『死化粧師 オロスコ(完全版)』 釣崎清隆 インタビュー 第6回
Monday, March 10th 2008
6
| Archive | |
|
|
|
『死化粧師オロスコ』 第6回 「男の職業」
釣崎 そうですね、撮りますね。まあ全然、ビデオカメラとかを持っていかないことがほとんどだったんですけど、『オロスコ』とかを撮り始めるようになってから、常に携帯するようになって。
--- 次回作は、どのような作品になりそうですか? 釣崎 次はですね、もう決まってるんですけど・・・高尚なものになります(笑)。 --- 高尚な・・・(笑)。完成はいつ頃になりそうですか? 釣崎 夏です。あのね、その企画が大阪のコラプテッドっていうドゥームメタルのバンドと仲良くさせてもらってて。2006年に出た、「EL MUNDO FRIO」、”冷たい世界”ってタイトルのアルバムがあるんですけど、70分の作品で。その曲にインスパイアされてなんとなく、4、5分の映像を作ってたんですけど、すごくいいものになって。で、「じゃあ70分のものを作ろう」ってなって・・・そんな企画です。 --- そのアルバムの長さに合わせた、70分の映像作品になるんですね。 釣崎 はい、そうです。PVっていったらそうなんですけど、この世界の残酷さとかそういうことに対して、朗々と悲しみを持って歌うっていう、こう壮大なスケールの・・・(笑)。『ジャンクフィルム』は、従来の残酷ドキュメンタリーとは違う部分をやってると思うんですけど、あれよりももっと、”アートの方向”に振ってみようかなって思ってやってますね。 --- そちらの新作も、たのしみにしておりますので。では最後の質問なのですが、釣崎さんにとって、アーティストとは? 釣崎 ・・・この世で一番かっこいい職業だと思いますよ。あとはね、”男の職業”。 --- はい、ありがとうございます。命はもちろん・・・わたしなんかが言うお話しではないですけれども、命だけは・・・。 釣崎 ああ、俺の命?(笑)。 --- はい(笑)、お気を付けて、今後も作品を作り続けて頂きたいと思っておりますので。 釣崎 そうですね、まあね、命を引き換えにやるくらいじゃないと対等になれないかなって思ったりします。だからわざと、危ないところに行ったりするっていうのは、そういう意味でも自分に対する納得っていうか、ありますよね。
|
|
| Archive | |
|
|
|
|
最新インタビュー
|
ジャパニーズポップス ロック&ポップス ダンス&ソウル ジャズ/ワールド/イージーリスニング TV & 映画
|
![]() |

