HMVインタビュー:neko!
2011年9月16日 (金)
グレートフォーキーメロディックパンク“neko!”の1st FULL ALBUMがついに登場!9月21日にリリースになります。男臭く熱きロックは聴けば聴くほど沁みてますます熱くなる!何度も聴いてほしい作品です。まずは試聴がありますので是非是非聴いてみてください!今回はneko!にメールインタビューさせていただきました!バンド名の由来気になりませんか?答えはインタビューでどうぞ!
- ---まずはじめに、バンドの紹介、メンバーの自己紹介をお願いします。
フルヤケイスケ (Vo/Gt) :neko!のギターボーカルのフルヤケイスケです。東京の喧騒に耐えきれず、去年から地元の茨城に戻った田舎者です。ベースのソウくんは大学の同級生で、趣味は子作りです。ギターは伊豆の爆笑王ことナオヤさん。大学の先輩で、卒業してもフラフラしてたので、じゃあうちのバンドでギター弾けよってことでとっ捕まえました。ドラムのヒカルくんは、去年加入したばかりの、これぞゆとり世代みたいな残念な人です。
- ---1st FULL ALBUM『A Cigarette We Shared』の完成おめでとうございます。出来上がってみての率直な感想をお願いします。
フルヤケイスケ:ありがとうございます!現時点でのベストを出せたし、アルバムを作るにあたって、こんだけ支えてくれる人がいるんだなーってことを改めて実感できたことも相まって、最高な気分です。そして、とにかく今はライブで新曲をやりまくりたい。
モクダナオヤ (Gt/Vo):あんまり実感はないですね。もともと趣味でやってるようなバンドだからアルバムを作るなんて思ってなかったし。発売されて店頭に並んでるのとか、皆さんの反応見てから実感を噛み締めたいと思ってます。
- ---タイトル『A Cigarette We Shared』にはどんな意味、思いがありますか?
フルヤケイスケ:気付いたらオリジナルメンバーは僕とソウくんだけになってしまいまして。そのことを改めて考えてみて書いたのが、最後の「Red Smoke of a Cigarette We Shared」って曲で、そこから付けたタイトルです。バンドを始めたばっかの頃に2人が思い描いてたバンド像と、今の僕たちはたいぶかけ離れてると自分では思います。でも、そういうことをボケーっとタバコ吸いながら一緒に思い描いてた(共有してた)あの頃があるから、今もこうやって一緒のステージに立ててるんだろうなって思うんです。
- ---このアルバムを作る中で、こだわったところや、苦労した点などお話下さい。
フルヤケイスケ:メロディーの良い曲だけを詰め込みたいなとは、曲作りを始める前からずっと考えてました。初めてのアルバムってことで気合を入れて、今まであまりやったことのない曲調にもトライしてみたんですが、そうすると曲調ばっかに気を取られて、肝心のメロディーがしょうもない感じになっちゃっいまして。ってことで、良くも悪くも今まで通りのneko!です。
アライソウ (Ba/Vo):短期間でババッとアルバムの制作を行ったので、覚えることが多くて苦労しました。当然ながら皆仕事をしながら(ひかる以外)バンドをやってるので、時間の調整なんかが大変でした。ケイスケお疲れさま。
モクダナオヤ:アルバム完成の打ち上げやってないんで早くやりたいです。
- ---曲を作る時に、一番大切にしていることは何ですか?
フルヤケイスケ:さっきの回答と重複しちゃいますが、曲に関しては、良いメロディーを歌うことです。それ以外は特にありません。歌詞の面では、自分の思ったことを、たいして捻らずにそのまま歌詞にすることを心掛けてます。好きな人、嫌いな人、嬉しかったこと、ムカついたこと、などに関して、思ったことをそのままズバっと!
アライソウ:曲はケイスケが作っているのであんまりありません。でもやっててつまらない曲もありません。僕自身は分かりやすくて熱いのが好きなので、neko!の曲はサイコーにカッコイイと思いながら演奏してます。自分のバンドが一番好きです。
モクダナオヤ:僕は主にソロやリフを弾くことが多いので、いかにケイスケに怒られないようなソロ、リフを作るかってことに重点を置いてますね。アイツ、人の音めちゃめちゃチェックしてるんで。適当なことやると怒られちゃいますからね。今回のアルバムでは少ない引き出しを全て出し尽くしました。
- ---自分の音楽ルーツの原点となる、影響を受けたアーティスト、作品を教えてください。
アライソウ:Bad Religion「Stranger Than Fiction」。パンクオーラマのオムニバスビデオで、その中のバンドの一つがBad Religionでした。中学生の頃毎日観ては興奮していました。他にはHi-Standard、Rancid、NOFX、The Clashなんかも同時期に良く聴いていました。あとGLAYも。
フルヤケイスケ:初めて聴いたパンクロックは、Hi-Standard、Snailrampだったりと、日本のバンドだったのですが、そのちょっと後にGreen Day、Blink-182、NOFXとかを聴いて、さらにパンクロックにのめり込むようになりました。neko!をやる上で一番影響を受けているバンドはAgainst Me!とBouncing Soulsです。この2バンドを初めて聴いた時は、もうどうしようもないくらいに感動しました。
Against Me! 「Reinventing Axl Rose」
Bouncing Souls 「How I Spent My Summer Vacation」
この2枚さえあれば、とりあえずあと10年は元気にやっていける!モクダナオヤ:中学時代はもっぱらビジュアル系ですね。特にLUNA SEA。その後邦楽ロックを聞くようになって。パンクを知るきっかけになったのはやっぱHi-Standardでしょう。いわゆるエアジャム世代ですから、その周辺のバンドを聞きまくりました。特にBrahmanにはどっぷりはまりました。パンクにのめり込むようになったのはThe Vandalsの「Hitler Bad Vandals Good」だったと思います。初めてライブハウスでライブを見たのもThe Vandalsでしたし。ギターのウォーレンって人がハチャメチャな人で。パンクってこんなに楽しいんだ!って興奮したのを今でも覚えてます。
- ---楽器を始めるきっかけは何でしたか?
アライソウ:兄の影響で始めました。中学生の時に初めて兄のギターを触って、チューニングをめちゃくちゃにして兄にボコボコに殴られて。それでもめげずにパワーコードだけでNOFXやハイスタを練習してました。その後コピバンをやるようになってからはベースになりました。
フルヤケイスケ:高校2年生の時に、Blink-182のトム・デロングに憧れて、です。今でも憧れてます。来日熱望。
- ---neko!結成のエピソードと、バンド名の由来を教えてください。
フルヤケイスケ:大学の帰りに、ソウくんとその他友達と一緒に飲み行った時に結成しました。お互い音楽の趣味は近かったし、すごい仲も良かったので、なんでそれまで一緒にバンドをやってなかったのかは覚えてないんですが、この日が結成のきっかけです。で、バンドを組もうって話をする前に、町田康の話をしてたので、じゃあ「猫」でいいんじゃないか、と(笑)。それだけです。なんとなくローマ字表記にして、なんとなく「!」を付けて、今に至ります。
- ---今後の活動予定をお願いします。
フルヤケイスケ:普段は、仕事やら家庭の都合でそこまでライブできないのですが、今回ばかりは無理してちょっと多めにライブやります。大阪、名古屋の2ヶ所だけですが、遠征もします。ツアーファイナルは12/23@下北沢ERA!鋭意ブッキング中です。また、アルバム出したばっかりなのであれですが、スプリットリリースの話もちらほら。大好きなバンドとのスプリットに、今から興奮してます。こちらに関しては、詳しいことはまだ分かりません!
- ---HMV ONLINEをご覧の皆様にメッセージをお願いします。
フルヤケイスケ:ヘタクソなりに頑張りました。速くもなければ美しさもまったく感じられませんが、一曲一曲に吹き込んだ熱量は誰にも負けてないと思います。そこにグっと来てくれれば、もう僕たちは友達です。
アライソウ:一生懸命作ったので是非手にとって見て下さい!ライブでお会いしましょー
モクダナオヤ:是非アルバム買ってライブ見に来て下さい!僕らのライブって良いも悪いもお客さん次第なんですよね。それってバンドとしてどうなの?て思うかもしれないけど、盛り上がってなんぼのバンドだと思ってるんで。サビだけでもしっかり覚えてもらって、皆でオーオーやりましょう!
- ---ありがとうございました!!!
フルヤケイスケ:ありがとうございました!茨城にもHMV作ってください!CD買うとこなくて、みんな困り果ててます!
- NEW RELEASES !!!
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neko!/
A Cigarette We Shared2011年9月21日発売 -
収録曲(試聴あり)
01.Stroll
02.Closing Door Romantics
03.Long Driving Blues 試聴
04.Torches
05.Hi
06.Walking Dead 試聴
07.Dance Ugly, So Much Better
08.Ignore!
09.Cooking School Containment
10.Arms 試聴
11.Then We Go
12.Red Smoke of a Cigarette We Shared
都内で活動を続けるグレートフォーキーメロディックパンク「neko!」による12曲入り1st FULL ALBUMが遂に登場!!アンダーグランドメロディックシーンでは絶大な支持を得る彼らはUS感タップリなパンクサウンドに哀愁漂うメロディーを喉がはちきれんばかりに熱く歌い上げ、近年盛り上がりを見せるAGAINST ME!、GASLIGHT ANTHEM等の骨太ロックサウンドにも通じる男臭フォークパンク!!ワールドクラスの名盤1stがここに完成!!ゲストミュージシャンにMASAKI(THE SENSATIONS)、HAMA(ex-FRAIL HEAD SQUEEZE)、NISHIDA(MATTER)、ナカニシ(wwit)が参加!!
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2005年に結成後、3枚のデモを経て、2008年に自主制作にて「I'm glad e.p.」を発売し現在までに800枚以上販売。BLOTTO、THE URCHINなどSNUFFY SMILESシーンを始めSEVENTEEN AGAiN, SHORT STORY,FOUR TOMORROW, MATTER〜〜EASEL、CLEAVE, ENDZWECKなどと共に精力的に活動。5作のオムニバスやWATER CLOSETシモヤマ氏監修のDVD「生5」への参加。SUMMER SONIC 2010に出演したBroadway Calls(US)の単独公演サポート、Jeff Caudill(Gameface)のソロ公演のサポートなど海外バンドのツアーサポートなども行い、今なお幅広いシーンで活動を続ける。 2011年には3月にはハードコアバンドwwitとのスプリットも発売し好セールスを記録。 満を持して2011年9月にメロディックファン待望の1st FULL ALBUMを発売する。
- 関連サイト
- J-PUNKインタビュー
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- バンド女子会[対談]G-YUN・千織・智恵 -2011年9月
- SPACE BOYSインタビュー -2011年8月
- RUNNERS-Hiインタビュー -2011年8月
- HOT DOGインタビュー -2011年8月
- COMEBACK MY DAUGHTERS -2011年7月
- BASSUIインタビュー -2011年6月
- Flipsideインタビュー -2011年6月
- T.C SPEAKERインタビュー -2011年5月
- HEY-SMITHインタビュー -2011年5月
- THE CHERRY COKE$インタビュー -2011年4月
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- Anchorインタビュー -2011年3月
- SORRY FOR A FROGインタビュー -2011年2月
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