HMVインタビュー:LOCAL SOUND STYLE

2009年10月14日 (水)

interview

LOCAL SOUND STYLE

LOCAL SOUND STYLEのアルバムとしては2年半振りとなる2ndアルバム『HOPE』が10月28日に発売になります。今回はLOCAL SOUND STYLEのメンバーにメールインタビューを敢行しました。新作についてはもちろん、バンドの話や音楽ルーツなども聞いてみました。それではLOCAL SOUND STYLEインタビューをお楽しみ下さい。

---まずはじめに、自己紹介、バンドの紹介をお願いします。

後藤:「高校時代まで青森県弘前市でバンド活動をやっていた荒関(Vo)、後藤(G)、黒瀧(B)、斎藤(D)の4人で結成されたバンドです。弘前にいた頃は、俺と斎藤が同じバンドで、荒関と黒瀧はそれぞれ違うバンドで活動していたんですが、この4人がたまたまそれぞれ違う理由で東京に上京してきていて、“この4人でスタジオ入ってみない?”という軽いノリでスタジオに入ったのがきっかけですね」

---この度はセカンドフルアルバム『Hope』完成おめでとうございます。作品が出来上がっての率直な感想をお願いします。

黒瀧:「“おっしゃーーー!!!!!”って感じですね(笑)。本当にお待たせ! でも、待った甲斐があるだけのアルバム作ってきたぜ!って感じです。すごい長い期間空いたし、でもその間が濃かったから、本当にいい作品が出来たって素直に思ってます。自分たちも単純に嬉しいし、リリースされるのが楽しみで仕方ないです」

荒関:「この2年半の間に、何度もバンド内で音楽をやる意味についての話や、自分たちの音楽に対する気持ちなどを何回も話して・・・。もちろん喧嘩もすごくいっぱしたし、メンバー間で不穏な空気もあったりもしたけど、そういうものを乗り越えて作ることが出来たアルバムなので、本当に満足しています」

---『Hope』というタイトルに込められた思いは何でしょう?今作のコンセプトも併せて教えてください。

黒瀧:「かっこいいバンドを追い求めてるだけでもいいけど、自分達が本当にいい作品を作って、それを還元しようって思えるようになったんですよね。俺が小学校に出会ったあのバンド・サウンド。あれがなければ、こんなに光に満ちた素晴らしい音楽人生はない。だから俺たちも、それを与えたいって。もちろんキッズだけにではなく、ロックを知らないおじいちゃんにも!、おばあちゃんにも!」

荒関:「この2年半の間に話し合った結果、好きな人だけ聴いてくれりゃあ良いってバンドじゃなくて、もっと色んな人に聴いて欲しいし、なにより、バンドってすげーカッコよくて、音楽ってすげー希望で満ち溢れてるんだって事を知って欲しいって思うようになったんですよね。それって別に俺らだけじゃなく、音楽シーン全体の底上げにも繋がると思うし。俺らは音楽をやっていて、それで何か人に伝えられる事があって。そんな俺らの音楽が、誰かの手助けになったり、力になれるんだったら、それは素晴らしい事だと思う。聴いてくれた人が音楽だけじゃなく、自分の考え方や生き方に、何かしらプラスに働くキッカケになってくれれば最高です」

斉藤:「収録された12曲を聴いて、自分自身の進む道を見つけてください」

---アルバムとしては2年ぶりですが、その2年の間に大きく変わったことは何ですか?前アルバムと今回のアルバムで意識の違いなどはありましたか?

荒関:「もちろん変わってる部分はいっぱいあるんだけど、一番変わったのはバンドの意識だと思う。バンドが聴いてくれた人達に伝えたいことが出来て。そういう意識が曲だったり、歌詞だったり、演奏だったりに全て現れていると思う」

斉藤:「俺が一番変わったと思うのは、メンバー間でのコミュニケーションですね。曲作りの段階でも話し合いながら決めていった部分が多いので、いい形でアルバムに反映されたと思っています。アルバムについては、やはりレコーディングからそれぞれの判断で決定していった部分が多いので「今のローカルらしさ」が感じ取れると思いますね」

---今回収録の曲の中から、特にお勧めの曲やこだわりの曲を紹介してください。

荒関:「全部ですね。2年半空いた分、今までとは比べものにならないくらい細部にまでこだわったし、全曲ベストな曲を作ったつもりだし。何個か選べと言われても、ちょっと無理かもしんないです(笑)。あえて言うなら、最後の曲の「The Will」かなぁ。これは最後の最後まで歌詞をずっと書いてて、このHOPEで一番言いたいことを詰め込んだんです。タイトルのHOPEって、まんま「希望」って意味なんですけど、個人的には、希望って結構流れ任せなような言葉で実はあまり好きではないんです(笑)。それをあえてタイトルに持ってきて、最後のThe Willで「希望が意志に変わる」って事を言ってるんですよね。是非、日本語訳も読んで欲しいです」

斉藤:「12曲すべてがお勧めですが(笑)、個人的に好きなのは「Everydays Means All」と「Sailing」かな」

黒瀧:「おすすめも何も、1枚のアルバムとしては最高の作品です。まず真っ白な状態で聴いてもらいたい。全曲自信があるので、逆にお勧めがあれば教えてほしいですね(笑)。リード曲を12曲作ったというつもりなので、きっと人それぞれ違うんでしょうけど。楽しみです」

---影響を受けてきたアーティスト、作品を教えてください。

荒関:「OASIS 「MORNING GLORY」、 Nirvana「Nevermind」、Starmarket 「Sunday Worst Enemy」、The Get Up Kids 「Something To Write Home About」」

後藤:「RADIOHEAD「the bens」、NIRVANA「Nevermind」、The Get Up Kids「Something To Write Home About」ですね。」

斉藤:「音楽に興味を持った高校の頃によく聴いていた、HUSKING BEEやHi-STANDARD、BRAHMAN、REACHなどには、大きな影響を受けてますね。それと、同時期に聴き始めたThe Get Up KidsやJimmy Eat Worldにも。高校を卒業する頃からは、ハードコアやカオティックなもの、エクスペリメンタル的なのとかポストロック、マスロックなども聴いてきたので、作品としては限定するのは無理です(笑)」

黒瀧:「まず小学校の頃に、いわゆるロックというバンド・サウンドに出会ったのが「KISS」や「The Beatles」。そこからギターを始めた。それがきっかけで中学校でバンドを始めて・・・。 LOCAL SOUND STYLEをやるに上で影響を受けたってとこで言うと、The Beatles、Oasis、The Get Up Kids、Jimmy Eat Worldとかかな」

---初めてバンドを始めるきっかけは何でしたか?また、LOCAL SOUND STYLE結成のきっかけ、いきさつも教えてください。

後藤:「初めてのバンドは中学校の文化祭です。どのバンドも大体そうじゃないですかね?LOCAL結成の経緯は、荒関から『やんない?』って、わりと軽いノリ電話来て、メンバー探しに奔走したら、地元が同じ同級生の4人がたまたま東京にいたっていう・・・。今思い返すと、すごい巡り合わせですよね。メンバーそれぞれ上京してきた理由は違ったのに」

---最近聴いている作品、おすすめの作品をご紹介下さい。

荒関:「うーんんん。。。最近聴いてる作品。。。最近の作品ではないけどTHA BLUE HERB「STILLING STILL DREAMING」かな」

後藤:「最近またCOPELANDの「IN MOTION」を」

斉藤:「恥ずかしながら「HOPE」です(笑)。その他には、Andy Mckeeを聴いたりしています。ギター一本の音とは思えないですねー。癒されます。」

黒瀧:「最近というか丁度今聴いていたのは、解散しちゃったバンドだけど、沖縄のバンドFANKY GUTS MAN「Survivors in 90's」。俺達が自主EPしかリリースしてない全然無名の頃に、自腹で沖縄まで呼んでくれた。そして次の年も。荒さの中にメロディが生きてて、尚且つ当時の思い出が詰まってるからたまらん。」

---今後の活動予定をお願いします。

荒関:「10月28日のアルバム発売日からリリースツアーがはじまります。今回は全国30本ツアーを組んでいて、めちゃ気合入ってます!」

---最後にHMV ONLINEをご覧のみなさまにメッセージをお願いします。

荒関:「今回のアルバムは俺らにとってすごく大事な1枚になったし、すごく満足できるクオリティーの作品になりました。是非アルバムを聴いて、ツアーに遊びに来てくださいね!」

黒瀧:「やっと!やっと完成しました!もういままでに感じたことない達成感と自信があります。これを引き連れて全国30箇所ツアー行きます!アルバムは是非HMVで(笑)。そしてがっつり聴いて、ライブにカモン!」

---ありがとうございました!
profile

Vo/Gt:荒関 将寛
Gt/Cho:後藤 裕亮
Ba/Cho:黒瀧 孝之
Dr:齋藤 康輔