 89. Original Love
- 90. Luna Sea
- 91. Mute Beat
- 92. Alfee
- 93. Hiroshi Fujiwara
- 94. Sadistic Mika Band
- 95. Mondo Grosso
- 96. Judy And Mary
- 97. Zeebra
- 98. Crazy Ken Band
- 99. Ua
- 100. Begin