マンハイム出身のヴァイオリニスト・作曲家フランツ・イグナツ・ベック。ヨハン・シュターミッツの才能ある弟子であり、マンハイム楽派を牽引、24曲の交響曲をはじめとした作品を遺しました。また人生の大半をフランスで過ごし、1761年から1791年までボルドー国立歌劇場の監督を務めるなど広く活躍しましたが、フランス革命の余波を受け、晩年は厳しい生活を送りひっそりとこの世を去っています。
この歌劇『無人島』は1779年に作曲されたものの初演されることはなく、長い間総譜も失われたとされていましたが、近年発見され、ようやくここに初演されることとなりました。この作品は、当時大流行していたピエトロ・メタスタージオのイタリア語による台本を用いたもので、軽快な音楽はとても魅力的。ドイツを中心に活躍するソリストたちと、古典派作品を得意とするミヒャエル・シュナイダーが指揮するラ・スタジオーネ・フランクフルトが見事な演奏を聴かせます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ベック:歌劇『無人島』(1779)全曲
コンスタンス…アナ・マリア・ラビン(ソプラノ)
ラウレッテ…サマンサ・ガウル(ソプラノ)
ドルヴァル…セオドア・ブラウン(テノール)
サンヴィル…ファビアン・ケリー(テノール)
ラ・スタジオーネ・フランクフルト(古楽器使用)
ミヒャエル・シュナイダー(指揮)
録音時期:2019年5月17,18日
録音場所:Schloss Schwetzingen、ロココ劇場(SWRシュヴェツィンゲン音楽祭)
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
世界初録音