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シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

SACD 交響詩『英雄の生涯』 ヤンソンス&コンセルトヘボウ 

交響詩『英雄の生涯』 ヤンソンス&コンセルトヘボウ 

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  • ★★★★☆ 

    つよしくん  |  東京都  |  不明  |  2010年12月05日

    まずは、マルチチャンネル付きのSACDによる極上の高音質録音を高く評価したい。R・シュトラウスのような大オーケストラによる楽曲の場合、演奏内容の前に、録音の良さが勝負になるが、本盤の場合は、いささかの不足もない、極上の高音質に仕上がっていると言える。マルチチャンネルによって、あたかもコンサートホールで聴いているような臨場感があり、各楽器の分離も完璧だ。やや弱音がはっきりしない箇所(例えば、英雄の戦いの場面の冒頭のトランペットなど)も散見されるが、これは、録音のせいと言うよりも、後述のように、ヤンソンスの表現によるところが大きいと思われる。そして、演奏内容であるが、ヤンソンスのコンセルトへボウ管弦楽団首席指揮者就任記念コンサートであるだけに、指揮者もオーケストラも一丸となって、熱のこもった演奏を繰り広げているのが特徴だ。それ故に、ヤンソンスもある種の気負いがあるせいか、強弱をあまりにも強調するあまり、弱音が不自然に弱く、やせて聴こえる箇所も出てきているが、それでも、総体としては、この両者の実りの多い関係を予見させるだけの、なかなか水準の高い佳演を繰り広げていると評価したい。コンセルトへボウ管弦楽団は、さすがに技量の水準が高く、最高のパフォーマンスを示していると言える。

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  • ★★★☆☆ 

    山形の髭熊  |  山形県  |  不明  |  2009年10月05日

    録音技術者のせいなのか、Philips録音のコンセルトヘボウ管弦楽団に比べると明らかに響きが違います。数年前に本拠地アムステルダムでコンセルトヘボウで聴いた生の響きと比べるとまろやかで優しい音作りの録音です。まもなくブルーレイディスクで発売されるハイティンク指揮のブルックナーの響きとも異なります。契約の関係もあるのでしょうが、Pilips録音で聴きたいと思うのは私だけでしょうか?SACDの名録音の多いPentatoneの録音でも良いです。“英雄の生涯”の演奏としては落ち着いた解釈の演奏だと言えるでしょう。ハイティンク指揮の時代の主席コンサートマスターヘルマン・クレバース氏の独奏が大好きです。今の若い世代の演奏全般に言えると思いますが、技術は高くなりミスも少なくそつのない演奏が増えて大家と呼ばれる演奏家が少なくなるのは寂しい限りです。英雄を非難する描写の部分の管楽器もややおとなしいと思います。

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  • ★★★★☆ 

    BARON  |  福岡県  |  不明  |  2008年04月29日

    ピッツバーグ響時代に、ヤンソンスを聴いていた私には、確かにこのCDを聞く限り、このCDからだけでは彼の本当の魅力は伝わりにくいかもしれない。しかし、よく聴くとかなり高得点の秀演ではある。お勧めはDVDの方が、映像からヤンソンスの伝えたいことが伝わってきます。実演のヤンソンスは常に熱いコンダクターと感じております。 おなじCD ならばドボルザークNo.9の方がヤンソンスらしさがストレートに伝わってきます。両方持っていますが、ついつい手はドボルザークの方に伸びてしまいます。ぜひお試しください。

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  • ★★★☆☆ 

    The collector  |  uk  |  不明  |  2008年03月29日

    This disc,in my opinion,acts as little more than a memento for those people who were actually present at this inauguration concert of Jansons as chief conductor of the RCO.The meagre playing time(approx 45mins.) and recessed recording,not to mention the fact that this is not a really great interpretation, prevent a serious recommendation

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  • ★★★☆☆ 

    パパはマエストロ  |  北国  |  不明  |  2005年08月19日

    シャイー・コンセルトヘボウの大ファンだった私には、この演奏が残念ながらOK止まりに聴こえます。パワフルなドライブ感は増したものの、前任者時代の色彩感・緻密さに少し陰りが・・・。期待はしているので、もう少し様子を見ます。 それよりも、演奏されたはずのオネゲルの3番はなぜリリースされないのでしょうか。個人的にはこちらの方を期待して待ってるのですが・・・。イマイチだったのかな?

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  • ★★★★★ 

    bravo  |  Osaka  |  不明  |  2005年06月02日

    本録音が駄目な人はコンセルトヘボウ管の演奏が駄目と言って良いでしょう。本管弦楽団の長所であるハーモニーとバランスをここまで上手く引き出すとは。オペラ式の派手派手しいが恣意的な演出とは一線を画す名演です。きっと生演奏では感動しきりだったに違いありません。それにしても美しい。

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  • ★★★★★ 

    徳力勝利  |  東京都  |  不明  |  2005年05月30日

    R.シュトラウスの音楽に馴染みがないので演奏の良し悪しの判断はできないが、この曲はコンセルトヘボウにとって特別な曲であるのは間違いないです。CDではなくDVDを観ていただきたい。実際にアムステルダムまで行きたくなってしまいます。

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