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検索結果:79件中31件から45件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/31
指揮者シュトラウスが聴ける演奏。自作自演よりもむしろこちらの方に指揮者としての特長が強くでているような気がする。録音は1928年から翌年にかけてのもので、ベルリンフィルとのセッションの方にやや音質の硬さを感じるものの音質は良好。特にウェーバーの颯爽とした指揮ぶりはいかにもというかんじで素晴らしい。シュトラウスがホフマンスタールと最後の共同作業となった「アラベラ」の台本を作成していた時期の録音とのこと。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/16
颯爽としてメリハリもあるなかなかの演奏。かつての来日公演を彷彿とさせる。今年(2010)6月に瀬戸フィルに客演するため久しぶりに来日し健在ぶりを示したとか。1952年生まれというからゲルギエフとひとつしか違わない。まだ老け込むには早いので、ぜひまた録音も積極的に行ってほしい。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/13
1970年代半ば、当時あまりバレエ音楽が好きではなかったのですが、大好きなコンセルトヘボウの演奏ということで購入。以来この演奏に心酔していたのですが、CDがあまり音質がよくないということで購入をみあわせていました。ですがあらためてこうして聴くとやはりいいものはいい。フィストラーリにとってもコンセルトヘボウにとっても後世に残る素晴らしい演奏だと思います。そういえば当時このLP購入直後にそのフィストラーリが来日。このLPを聴いてなければあぶなく聴き逃すところでした。そういう意味でも自分にとってかけがえのないアルバムとなっています。
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/03
非常によく考え込まれた演奏。しかも音の響きをじつに旨く味方につけた演奏で、このことがやや遅めのテンポなのに弛緩せず、無理なくこの長大な交響曲をまとめあげることにも繋がっている。ジャケットは熱い指揮ぶりのネゼ=セガンだが、実際はかなり冷静沈着な指揮者のようだ。この指揮者のブルックナー、ぜひ実演で聴いてみたい。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/07/01
作曲家自身のそれとは相反する、極めて健康的で堂々としたシューマン。それを古き良き時代のゲヴァントハウスが鬱蒼とした響きで覆っている演奏。例えは悪いかもしれないが原生林的シューマンといっていいのかもしれない。そのためなのか聴きようによってはシューマンの弱点がモロに出てくるように感じるところもあるけど、それを補って余りある味わい深い演奏となっている。特に2番の気合いの入れ方が素晴らしい。すべてに行き届いた現在のそれとは住んでる世界の違う演奏といえるだろう。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/30
最初聴いた時、バルビローリには悪いが「目覚め」はしたがまだ多少寝ぼけた状態のオケによる演奏にしか聴こえなかった。だが久しぶりに聴いてみるとこの指揮者の晩年にみせた深い味わいが随所に感じられた。次の機会がなかったのはやはり残念。あとせめて1年元気でいてくれたなら…。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/06/11
ライヴのスヴェトラーノフのもつ熱い魅力という意味では最高かもしれないけれど、レスピーギのもつ透明感や詩情が録音のせいもあってかかなり希薄なものとなっている。またスヴェトラーノフが「録音」というものに対して抱いていた姿勢とこの演奏には微妙な距離感があり、当人もこの録音をあまり快く思っていなかったという話も頷ける内容となっている。「ダメ」とか「聴くに堪えない演奏」とかそういう類のものではないし、これはこれで存在価値のある演奏なのかもしれないけれど、以上の理由から個人的にあまりいい印象が持てない演奏となっている。できれば90年代以降に再録音してほしかった。もっとも爆演大好きの方にはこの演奏、★十個でも足りない内容ではあるだろう。(今回の評価は極端に好き嫌いに重心をおいたものとなってます。)
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/20
1956年生まれのアレクセーエフによるショスタコーヴィチ。初来日時に7番、再来日時には11番のショスタコーヴィチの交響曲を、それこそ鬼のように指揮したアレクセーエフだが、ここでの10番もかつてのそれ同様の演奏だ。ことさらドラマや深刻な時代背景の投影に走らず、純音楽的ともいえるほどの真正面攻撃的な指揮のため、いささか現在のショスタコーヴィチの解釈からみると時代錯誤も甚だしいような気がするが、このやり方としてはじつにしっかりとした聴き応えのある演奏となっている。また以前の来日でも感じられた弓をべったり弦に押しつけたかのような、それこそアレクセーエフの師であるアルヴィド・ヤンソンスが指揮したような粘着力のある響きが今回も随所に聴かれたのが嬉しい。もっともアルヴィド・ヤンソンスよりも音がよりクリアでバランス感覚が現代的ではあるため、アルヴィドの単なるコピーではもちろんない。ただオケがかつての旧ソ連オケのようなド迫力パワーで押しまくるようなオケではないため、ややアレクセーエフ独特の豪腕ぶりが抑えられていることと、そのため最後など人によってはいささか物足りない感じがしてしまうところが気持ち残念。とはいえ、とにもかくにも21世紀にまだこういう指揮者がいるのかという、いかにもアレクセーエフらしいショスタコーヴィチになっているのはお約束とはいえ嬉しいところだ。ところでそろそろこの指揮者とサンクトのフィルハーモニーでショスタコーヴィチはもちろん、チャイコフスキーやラフマニノフなどの交響曲をぜひ聴きたいところ。もし実現したら昭和のメロディアLPファンが随喜の涙を流すことだろう。…かな?
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/14
アルヘンタのグレイトは、第二楽章に一瞬何らかの原因と思われる音の欠落があるのに驚かされるがそれ以外はたいへんな名演。若々しさと爽やかさ、そして堂々とした風格が共存した見事なシューベルトで、アルヘンタの貴重なドイツものの記録というだけにとどまらない、同曲屈指の名演となっている。1957年11月8日パリでのセッション録音で、パリ音楽院との「幻想」の三日前のステレオ録音。オケのセント・ソリ管弦楽団はパリのプロオケが中心となったセッション用の臨時編成オケとのことだが、弦がやや少なめに聴こえるものの、全体的にはなかなかしっかりとした演奏を展開している。演奏時間、14:06、13:37、10:16、11:54。ヴァントの「未完成」は、ヴァント初来日のちょうど十年前のステレオ録音だが、こちらもこの指揮者らしい演奏。厳しく手堅いが、意外なほど柔軟な表情も持ち合わせた演奏で、晩年それとはまた違ったこの指揮者の魅力が感じられる演奏となっている。演奏時間、15:11、13:04。星が一つ少ないのは、前述した「グレイト」における欠落を気にされる方が少なからずいらっしゃるのでは?という理由からです。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/14
ムラヴィンスキーが東京文化会館の指揮台に立った最後の記録。演奏は素晴らしいが音質はやはり正規の手順を踏んだ録音でないだけにいまいち。当日自分はこれを聴いていたが、たしかに以前より音に柔らかみがでてはいたが、ここまで柔らかい音ではなかった。とはいえこのとき演奏会場で鳴っていた音楽はまぎれもなく特大の超名演。これを収録した当盤が貴重な記録であることは間違いない。あと当日の曲目が演奏順にコンプリートに並んでいるが、プログラムの組み方にもかなり神経を使っていたムラヴィンスキーだけに、制作者のこの配慮だけでもとても嬉しいものがある。それだけでも星五つだ。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/14
いろいろと制約のあったセッションの為か、指揮者が気持ち的にやや寸止め状態になっていたり、録音も今となっては少々古さを感じたり、5番がしかたないとはいえCDまたいで真っ二つに切られていたりと、いろいろ文句は数あるものの、やはりこれらはこの曲のひとつの理想といえる演奏だ。全盛期のレニングラードフィルの響きも、当時の西側のオケとはまたちがった意味でとても素晴らしい。そういえばこの録音から数年後、グラモフォンがムラヴィンスキーに最終的な許可も得ずに、ムラヴィンスキーによるチャイコフスキー交響曲全集を企画していることを一部紙上で発表してしまったことがあった。今この演奏をあらためて聴くとムラヴィンスキーでは当然無理ではあっただろうが、せめてAヤンソンスかもしくは他の指揮者に最初の三曲を録音してもらい、せめて全盛期のレニングラードフィルによる全集を完成させてほしかった。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/13
「幻想」はアンセルメの日本公演二日目の前半における演奏のライヴ。(後半は「火の鳥」組曲と「ラ・ヴァルス」)梅雨時の残響が豊かでない文化会館での公演。しかも長旅の疲れもあってコンディションはかなり悪かったであろう状況下での演奏としては、この機能的とは思えないオケにしてはよくやっているというべきだろう。アンセルメはときおりライヴらしい熱い音楽を聴かせるが、全体的にはこの指揮者の晩年らしいしっかりとしたデッサンを基にした、風格豊かな演奏をここでは展開している。終演後の拍手は当時らしく「終即拍」の歓声付となっているが、後半に演奏されていたらもっと派手なことになっていただろう。音質はややこもり気味だが、当時のモノラルライヴとしては、可もなく不可もなくといったところ。ただ同年のCD化されているNHKライヴの音質には、モノラルということを差し引いてもやはりかなわない。あまり良くない評のみが伝えられている公演だが、想像していたものよりははるかに良かった。いい噂も悪い噂もこうやって今後は確認されそして再評価されていくことだろう。他の二曲も秀演。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/09
井上さんの指揮はこの長大な交響曲を見通しよくとらえており、その上であたかも幻想的な超巨大交響詩として描こうとしているかのようだ。もっともだからといって標題性にことさら捕らわれすぎるということもない。このためか演奏全体はひじょうにシンプルではあるが、底知れない深さと広さも兼ね備えたものとなっている。特に終楽章にそれが顕著にあらわれているようだ。演奏時間、36:55、11:11、23:08、10:30、04:19、25:16。オケはアマチュアなので技術的なことはあまり言いいたくありませんが、この演奏を聴く時にあらかじめアマオケであるということを考慮して聴くべきレベルであることだけは明記しておきます。もちろんこの大曲を相手にたいへんな健闘をされているのは確かなので、そのあたりは高く評価したい。むしろ問題なのは当盤の音質があまり良くないこと。この若干遠くてぼやけた音質では当日曲全体に施された素晴らしいほどの微妙なニュアンスがあと一歩伝わってこない。これは終演後の早い拍手の出と同様少々残念なものとなっています。(評価はこの演奏に関わったすべての方々に対してのものです)
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/08
じつに爽快かつ明快な演奏。四楽章版でこれほどバランスと無理のない演奏というのも珍しい。もちろん最初の三つの楽章だけでもそれは変わらない。今回のこの第四楽章はヴィルトナー盤のような朴訥ともいえるような凄みはないが、過去のどれよりも力みかえったような部分が少ないため聴いていてあまり違和感を感じない。ホールの残響の美しさがさらにその長所を活かしているのも素晴らしい。これを聴いていると、百年くらい立てばこの曲の四楽章版の演奏が今よりも頻繁に演奏されそうな気がするし、より誰が聴いても不満の少ない版がその頃には出来ているような気がする、そんな雰囲気をもった演奏だ。大時代的な演奏を好まれる方にはお薦めできないが、新鮮なブルックナーを好まれる方にはお薦めできるタイプの演奏。一度ぜひ実演で聴いてみたい演奏。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2010/05/07
全体的にゆっくりとした曲り出来がいい。特にプッチーニがいい。こういう演奏を聴いていると、「西本アダージョ」みたいなアルバムをつくればいいのでは?とさえ思えてしまう。ただいくつかの曲はまるで機械仕掛けのような曲運びで、あまり聴いていて楽しいものではない。素晴らしい出来とそうでないものとの差がかなり顕著に出たアルバムといえるが、それがらしいといえばらしいともいえる。ある意味今の西本さんの等身大のアルバムといえるのかもしれない。
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