シューベルト(1797-1828)
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シューベルト(1797-1828)

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  • 感動よりも、一抹の寂しさや心に在る痛みを感じてしま...

    投稿日:2023/06/12

    感動よりも、一抹の寂しさや心に在る痛みを感じてしまった。曲目がその趣きをもっているのだが、やはりメジューエワ演奏による1925年製ニューヨークスタインウェイの音がそう感じさせるのだろう。 即興曲D935は華やかなピアニズムと正反対の楚々とした佇まい。小曲2曲は少しばかりほろ苦さを含んだ口直しのような雰囲気。ソナタD784はシューベルトならではの心の叫びに胸がしめつけられるよう。メジューエワの奏する音楽は外面に表出されず、内面に沈潜していく。その音を探す過程で心の裡にある痛みや孤独も拾い上げていく…。それはシューベルトの感じていたものとは異なるのかもしれない。が、シューベルトのピアノ曲、またメジューエワの演奏は「心の裡」にそっと手を差しのべる魅力があると思う。 CDを、そして音楽をどのように表現し、これから入手を考える方々に提示するのか、方法は人それぞれだろう。学識的な物言いは私のような学無しにはできないので他の方にお任せしたい。それでも、上のような稚拙な表現でも「手に取ってみようか」と思っていただければ薦める甲斐もあるというものだ。

    うーつん さん

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  • 華々しく歌うより、詩に寄り添いピアノと共に歌う雰囲...

    投稿日:2024/01/11

    華々しく歌うより、詩に寄り添いピアノと共に歌う雰囲気のディスクと感じた。 曲目の内容からか、詩の醸し出す気配からか美しく軽やかな歌声の中に「死」と呼ばれる安らぎを仄かに感じるのは考えすぎだろうか。 ピアノ伴奏も派手過ぎず好ましい。特に「水の上で歌う D.774」における、寄せては返すさざ波、または湖面をさらう風の行き来 −それは移ろい消えてゆく人生を表すかのよう− を表現するような切ない演奏は格別。歌に彩りと影を添えていく伴奏だと思う。 ディスクは「別れ D.829」で静かに締めくくる。「楽園」の手前にある別れ。それは辛いものではなく、来たるべくしてやってくるものとして諦観を含めつつも肯定的に受け入れていくもの・・・そのように私は考えてしまった。

    うーつん さん

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  • 期せずしてラルス・フォークトの遺作録音となってしま...

    投稿日:2023/07/08

    期せずしてラルス・フォークトの遺作録音となってしまったが、そういう感傷を抜きにしても、圧倒的に素晴らしい録音。「すっきり爽やか」に奏でられがちな第1番の第1楽章からして、この演奏はすこぶるスケールが大きく、ロマンの深みを感じさせる。心持ちテンポを落とす第2主題の美しさはふるいつきたくなるほどだ。逆に第2楽章はやや速めのテンポ。明らかに子守歌の性格を持つこの楽章だが、リズムの揺れが快い。スケルツォは実に繊細、終楽章は元気溌剌だ。第2番は曲の性格通り、一段と大柄な演奏。名高い第2楽章はリズムの刻みが明確で、葬送行進曲の性格が明らか。中間部の修羅場も凄まじい表現力を見せる。ノーカットかつ提示部のリピートを含めて演奏すると19分台の演奏時間を要する終楽章は難物だが、この演奏は提示部の反復こそ省くものの、ペータース版以来の98小節に及ぶ展開部のカットは復元。かねてより、しばしば採られている折衷案だが、この演奏はアレグロ・モデラートという割にはかなり速いテンポで、音楽がだれないように配慮している。結局、演奏時間は15:17。「天国的な長さ」という印象にはほど遠いが、現代人のための演奏としては大いにありうる解釈だろう。他にはヴァイオリンとピアノのためのロンド ロ短調がヴィルトゥオジティ炸裂、まさしく白熱的な演奏。 

    村井 翔 さん |60代

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