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TOCHIPAPA さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/12/10

    ベートーヴェンがあまりにも良かったので聞いてみたくなりましたが、もっと早く買えばよかった!と思いました。
    強奏してもうるさくならずバランスも良いが、小ぢんまりとまとめたわけでもない。
    各パートの旋律を引き立たせながら縦のラインもそろい、全体が渾然一体となりって大きなうねりを作り出している。
    しなやかに変化しながらも不自然な感じは全くない。
    ウィーンフィルを凌ぐかと思うほどの整ったアンサンブルと美音、それをあますところなく収めた録音。 
    いうことなし、です。  
    解説が英・独だけなこと、拍手あり・なしという編集上のばらつき、序曲が入ってないことで、21世紀のスタンダードと呼んでいいかどうかは微妙なところですが、今の自分にとっては70年代のカラヤン、ベームよりも好ましくさえ思えます。 なお、分売のオリジナルのパッケージ(それぞれビニールで包装してあります)をそのままヤンソンスの写真の箱に入れたものらしく、「全集」というより「セットで買ったら箱がオマケでついてきた」と考えるとちょっとトクした気分になりました。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/12/10

    NHKのシューマンで好印象だったので、この二曲、何枚も持ってるんですが、買ってみました。 

    まず三番、これは凄いですね! 
    アルゲリッチやユジャ・ワンもすごかったけれど、ちゃんとオーケストラとアンサンブルになってるところが素晴らしいです。
    ライブのノリや勢いじゃなくてセッションだというのだからさらに驚きです。

    そして二番! 昔はチャイコのB面というのが相場だった気がしますが、こんなのが入ってたらびっくり仰天です。 
    しかしメロディラインの美しさは崩れてないし、二楽章は本当に美しい。
    ここでもオーケストラは脇役になってるわけじゃなくて、「協奏曲」になってるんですよね。 

    聴き終わってしばらく呆然としておりましたが、20年愛聴しているジルベルシティンの緩い演奏を聴きなおしてみたら、それはそれで魅力的だったので、なぜかほっとしました。

    録音もいいですが、ややピアノにかぶりつき気味?で管楽器が遠目な印象なのが少々残念(オーディオ環境によってはいい按配なんかもしれません)。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/12/04

    17番&21番、14番&26番でこのコンビのモーツァルトに魅せられて以来、
    新しい録音を待ち望んではいたのですが、老いた二人の演奏を聴いてツラい思いをしてはと買うのを逡巡しておりました。
    アバドが世を去って数年、ふと聴いてみようかという気になって求めてみました。
    ああ、やはり素晴らしい・・・・さわやかな感動と、数年をむなしく過ごしたことへの後悔の気持ちがわき起こってきました。

    昔と同じく清らかな音の泉の中で、歯切れの良さも健在。
    他の多くのピアニストと異なり、中低音が厚ぼったくならない独特のタッチを感じられたように思いました。
    アバドとモーツアルト管の音作りも実にていねいでありながら伸び伸びとしています。

    「これが芸術というものなのか」とあらためて思い入りました。

    録音(カタログNo:4790075の通常版CD)については、下の方が述べられているようにオンマイクのせいなのか、
    昔の作品にくらべてやや分厚い感じがして、DGらしい音という気がします。とはいえ極上の録音で、ピンボケ感も雑味もまったくありません(という印象です)。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/22

    なるほど、若書きの第一番ならこういう演奏の方が相応しいのかもしれません。はつらつとしたテンポ感はむしろ心地よく感じました。 この一番から順番に聴いていくと、マーツァルがそれぞれの曲想を考えて振ってたのかなという気もいたします。 また、いわゆる後期の三曲が他の曲に比べて圧倒的に演奏される機会が多い理由も、カラヤンの再録音が後記の作品にかたよっていた理由も分ったような気がしました。 いずれにしてもこのシリーズを全巻そろえたことは正解だったと思います。 大変満足です。 ただ・・・・マーツァル先生の顔写真のジャケというのは、センスとしてどうかなあ?と。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/22

    ルチア・ポップに初めて接したのは80年のウィーン・フィル来日公演のフィガロのTV放送でした。
    それまで日曜午後のFMのオペラアワーで聴いていたソプラノ歌手たちと違う、なんとも言えないチャーミングな声に魅せられたものでした。
    このCDを聴いていると、その記憶がまざまざとよみがえって思わず涙ぐんでしまい、終わって欲しくない、いつまでも歌って欲しい、そんな気持ちになってしまいます。
    音質も上々で、ソプラノにありがちな高音でひずむこともなく、ピアノがこもることも出過ぎることもなく、まったりとした気分に浸れます。
    (カタログNo:21404972の輸入盤)

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/21

    十代の頃はガンガン鳴らす四番の方が五番などよりもよほど好きだったのですが、 年とともに喧しいだけのように感じ始めて長いこと聞いておりませんでした。 
    このシリーズも、プラハで実演を聴いた思い出に三番を買って以来、五番、六番・・・と増やしてきたのですが、四番だけは敬遠しておりました。
    しかし、他の曲をじっくり聴いていると、このマーツァルの演奏ならあるいは四番も聴けるのではないかと思いきって買ってみて、そして、この四番、本当に素晴らしいです。
    とても美しい。 二度繰り返して聴き、五番、六番と聴き直してみましたが、こうしてみると、あっさり過ぎる感じのした悲愴も★5個で良かったなあと申し訳ないくらい。
    9年越しで今さらな感じではありますが、マンフレッドもそろって、大変満足しております。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/11/21

    スクリャービンのピアノ曲はわりと聴きますが、交響曲はあまり聴たことがないので演奏の批評はできませんけれども、新しい録音のSACDということで「音」への期待をもって買ってみました。 その点で、大満足でありました。ロンドン響のアンサンブルも緻密で、なるほど、スクリャービンとはこういうものであったのか、と思うほどのものでした。 
    さて、この『法悦の誌』しばしば話題になる、「エクスタシー」ですが、うーんどうでしょう? 私は、リヒャルト・シュトラウスやワーグナーの方が分りやすいと思いますが、俗っぽすぎるとお叱りを受けるかもしれませんね。 最近はRCOやBPOの自主レーベルでも見られるように、オケブランドのCDがとても良い音が聴けるのは嬉しいかぎりです。 それにしても、DGやEMIはどうなっちゃったんでしょう。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/08/16

    カラヤン亡き後、アバドも「最高」とまでは思えず、大好きなティーレマンでもなにか不満が残り、ヤンソンスに救われた感のあった「ベートーベンの交響曲全集」。 
    ダメ元で買いましたが、EMIのショボイ録音のせいもあってほとんど馴染みのなかったラトルで、胸のつかえがおりたような気がしました。 
    HTSさんのおっしゃるように、今後二十年、いや、三十年、四十年にわたって「名盤」として君臨するのではないでしょうか。 
    70年代のカラヤンで「もう終わった」と思ってる世代の人にも、ぜひ聴いていただきたい。カラヤンを箱買いした世代の方はもう70代、80代になっておられて、「いまさら」、「BDは要らないからもったいない」という思いもお持ちかもしれませんが、「昔はよかった」という寂しさが吹きとぶんじゃないかと思います。 
    音質も極上、豪華な装丁も、ディスクの購入者へのリスペクトが感じられて、所有する満足感も得られますし、ティーレマン盤で感じたような「ライブのお下がり」な感じもありません。 
    ラトルの解釈とか私には分かりませんが、「ベルリン・フィルのベートーベンはこうあって欲しい」と思うそのままがそこにあるような気がしました。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/08/14

    84年ザルツのDVDを持ってるんですが、ホームビデオレベルの音質がどうにも物足らなかったので買いました(カタログNo:4779131の廉価版)。 

    皆さん述べておられますけれども、本当に素晴らしい。旧盤もいいし、クライバーもいいですが、私には圧倒的にこちらがお気に入りです。 
    先年、メストのザルツのをBSでやってて、あれも良かったけれども、これから先、暇な休日に「バラでも聴いてみるか」と取り出すのは、この盤になりそうです。 

    カラヤンのセッション録音だけあって、粋をきわめたオーケストレーションが完璧に奏でられ、じつに美しく、活き々々と響いてきます。
    たとえば、第三幕の前奏曲、居酒屋で「仕込み」をやるシーンですが、あの遠近感をどうやって出しているのか。それに、うまい言い方を思いつかないんですが、あの雑然とした音楽、普通はあそこでは特に感銘はないんですが、「うわ!巧いなぁ!」って思うんですよね。 

    そして、私にとっては意外な発見だったのがバルツァの声。あんなに美しいものとは知りませんでした。カルメンとかチェルビーニとか、エリザベッタとか、今まであまり好きではなかったんですが、目からウロコでした。 

    その他もろもろ、皆さんおっしゃるように、どこをとっても素晴らしいですが、私が大好きなのは、第一幕の終わりのオックス男爵の独唱。 
    クルト・モルのノーブルな歌唱にうっとりです。 

    やっぱり、カラヤンってのはすごい人だったんだなあと改めて感じさせられる一枚だと思います。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/07/26

    「コジ」でも書いたんですが、デスピーナをやってたヤンコヴァという歌手がいっぺんに気に入ってしまって、いそいそと聴き始めました。レポレッロで好印象だったピサローニも好演だと思いましたが、フィガロ役のプラチェツカは「機知に富んだ」感じがなくて、伯爵と入替えたほうが良かったんじゃないか?という気も・・・・ 
    ただ、ドン・ジョバンニやコジに比べたら、演出は馴染めませんでした。 時代的にはあり得ないストーリーだったかもしれませんが、それでも、封建領主と使用人という関係がなければこのドラマの面白みがないと思うんです。 部屋の位置関係も説明的すぎて「貴族の館」になってないんですよね。それと、歌手に演技をさせ過ぎだと思いました。その分を歌に回してほしかったなあ、と思います。
     というわけで、ついつい愚痴を並べてしまいましたが、お色気もありで、面白いフィガロであることは間違いないと思います。そういう風に観ることができるのも、80年のベーム来日公演のDVDがあるからかなと思いますが、10年前のネトレプコの時のも気持ちに余裕があればこういう風に楽しめたのかも、と思います。 エッティンガーという指揮者は初めてでしたが、ウィーン・フィルのフィガロですから、誰が振っても間違いないでしょう。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/07/26

    ドン・ジョバンニが面白かったので、これも買おうかなあ、と思っていたところへ、フィガロの予約が始まったので、あー、三部作だったのか!とまとめて注文しました。 ようやく届いて先にこちらを観ましたが、いいですね。この歌劇はただただ音楽の美しさを味わう以外にないですが、音楽を邪魔しない以上の佳い演出だと思いました。
    ただ、二組の恋人たち、区別つかないのでわかりやすくしておいてほしかったなあと思いました。 なにより、一番気に入ったのが、デスピーナ役のヤンコヴァでして、「いかにも」なデスピーナではない感じですが、「あー、この人のスザンナやロザリンデをみれたらなあ」とひとしきり思いながら観ておりました。
    (後でフィガロを観て「あ!出てる!」って、すっごく得をした気になったんですが、私には演出が馴染めなくて残念でした)。 オーケストラは、私は上出来だと思います。ウイーン・フィルの映像はムーティが二枚だしてますけど、あれより好きかな。ムーティの新旧二枚ののよりは、こちらのほうが「ウィーン・フィルのコジ」という感じを受けました(私は、ですが)。

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     2016/07/16

    ティーレマンとツェッペンフェルトが楽しみで、演出はハナから諦めて音楽だけでも堪能しよう、と楽しみにしていたんですが、ヘルリティウスにはやはり、私の好きなイゾルデではありませんでした。数年前のテオリンもそうでしたが、一緒に愛の二重唱を歌いたいとは思えなかったです。フリッカなら合うと思うんですが・・・・ 
    ツェッペンフェルトNHKホールで聴いたルネ・パぺと同じくらい忘れられないマルケ王となりそうです。グールドはちょっと歳をとった感もありますが、健闘というところでしょうか。 さて、演出は、私は「一幕まではなんとか許せるレベル」。 音楽への感動を帳消しにしてくれるほどのシロモノでした。せっかくのお刺身をウスターソースで食べさせられる気分。
    管弦楽は極上といってよかったと思います。ティーレマン先生にはW・マイヤーかシュヴァネヴィルムスで録ってもらいたいなあ。。。商売の邪魔するわけではないですが、オーソドックスなトリスタンには「飽きてうんざり」な方にしかお勧めできないなあと思います。 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/05/18

    このランス・ライアンってひと、音痴にしか聴こえないんですが・・・ 
    一昨年のバイロイト、キャスト知らずに聴いていて、「あ!あいつだ!」と思ったくらいで・・・・(好きな人には申し訳ないですが) 
    ミーメのブロンターは巧いと思いましたが、ステンスボルトのさすらい人が疲れた感じで惜しい。 下のカズニンさん期待のシュテンメ、私はもともと大好きではないのですが、それにしても「老けたな」という印象でした(すみません)。 
    もっとも、近年のヨーロッパの指環にしては演出がわりと落ち着いてますから、その点では良いと思います。
    音質はスカラ座のものらしく、まあまあといったところでしょうか。ウィーン国立歌劇場とどっこいどっこい。 
    ただ、のちにメトのものを観てからは、そっちばかり聴いてます。 
    ★3個では厳しすぎるかなというところで4個。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/05/16

    かれこれ20年、愛聴しております。
    アルゲリッチ、ホロヴィッツ、ワイセンベルグetc・・・・強烈なテクニックと超個性的な演奏に慣れていた耳には、案外新鮮だったという印象でした。
    ★5個つけてあげたいけど、まあ、オトナの対応ということで4個。 ところで、このジルベルシテイン嬢、これっきり名前を目にしたことがありません。どうしているのかな。 やはり、強烈な個性がなければ生き残れないということなのでしょうか?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/11/20

    「現役指揮者の新版のベートーベン交響曲全集」。 
    ティーレマンに期待したもののCDの音もイマイチな感じがあり、かといって残りの人生、何十年も前のカラヤンやベームの録音にしがみついてるのも寂しいし。 
    で、ニューイヤーコンサートで好感をもったヤンソンスを見つけたので買ってみました。 

    結果、大満足、です。 

    とりわけ、7番では83年N響のマタチッチの呪縛からやっと解放されたような気がしました。 
    とはいえ、ライブにありがちなオケの乱れとか、極端な強弱や不自然な緩急も感じられず、録音もセッションと勘違いしそうなくらい良好だと思います。 
    音もすばらしく美しく、ティーレマンのよりもVPOっぽい感じすらしました。 

    来日公演のCDも発売されるようなので、オトナ買いして聴き比べてみたいですね。

    ティーレマンやラトルがSKD、BPOで全集を出すかどうか分かりませんが、これがあれば安心して他の色んな演奏を聴けそうな気がします。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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