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ヤンソンス&コンセルトへボウの『展覧会の絵』

2009年11月17日 (火)

首席指揮者就任5周年を記念して特別価格で緊急リリース!
どこまでも華麗にしてみずみずしい響き
ヤンソンス&コンセルトへボウによる『展覧会の絵』


ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団とバイエルン放送交響楽団というふたつの世界有数のオケを掌握するヤンソンスの放つ「RCO Live」最新アルバムは、2008年秋の来日公演曲目にも組まれていたムソルグスキーの『展覧会の絵』。

【来日公演直前、本拠地での収録】
その3度目の来日に先がけて、楽団創立120周年を迎えた同じ年に本拠地コンセルトへボウで収録されたもので、このたびは特別にグーンとお求め易い価格での緊急リリースが決定いたしました。

【コンセルトヘボウの『展覧会の絵』】
「管弦楽法の天才」ラヴェル編曲による『展覧会の絵』はコンサートの花形ともいえる人気のレパートリーだけに、さすがに名門コンセルトヘボウ管ともなればレコーディングも豊富な点数を誇ります。ステレオ期に限定しても、RCOは1962年9月にハイティンクとセッション録音、1979年11月にはコリン・デイヴィスとセッション録音、さらに1986年8月にシャイーとセッション録音という具合に、なかでも過去2代に渡る首席指揮者ハイティンクとシャイーはいずれも就任前後の早い段階で録音をおこなっています。それでも気がつくと、RCOによる『展覧会の絵』の新録音としては、前回より23年もの歳月が経過している事実には驚かされます。

【ヤンソンスの巧みな統率】
いっぽうのヤンソンスも、ポスト就任より5年、いまここに首席指揮者たる勲章とでもいうべき手兵RCOとの『展覧会の絵』によって、1988年8月のオスロ・フィルとのセッション録音以来、じつに20年ぶりの再録音を果たしたことになります。
 ここでのヤンソンスの語り口のうまさは言うに及ばず、なにしろRCOといえば、華麗、繊細、陰影といかなる色彩の表現にかけても天下一品で知られるとおり、このようにオーケストラ・サウンドの醍醐味が満点の『展覧会の絵』ほどの作品ではなおのこと、その違いは歴然。黄金のブラスを象徴する冒頭の輝かしいトランペットから、首席奏者たちの名人芸が光るさまざまな性格的なナンバーを経て、やがて「キエフの大門」に至るまで、まばゆいばかりの大音響絵巻が繰り広げられています。

【優秀な録音】
さらに、シリーズを通じてすでに高い評価を獲得している優秀録音もまた、あらためて大きなポイントとして挙げられます。なお、このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声(2.0)、SACDのマルチチャンネル音声(5.0)という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

【収録情報】
ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』(ラヴェル編)
 ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
 マリス・ヤンソンス(指揮)

 録音時期:2008年5月22、23日、8月29日
 録音場所:アムステルダム、コンセルトへボウ
 録音方式:DSD(ライヴ)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

【RCOの『展覧会の絵』トータル・タイム】
・ヤンソンス / 2008年ライヴ [33:02]
・シャイー / 1986年 [32:53]
・デイヴィス / 1979年 [33:36]
・ハイティンク / 1962年 [31:28]
*ヤンソンス&オスロ・フィル / 1988年 [32:52]
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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『展覧会の絵』 ヤンソンス&コンセルトヘボウ管弦楽団

SACD 輸入盤

『展覧会の絵』 ヤンソンス&コンセルトヘボウ管弦楽団

ムソルグスキー(1839-1881)

ユーザー評価 : 4.5点 (9件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥1,804
会員価格(税込) : ¥1,570

発売日:2009年11月20日
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