CPOレーベル

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  • 38名の作曲家の作品を15台の歴史的オルガンで収録。
    北ドイツのバロック・オルガン音楽の豊饒さを伝える壮大な企画がボックス化

    このボックスは北ドイツ・バロック時代のオルガン音楽に関する10年に及ぶ集中的な研究の成果です。名高い作品とともに、長らく忘れられていた曲や再発見された曲のほか、演奏機会の少ない作品も織り交ぜて紹介し、ブクステフーデ以前にきわめて高度な作曲・演奏文化が存在していたことを鮮明に示しています。それは同時に、J.S.バッハへと至る重要な音楽史的道標でもあります。オルガニストのフリードヘルム・フランメは、2004年から2013年にかけて38人の作曲家による作品を録音し、CD22枚組、総演奏時間24時間超という壮大な集成を完成させました。加えて230ページに及ぶブックレット(ドイツ語、英語)には、作曲家や収録作品の解説、用いられたオルガンの概略や、音色の組み合わせを示すストップの構成が掲載されています。
     フリードヘルム・フランメは、デトモルト音楽大学で教会音楽、オルガン、指揮、音楽学、作曲、神学を学び、同大学最高位の教会音楽資格「AExamen」および国家演奏家資格を最優秀で取得。さらにパーダーボルン大学で宗教教育を修め、フリードリヒ・グルダの研究により博士号を取得しています。デトモルト音楽大学で教鞭を執る一方、教育・演奏両面で国際的に活躍し、「cpo」レーベルで多数の全集録音を手がけました。2004年にはデュリュフレのオルガン作品全集で国際的評価を受け、現在はドイツのニーダーザクセン州南部で開催されるオルガン音楽祭「Vox Organi」の芸術監督としても活動しています。(輸入元情報)

    【収録情報】


    Disc1
    ニコラウス・ブルーンス[1665-1697]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ホ短調(ニ短調に移調)
    02. 前奏曲 ト長調
    03. アダージョ ニ長調(ハ長調に移調)
    04. いざ来ませ、異邦人の救い主よ
    05. 前奏曲 ト短調(伝アルノルト・マティアス・ブルンクホルスト作)
    06. 前奏曲 ホ短調(ニ短調に移調)

    ゲオルク・ディートリヒ・ライディング[1664-1710]:オルガン作品全集
    07. 前奏曲 ハ長調
    08. 暁の星はいと美しきかな
    09. 前奏曲 変ロ長調
    10. われ神より去らじ
    11. 前奏曲 変ホ長調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christian Vater Organ of the St. Peter's Church in Melle

     録音時期:2004年10月19,20日
    Disc2
    ヴィンツェント・リューベック[1654-1740]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ハ長調
    02. 前奏曲 ト短調
    03. 前奏曲 ヘ長調
    04. 全てのキリスト教徒よ、神を賛美せよ
    05. 前奏曲 ホ長調
    06. 前奏曲 ニ短調
    07. いざ来たりませ、世の救い主
    08. 前奏曲 ハ短調
    09. 前奏曲 ト長調
    10. われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ
    11. 甘き喜びのうちに

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン: Christoph Treutmann Organ of the Monastery Church of St. George in Grauhof near Goslar

     録音時期:2005年10月14-16日
    Disc3
    アンドレアス・クネラー[1649-1724]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ニ短調
    02. 前奏曲 ト長調
    03. 前奏曲 ヘ長調
    04. いざ来ませ、異邦人の救い主よ

    クリスティアン・ガイスト[c.1650-1711]:オルガン作品全集
    05. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
    06. 深き悩みの淵より、われ汝に呼ばわる
    07. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ

    ヨハン・アラム・ラインケン[c.1643-1722]:オルガン作品全集
    08. 如何なる辛苦が我らを襲えども
    09. トッカータ ト短調
    10. フーガ ト短調
    11. トッカータ ト長調
    12. バビロン川の流れのほとり

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Johann Matthias Hagelstein Organ of the St.George's Church in Gartow

     録音時期:2006年6月15-17日
    Disc4
    マルティン・ラデック[c.1640-1684]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ニ短調
    02. カンツォーナ ニ長調
    03. フーガ ホ短調
    04. われらの救い主なるイエス・キリスト
    05. われらの救い主なるイエス・キリスト

    アルノルト・マティアス・ブルンクホルスト[c.1670-1725]:
    06.前奏曲 ホ短調

    ヨハン・シュテフェンス[1560-1616]:オルガン作品全集
    07. ああ神よ、天より見たまえ
    08. われらの救い主なるイエス・キリスト
    09. いざ来ませ、異邦人の救い主よ
    10. ファンタジア イ短調

    ダニエル・エーリヒ[1649-1712]:オルガン作品全集
    11. ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ
    12. われらキリストを讃えまつらん
    13. 救いはわれらに来れリ

    クリスティアン・リッテル[c.1645-c.1725]:
    14. ソナチネ ニ短調

    ヨハン・ニコラウス・ハンフ[1664-1711/12]:オルガン作品全集
    15. ああ神よ、天より見たまえ
    16. わが愛する神に
    17. 神はわがやぐら
    18. 神よ、われを憐れみたまえ
    19. 神よ、われを憐れみたまえ
    20. 神の慈しみを受けしを助けよ
    21. もし神がこの時われらと共にいまさずば

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christian Vater Organ of the St. Cosmas and St. Damian Church in Bockhorn

     録音時期:2006年9月22,23日
    Disc5
    メルヒオール・シルト[1592-1667]:オルガン作品全集
    01. 神のひとり子なる主キリスト
    02. 心よりわれ汝を愛す、おお主よ
    03. 第1旋法によるマニフィカト
    04. 前奏曲 ト短調
    05. 前奏曲 ト長調
    06. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ

    ペーター・モルハルト[?-1685]:オルガン作品全集
    07. ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ
    08. 生きとし生けるもの、すべてこの世にあるもの
    09. 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる
    10. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    11. 前奏曲 ホ短調
    12. 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん
    13. キリエ
    14. 我が魂は主をあがめ
    15. 目を覚ませ、すべてのキリスト教徒よ
    16. 汝、敵ヘロデよ、何をそれほど恐れるのか
    17. 汝、平和の君、主イエス・キリスト

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Gerhard von Holy Organ of the Bartholomew?s Church in Dornum

     録音時期:2007年4月12-14日
    Disc6
    フランツ・トゥンダー[1614-1667]:オルガン作品全集 1
    01. 前奏曲 ヘ長調
    02. ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ
    03. わが愛しき神に
    04. 前奏曲 ト短調
    05. キリストは死の縄目につながれたり
    06. われらが神は堅き砦
    07. 前奏曲 ト短調
    08. 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん
    09. 主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ
    10. われらの救い主イエス・キリスト

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christian Vater Organ of the St. Peter's Church in Melle

     録音時期:2006年7月31日〜8月3日
    Disc7
    フランツ・トゥンダー:オルガン作品全集 2
    01. 前奏曲 ト短調
    02. イエス・キリスト、神の御子
    03. 来たれ精霊、主なる神
    04. 前奏曲 ト短調(断章)
    05. 如何なる辛苦が我らを襲えども
    06. カンツォーナ ト長調
    07. 如何なる辛苦が我らを襲えども

    ニコラウス・ハッセ[c.1605-1670]:オルガン作品全集
    08. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
    09. われらの救い主イエス=キリスト
    10. われらの救い主イエス=キリスト
    11. 来たれ聖霊、主なる神

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christian Vater Organ of the St. Peter's Church in Melle

     録音時期:2006年7月31日〜8月3日
    Disc8
    ヨハン・プレトリウス[1595-1660]:オルガン作品選集
    01. ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ(Versus I-IV)
    02. 光にして日なるキリストよ(Variatio I-III)
    03. 主よ、平和を与えたまえ(Variatio I-IV)
    04. われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ」(Variatio I-IV)
    05. われらの救い主なるイエス・キリスト(Variatio I-V)
    06. 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ(Variatio I-III)
    07. 御子がわれらに生まれたもう(Variatio I-IV)
    08. 天にいますわれらの父よ(Variatio I-II)
    09. 詩篇第116篇『すべての国よ、主を讃えよ』(Variatio I-IV)
    10. おお神よ、わが父のもとへ
    11. わが青春の日は既に過ぎたり(Variatio I-VI)

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Organ of the Church of St.Peter and Paul at the Holthausen Monastery near Buren

     録音時期:2007年5月18,19日
    Disc9
    ゲオルク・ベーム[1661-1733]:オルガン作品全集 1
    01. 前奏曲 ハ長調
    02. ああいかにはかなき、ああいかに虚しき
    03. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
    04. わが愛しき神に
    05. 深き苦しみの淵より、われ汝に呼ばわる
    06. 日にして光なるキリスト
    07. キリストは死の縄目につながれたり
    08. キリストは死の縄目につながれたり
    09. われらキリストを讃えまつらん
    10. 主よ、われらに汝の言葉を守らせたまえ
    11. カプリッチョ ニ長調
    12. 前奏曲 ト短調
    13. 前奏曲 ト長調
    14. 前奏曲 ヘ長調
    15. メヌエット ト長調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Creutzburg Organ of the Provost Church of St. Cyriakus in Duderstadt

     録音時期:2009年4月14,15日
    Disc10
    ゲオルク・ベーム:オルガン作品全集 2
    01. 前奏曲 ニ短調
    02. おおわが魂よ、大いに喜べ
    03. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    04. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    05. 主イエス・キリストよ、われらを顧みたまえ
    06. イエスよ、汝はあまりに美しく
    07. 今我ら聖霊に願う
    08. 天にいますわれらの父よ
    09. 天にいますわれらの父よ
    10. 天にいますわれらの父よ
    11. 高き天よりわれは来たれり
    12. ただ愛する神の摂理にまかす者
    13. 前奏曲 イ短調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Creutzburg Organ of the Provost Church of St. Cyriakus in Duderstadt

     録音時期:2009年4月14,15日
    Disc11
    ヒエロニムス・プレトリウス[1560-1629]:オルガンのためのマニフィカトとその他の作品集 1
    01. 第1旋法によるマニフィカト
    02. 第2旋法によるマニフィカト
    03. わが死の時に臨みて
    04. 第3旋法によるマニフィカト
    05. 第4旋法によるマニフィカト
    06. 恵み深き光の創り主よ
    07. 来たり給え、創造主なる聖霊よ
    08. いざ来ませ、異邦人の救い主よ
    09. われらの主キリスト、ヨルダン川に来り

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Creutzburg Organ of the Provost Church of St. Cyriakus in Duderstadt

     録音時期:2009年4月14,15日
    Disc12
    ヒエロニムス・プレトリウス:オルガンのためのマニフィカトとその他の作品集 2
    01. 第5旋法によるマニフィカト
    02. 第6旋法によるマニフィカト
    03. 主よ、至高の憐れみを
    04. いと高きにある神に栄光あれ
    05. 聖なるかな、至高の主よ
    06. アニュス・デイ
    07. 聖霊の恵みは、私たちと共に
    08. 詩篇第113篇『イスラエルの民エジプトを出で』
    09. ドイツ語によるマニフィカト
    10. 第7旋法のマニフィカト
    11. 第8旋法のマニフィカト

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Scherer Organ of the St. Stephen?s Church in Tangermunde

     録音時期:2007年8月1-4日
    Disc13
    ゲオルク・ヴィルヘルム・ディートリヒ・ザクセル[?-1740]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ニ長調
    02. 前奏曲 ホ短調
    03. 前奏曲 ヘ長調

    アンドレアス・デューベン[1597-1662]:オルガン作品全集
    04. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ(Variatio I-III)
    05. 主なる神、われらがもとにあらずば
    06. ペダル前奏曲 イ短調

    マルティン・デューベン[c.1599-c.1649]:オルガン作品全集
    07. 聖なるキリストはよみがえり給えり
    08. ペダル前奏曲 ヘ長調
    09. 前奏曲 ホ短調

    グスタフ・デューベン[c.1628-1690]:オルガン作品全集
    10. 今ぞわが魂よ主をたたえよ

    ゴットリープ・ニッタウフ[1685-1722]:オルガン作品全集
    11. 2段鍵盤による前奏曲 ホ短調
    12. 前奏曲 イ短調
    13. 前奏曲 ト短調
    14. 前奏曲 ト長調
    15. 前奏曲 ニ短調
    16. 前奏曲 ヘ長調
    17. ペダル前奏曲 ハ長調
    18. 前奏曲 ニ長調
    19. 前奏曲 - トッカータ イ短調

    エヴァルト・ヒンツ[1613-1668]:
    20. ただ汝にのみ、主イエス・キリストよ

    アンドレアス・ノインハーバー[1603-1663]:
    21. われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ(Versus I & II)

    ヨハン・クリスティアン・シーファーデッカー[1679-1732]:
    22. わが魂は主をあがめ

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Lorentz-Frietzsch Organ of the St. Mary's Church in Helsingor, Denmark

     録音時期:2009年5月22,23日
    Disc14
    デルフィン・シュトルンク[1601-1694]:オルガン作品全集
    1. Ich hab mein Sach Gott heimgestellt
    2. Lass mich dein sein und bleiben
    3. 第9旋法のマニフィカト
    (Primus Versus / Secundus Versus)
    4. 2段手鍵盤のためのトッカータ
    5. Ecce maria genuit nobis
    (Prima pars / Secunda pars)
    6. Surrexit pastor bonus
    7. Tibi laus tibi gloria
    (Prima pars / Secunda pars)
    8. Verbum caro factum est

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Schweimb Organ of the Church of Sts. Abdon and Sennen in Salzgitter-Ringelheim

     録音時期:2013年4月26-28日
    Disc15
    ニコラウス・アダム・シュトルンク[1640-1700]:オルガン作品全集
    01. カプリッチョ ト短調
    02. カプリッチョ イ短調
    03. カプリッチョ ヘ長調
    04. カプリッチョ ホ短調
    05. 『汝の御子によりてのみわれ汝に感謝す』によるカプリッチョ
    06. カプリッチョ ニ短調
    07. カプリッチョ イ短調
    08. リチェルカール ト長調
    09. 『マドレ・カタリーナ・マリアの死』によるリチェルカール ト長調

    クリスティアン・フロール[1626-1697]:オルガン作品全集
    10. Aus meines Hertzens grunde
    11. Ich danck dir schon
    12. Werde munter mein gemuthe
    13 .Nun last uns Gott dem Herren
    14. Wie schon leuchtet der Morgenstern
    15. Ach Jesu dessen Treu
    16. Jesu meine freude
    17. Jesu meines lebens Leben
    18. Helfft mir Gotts gute preisen
    19. Auf meinen Lieben Gott
    20. Treuer Gott ich mus dir Klagen
    21. Nun Lob mein Seel
    22. Gelobet seistu Jesu Christ
    23. Ein feste Burg ist unser Gott
    24. 前奏曲 ホ短調
    25. 前奏曲 ホ短調
    26. フーガ ト短調

    ヨハン・デッカー[1598-1668]:
    27. 前奏曲 ホ短調

    ディートリヒ・マイヤー[?-1653]:
    28. 前奏曲 ロ短調

    マルクス・オルター[1625-1684]:
    29. カンツォン ハ短調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Thielemann Organ of the Trinity Church in Grafenhain

     録音時期:2010年3月26-28日
    Disc16
    マティアス・ヴェックマン[c.1617-1674]:オルガン作品全集 1
    01. 第1旋法による前奏曲
    02. 第9旋法によるマニフィカト
    03. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    04. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    05. 我ら貧しき罪人を
    06. 救いはわれらに来れリ

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Johann Patroclus Moller Organ of the Marienmunster Abbey Church

     録音時期:2013年7月22-25日
    Disc17
    マティアス・ヴェックマン:オルガン作品全集 2
    01. ファンタジア 二調
    02. Fuga ex D primi toni pedaliter
    03. 来たれ聖霊、主なる神
    04. 神よ、ほめ讃えらるべし
    05. 今ぞ喜べ、愛するキリストのともがらよ
    06. おお、祝福されし光なる三位一体

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Johann Patroclus Moller Organ of the Marienmunster Abbey Church

     録音時期:2013年7月22-25日
    Disc18
    ミヒャエル・プレトリウス[1571/72-1621]:オルガン作品全集
    01. われらの主キリスト、ヨルダン川に来り
    02. われらが神は堅き砦
    03. われらみな唯一なる神を信ず
    04. 今ぞわが魂よ主をたたえよ
    05. 乙女マリアの胎に宿れリ
    06. 太陽の昇る地平から
    07. 至上なる父に栄光あれ
    08. 聖なる命が
    09. おお、祝福されし光なる三位一体
    10. 朝には、歌をもってあなたを讃え

    ヒエロニムス・プレトリウス3世[1614-1629]:
    11. 第1旋法によるマニフィカト

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christoph Treutmann Organ of the Monastery Church of St. George in Grauhof near Goslar

     録音時期:2011年6月2-4日
    Disc19
    ダヴィト・アーベル[c.1580-1639]:
    01. 前奏曲 ニ短調
    02. 前奏曲 ニ短調

    ヨハン・バール[c.1620-1670]:
    03. マニフィカト
    04. おお、祝福されし光なる三位一体

    ヴィルヘルム・カルゲス[1613/14-1699]:
    05. 前奏曲 ホ短調
    06. カプリッチョ ト長調
    07. ファンタジア ニ短調
    08. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ
    09. 天にいますわれらの父よ
    10. おお人よ、汝の大いなる罪を悲しめ

    ペトルス・ハッセ1世[c.1575-1640]:
    11. ペダル前奏曲 ヘ長調
    12. いと高きところにいます神にのみ栄光あれ

    メルヒオール・ヴォルトマン[c.1580-1642]:
    13. われ神より去らじ

    ヤコブ・ベルシェ[c.1635-1684]:
    14. 前奏曲 ホ長調

    アンドレアス・ヴェルクマイスター[1645-1706]:
    15. カンツォーナ イ短調
    16. カンツォネッタ ニ長調
    17. 前奏曲 ト長調

    ペトルス・ハッセ2世[c.1659-1708]:
    18. 前奏曲 ニ長調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Christoph Treutmann Organ of the Monastery Church of St. George in Grauhof near Goslar

     録音時期:2011年6月2-4日
    Disc20
    ヤコブ・プレトリウス[1586-1651]:オルガン作品全集
    01. 前奏曲 ハ長調
    02. われらキリストを讃えまつらん
    03. 今やわれらすべて感謝を捧げん
    04. 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん
    05. ドイツ語マニフィカト
    06. 前奏曲 ニ短調
    07. 天にいますわれらの父よ
    08. 全ての人から顔を背け
    09. 前奏曲 ヘ長調
    10. 如何なる辛苦が我らを襲えども
    11. アダムの堕落によりてすべては朽ちぬ

    ヤコブ・コルトカンプ[c.1615-1664/65]:
    12. 主なる神よ、われらはみな汝をたたえん

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Kroger/Hus Organ of the St. Laurentius Church in Langwarden

     録音時期:2010年7月2,3日
    Disc21
    パウル・ジーフェルト[1586-1666]:オルガン作品全集
    01. 我ら主を祝福せん
    02. ファンタジア第1番ト短調
    03. ファンタジア第2番ニ短調
    04. ファンタジア第3番ト短調
    05. ファンタジア第4番ホ短調
    06. みどり児ベツレヘムに生まれたまえり
    07. ファンタジア第5番ホ短調
    08. ファンタジア第6番ヘ長調
    09. ファンタジア第7番ヘ長調
    10. ファンタジア第8番ハ長調
    11. パドゥアーナ
    12. ファンタジア第9番ト長調
    13. ファンタジア第10番ト長調
    14. ファンタジア第11番ト長調
    15. ファンタジア第12番ト長調
    16. ファンタジア第13番イ短調
    17. いざ来ませ、異邦人の救い主よ

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Meyer Organ of the Martin Luther Church in Schonhagen

     録音時期:2010年7月16,17日
    Disc22
    ハインリヒ・シャイデマン[c.1595-1663]:前奏曲とフーガ全集、コラール選集
    01. 前奏曲 ハ長調
    02. 前奏曲 ニ短調
    03. 前奏曲 ニ短調
    04. 前奏曲 ニ短調(1637)
    05. 前奏曲 ニ短調
    06. 前奏曲 ホ短調
    07. 前奏曲 ホ短調
    08. 前奏曲 ヘ長調
    09. 前奏曲 ヘ長調
    10. 前奏曲 ト短調
    11. 前奏曲 ニ短調
    12. 前奏曲 ニ短調
    13. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ
    14. 神よ、ほめ讃えらるべし
    15. イエスよ、われらを導きたまえ
    16. 来たれ精霊、主なる神
    17. 主日のキリエ
    18. 今ぞ我ら聖霊に願いたてまつる
    19. 天にいますわれらの父よ
    20. カンツォーナ ヘ長調
    21. ファンタジア ト長調
    22. フーガ ニ短調
    23. フーガ ニ短調
    24. トッカータ ハ長調
    25. トッカータ ト長調

     フリードヘルム・フランメ
    (オルガン)
     使用オルガン:Fritzsche/Treutmann Organ of the Castle Church of St. Levin in Harbke near Helmstedt

     録音時期:2009年9月18,19日

     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • クーナウ:宗教曲全集

    ヨハン・クーナウはドイツ、ザクセン州生まれの作曲家で、貧しい大工の家に生まれながら奨学生として教育を受け、ドレスデンを経てライプツィヒ大学で法学と音楽を学びました。1684年に聖トーマス教会のオルガニストとなり、1701年にはヨハン・シェッレの後任としてトーマスカントルに就任、没するまで同職を務めました。優れた教育者としても知られ、ハイニヒェンやグラウプナーといった後進を育てています。クーナウはまた、鍵盤音楽史において重要な存在です。1692年に出版された『新鮮なクラヴィーアの果実』によって鍵盤楽器のための多楽章ソナタという形式を確立し、1700年の『聖書ソナタ』では聖書の物語を音楽で描写する標題音楽の先駆的作品を残しました。さらに風刺小説「音楽のいかさま師」を著すなど、法律家・文筆家としての一面も備えています。
     しかし彼の死後、トーマスカントルの後任にJ.S.バッハが就いたこともあり、クーナウは長らく「バッハの前任者」としてのみ語られ、その作品は過小評価されてきました。本シリーズは、そうした状況を見直すために企画された、現存するクーナウの宗教作品全曲録音プロジェクトです。2013年の第1巻は5曲のカンタータの世界初録音を含み高い評価を受け、その後も多くの初録音を重ねてきました。録音は、ゲヴァントハウス合唱団芸術監督グレゴール・マイヤーの主導により、声楽アンサンブル「オペラ・ムジカ」と古楽器アンサンブル「カメラータ・リプシエンシス」が担当。初期のイタリア風作品から後期の大規模なカンタータ、マニフィカトやミサ・ブレヴィスに至るまで、最新の校訂譜に基づく見事な演奏が行われています。この録音活動に呼応し、ブライトコプフ・ウント・ヘルテル社は全カンタータの学術的批判校訂版の出版を開始し、包括的な「クーナウ・プロジェクト」が形成されました。本全集は、2022年6月5日のクーナウ没後300年を記念して完結し、彼の宗教音楽を現代に甦らせる決定的な成果として評価されています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    Disc1
    クーナウ:
    ● 復活祭のためのカンタータ『神よ立ち上がれ』
    ● 聖母の浄めのためのカンタータ『Mein Alter kommt, ich kann nicht sterben』
    ● 聖霊降臨祭のためのカンタータ『Daran erkennen wir, dass wir in Ihm bleiben』
    ● 三位一体後第24日曜日のためのカンタータ『Welt adieu, ich bin dein mude』
    ● 私の心は死ぬほど悲しい
    ● 復活祭のためのカンタータ『Wenn ihr frohlich seid an euren Festen』


    Disc2
    ● 詩篇103篇によるカンタータ『わが魂よ、主を頌めまつれ』
    ● 復活祭のためのカンタータ『キリストは死の縄目につながれたり』
    ● 三位一体のためのカンタータ『父なる神はわれらの側に住みたもう』
    ● 詩篇103篇によるカンタータ『わが魂よ、主を頌めまつれ』
    ● 聖霊降臨祭のためのカンタータ『枝を携えて祭の行列を』


    Disc3
    ● マニフィカト ハ長調
    ● 降誕祭第3日のためのカンタータ『おお、聖なる時』
    ● おお、聖なる時
    ● 降誕祭第1日のためのカンタータ『歓喜せよ、汝ら地の民よ、喜べ、異教徒たちよ』


    Disc4
    ● 詩篇121篇によるカンタータ『わたしは目を上げ、山並を見やる』
    ● ミサ・ブレヴィス
    ● ああ神よ、どうすれば私に知らせることができますか?
    ● この地上の人間は、絶えざる戦いの中にいなければならないのではないか?
    ● 詩篇31篇によるカンタータ『主よ、われ御身に依り頼みたり』
    ● 神はわたしたちに怒りを抱かせることなく
    ● 神のみわざは善きかな


    Disc5
    ● 詩篇51篇によるカンタータ『神よ、御慈しみによりて』
    ● 私はこの世を去って
    ● 三位一体後第14日曜日のためのカンタータ『驚くなかれわが心、あなたの前で』
    ● 三位一体後第15日曜日のためのカンタータ『消え去れ、憂いよ、心から』
    ● 詩篇98篇によるカンタータ『主に向かって新しき歌をうたえ』


    Disc6
    ● キリスト昇天祭のためのカンタータ『あなたの天国、天上からの歓声』
    ● 慈悲深きイエス
    ● われに語られしとき、われ喜ぶ
    ● 詩篇113篇によるカンタータ『主の僕たちよ、主を賛美せよ』
    ● キリスト昇天祭のためのカンタータ『主よ、あなたの天国を讃えます』


    Disc7
    ● 降誕祭第2日のためのカンタータ『喜びの朝に一人だけでなく』
    ● 三位一体後第23日曜日のためのカンタータ『そして、敵が昼も夜も』
    ● 降誕祭第1日のためのカンタータ『暁の星のいと美しきかな』
    ● 降誕祭第1日のためのカンタータ『われらにみどり児生まれたもう』
    ● 新年のためのカンタータ『古き年は過ぎ去り』


    Disc8
    ● Kommt, ihr Musen
    ● 劇『ヤコブの二重の婚礼』への音楽
    ● 穏やかにそよげ
    ● 劇『ピーター・セクウェンツの新しきパロディ:まったく不条理で喜劇的なもの』への音楽
    ● 詩篇3篇によるカンタータ『Ach Herr, wie sind meiner Feinde so viel』
    ● 三位一体後第27日曜日のためのカンタータ『Ende gut und alles gut』
    ● 3つのアリア
    (Was der Himmel selbsten liebt / Entferne sich, was Unruh macht / Sacra pellat taeda bella)

     オペラ・ムジカ
     カメラータ・リプシエンシス
    (古楽器使用)
     グレゴール・マイヤー(オルガン、指揮)

     録音時期:2013年〜2021年
     録音方式:ステレオ(デジタル)
     総収録時間:約539分

  • オーストリアの名古楽オーケストラによる
    マンハイム楽派の重要な作曲家リヒターの交響曲集

    フランツ・クサヴァー・リヒターはモラヴィアに生まれ、1722年から27年にかけてモラヴィアのウヘルスケー・フラジシュチェのイエズス会で教育を受けました。おそらくイタリアなどで研鑽を積んだ後の1740年には、アルプスの麓の都市ケンプテンに移り、アンゼルム・ライヒリン・フォン・メルデック修道院長の宮廷で、副楽長、後に楽長として仕え、1744年にはパリで『12の交響曲』を出版するなど名声を築き上げていきました。さらに1747年よりマンハイムに移り、作曲家、弦楽奏者、バス歌手として、名高いマンハイム楽団で活躍しました。若いころから晩年にかけて70曲以上の交響曲を作曲し、音楽史上では交響曲というジャンルの発展に大きな貢献をした作曲家です。
     存命中から独創的で革新的な作風と評されていたリヒターの交響曲は、このジャンルの黎明期ということもあり、さまざまな創意工夫が施された実験的とも言える作品も含んでいます。このCDに収録された変ロ長調の交響曲は、ケンプテンからマンハイムへの移行期にあたる1744年から1752年にかけて作曲されたとされ、第3楽章ではヴェネツィアの複合唱形式のようにオーケストラが二群に分けられ、それぞれで異なる拍子が指定されるというユニークな構成となっていて、そのためこの楽章は「La Confusione(混乱)」と名付けられています。1760年ごろの作曲とされる『シンフォニア・コン・フーガ(フーガを伴うシンフォニア)』は、リヒターのフーガ研究の粋が込められた交響曲で、ルネサンスやバロック時代のポリフォニックな要素が盛り込まれた、宗教曲を想起させる荘厳な雰囲気を備えています。『交響曲ニ短調 作品3-4』はマンハイム時代に作曲され、1760年にパリのヴェニエ社によって初版が出版されました。力強いアレグロ・コン・スピリトで始まる変化に富んだ作品で、疾風怒濤期を想起させる激しさを持っています。『交響曲ト長調 作品4-6(BoeR 25)』もマンハイム時代に作曲されたとされ、1764年、アムステルダムで出版されました。マンハイム楽派らしいフォルティッシモで始まる第1楽章、オペラのレチタティーヴォとアリアのような緩徐楽章の第2楽章を経て、ホルンのモチーフが特徴的なフーガを持つ快活な第3楽章で締めくくられます。4つの交響曲それぞれに趣向が凝らされた個性あふれる作品で、バロック時代の3楽章形式を採りつつも、その後の古典派の交響曲と比べても劣ることのない完成度を誇っています。
     生き生きとした演奏でその魅力を存分に伝えているオーストリアの優れた古楽器オーケストラは、オルフェオ・バロック管弦楽団(ミヒ・ガイック主宰)。結成から約30年、古楽演奏の最前線で活躍し、テレマンやバッハから、マンハイム楽派、モーツァルト、そしてシューベルトの交響曲までをレパートリーとし、ザルツブルク音楽祭、ルツェルン音楽祭など世界最高峰の音楽祭にも出演。「cpo」レーベルを中心に40を超えるアルバムをリリースしています。このアルバムでは弦楽器4-4-3-2-1にオーボエ2、バスーン1、ホルン2、チェンバロという編成で演奏しています。
     ジャケット絵画:フェルディナント・コーベル[1740-1799]「アシャッフェンブルク近郊のマイン橋」1785年(輸入元情報)

    【収録情報】
    F.X.リヒター:
    ● フーガを伴うシンフォニア ト短調
    ● 交響曲 変ロ長調
    ● 交響曲 ニ短調 Op.3-4
    ● 交響曲 ト長調 Op.4-6

     オルフェオ・バロック管弦楽団
    (古楽器使用)
     ミヒ・ガイック(指揮)

     録音時期:2022年5月7-9日
     録音場所:オーストリア、ヴェルス、ミノリテン修道院
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • ケスラー:交響曲ロ短調、パッサカリア協奏曲

    ハンス・ケスラーはバイエルン州ヴァルデックに生まれ、ミュンヘン音楽院でラインベルガーらに学んだ後、指揮者・理論教師として活動しました。1879年にブダペストを訪れブラームスと出会ったことは、彼の音楽的立場を決定づける出来事となります。1883年、リストの招聘によりハンガリー音楽院の教授に就任し、作曲科主任として20年以上にわたり教育に尽力しました。門下からはバルトーク、コダーイ、ドホナーニ、カールマンらが育ち、20世紀ハンガリー音楽の基盤形成に決定的な役割を果たしました。しかし、民族主義的な圧力や政治体制の変化により晩年は困窮し、多くの作品が散逸したまま生涯を終えました。
     ケスラーの音楽は、ブラームス的な古典主義を軸としつつ、リストやベルリオーズや後期ロマン派の色彩的・描写的要素を取り入れた折衷的様式に特徴づけられます。教育者としての自覚から、自作を作曲技法の模範として提示する姿勢を貫きました。
     このアルバムで紹介される交響曲と『パッサカリア協奏曲』はいずれも世界初録音です。交響曲はベートーヴェン以後の四楽章交響曲のモデルを堅持し、協奏曲は単一楽章形式にバロック的変奏技法と後期ロマン派の和声を融合させ、明暗の対比に満ちた表現で、失われゆく調性世界への哀感を鮮やかに刻んでいます。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ケスラー:
    1. ヴァイオリンとオーケストラのためのパッサカリア協奏曲 イ短調
    2. 交響曲 ロ短調

     フョードル・ルディン
    (ヴァイオリン:1)
     ニュルンベルク交響楽団
     ルドルフ・ピールマイヤー
    (指揮)

     録音時期:2023年9月13,14日(1)、2024年5月15,16日(2)
     録音場所:ニュルンベルク、Musiksaal in der Kongresshalle
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • ハンス・ガル:弦楽四重奏曲、弦楽五重奏曲、5つの間奏曲

    ハンス・ガルは、ブラームスの系譜に連なる後期ロマン派の伝統を終生守り抜いた作曲家・音楽学者です。マンディチェフスキに学び、ウィーンの学究的環境で育まれた確かな対位法と旋律感覚を基盤に、調性を保った明晰な語法を確立しました。ナチスを逃れて英国に亡命後はエディンバラを拠点に活動し、厳しい時代を生き抜いた内省と節度ある抒情を音楽に刻みました。
     弦楽五重奏曲は1976年、彼が86歳の時に完成させた晩年の代表作。2挺のヴィオラを含む五声のテクスチュアを生かした豊かな主題展開と、感情の深みが共存する洗練された作品です。弦楽四重奏曲第4番は内省的なアダージョで始まる点が特徴で、半音階的緊張と遊び心に富む楽章が交錯し、「伝説」「バーレスク」「悲歌」といった性格的楽章を経て、終楽章のフガートが生の喜びを高らかに歌い上げます。初期作『5つのインテルメッツォ』は、第一次世界大戦前のウィーン時代に作曲されたもの。舞曲風の軽やかな性格小品が連なり、スラヴやハンガリー的要素を含む旋法的和声が特徴です。控えめな題名とは裏腹に堅固な構成と高度な対位法が、若きガルの意欲を示しています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ガル:
    1. 弦楽五重奏曲 Op.106(1976)
    2. 弦楽四重奏曲第4番 Op.99(1970)
    3. 弦楽四重奏のための5つの間奏曲 Op.10(1914)

     カタリン・ケルテース
    (ヴァイオリン)
     レイヨ・トゥンカリ(ヴァイオリン)
     ハンナ・パッカラ(ヴィオラ)
     エミリアーノ・トラヴァシーノ(ヴィオラ:1)
     ラウリ・プラッカ(チェロ:1)
     ウッラ・ランペラ(チェロ:2,3)

     録音時期:2021年5月26-28日(2,3)、6月9-13日(1)
     録音場所:フィンランド、コッコラ、Snelman's Hall
     録音方式:ステレオ(デジタル)
     収録時間:81分

  • 早世の女性作曲家、アグネス・ティレルの作品集

    アグネス・ティレルは、現在のチェコ、ブルノに生まれた作曲家・ピアニスト。彼女の短い生涯と作品は今なお十分に知られていません。英語教師の父とチェコ出身の母のもとで育ち、幼少期から多言語と音楽に親しみました。9歳で演奏会に出演し、16歳でウィーン楽友協会音楽院(現在のウィーン国立音楽大学の母体)に進学、ピアノをアダベルト・パッハーに師事しましたが、健康上の理由から演奏家の道を断念し、作曲に専念します。交響曲やオペラからピアノ曲、歌曲まで約300曲を遺し、フランツ・リストに献呈した練習曲集は高く評価されました。36歳で早世した後、その作品は長く忘れられていましたが、近年の研究と校訂により再評価が進みつつあります。
     このアルバムには合唱曲とピアノ曲を収録。どれもティレルの多彩な表現力を伝えるものです。ニ短調の静かな雰囲気を持つ『別れ』はハイネの詩が用いられており、『夏の早朝』や『過ぎ去りしもの』ではガイベルの詩を用いて生命の輝きが歌われます。また近年、ドイツのピアニスト、作曲家キーラ・シュテッケヴェーの尽力によりピアノ作品の初出版が進み、『グランド・ソナタ第2番』をはじめとする重要作が世に紹介され、ティレル再評価の動きは大きく前進しています。(輸入元情報)

    【収録情報】
    ティレル:
    01. 即興曲 第2番ロ短調 Op.12
    02. 2つの歌 Op.33
    (月の夜/森にて)
    03. 子守歌 WoO
    04. 幻想的小品第1番 WoO
    05. 幻想的小品第2番 WoO
    06. 幻想的小品第3番 WoO
    07. 過ぎ去りしもの Op.7-1
    08. 別れ Op.7-2
    09. 夏の早朝 Op.7-5
    10. 冬の歌 WoO
    11. グランド・ソナタ第2番嬰ヘ短調 Op.66

     キーラ・シュテッケヴェー
    (ピアノ:01-06,11)
     ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団(02,07-10)
     グレゴール・マイヤー(指揮:02,07-10)

     録音時期:202年9月25-29日
     録音場所:ドイツ、ライプツィヒ、ゲヴァントハウス小ホール
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • 古楽界のトップ・ソプラノ2人が描く、バルバラ・ストロッツィの音楽による肖像画

    バルバラ・ストロッツィは、詩人・台本作家であるジュリオ・ストロッツィの娘として生まれ、モンテヴェルディの高弟フランチェスコ・カヴァッリに学んだ17世紀ヴェネツィアの女性作曲家です。父親ジュリオはバルバラに幼いころから英才教育を受けさせ、彼女も類稀な音楽的才能を発揮。男性作曲家と同様に楽譜を出版し音楽で生計を立てることができた、当時としては稀有な存在でした。その作品は、モンテヴェルディやカヴァッリらが実践した歌詞の言葉の意味や込められた感情を効果的に示したセコンド・プラティカ(第二の作法)に基づくもので、時に彼らに勝るとも劣らない激しく濃厚な表現を用いています。
     このアルバムは、バルバラが出版した曲集から二重唱を中心にセレクトし、彼女の生涯を音楽によって描き出す5部作の肖像画として構成。「秘密の恋人」「恋するヘラクレイトス」といった彼女の代表的な作品も収録し、ドロテー・ミールズとハナ・ブラシコヴァーという現代古楽界を代表する2人のトップ・ソプラノが、苛烈なまでの情念表現を卓越した歌唱力で描き切っています。エジプトの女神ハトホルの名を冠するドイツのハトホル・コンソートは、2012年にヴィオラ・ダ・ガンバ奏者のロミーナ・リシュカによって結成された古楽器アンサンブル。この録音では、ヴィオラ・ダ・ガンバ、リュート&ギター、オルガン、ハープといった一般的な通奏低音に加え、複数の共鳴弦を持つ弦楽器リローネ、北欧起源でタンジェントというキーを持つ弓奏弦楽器のニッケルハルパ、箱に張り巡らされた弦をハンマーで叩いたり、爪弾いたりして音を出すサルテリオという特殊な楽器も導入し、歌に寄り添いながらその情念表現をより引き立てています。
     バルバラ・ストロッツィが17世紀を代表する偉大な作曲家であることを高らかに謳う名盤の誕生です。ジャケット絵画はベルナルド・ストロッツィ作『ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者』。1640年頃の作品で、バルバラ・ストロッツィの肖像とされているものです。(輸入元情報)

    【収録情報】
    バルバラ・ストロッツィ:5幕の肖像画

    1. 崇高な芸術家

    ● 謙虚な恋人 Op.1-13
    ● あなたに感謝します Op.1-1
    ● 私の涙 Op.7-4(器楽)
    ● 叩き金を鳴らす人 Op.1-18

    2. 官能的な恋人
    ● 美しい瞳 Op.3-9
    ● 恋するヘラクレイトス Op.2-14
    ● 喜び、そして黙し Op.1-9

    3. 社会の締め付け
    ● 秘密の恋人 Op.2-16
    ● さまよう人 Op.2-13(器楽)
    ● 愛の道徳 Op.3-2
    ● ため息をついて、息をして Op.6-17
    ● 裏切り Op.7-9

    4. 慈愛深き母
    ● 沈黙は害 Op.1-6
    ● 愛する人の名を出さぬよう禁じる心 Op.3-1
    ● 涙 Op.1-21
    ● バルトロメオ・デ・セルマ・イ・サルベルデ[1595-1640]:スザンナはある日

    5. 保護された娘
    ● 自由 Op.1-10
    ● 若さを謳歌する Op.1-12
    ● 復讐 Op.2-9
    ● 口づけ Op.2-23

     ドロテー・ミールズ(ソプラノ)
     ハナ・ブラシコヴァー(ソプラノ)
     ハトホル・コンソート(古楽器使用)
     ロミーナ・リシュカ(トレブル・ヴィオール、バス・ヴィオール、指揮)

     録音時期:2021年8月14-17日
     録音場所:ドイツ、ブレーメン、ゼンデザール
     録音方式:ステレオ(デジタル)

  • 1716年、フランクフルトに鳴り響いたテレマンの大規模な祝祭音楽がよみがえる!

    1714年のスペイン継承戦争終結後、新たな火種となる後継者問題に悩みを抱えていたハプスブルク家に、1716年4月13日、待望の後継者が誕生しました。皇帝カール6世とエリザベート・クリスティーネ夫妻の第1子レオポルトです。これによりハプスブルク家の権力基盤が強化され、ヨーロッパの政情の安定と平和が保証されたと受け止められました。これを祝して帝国の各地で行事が催され、同年、帝国自由都市で皇帝選挙と戴冠式が行われる都市でもあったフランクフルト・アム・マイン(フランクフルトの正式名称)で行われた祝賀行事では、同市の音楽監督テレマンが、祝祭音楽の作曲にとどまらず当日の演奏計画など行事全体において大きな役割を担いました。フランクフルトが抱える楽団だけでは大規模な作品は演奏できないと考えたテレマンは、優れた楽団として名を馳せていたダルムシュタットの宮廷楽団から腕利きの演奏家たちを呼び寄せました。そうした名人や名歌手のために書かれたであろう技巧的な楽曲がこの祝祭音楽の中心となっています。
     祝祭音楽は2部構成。まず教会音楽である『キリスト教国よ! 歓喜の饗宴を祝え』が午前中に教会で演奏され、その日の夕刻にはセレナータ『ドイツは平和のうちに緑が茂り、花が咲く』が都市の中心レーマーベルク広場で演奏されました。どちらも管弦楽と合唱に独唱陣が加わる大規模な作品で、神聖ローマ帝国の後継者誕生を盛大に祝うにふさわしいものでした。
     『キリスト教国よ! 歓喜の饗宴を祝え』は2部構成で、5人の独唱者に加え、オーボエ、フルート、ヴァイオリンが独奏楽器として用いられています。壮麗なアリア第6番ではソロ・トランペットが英雄的な雰囲気を強調。トランペットとティンパニは歓喜の歌が幾重にも重なる第2部で特に力強く鳴り響き、最終曲の合唱では冒頭の合唱のフーガが再び取り上げられ、音楽は円環を閉じるように壮大に締めくくられます。
     セレナータ『ドイツは平和のうちに緑が茂り、花が咲く』は、擬人化された様々なキャラクターが登場する音楽劇で、ドイツの擬人化であるゲルマニアを主人公に、平和の神、戦いの神、運命の神などが登場し、ドイツの平和と世継ぎの誕生を盛大に祝い、ハプスブルク家の子孫の繁栄と祝福で幕を閉じる大規模な作品です。冒頭には導入曲として10分程度の協奏的な器楽合奏曲が配置され、非常に豊かで多様な楽器編成と合唱・独唱の組み合わせが音楽に豊かな色彩をもたらしています。
     こうした盛大な祝賀行事が催されたにもかかわらず、1716年11月、レオポルトは誕生からわずか半年でこの世を去ってしまいます。しかし、テレマン自身は自らの作曲技法の粋を注ぎ込んだこの作品を大変気に入っており、一度きりしか取り上げられないのはあまりにももったいないと思ったのか、1723年には音楽監督に就任していたハンブルクで再び取り上げました。この作品に機会音楽に留まらない普遍的な価値を感じていたことの証拠と言えるでしょう。
     1716年のフランクフルトに鳴り響いた盛大なテレマンの祝祭音楽を、古楽界のトップランナーであるウィレンズ率いるケルン・アカデミーが優れた独唱者たちとともにすばらしい演奏で現代に再現しています。テレマンという作曲家の偉大さを改めて実感できる格好の録音です。
     ジャケット絵画:ヴィルヘルム・アウグスト・ミンダーホウト「1705年10月26日、フランクフルトのレーマーベルク広場で行われた神聖ローマ皇帝ヨーゼフ1世への臣従儀礼」1705年(輸入元情報)

    【収録情報】
    テレマン:
    1. キリスト教国よ! 歓喜の饗宴を祝え TVWV.12:1a/b
    〜オーストリア大公レオポルトご生誕のための教会音楽 ソリストと5部合唱(SSATB)、フルート、2つのオーボエ、3つのトランペット、ティンパニ、 弦楽と通奏低音のための
    2. ドイツは平和のうちに緑が茂り、花が咲く TVWV.12:1c〜オーストリア大公レオポルトご生誕のためのセレナータ ソリストと6部合唱(SSATBB)、2つのオーボエ、3つのバスーン、3つのホルン、ティンパニ、弦楽と通奏低音のための

     ハンナ・ヘアフルトナー(ソプラノ/ゲルマニア:2)
     エレナ・ハルシャーニ(ソプラノ/平和の女神イレーネ:2)
     トーマス・ボンニ(バス/戦いの神マルス:2)
     アヒム・ホフマン(バス/フランクフルト市:2)
     ゲオルク・ポプルッツ(テノール/伝令の神メルクリウス:2)
     エルヴィラ・ビル(アルト/運命:2)
     ケルン・アカデミー(古楽器オーケストラ&合唱団)
     マイケル・アレグザンダー・ウィレンズ(指揮)

     録音時期:2023年9月18-21日、11月2-5日
     録音場所:ドイツ、ケルン、ドイツ放送カンマームジークザール
     録音方式:ステレオ(デジタル)

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