Melissa Nadel インタビュー
Friday, February 22nd 2008
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Melissa Nadel インタビュー
Melissa いいえ、私はニューヨーク・シティ生まれのニュージャージー育ちよ。ペンシルヴァニア州アレンタウンは、ミューレンバーグ・カレッジへ通うことが決まってから初めて訪れた街なの。 --- アレンタウンといえば、キース・ジャレットの出身地としても有名ですよね? Melissa そうね。彼の秀逸なピアノ・スタイルや、独創的なオリジナル楽曲は、やっぱり素晴らしいと思うわ。様々なジャンルをプレイに取り込もうとする意欲的な姿勢も好きよ。 --- アレンタウンの街についてお聞かせください。フィラデルフィアがわりと近いということで、アレンタウンの街にも、フィリー・ソウルのような音楽が溢れているのでしょうか? Melissa アレンタウンという街には、多種多様なエリアがあるの。私の大学のロケーションは郊外に入るわね。フィラデルフィアからの距離はおよそ1時間。あの街には、あらゆる種類の音楽に興味を示す、趣味の幅広いコミュニティがいくつもあるわ。 --- メリサさんの幼少期は、ジャズと同時にポップスにも夢中になっていたそうですが、例えば、どのようなものを聴いていたのですか? Melissa 少女期の私が好んで聴いていたシンガーやソングライターは、サラ・マクラクラン、ジェームズ・テイラー、キャロル・キング、ビリー・ジョエル、ベット・ミドラー、ジョニ・ミッチェル、トリ・エイモスといったところね。
Melissa エヴァ・キャシディのアルバム『Songbird』。彼女は旋律のひとつひとつの音色に、情熱とハート&ソウルを注ぎ込んで丁寧に歌い上げるの。そうやって、彼女はどんな歌も、いとも簡単に自身のスタイルに作り上げてしまうのよね。 --- 本作のプロデューサーでもあるチャールズ・ファンブロウとは、ミューレンバーグ・カレッジで知り合ったそうですね。知り合ったときのことをお聞かせ下さい。 Melissa 大学では、音楽を専攻していたのだけれど。チャールズは、私が2年生のときに講師としてミューレンバーグ・カレッジで教え始めたの。私は、以前からジャズに焦点を合わせて学びたかったので、すぐに彼に師事することに決めたわ。 --- チャールズが、あなたにレッスンを施している際に言った、最も印象的だった言葉などはありますか? Melissa 大学でのレッスンを通じて、チャールズは惜しげもなく私に知識を分け与えてくれた。中でも「常に音楽に対して誠実なアプローチをとりなさい」という彼の言葉を、私は心に刻みつけて指針としてきたわ。念願叶ってこのアルバムが完成したとき、私は、改めて彼の教えを実践した喜びを噛み締めることができたわ。
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メリサ・ネイデル
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子供の頃からピアノのレッスンを受け、ジャズやポップスを聞いて育ったメリサ・ネイデル。ペンシルバニア州アレンタウンのミューレンバーグ・カレッジ在籍時に、音楽の学位を取得。本作のプロデューサーでもあるチャールズ・ファンブロウとは、在学中に知り合い、彼の下、ジャズの手ほどきを受けた。以来活動を共にし、彼の人脈の腕利きジャズ・ミュージシャンが集まり、この『What Matters』のレコーディングが実現する。先行リリースとなった本国アメリカでは、すでにヒットを記録し、今回待望の日本盤登場となる。ジャズ・ファン以外にも、ポップス・ファン等幅広いリスナー層にアピールできる作品に仕上がっている。
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