ユダヤ教のラビを父として生まれベルリンで育ったヨセフ・タル。幼い頃からシナゴーグでユダヤ音楽に親しみ、ベルリン音楽大学でパウル・ヒンデミットらに師事、1931年に卒業した彼はナチス政権から逃れ、1934年にパレスチナからエルサレムに移住。1937年にパレスチナ音楽院のピアノ・音楽理論・作曲の教師として招聘され活躍を始めます。やがてイスラエル電子音楽センターを設立したほか、国際現代音楽協会のイスラエル代表として活動。イスラエル音楽界に重鎮として君臨しました。
彼の作風は若い頃に学んだヨーロッパの伝統に基づいていながらも、ヨーロッパ(特にドイツ)のモダニズムとは異なる新しい国民的スタイルを創造することを試み、時にはユダヤの旋律を採り入れることも積極的に行いました。この6曲の交響曲は1952年からおよそ40年の年月をかけて書かれており、第1番のみが3楽章形式であるほかはどれも単一楽章で構成され、簡潔で集中力に満ち、突き抜けた表現力を持っています。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1(999921)
タル:
● 交響曲第1番
● 交響曲第2番
● 交響曲第3番
● 祭りの幻影
Disc2(999922)
● 交響曲第4番『ジュビリー』
● 交響曲第5番
● 交響曲第6番
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団
イスラエル・イノン(指揮)
録音時期:2002年9月(Disc1) 2003年1月、2月(Disc2)
録音場所:ハノーファー、NDR、Groser Sendesaal, Studio 1
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)