HEY-SMITHインタビュー

2010年1月19日 (火)

interview

HEY-SMITH

デモ作品から話題を呼び、2009年8月にミニアルバム『Proud And Loud』で全国区にその名を知らしめた“HEY-SMITH”、ついに1st FULL ALBUM『14 -Fourteen -』1月20日発売!大傑作を作り上げたHEY-SMITHの、Gt/Voの猪狩さんとSaxの満さんにインタビューを敢行しました。HEY-SMITH結成の話や、新作のについて、ツアーの話、おすすめの作品などお話していただきました。それではHEY-SMITHインタビューをお楽しみ下さい。

――まずはじめに自己紹介からお願いします。

猪狩:HEY-SMITHのギターの猪狩です。

:サックスの満です。

――よろしくお願いします。では、HEY-SMITHについてお聞きしていきたいんですが、バンド結成のいきさつは?

猪狩:結成は4年前くらいです。初ライブが2006年の2月に大阪のBAYSIDE Jennyでした。憧れだったところだったんですけど。

――憧れだったところで初ライブってすごいですね。

猪狩:HEY-SMITHの前にそれぞれバンド活動はしていたんで。3人は前も同じバンドでやっていて、その時に仲良くしてたのがあとの2人なんです。お互いに前のバンドを解散してて、路頭に迷っていたんです。そこで一緒にやろうぜって出来たのがHEY-SMITHですね。

――バンド名の由来は?

猪狩:SMITHっていうのが、みんなの名前の頭文字なんです。

――偶然ですごい良い単語になりましたね。

猪狩:色々組み合わせたんですけどSMITHが一番読めるしええかってなって。SMITHだと、会社とかバンドとか人とかたくさんありすぎて分からんなぁ、なんか付けたれってことで、HEYつけてみた。

――なんでHEYにしたんですか?

猪狩:なんか楽そうだったんで(笑)

:軽いノリで(笑)

――ついにファーストフルアルバム「14-Fourteen-」が、1月20日に発売になりますね。おめでとうございます。デモの曲なんかも入ったり、もちろん新曲も入って、新たなスタートを予感させるアルバムですが、どんな作品に仕上がりましたか?

猪狩:まぁ、今、言った感じで(笑)

:新たなるスタートをきるようなね、作品になりました(笑)

猪狩:自分らは、曲がすごく良いと思うんでね。そして、音も音質もすごく良いと思うし。だから、もうこれで認めて!って感じです。

:リスナーの皆さんに問いかけるような感じでね。

猪狩:そう。もう頼むわ!って。これ良いよって。

――そんな良い作品の中から、さらに押し曲を紹介していただきたいんですが。

猪狩:全部押し曲なんですけど、3曲目の「DRUG FREE JAPAN」はPVを作ったので、映像込みで楽しめる曲になっています。映像と音とで楽しめるので、また広がるんじゃないかな。この曲はちょっと危ないタイトルのとおりなんですけど、昨今の日本ときたら、ドラックドラックゆうとりますから、ぶっちゃけドラックやるとかやらないとかどっちでもいいんですけど、でも、ドラックした際にはリスクとか、その後、すんごい辛いことがめぐりめぐって、いろんな意味で自分も自分の周りも滅ぼすからねっていう歌です。だからといって別にやめろって言っているわけではないですけど。どっちにもとってほしいというか。それでもいいねんってやつはそれでいいし、それは駄目だってやつはやめればいいんで。

――では、満さんの押し曲は?

:「I'M IN DREAM」ですかね。グッドメロディで、ライブでも盛り上がってね。

――1曲目、デモのときからの名曲ですね!
ツアー終わりましたね。どんなツアーになりました?楽しかったですか?

:楽しかったです。もちろん。

――ツアー中思い出に残ったことは?

:ごはんが美味しかったです。

猪狩:ご飯美味しかった!九州のご飯が美味しかった、マジ。どこでも。

――九州は今までに行ったことはなかったんですか?

猪狩:ありますけど、福岡とか長崎くらいだったんで。今回は九州に10日くらい滞在してたんですよ。そのオフの日とかに地元のバンドマンに美味しいとこ聞きながら行ってたんですけど、1回もハズレんかったな。全部美味しかった。こっちきて外食するのが嫌になるくらい。

――ご飯も楽しみのひとつですよね。

猪狩:あとは、今まで行ったことのないところを回って、その先でチケットを予約してくれてライブを観に来てくれて曲を知ってくれているっていう状況があったんで、それが自分の中ですごい嬉しかったですね。俺らのことなんて知ってるはずないと思って行っているんで、すごく温かく迎えてもらえると、知っている人いるんやってなっていうのが、すごく嬉しかったです。

――ファイナルはどうでしたか?

猪狩:ファイナルは、あぁ終っちゃったみたいな。いろいろ思いながらライブしていたんですけど。終ったら終ったで、いつもみたいな馬鹿騒ぎの打ち上げがあって、起きたら二日酔いでっていう。もう、あぁ、終ったみたいな、感覚で。すごいツアーをやり遂げたんだっていう感覚はないです。

――そういうもんなんですか。

猪狩:みたいです。なんか初めてやって思ったんですけど。終っちゃった・・・、ぐらいの。これがバンドの最後だったらまた違うんでしょうけど。しかも、次のリリースも決まってて、次のツアーも決まっているっていうのもあるからかな。ひとつのことを終わらせたっていうのはありますけど、じゃあ、次みたいな感じです。でも、もう、このツアーは戻ってこないんで、このツアーに関わってくれた人はありがとうございました!

――音楽ルーツをお聞きしていきたいんですが、音楽に目覚めたきっかけになる作品はなんでしたか?

猪狩:X JAPANです。あとは、ルーツっていうか、この世の中のバンドで一番長い時間聴いているのはNOFX。NOFXが世界で一番好きなんです。音もですけど、精神的な部分でも。NOFX、そしてRANCIDみたいな。

――いいですね。では、3バンド挙げるとしたら?

:Hi-STANDARD、GOING STADY、Mr.CHIRDRENです。

猪狩:NOFX、RANCID、KEMURIですかね。

――そのバンドの中でこの作品が特に好きっていうのは?

猪狩:NOFXの「So Long ...And Thanks for All The Shoes」が、もうすごいですわ。あれは、音質的にもちょっとぶっ飛んでて、痛いんですよね、高音とか意味わかんないくらいトゲのある音で、普通の人は聴いているとしんどいであろう音なんですけど、そんなことやっちゃってるとことか、曲的にもすごい好きです。

:僕は、Hi-STANDARDの「MAKING THE ROAD」です。あれはなしですね、反則ですよね(笑)

(一同納得)

――最近は何を聴いてます?

猪狩:友達のばっかりですね。

――お友達はたくさんいますよね?

猪狩:SHANKとか、EGG BRAINとか、EDDYとか。第一線でやっている方のCDももちろんかっこいいと思うんですけど、自分らの友達とか自分らのCDも負けず劣らずかっこいいので、良いです。友達のCD聴いてて、うわぁ、かっこいい!!って思うんで、その辺を俺は聴いてます。それか、昔から聴いている、NOFXとかRANCIDばっかですね。新しいのはちょっと分からないです。

:そうですね。やっぱ、友達のしか聴いてないですわ。

猪狩:最近音楽聴くのはツアーの移動中しかないんで、車で友達のCDもらったりとか、地元のバンドの人たちがCD渡してくれたりとか、そういうのは100%聴くんで。それをみんなで車で聴いて、わぁ、かっこええよなコレとか、うわ、さぶっとか車でみんなで言ってます。

:あと、GENERAL HEAD MOUNTAIN。あれ、やばいです。

猪狩:GENERAL HEAD MOUNTAIN最近聴くなぁ。あれ、かっこいいわぁ。

――今後の活動予定は?

猪狩:12月の中旬から年末にかけて裏ツアーを10何本かやりまして、そして1月の20日に「14-Fourteen-」を出して、1月の22日から5月14日まで「14-Fourteen-」全国ツアーをやります。とりあえず、そこまでは走り抜けたろうと。そこからはまったく謎です。

――最後にHMV ONLINEをごらんのみなさまにひとことお願いします。

:すごく良いアルバムが出来ましたので、是非買って聴いてください。

猪狩:オンラインで買える便利な世の中になっています。なので、CDはCDでよろしいので、ライブハウスに行ったことない人も、ちょっと勇気を出してライブハウスに来てほしいなって思っております。

――ありがとうございました!!

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