シューベルト(1797-1828)

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CD

ピアノ・ソナタ第14番、即興曲集 D.935、他 イリーナ・メジューエワ(2022)

シューベルト(1797-1828)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BJN1022
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明


豊かで熟成した時の連なり〜
シューベルトの長い孤独の時間に、ひっそりと寄り添う


イリーナ・メジューエワによる新シューベルト・シリーズ第三弾。シューベルトのピアノ・ソナタ創作のうえで画期をなしたイ短調ソナタ(D.784)と、晩年の傑作『即興曲集 作品142』をメインにしたプログラム。いずれもメジューエワにとって再々録音になりますが、更なる深化を遂げた演奏解釈は必聴です。変幻自在のタッチが生み出す多彩な響きで、シューベルトの名状しがたい孤独と人間的な温かみを見事に表現しています。カップリングの小品2曲のしみじみとした味わいも格別。使用楽器は1925年製ニューヨーク・スタインウェイ(CD135)。

【ライナーノートより】
「・・・そして『ピアノ・ソナタ第14番』では、すでにモーツアルトでもベートーヴェンでもないシューベルトの長い長い孤独の時間に、ひっそりと間近く寄り添って見せるかのようだ。」〜横山英行(販売元情報)

【収録情報】
シューベルト:
● 即興曲集 Op.142, D.935
● ディアベリのワルツによる変奏曲 D.718
● アレグレット ハ短調 D.915
● ピアノ・ソナタ第14番イ短調 Op.143, D.784(遺作)

 イリーナ・メジューエワ
(ピアノ/1925年製NYスタインウェイ CD135)

 録音時期:2022年12月4,5日
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール
 録音方式:ステレオ(96kHz+24Bitデジタル/セッション)

 発売元:日本ピアノサービス株式会社


内容詳細

イリーナ・メジューエワによる、シューベルトのピアノ作品集。シリーズ3枚目となる今回は、即興曲をメインに据え、ソナタ第14番なども収録。シューベルトならではの精巧なタッチが、研ぎ澄まされた音色で響き渡る一枚だ。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

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感動よりも、一抹の寂しさや心に在る痛みを...

投稿日:2023/06/12 (月)

感動よりも、一抹の寂しさや心に在る痛みを感じてしまった。曲目がその趣きをもっているのだが、やはりメジューエワ演奏による1925年製ニューヨークスタインウェイの音がそう感じさせるのだろう。 即興曲D935は華やかなピアニズムと正反対の楚々とした佇まい。小曲2曲は少しばかりほろ苦さを含んだ口直しのような雰囲気。ソナタD784はシューベルトならではの心の叫びに胸がしめつけられるよう。メジューエワの奏する音楽は外面に表出されず、内面に沈潜していく。その音を探す過程で心の裡にある痛みや孤独も拾い上げていく…。それはシューベルトの感じていたものとは異なるのかもしれない。が、シューベルトのピアノ曲、またメジューエワの演奏は「心の裡」にそっと手を差しのべる魅力があると思う。 CDを、そして音楽をどのように表現し、これから入手を考える方々に提示するのか、方法は人それぞれだろう。学識的な物言いは私のような学無しにはできないので他の方にお任せしたい。それでも、上のような稚拙な表現でも「手に取ってみようか」と思っていただければ薦める甲斐もあるというものだ。

うーつん さん | 東京都 | 不明

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