ベルリン・フィルの夏の風物詩ヴァルトビューネ・コンサートで最後に演奏される『ベルリンの風』。この曲の作曲者パウル・リンケの序曲第2集です。第1集に続き、ベルリンでこよなく愛されるリンケの美しい旋律が存分に楽しめます。
アルバムの冒頭に置かれているのは、ベルリンっ子たちが月の世界で繰り広げる喜歌劇『ルナ夫人』の序曲です。軽快な序奏に導かれ、優雅なワルツや行進曲など作品を彩る旋律が次から次へと登場。一瞬たりとも耳を離すことができません。他には1906年に初演された1幕物の喜歌劇『青い絵』序曲や独立した序曲、ワルツなど聴きごたえのある作品が揃っています。
演奏は第1集と同じく、ヨハン・シュトラウス2世やカールマンの喜歌劇上演に実績のあるエルンスト・タイスとフランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団。彼らならではの万全の演奏でお楽しみください。(輸入元情報)
【収録情報】
リンケ:
1. 喜歌劇『ルナ夫人』〜序曲
2. 喜歌劇『ナキリスの結婚』〜序曲
3. 喜歌劇『愛の夢』〜序曲
4. 喜歌劇『インドラの王国』〜序曲
5. ワルツ『象徴』
6. ブランドブリーフ・ギャロップ
7. 喜歌劇『青い絵』〜序曲
8. レヴューのための序曲
9. 祝賀会のための序曲
フランクフルト・ブランデンブルク州立管弦楽団
エルンスト・タイス(指揮)
録音時期:2020年12月10-16日
録音場所:ドイツ、Messehalle 1, Frankfurt Oder
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)