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山形の音楽学士 さんのレビュー一覧 

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     2009/12/02

    1972年6月に録音された王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団との四分の一世紀以上前の録音と比較すると曲の解釈に対してハイティンク自身が枯淡の境地に達したのではないかと感じる演奏です。2004年6月London Babicann centerでのLive録音、音の分離の良い録音です。テクスチャーを聞き分けるには良いと思いますが、コンセルトヘボウ・ムジークフェラインザールのような伝統的な響きがするコンサートホールではないようです。最近の録音の傾向として解け合って独特な音の空間を楽しむというより各パートの音がはっきり聞き取れる音作りが増えているように思います。第一番第二番の交響曲の録音がSACD盤は廃盤にっているのが残念です。

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     2009/12/01

    大変個性的・大胆な解釈のモーツァルトの演奏といえると思います。ベーレンライター版新モーツァルト全集の楽譜を元にした解釈だろうと思われるのだが、聴く人により好き嫌いははっきりと分かれるのではないでしょうか。ピリオド楽器の演奏を少なからず意識したのではないかと勝手に解釈しています。今までのドイツ・オーストリアの伝統的な演奏を期待して聴くと火傷するかも?とにかく個性的な演奏で目から鱗が落ちる演奏に久しぶりに出会えた気がします。何度も聞くとその味わいの深さが好くなっていく不思議な演奏です。一聴の価値のある演奏だと思います。録音も明快ですが個性的な録音だと言えるでしょう。

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     2009/11/29

    1974年4月ロスアンジェルスRoyce Hallでの録音。この演奏がもっとも気に入っている演奏の一つ。発売当時からの愛聴盤大変気迫のこもった演奏でシドニー・ハースの素晴らしい独奏に惚れ込んでいます。メータ・ロスフィルの初来日公演を生で聴いて以来メータ指揮の演奏が好きで仕方がありません。私が所有しているオープン・リールのミュージックテープに比べ低音コントラバス等の音に厚みが無く迫力が弱い感じがします。デジタル録音になりノイズ等の減少は改善されたものの何か欲求不満を感じるのは私だけでしょうか?この録音もSACD盤で聴いてみたいと思います。SACD以外のプレスで発売されたものの音質ダイナミックレンジに不満を感じている人は少なくないと思います。

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     2009/11/29

    エリザベート王妃国際コンクール1967年入賞者ウリ・ピアンカイスラエル出身を独奏者にしてのメータ二度目の録音。同国出身者との演奏と言うことでイスラエルフィルの演奏も熱いものがあります。独奏のヴァイオリンは、やや線が細い感がしますが、流れる川の流れのように淀みなく、美しい音色に惹かれます。金管楽器も粗々しく無くバランスのよい響きで力強さもあり大変魅力的です。あえて言うならば最新の技術で96kHz24bitのSACDで深津させて欲しいです。

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     2009/11/28

    ポーランドの作曲家シマノフスキーの第一番の協奏曲は、最近演奏録音する若手の演奏家が増えた様で、かなりの数CDが入手可能なようです。若い頃は、ヴィニャフスキーの第二番とカップリングされたシェリング(vn)ヤン・クレンツ指揮バンベルク交響楽団(Philips)盤が名演でシマノフスキーの他の曲はほとんど聴く機会もなくこれから他の作品演奏も聴いてみたいと思っています。したがってこの曲について私ははまだまだ勉強不足だなと感じた演奏です。ドヴォルザークのロマンスはかなり様々な演奏に接してきましたが情緒を大切にした大変几帳面だけれどロマンティックなえんそうだと思います。協奏曲についてはどちらかといえば民族色よりはドイツ的な解釈リズム感を基調にした演奏のように感じます。スーク盤の民族色の強い演奏ミルシュタイン盤の都会的センスとスピード感あふれる演奏とも違うあえて言えばゲルマン色の感じられる演奏だと思います。録音は美しく華麗で文句なく素敵です。シュタインバッハー氏の今後の録音に注目したいです。ビュータンの協奏曲サン・サーンスの協奏曲など録音して欲しいものです。

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     2009/11/21

    大変美しい録音なのだが使用している譜面の違いなのか、ベルリン・フィルロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団の録音に比較して静かで温和しい演奏この曲に関しては、ベルリンフィル盤がベストではないかと思う。出だしの弦楽器の入りコントラバスの導入など温和しすぎて物足りない。かつての名演メータ指揮ウィーンフィルバーンスタイン指揮ロンドン響のような鋭くえぐるような演奏ではなく、この年にマーラーは両親を相次いで亡くしているさらに妹友人ハンスフォンヴユーローの死など数々の不幸な出来事がマーラーに降りかかっている。CSOとのこの録音は、曲に対する解釈のスタンスが変化しているように思います。この曲全体に通じている穏やかで平和な空気は、今のアメリカ社会に対するハイティンク氏の批判のように聞こえてくるのは私だけだろうか?

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     2009/11/19

    1941年生まれの、アッカルド氏が、2007年9月24〜29日カプチニスの修道院で録音されたこの録音は、ソナタT・U・VパルティータVが1727年製ノストラディヴァリウスフランチェスカッティ氏が所有していた‘Hart’パルティータT・U1620年製マッジーニ‘ジョルジオV’で演奏されており曲による音色の聴き比べとともに、表現による変化も楽しめ素晴らしい録音会場と楽器の違いを堪能でき 無伴奏ヴァイオリンソナタの全曲録音として完成度の高いものだと思います。若い頃から技巧派としてパガニーニの作品等に秀演が多いアッカルド氏だけに技術的な破綻もなくヴァイオリンを愛する全ての人に聴いてもらいたい演奏です。

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     2009/11/18

    イタリア奇想曲は、爽やかでイタリアの空気感の感じられる美しい演奏名人芸的な要素の全くない健康な演奏。それだけに物足りなく感じる人もいると思います。「フランチェスカ・ダ・リミニ」は、この曲の持つ悲劇性に囚われない純音楽的な演奏。もう少しロシア的な泥臭さチャイコフスキーが感じたであろうダンテの神曲から受けた感銘が前面に押し出されていればと思います。(たとえばスベトラーノフ指揮の演奏のように少し淡泊すぎるように感じます。よく言えばイギリス紳士の演奏と感じてしまうのは私だけでしょうか?「スラブ行進曲」もさっぱりした演奏です。鑑賞教材的に曲を初めて聴く人にはよいかも。あまりにもあっさりしていて物足りなく感じるのはロシア的(私的に)演奏を多く聴き過ぎたせい釜しれません。

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     2009/11/08

    ピアノ協奏曲は、出だしから感情移入を強く感じさせ遅めの序奏の進行が大変魅力的で、ランランの良さが十分感じられる良い演奏です。静かな部分も十分に曲に入り込み隙間無く感情の表出が出来ていると思います。このメンバーで全曲録音をSACD盤出だして欲しいものです。ゲルギエフの指揮もそつなくオーケストラの実力を引き出し好演奏を引き出しています。久々にこの曲の名演に巡り会えたような気がします。パガニーニ変奏曲も変奏ごとのテンポの変化が大変うまくいっているように感じます。

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     2009/10/19

    濃厚で重厚なドイツ的濃密な演奏を堪能できました。マーラーの交響曲としてはどちらかといえば淡泊な演奏に感じます。バースタインファンには物足りない演奏家も?録音も優秀なので出来ればイスラエルフィルとの再録音を期待したい。あまりにもドイツ的で落ち着いた演奏で、破綻?がないのが面白くありません。アダ-ジョの美しさ和素晴らしいです。もう少しメータらしく自己主張の強い少し暴れた演奏を期待していました。

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     2009/10/19

    諸井誠氏よれば、当時のソビエトではモーツァルトの再来といわれていたそうだが、モーツァルトにた対する侮辱の言葉に感じてなりません。ショスタコーヴィチとモーツァルトを同一のっしてんから眺めて欲しくありません。体制に対する批判とか反対意見という面では共感できなくもありませんが。演奏については、ゲルギエフらしい鋭い表現で共感できます。録音も優秀ですし問題ないと思います。SACD盤を聴くならそれなりの装置とスピーカーで聴くべきだと改めて感じます。コンサートホールと同等の音再現と臨場感を求めるならSACD 対応の装置ではなくSACD専用の装置でき視聴しなければ意味がないと思います。

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     2009/10/19

    コントラバス・チェロの厚み金管楽器の咆哮ヴァイオリン群の艶やかさどれ一つをとても文句のつけようが無く、合唱付きで演奏された演奏ものとは比較にならない十音楽的な演奏と言えるでしょう金の演奏にロシア正教の金のを取り入れているあたり小技も十分に聴いています。朝起きての寝ぼけ冷ましに和子の演奏が一番。キャノン砲の音も素晴らしいです。カンタータ“モスクワ男声合唱の厚みも申し分なくソプラノの女性の声も甲高くなく聴和のとれた美しいもの。ひさびさにもんくなくおすすめしたいいちまいです。

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     2009/10/14

    解説をまだ読んでいないのですが、充実したアンサンブルと卓越した個人の技量がうかがい知れる名演です。録音も非常に優秀で、ホールトーンも多すぎずデッドになることなくほどよいバランスを保っています。スークトリオ以来久々に名演と言える演奏に出会い感動しています。ややもすれば民族色の強い解釈が多い中で都会的センスにあふれしかしボヘミアン特有のリズム感言い回しが嫌みにならづ好感が持てます。

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     2009/10/10

    ノヴァーク版によるブルックナー交響曲演奏が好きな私としては、大変気に入った演奏の一つです。バイエルン放送管弦楽団の響きもきわめてドイツ的で響きは重厚かつ繊細管楽器の響きに威圧感が無く弦楽器の厚みは芳醇です強いて言えばヴィオラにもう少し厚みがあっても良いかとも思いました。録音ともに秀演でブルックナー初心者の方にも抵抗無くこの大曲を十分堪能できると確信します。第二楽章の弦楽器の深みのある音色バランスは素晴らしいの一言に尽きますSACD 盤ならではの音の厚みを十分に堪能できます。

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     2009/10/09

    最近の若手指揮者の特徴として、リズムの切れじの良さ鋭さを感じます。ワルター・クレンペラーといったマーラー直系の演奏になじんだ人には、違和感があるかもしれません。楽譜と真っ正面に向き合いかぐ譜から新しいものを読み取り感じようとする若手、といってもそう若いわけではないのだが、新たな発見をさせられたり日々新鮮な感動を味わっています。リズムの切れ味が鋭くテクスチァが明快になればなるほど好みは分かれていくような気がします。ロマンティックで優しい表現を期待する人には、不向きな演奏と言えるでしょう。このメンバーでだい5第6番の交響曲を聴いてみたいものです。

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