グレース・バンブリー / オラトリオ・オペラ・歌曲録音 1957-1965（3CD）

グレース・バンブリー / オラトリオ・オペラ・歌曲録音 1957-1965（3CD）

輝かしい音色と豊かな声量に恵まれたバンブリーは、1961年、バイロイトでの『タンホイザー』でヴェーヌスを歌って大成功を収め、以後、“黒いヴィーナス”として世界に名を知られる存在となります。当セットには、レパートリーも豊富な彼女の芸風を、オラトリオ、オペラ、歌曲の3方向から楽しめるセットとなっています。ビゼー、ブラームス、ファリャ、グルック、グノー、ヘンデル、リスト、マスカーニ、サン＝サーンス、シューベルト、R.シュトラウス、チャイコフスキー、ヴェルディ、ワーグナー、ヴォルフの作品を収録。DGだけではなく、米DECCAの原盤も用いられています。
CD1
ヘンデル：「ユダス・マカベウス」〜天なる父よ；
「エジプトのイスラエル人」〜彼の国に蛙あふれ出で/御身彼らを導きて；
「メサイア」〜見よ、処女は身ごもった…よき訪れをシオンに伝える者よ/
主は世の人々に侮られ
グルック：「オルフェオとエウリディーチェ」〜エウリディーチェを失って/
神よ、どうしたというのでしょう
マスカーニ：「カヴァレリア・ルスティカーナ」〜ママも知るとおり
ビゼー：「カルメン」〜恋は野の鳥（ハバネラ）/
セビリャの砦近く（セギディーリャ）/何度やっても同じこと（カルタの歌）
グノー：「サッフォー」〜不滅のリラよ
サン=サーンス：「サムソンとデリラ」〜あなたの声に心は開く
チャイコフスキー：「ジャンヌ・ダルク」〜さようなら、故郷の丘や畑よ
ファリャ：「恋は魔術師」〜悩ましい愛の歌/火祭りの踊り/きつね火の歌/朝の鐘

CD2
ヴェルディ：「仮面舞踏会」〜地獄の王よ；「ドン・カルロ」〜おお、むごい運命よ/
世のむなしさを知る神；「トロヴァトーレ」〜炎は燃えて/彼女は足枷を課せられ；
「アイーダ」〜勝ちて帰れ；「マクベス」〜この勝利の日に…さあ、早く来て/
日の光が薄らいで…消えてしまえ、いまわしい染みよ
ワーグナー：「タンホイザー」〜いとしい人よ、こちらへおいで/いつでも私の歌だけが/
行っておしまい、むごい人よ

CD3
ブラームス：調べのように私を通り抜ける 作品105-1/サッフォー風の頌歌 作品94-4/
エオリアンハープに寄せて 作品19-5/おお涼しい森よ 作品72-3/
昔の恋 作品72-1/別れ 作品14-5
シューベルト：楽に寄す D.547/若い尼僧 D.828/万霊節の日のための連祷 D.343/
たゆみなき愛 D.138/「白鳥の歌」D.957〜影法師/冥府への旅立ち D.526/
さすらい人 D.493/夜と夢 D.827/消滅 D.807/ます D.550
ブラームス：ジプシーの歌 作品103（全10曲）
リスト：愛し合うことはすばらしいことだろう
ヴォルフ：ヴァイラの歌/眠るみどり児イエス/アナクレオンの墓/ひめごと
R.シュトラウス：献呈 作品10-1/ダリア 作品10-4/
あこがれ 作品32-2/セレナード 作品17-2
グレース・バンブリー（Ms）
ユタ交響楽団/指揮：モーリス・アブラヴァネル
ロンドン交響楽団/指揮：エードリアン・ボールト
ベルリン放送交響楽団/指揮：ヤーノシュ・クルカ、ロリン・マゼール
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団/指揮：ハンス・レーヴライン
バイロイト祝祭管弦楽団/指揮：ヴォルフガング・サヴァリッシュ
エリック・ヴェルバ、セバスティアン・ペシュコ（P）
録音：1957年-1965年