DECCA & PHILIPS Original Masters

2004年10月1日 (金)

Original Masters


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ストコフスキー/DECCAレコーディングス 1964-1975 Vol.2(6CD)

ストコフスキーがDECCA(PHASE4)に残した録音をBOX化したセットの第2集。ドイツ・オーストリア系とロシア系のレパートリーを集めています。
 いずれもストコフスキー節全開の演奏ですが、華麗な音の饗宴をたっぷりと堪能させてくれるロシア系はもちろんのこと、堂々と押し出しの強いアプローチで楽曲本来の魅力を引き出しているドイツ・オーストリア系も興味深いききものです。

 中でも自身の編曲による派手な『禿山の一夜』や、終楽章コーダのファンファーレがユニークな第九、同じくコーダが面白い『1812年』、これもコーダのコラールが輝かしく美しいブラ1など、聴きものが数多くそろっています。


@ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67 『運命』
Aベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品93
Bベートーヴェン:劇音楽『エグモント』序曲 作品84
Cベートーヴェン:交響曲 第9番 ニ短調 作品125 『合唱』
Dシューベルト:交響曲 第8番 ロ短調 D.759 『未完成』
Eブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
Fワーグナー:『ワルキューレ』〜ワルキューレの騎行
Gワーグナー:『神々の黄昏』〜夜明けとジークフリートのラインへの旅
Hワーグナー:『神々の黄昏』〜ジークフリートの死と葬送行進曲
Iワーグナー:『ラインの黄金』〜神々のワルハラへの入城
Jワーグナー:『ジークフリート』〜森のささやき
Kワーグナー:『マイスタージンガー』〜第1幕への前奏曲
LR=コルサコフ:交響組曲『シェエラザード』 作品35
MR=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34
Nチャイコフスキー:大序曲『1812年』 作品49
Oムソルグスキー(ストコフスキー編曲):『禿山の一夜』
Pボロディン:『イーゴリ公』〜だったん人の踊り
Qムソルグスキー(ストコフスキー編曲):交響組曲『ボリス・ゴドゥノフ』
Rチャイコフスキー:スラヴ行進曲 作品31

ヘザー・ハーパー(S)、ヘレン・ワッツ(A)、アレクサンダー・ヤング(T)
ドナルド・マッキンタイア(Bs)(以上C)
ロンドン交響合唱団(C)、ウェールズ・ナショナル・オペラ合唱団(NP)
ジョン・オールディス合唱団(NP)
グレナディア・ガーズ(N)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(@D)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(ABM)
ロンドン交響楽団(CE-LOR)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(NP)
スイス・ロマンド管弦楽団(Q)
指揮:レオポルド・ストコフスキー


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ファン・ベイヌム/PHILIPSレコーディングス 1954-1958 Vol.2(6CD)

巨匠メンゲルベルクの後を継いで名門コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督に就任しながら、59歳の若さで世を去ったオランダの名指揮者、ファン・ベイヌム(1900-1959)が、その早過ぎた晩年にPHILIPSレーベルに録音した音源からのセレクションをリマスターしてセット化したもの。メンゲルベルク時代のロマン派中心のレパートリーから、バロックや古典、近代の作品にまで深い造詣を示してオーケストラに新風を送り込んだベイヌムの在りし日の姿がしのばれるアルバムです。

@J.S.バッハ:管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV1066
AJ.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV1068
BJ.S.バッハ:管弦楽組曲 第4番 ニ長調 BWV1069
CJ.S.バッハ:管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067
Dヘンデル:水上の音楽
Eモーツァルト:フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
Fモーツァルト:セレナード 第9番 ニ長調 K.320 「ポストホルン」
Gブラームス:交響曲 第1番 作品68
Hブラームス:ハイドンの主題による変奏曲 作品56a
Iブラームス:アルト・ラプソディ 作品53
Jシューベルト:交響曲 第3番 ニ長調 D.200
Kシューベルト:交響曲 第6番 ハ長調 D.589
Lシューベルト:交響曲 第8番 ロ短調 D.759 「未完成」
Mドビュッシー:3つの夜想曲
Nドビュッシー:海-3つの交響的素描
Oドビュッシー:管弦楽のための映像

フーベルト・バルワーザー(FlE)、フィア・ベルグート(HpE)
アーフェ・ヘイニス(AI)
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
指揮:エドゥアルト・ファン・ベイヌム

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ザーラ・ネルソヴァ/DECCAレコーディングス 1950-1956(5CD)

ザーラ・ネルソヴァ(1917-2002)は、ロシア移民を両親にカナダのウィニペグ州に生まれた女流チェロ奏者。わずか12歳でデビューして天才少女ぶりを発揮し、トロント交響楽団の首席チェリストを務めていましたが、その後ピアティゴルスキーとフォイアマンに学んでソロ奏者として開花しました。その演奏の特徴は、まさに「男まさり」という古い表現がぴったりと来るスケールの大きさと豊かな包容性を湛えたもので、デュ・プレの登場以前の女流チェロ界の第一人者と呼ぶに相応しい存在感を示しています。今回リリースされるBOXは、彼女が30代にDECCAにモノラル録音した演奏を集めたもので、ベートーヴェンやラフマニノフなど世界初のCD化を多数含む貴重なものです。また、ラロ&サン=サーンスの協奏曲と「シェロモ」は先般TESTAMENTからCD(SBT 1361)でも発売されており、ORIGINAL MASTERSのリマスタリングとのサウンドの聴き比べも興味深いことでしょう。

@ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第1番 ヘ長調 作品5-1
Aベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第2番 ト短調 作品5-2
Bベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調 作品69
Cベートーヴェン:「魔笛」の主題による12の変奏曲 作品66
Dベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第4番 ハ長調 作品102-1
Eベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第5番 ニ長調 作品102-2
Fベートーヴェン:「ユダス・マカベウス」の主題による12の変奏曲 WoO.45
GJ.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009〜ブーレーT&U
Hコダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ 作品8
Iドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104
Jラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 作品19
Kラロ:チェロ協奏曲 ニ短調
Lサン=サーンス:チェロ協奏曲 第1番 イ短調 作品33
Mバーバー:チェロ協奏曲 作品22
Nレーガー:無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調 作品133c-2
Oブロッホ:3つのスケッチ「ユダヤ人の生活より」
Pブロッホ:荒野の叫び声
Qブロッホ:ヘブライ狂詩曲「シェロモ」

ザーラ・ネルソヴァ(Vc)
アルトゥール・バルサム(P@-FJO)
ロンドン交響楽団/指揮:ヨーゼフ・クリップス(I)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:エードリアン・ボールト(KL)
ロンドン新交響楽団/指揮:サミュエル・バーバー(M)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/指揮:エルネスト・アンセルメ(PQ)

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リンパニー/ラフマニノフ&ハチャトゥリアン(2CD)

英国の名女流ピアニスト、モーラ・リンパニー(1917年生まれ)がDECCAに録音した名演の復活。リンパニーはとりわけラフマニノフの作品を得意にしており、その演奏には作曲者自身も絶賛を惜しまなかったと言われています。「24の前奏曲」は1940年代前半にSP録音してから2度目の全曲録音であり、全盛期の彼女の繊細なタッチが存分に発揮されています(その後、70年代にも再録音)。また、ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲は、カペルとともにいちはやく西側にこの名作を紹介した録音として、オールド・ファンにはなつかしい音源です。2曲の協奏曲は今回がインターナショナルとして初のCD化。また、「24の前奏曲」は今年TESTAMENTからもリリースされています。(SBT 1349)

@ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 作品3-2
Aラフマニノフ:10の前奏曲 作品23
Bラフマニノフ:13の前奏曲 作品32
Cラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30
Dハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲 変ニ長調

モーラ・リンパニー(P)
ロンドン新交響楽団/
指揮:アンソニー・コリンズ(C)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団/
指揮:アナトール・フィストゥラーリ(D)
録音:1951年1月(@-B)、1952年5月(C)、1952年11月(D)、ロンドン
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

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ストコフスキー/DECCAレコーディングス 1964-1975 Vol.2(6CD)

CD 輸入盤

ストコフスキー/DECCAレコーディングス 1964-1975 Vol.2(6CD)

ユーザー評価 : 5点 (2件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥7,753
会員価格(税込) : ¥7,134

発売日:2004年11月12日

  • 販売終了

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