【インタビュー】St.ELMO'S FIRE
2012年2月16日 (木)
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St.ELMO'S FIREが、初の全国流通盤『NEGATIVE SIDE』をリリース!!IT'S A FACT RECORDSレーベルオーナーでもあるNO HITTER YOSHITO氏によるプロデュースで2月22日に発売になります。ライブハウスシーンではすでに注目を集めている彼らだけに、ライブを観てやられて、デモを買ってずっと聴きながら、この1stアルバムを待っていました!という人も多いことでしょう。洋楽に耳慣れた人にも間違いなく響く音だと思いますし、キャッチーでニクい感じもあって、日本のパンク/ハードコアシーンが大好きな人にももちろん刺さるはずです!トレーラーもありますのでまずは聴いて観てみてください。今回はSt.ELMO'S FIREにメールインタビューさせていただきました!1stアルバムのことはもちろん、影響を受けたアーティストやバンド結成当時のことなども聞いております。それではSt.ELMO'S FIREインタビューをお楽しみください。
- ---はじめに、St.ELMO'S FIREのバンドメンバー紹介をお願いします
Gt,voの上杉です Drの谷です Baのモンモンです
- ---1st FULL ALBUM「NEGATIVE SIDE」の完成おめでとうございます。まずは率直な感想からお願いします。
上杉:じゃー率直に。最高にうれしいです。感動しました。
モンモン:感無量です。たくさんの方からの反響を頂いて、実感が徐々に湧いてきてます。
谷:やっと。やっと。やっとですよ!ありがとうございます。
- ---今作は初のフルアルバム、そして全国流通盤となりますが、今までの作品の時と比べて、意識の違いなどはありましたか?
上杉:もちろん違いはありました。DEMOじゃないし。ただ、全国流通だからっていうよりかは、1stアルバムだっていう意識が強かったです。
谷:いい曲を作って世に出したいっていう気持ちは今までと変わりませんが、It's A Fact Recordsから出せるっていう嬉しさや、プレッシャーを感じながら出来た事は今までとは明らかに違いました。
- ---タイトル「NEGATIVE SIDE」にはどんな想いが込められていますか?作品の紹介と共にお願いします。
上杉:タイトルは反対側って意味なんです。今作品の3曲目のALWAYSの歌詞にもなってるんですが、今回の作品を作る過程で一番感じた事が、自分達のやりたい事とか答えは、逆の発想とか、反対側にあるって事に気付いたのがバンドとして凄い成長に繋がったと思っているので、皆で話した結果NEGATIVE SIDEになりました。
今回所属させてもたった It's A Fact records、レコーディングをしたStuoom Recording Studio+Room は共にNO HITTERのヨシト君がオーナーなんですが、ヨシト君もエンジニアのオダ君もとにかく反対側に行く人達で、話しだしたら切りないので割愛します!とにかく最高ってこと!谷:君も反対側に行ってみないか?てかこのインタビュー読んでる時点でもう既に反対側来てるんじゃね。アウトー!
- ---今回PVを作られた曲の紹介と、PV作成時の秘話はエピソードなどを聞かせて下さい。
上杉:曲はCOPYCAT SHEEPと言う曲です。サビのメロディーがいい曲だと思います。エピソードっていうエピソードは特に無いですが、とにかく寒かったですね。皆いっぱい着込んで撮影したので、次の日が筋肉痛でしたね。北海道とか、レーベルの事務所の倉庫とか、今の環境をうまく生かして撮影できたと思います。コンセプトもそおいう感じだったし。
谷:冬の北海道、北国感を出していこう!って感じだったのでそれは十分感じてもらえるように撮影できたかなと思います。あと、手の感覚が死にました。
- ---今作の中で、特に思い入れのある楽曲や、個人的に好きな曲、作成にあたり特に苦労した曲など、ご紹介ください。
上杉:個人的には最後に収録されているPALE VOICE/PALE ARM って曲があるんですが、この曲が一番完成まで時間かかったし、演奏も歌うのも難しくて本当に苦労した曲なので思い入れはありますね。あとはALWAYSって曲はヨシト君と作った曲で、オレ達だけじゃ出来なかった感じの曲だから凄い気に入ってます。演奏してても楽しいですし。だけど全曲色んな人にコーラスで参加してもらったり、ゲストでYUKIGUNIのケンタにギターソロ弾いてもらったり、同じくYUKIGUNINのIANに英語でしゃべってもらったし、THE KNOCKERSのジンくんにもSNATCHにも力借りたし。本当に色んな人の協力してもらって出来た曲達で必死に作ったんで全曲好きですね。
モンモン:苦労したといえば、I KNOW THE MATHという曲は何回作り直したかわからないです笑。レコーディング直前にプリプロを録ってから、さらにガラっと変えましたからね。結果、凄く良い曲になったと思います。今お気に入りの曲はIt's coolです。タニが所有するTATTOOマシーンの音が流れてから曲が始まります。たぶんレコーディングスタジオでTATTOOを彫ったのは僕らが初めてではないでしょうか。
谷:IT'S COOLがTATTOO SONGなんですが、効果音で彫ってる時の音が欲しくて…実際にレコーディングルームでモンモンに彫ったのはいい思い出ですヒャッハッハー!!!後はCODE OF NATUREって曲のドラムのフィルが練習で成功したことなかったんでレコーディングで成功したのはマジ奇跡でした。サンタの野郎からのプレゼントだと思ってますコノヤロー。
- ---曲を制作する上で特に意識していることは何でしょうか?
上杉:男気ですかね。
谷:渋さ。
モンモン:動く時は動き、支える時はしっかり支える。
- ---特に影響を受けたアーティストや作品を紹介してください。
上杉:BAD RELIGIONには影響受けてます。楽曲はもちろん、今でもやり続けて作品も出し続けてるし、BAD RELIGIONだけじゃなくてそおゆうバンドには影響受けます。作品で言えばNO CONTROLが好きかな・・・。いや全部好きですね。あとはやっぱり札幌のPUNKバンドやHARD COREバンドには影響はうけますね。単純に楽曲もステージもかっこいいですからね。
谷:えーBAD RELIGIONを寝取られてしまったので、NOFXです。バックステージパシポート見て頂ければ素晴らしさと、ダラしなさと、心弱さがわかります。そういうところに惹かれますよね。ホテルに詰めかけたファンの前で弾き語る場面と、グリーンドラゴンでぶっ飛んだマイクをメルヴィンが抱きしめるシーンは涙なしには見れません。あと、ケント最高。
モンモン:影響を受けたバンドは沢山いますが、RANCIDの影響は大きいですね。…AND OUT COME THE WOLVESに収録されてる「MAXWELL MURDER」のベースには衝撃でした。いや〜練習しましたね。未だに弾けませんが。後はRED HOT CHILI PEPPERSのCALIFORNICATIONも衝撃でした。ボーナストラック入りの国内盤。アルバム全体の雰囲気が凄い好きです。
- ---楽器を始めるきっかけはなんでしたか?
上杉:HI-STANDARDとかGREEN DAYとかLAGWAGONがきっかけでした。そのコピーバンドから始めたし。
谷:日本人に生まれたら箸を持つじゃない?そして成長したらそれがスティックになってくわけさ。そういう事だよ。
モンモン:一緒のマンションに住んでいたPUNK好きの友達の影響ですね。Hi-STANDARDの「NEW LIFE」のコピーから始めました。
- --- St.ELMO'S FIRE結成のいきさつ、そしてバンド名の由来を教えて下さい
上杉:いきさつは。16?17歳くらいでバンドをづっとやりたいって思ってて、そこで意気投合したのがDrの谷だったんです。僕はもともと札幌に住んでたんですが、谷は函館に住んでて、色々あって知り合えて、お互い学校卒業したら一緒にバンドやろーって話しで。で、モンモンは高校の時によく一緒に対バンしてて、モンモンしかいないって感じでさそったら、東京の大学行くこと決まってて、どーすんのよってなったあたりをモンモンから説明してよ!
モンモン:一緒にやりたいって思った時には大学行く事も決まっている状態だったので、卒業するまで待っててほしいって事をメンバーに話して東京の大学に通ってました。そこで入ったサークルの友達や先輩が活動的にバンドをやってるのを見て悔しくなったり、北海道の大好きなバンドがどんどんカッコ良くなっていくのを聞いたりして、気づいたら3年生の夏には大学を辞め、50万貯めて札幌に帰ってました笑。理解してくれた親には感謝しかないです。長くなったんでじゃあタニ、バンド名の由来をお願いします。
谷:ググったら、わかります o(*⌒―⌒*)o♪
- ---今後の活動予定をお願いします。
谷:こっから34本の全国ツアーのスタートです!どうですか?遊びにきませんか?
モンモン:レッツ、ネガサイ!!
NEW RELEASE!!!
NEGATIVE SIDE / St.ELMO'S FIRE
[2012年2月22日発売]
St.ELMO'S FIRE、ついに全国流通盤が登場!海外バンドからの影響で、全英詩で歌われる。無理矢理説明をするなら、Motorheadの暴走感にBAD RELIGIONを彷彿させるメロディーそしてMISFITS的コーラスがクロスオーバーされたような楽曲といったところだろうか。脳に直接訴えるような攻撃的ギターリフにライブで一緒に歌える(叫べる)楽曲が7割を占める。特にヴォーカル上杉の日本人離れした野獣声が印象的。ジャパニーズインディーズは勿論、洋楽ファンにもオススメ。
収録内容
- 01.SLACKING OFF
- 02.ONE SELF ALSO
- 03.ALWAYS
- 04.HOLY FUCK
- 05.CODE OF NATURE
- 06.COPY CAT SHEEP
- 07.IT'S COOL
- 08.I KNOW THE MATH
- 09.STOLEN AWAY AT BIRTH
- 10.LET'S STOP
- 11.Not a “TV ad" for diapers
- 12.WE'RE JUST NORMAL
- 11.PALE VOICE / PALE ARM
トレーラー(CM動画)
NEGATIVE SIDE TOUR 2012
2月27日(月) 札幌 KLUB COUNTER ACTION
2月28日(火) 旭川 CASINO DRIVE
2月29日(水) 釧路 LAB MARK
3月2日(金) 苫小牧 L-CUBE
3月3日(土) 帯広 REST
3月4日(日) 函館 BAY CITY'S STREET
3月7日(水) 八戸 ROXX
3月9日(金) 仙台 BIRDLAND
3月10日(土) 福島 OUTLINE
3月11日(日) 酒田 HOPE
3月13日(火) 熊谷 BLUE FOREST
3月14日(水) 宇都宮 HEVEN'S ROCK
3月16日(金) 千葉 K’S DREAM
3月17日(土) 八王子 RIPS
3月18日(日) 甲府 BODEGA
3月19日(月) 中野 MOON STEP
3月20日(祝火) 横浜 F.A.D
3月23日(金) 名古屋 APPOLO THEATER
3月24日(土) 京都 SOCRATES
3月25日(日) 岡山 PEPPERLAND
3月27日(火) 福岡 GRAF
3月28日(水) 長崎 DO
3月30日(金) 大分 SPOT
3月31日(土) 小倉 WOW
4月1日(日) 神戸 BLUE PORT
4月3日(火) 大阪 PANGEA
4月4日(水) 滋賀 B-FLAT
4月6日(金) 新代田 FEVER
4月7日(土) 新庄 VICTROLL CAFE
4月8日(日) 弘前 MAG-NET
4月13日(金) 北見 夕焼けまつり
4月14日(土) 稚内 HEART BEAT CAFE
4月15日(日) 名寄 BLUE BEAT SOUND
4月17日(火) 札幌 KLUB COUNTER ACTION
※ツアースケジュールは変更等もある場合がございますので、オフィシャルサイトをご確認ください。
St.ELMO'S FIRE オフィシャルサイト
- NEW RELEASE !!!
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St.ELMO'S FIRE/
NEGATIVE SIDE2012年2月22日発売 -
01.SLACKING OFF / 02.ONESELF ALSO / 03.ALWAYS / 04.HOLY FUCK / 05.CODE OF NATURE / 06.COPY CAT SHEEP / 07.IT'S COOL / 08.I KNOW THE MATH / 09.STOLEN AWAY AT BIRTH / 10.LET'S STOP / 11.Not a “TV ad" for diapers / 12.WE'RE JUST NORMAL / 13.PALE VOICE PALE ARM
St.ELMO'S FIRE、ついに全国流通盤が登場!海外バンドからの影響で、全英詩で歌われる。無理矢理説明をするなら、Motorheadの暴走感にBAD RELIGIONを彷彿させるメロディーそしてMISFITS的コーラスがクロスオーバーされたような楽曲といったところだろうか。脳に直接訴えるような攻撃的ギターリフにライブで一緒に歌える(叫べる)楽曲が7割を占める。特にヴォーカル上杉の日本人離れした野獣声が印象的。ジャパニーズインディーズは勿論、洋楽ファンにもオススメ。
トレーラー(CM動画)
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L→R
Ba.:MonMon
Vo.& Gu:Uesugi
Dr.:TANI
2007年2月に札幌で結成された3人組。07年に今やPUNKの聖地と名高い札幌KLUB COUNTER ACTIONでライブ活動をスタート。(この時点でメンバーは五人)過去に4枚DEMOをリリース、幾度の国内ツアーに加え、08年にアメリカツアーを決行。ロスの老舗ライブハウスWHISKY A GO GO(GUN'S'N'ROSESやStingなど排出)では喝采を受ける。その後SET YOU FREE サマーフェス@川崎クラブチッタやパンクロック・コンフィデンシャルのフェス“BIG PEACE”など単独音源のリリースがないにも関わらず1500人規模のライブを経験。2010年突然のメンバーの脱退も乗り越え、11年エルモ監修の自主制作4バンドスプリットCD“ALTERNATIVE COMMUNICATION”(with: MATTER / LIVE CLEAN STAY YOUNG / MUDDY BEACH)をリリースし3ピースバンドとして復活。手売りで600枚を越えるセールス。POWER STOCK 2011年に出演。マキシマムザホルモン、KEN YOKOYAMA、HAWAIIAN6、dustbox、BRAHMAN、locofrank、IDOLPUNCH、SLANGらと共演。今作の“NEGATIVE SIDE”はレーベルオーナーでNO HITTERのヨシトがプロデュース。CDリリースツアーは2/27札幌カウンターアクションを皮切りに全国35ヵ所のツアーが決定。
- インタビュー内関連作品
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- BAD RELIGION
NO CONTROL - 1989年作品
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- NOFX
Backstage Passport - 2009年3月5日発売
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- RANCID
…AND OUT COME THE WOLVES - 1995年8月21日発売
- J-PUNKインタビュー
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- YORIKIRI ICHIBAN 10問10答 -2012年2月
- oddインタビュー -2011年12月
- MATTERインタビュー -2011年12月
- Leftインタビュー -2011年12月
- NINE IDEASインタビュー -2011年11月
- Everlastingインタビュー -2011年9月
- Mr.JiNGLESインタビュー -2011年9月
- neko!インタビュー -2011年9月
- DRADNATSインタビュー -2011年9月
- バンド女子会[対談]G-YUN・千織・智恵 -2011年9月
- SPACE BOYSインタビュー -2011年8月
- RUNNERS-Hiインタビュー -2011年8月
- HOT DOGインタビュー -2011年8月
- COMEBACK MY DAUGHTERS -2011年7月
- BASSUIインタビュー -2011年6月
- Flipsideインタビュー -2011年6月
- T.C SPEAKERインタビュー -2011年5月
- HEY-SMITHインタビュー -2011年5月
- THE CHERRY COKE$インタビュー -2011年4月
- VIVASNUTインタビュー -2011年3月
- Anchorインタビュー -2011年3月
- SORRY FOR A FROGインタビュー -2011年2月
- EMPTYインタビュー -2011年2月
- ASSHOLE UNITEインタビュー -2011年1月
- THE SENSATIONSインタビュー -2010年12月
- PINKLOOPインタビュー -2010年12月
- S.M.N.インタビュー -2010年12月
- KiNGONSインタビュー -2010年11月
- ANCHORインタビュー -2010年11月
- dustboxインタビュー -2010年11月
- LAST ALLIANCEインタビュー -2010年10月
- ivory7 chordインタビュー -2010年9月
- COUNTRY YARDインタビュー -2010年9月
- Jr.MONSTERインタビュー -2010年9月
- S.M.N.インタビュー -2010年9月
- SHANKインタビュー -2010年8月
- MISSPRAYインタビュー -2010年7月
- Wiennersインタビュー -2010年7月
- ALMONDインタビュー -2010年6月
- locofrankインタビュー -2010年6月
- HOTSQUALLインタビュー -2010年5月
- FATPROPインタビュー -2010年5月
- NINE IDEASインタビュー -2010年4月
- Fated Lyenoインタビュー -2010年4月
- RAZORS EDGEインタビュー -2010年3月
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- HEY-SMITHインタビュー -2010年1月
- SORRY FOR A FROGインタビュー -2009年11月
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