HMVインタビュー:ANCHOR

Tuesday, November 9th 2010

interview

ANCHOR

インディーズパンクシーン最前線の3ピースバンド“ANCHOR”の1stミニアルバム『Asterism』が11月10日に発売になります。昨年リリースした1stフルアルバム『HEADPHONE SOUND』が各方面で話題となり、エモ/メロディックシーンの注目すべきバンドとなったANCHOR。そんな彼らが、またしても大傑作を完成させてくれました!今回は、ANCHORのメンバーにインタビューを敢行。新作についてはもちろん、ANCHOR結成時の話や核となるライブのことなどお話していただきました。それではANCHORインタビューをお楽しみ下さい。

---HMV ONLINEにインタビューでは初登場ということで、ANCHORというバンドについてお話していただこうと思います。ANCHORの始まりはどういうきっかけでしたか?

三浦:俺と佐藤と当時のドラムでバンドをやっていて、2007年にバンド名を変えてANCHORとしてスタートしました。2008年の3月くらいに聖志(松本)に突然飲みに行こうと誘われたんです。俺、話したこともないヤツだったのに(笑)

---それはいったいどういう関係だったんですか?

三浦:バンド仲間です。一緒に対バンはしてました。それで、飲みに行ったんです。

松本:俺、全然酒飲めないのに。

(一同笑)

三浦:ドラムが抜けちゃった時期だったんですけど、うちのドラムをやりたいって。

---松本さんはもともとANCHORのドラムをやりたくて飲みに誘ったんですよね?

松本:それ狙いです。完全にそうです。口説き落としに行きました。

---そして口説かれてしまったというわけですね。

三浦:そうですね。それが過ちの始まりですね。

(一同笑)

佐藤:キメ台詞はなんだったの?

松本:なんかあったかなぁ?

三浦:いや、ただの懇願だったよ。

(一同笑)

三浦:ドラムのあてはないし、でもライブはやりたいから、とりあえずサポートで3月からやってもらって、毎年6月9日に仲間内でやっているイベント“JUST 69 BOX”の時に正式メンバーとなり、そこからが始まりですね。

---バンド名の由来は?

三浦:ぶっちゃけ、ないです。よく、モロですか?言われるんですけど。

---それはどういう?

三浦:俺らの好きなバンドの曲名なんです。それもあるっちゃあるんですけど。

---ちなみに誰の曲ですか?

三浦:HUSKING BEEです。僕らの最強に好きなバンドなんですけど、「ANCHOR」という曲があって。でも、あんまりそういう感じじゃなくて、単に響きとして付けた感じです。

---HUSKING BEEが最強に好きということは、やはり影響も受けましたか?たとえば楽器を始めるきっかけとかになったりとか?

三浦:俺はエレキギター持ったのは、東京に出てきた頃なんで20歳くらいなんですよ。それまでは、アコギしか弾いたことなくて。アコギは完全に親父の影響ですね。親父はフォーク世代なんで。

---東京に出てきたのは何でですか?

三浦・佐藤:ノリです。

---2人一緒にノリで出てきたんですか?

三浦・佐藤:そうっす。

---超仲良いじゃないですか!

三浦・佐藤:そうっすよ!!

(一同笑)

三浦:俺と佐藤を含む友達同士みんなで「東京って楽しそうじゃね!?」って出てきたんです。

佐藤:ホント、そいうノリです。で、生き残ったのが俺ら2人。みんな戻っちゃいました。

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---じゃあ、バンドやってて、「東京行くぜ!」ってことで出てきたんじゃないんですね。

佐藤:まったく。僕もバンドやってなかったし、バンドをやるなんてまったく思ってなかった。

---ベースはそれまで弾いたことはなかったんですか?

佐藤:ベースは触ってはいたんですけど、バンドを組んだのはこのバンドが初めてですね。音楽はヒットチャートとかのものを聴いてました。あとはHi-STANDARDとかですかね。高校の友達の家に行った時ビデオで観たんですよ。忘れもしないですけど、thee michelle gun elephanの海外公演のビデオを観て、その次にRed Hot Chili Peppersを観て、最後にHi-STANDARDを観たんです。1曲目が「Summer of Love」から始まったんですけど、なんてカッコいいバンドなんだ!って。そこから、そういうジャンルに流れていきました。東京に出てきたきっかけは、AIR JAMを観たいから。でも、出てきた年になくなっちゃったんです。

三浦:そうそうそう。AIR JAM観たくて出てきたんだよね。

佐藤:AIR JAMを観に東京に出てきたようなもんなんです。だから、東京に出てきたのは2001年ですね。

三浦:AIR JAM、やんねーけど!?つって(笑)。マジかよって。

(一同笑)

佐藤:やんねーならやろうっていう後付にする?

三浦:なくなったんなら、俺らが作ってやろーぜ!って?

佐藤:いやいやいや、やっぱ、それはダメだ。言い過ぎた。すいません。そういうのはないんですけど、そのうちに健太郎(三浦)がバンドやりたいということで、脱サラをし今に至る。

---松本さんの楽器を持つきっかけは?

松本:一番上の兄ちゃんがバンドやってて、じゃあ、俺もやろうと、小5でシド・ビシャスモデルのパンクパンクしたベースを買って始めました。中学の文化祭とかでHi-STANDARDとかやってましたね。そのうち、ドラムがカッコイイ!と思うようになって、ドラムで音楽の専門学校に行きたくて地元の石川県から東京に出てきました。

---松本さんは影響受けてきたアーティストは誰ですかね?

松本:やっぱ、Hi-STANDARDですかね。Hi-STANDARDを知ったのは、中学2年か3年くらいの頃だったんで、それまでは、thee michelle gun elephantとかBlankey Jet Cityとかを聴いてましたね。

---では、11月10日に発売になる新作の『Asterism』について聞いていきたいんですが、まずは、出来上がってみての率直な感想をお願いします。

三浦:満足出来ましたね、今回。曲にしても、バンドのサウンドにしても、歌詞に関しても。これしかない感はありますね。流れももちろん好きだし、1曲1曲も好きだし。俺らが、ずっと聴ける作品になったんじゃないかなと思います。

松本:『HEADPHON SOUND』を出した後に、1枚通して捨て曲みたいなのがない最高のミニアルバムが作りたいねって言ってたんだよね。

三浦:あー!言ってたね。アルバムでも言えることですけど、これさえあれば!っていう1枚を作りたいっていうのは、漠然と3人でツアーの時に話してました。

---それがこうして出来たわけですね。

松本:それが出来て、めっちゃ嬉しいです。(笑)

佐藤:面白いなって思う曲ばっかり。何っぽいとか、人それぞれあるとは思うんですけど、僕らっぽいのが出来たと思います。良いアルバムだと思います。

---はい。良いアルバムだと思います。

三浦:じゃあ、俺も。

松本:うんうん、じゃあ、俺も。

佐藤:じゃあ、俺も。

(一同笑)

---ANCHORのライブは、なんか自然に惹きつけられる、自然に一体になっちゃう感じで凄いなといつも思うんですけど、みなさんにとってライブってどういうものです?

三浦:俺はライブをやりたくてバンドをやっているので、どういうものって言われると困っちゃうんですけど、全部です。完全にライブが全てです。もちろん、作品が残るのは嬉しいし、今回も作品に満足してる。聴いてても嬉しいっていうのは本当なんですけど、自分の中での主体はそれじゃない。ライブですね。だから、ライブってなにと言われたら現場です。CDを聴いている人たちが、一人でも多く来て欲しいと思う空間です。

松本:僕、ライブハウスで働いてるんですけど、ライブが好きなんで働いてるんです。だから、ライブハウスに来てください!って感じです。本当に。

佐藤:ライブは楽しいです。楽しいし勉強になります。やっていて気持ちいいっていうのもあるし、やっぱり大きい音が鳴っているのは面白い。みんなも普段と違うじゃないですか、いつもはこんな感じでみんな暗いし(笑)。表現の場をやるのも面白いし、観るのも面白いと思うんですよ。ライブだけ観るでもいいけど、CD聴いてライブに行くともっと面白いんですよ、絶対。

三浦:ライブやってないとき、クソみてえな奴らだもんな、俺ら(笑)。だけど、ライブハウスに行くと、マジで楽しいよね。俺らがやってなくても、楽しんだけどな。そういうのがみんなに伝わればいいなと思います。

---それは思いますね。やっぱり、ライブハウスに行って欲しいです。行ったら楽しいから。ANCHORのツアーはいつから始まるんですか?

三浦:11月20日の中野MOONSTEPとの共同企画でスタートして、3月まで20数ヶ所各地まわります。今回のツアーで、前回のツアーよりは良くなりたいです。ライブハウスに来てください!

---では最後にHMV ONLINEをご覧の皆様にメッセージをお願いします。

三浦:さっきも言いましたが、ライブハウスに来て欲しいです。俺らのCDを聴いたり、ほかにもライブハウスでやっている奴らはいっぱいいるから、そういう人たちの音源聴いたり、もし聴かなかったとしても、たとえばHMV ONLINEを通してとか、そういうことで少しでも知ってもらって、ライブハウスに来てくれればなって、それが一番思うことです。俺らのCDでもサイトでも、ライブハウスと俺らをつなぐものになればいいなと思います。

---松本さん、締めの言葉を。

松本:『Asterism』聴いてください!・・・締まった?

佐藤:締まった。

---ありがとうございました!!!

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profile
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L→R
Bass&Cholus:佐藤 裕介
Drum:松本 聖志
Guiter&Vocal:三浦 健太郎

三浦健太郎(vo/gt)佐藤裕介(ba/cho)松本聖志(dr)の3ピースロックバンド。2003年、三浦と佐藤を中心に結成。2007年頃よりバンド名をANCHORに。その泣メロとボーカル三浦の繊細且つ涙腺を緩ます歌声、決してうまくはないが心を揺さぶるライブに各地で中毒者が続出。

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