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淳メーカー さんのレビュー一覧 

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/24

    ブラームスだなあ、という素朴な思いが湧いてくる。この演奏を聴くといつものことだが。若書きの第1番冒頭の圧倒的迫力。迫力という言葉はブラームスにはおよそ似合わない言葉ではあるが、19世紀音楽界の表舞台にまさに出ようとするブラームスの雄たけびの様なものを感じる。一転して2楽章、言葉を失いそうになる抒情美。第2番冒頭の何という浪漫。3楽章のチェロとのデュエットも素敵だ。ギレリスとヨッフム、日本では正当に評価されているとは必ずしも言えない両横綱のぶつかり合いが生んだ、奇跡の結晶。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/24

    LP全盛期、仲間内で「ロマンティック」のブラインド・テストをした。何枚聴いたか忘れてしまいましたが、第1楽章はこの盤が一番人気でした。それも、冒頭のホルンの音色が点を稼いだようです。因みに総合一位はケンペ盤でした。私も、冒頭のホルンの音色の虜になった一人でした。ベームはどちらかというと、魅力が分からず敬遠していた指揮者の一人でしたが、この盤だけは宝にしていました。CD化された時、買わなかったのですが、今回のこの価格で手が伸びそう。あの頃の思い出に浸るとしようか。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/24

    第1楽章で泣ける演奏は他にはありません。晩年のフリッチャイの境地を垣間見る思いです。この演奏スタイルが嫌いな人に無理に押し付ける気はありませんが、この演奏を心から愛している人がいるだけで、嬉しくなります。「モルダウ」はカレル橋付近では見られない急流が如し。「前奏曲」は大傑作ですね。無人島に持って行きたい10セットに入っています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    ブレインも勿論良いと思いますが、総合的に見てモーツァルトのホルン協奏曲のベストはこのペーター・ダム盤だと思います。この音色、一度聴いたら忘れられないし、一度ハマったら抜けられませんね。ブロムシュテットのバックも良し、録音は最新録音と遜色ありません。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/01/22

    サー・ジョン・バルビローリが死の直前に遺してくれた名盤「アパラチア」。あれ以降、この曲の録音ってあったんだろうか、という印象を与えるくらい録音の少ない「アパラチア」に、現在イギリス音楽を振らせては右に出る者がいないサー・アンドリュー・デイヴィスが挑む。オケの技量と録音(SACD)で数段勝る当盤は、あの伝説的名演に肉迫する。しかし、あの奇跡とも言える手作り感覚にはやはり及ばない。これは個人的意見であって、客観的に見れば、当盤は現在における「アパラチア」のベストでしょう(「アパラチア」にベストが必要かは別として)。併録の「高い丘の歌」も美しい。

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     2012/01/22

    シリーズ最後にして、ゲルギエフ最も万人向きの演奏。どんなマーラー演奏も受け入れる私ですが、さすがに3番だけは、ちょっと待ってくれゲルギエフと言いたくなりました。さて9番。両端楽章はひとつの理想的なテンポであり、終楽章の出だしなど感動的という言葉さえ脳裏を過りました。細部に顔を出すゲルギエフ節もいつも以上に抑制されている印象です。少し渇き気味の音質はいつも通り。異端の全集、ここに完成。

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     2012/01/22

    全集完結。今後、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタといえば、必ず引き合いに出される演奏であること間違いなし。ポッジャーの明晰な音、それを支えるクーパーのしっかりとした伴奏。今回収録されたようないわゆる小品でも、勿論一切手抜きなし。神童と呼ばれた男の天才性が浮かび上がる。SACDによる全集ということも特記しておこう。

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     2012/01/22

    24の前奏曲とフーガ、ピアノ・ソナタそれに24の前奏曲が揃う。個々に見ていけば、これを上回る演奏が存在するが、こうして1つのセットとしてショスタコーヴィチのピアノ曲を味わおうという向きには、非常に存在価値の高いセットである。ヴァイヒェルトの演奏は前奏曲とフーガを筆頭に名演と言っても過言ではない。ショスタコーヴィチの巨大さの一端を垣間見る思いがした。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    スクリャービンの音楽は交響曲第2番とピアノ協奏曲以外敬遠しておりました。まったくの聴かず嫌いでした。上記2曲は偶然FMから流れてきて気に入ったのであり、自分から他の作品に手を伸ばそうという気になれない作曲家のひとりでした。何か難しそうで。(もう一人シマノフスキ)思い切って聴く気になったのは、彼女のジャケット写真の目に釘付けになったことからでありました。技巧、表現力ともに優れているピアニストのようで、初期のショパンの影響濃い作品から、いわゆる神秘主義的難解作品まで一通り全部聴くことが出来ました。これが、スクリャービンなんですね。他の作品もまとめて聴いてみようという勇気が湧いてきました。ありがとう、レットベリ。しかし、今は半額で買えるんですね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    モーツァルトの室内楽をまとめて聴きたいという方には、まさにもってこいのCDです。入門の方からある程度聴きこんだ方まで、このグリュミオー盤は要求を満たしてくれるでしょう。弦楽五重奏という分野でも音楽の神はモーツァルト、そしてグリュミオーに降臨しました。何たる調べ、妙なる調和。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    不動のモーツァルト。どれだけ、後から、例えば古楽器系の名盤が出たとしても、この地位は揺るぎないものである。指揮ぶりは豪快だが、出てくる音楽の何と典雅なことか。休日午前に欠かせない音楽と言ったら、ヴェーグと音楽の神に失礼だろうか。無人島に持って行きたいCD10セットのうちの1つです。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    シューマンとブルックナーはまさに理想的な音色。この頃のバイエルン放送交響楽団は本当に良い音をしていた。弦楽器を土台にホルンを中心とした管楽器群はいわゆるドイツ的なサウンドを持っていた。シューマンはセル盤と並ぶ永遠のマイベスト。ブルックナーも初出当時、自分の描いていたブルックナー・トーンそのものだったので驚いた記憶がある。モーツァルトは非の打ちどころのない完成度の高い演奏。それでいて温かみを感じるのはクーベリックの人柄か。いずれにしても、これを聴かずしてクーベリックは語れない。そういう完璧なアルバムです。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    冒頭の「パルシファル」から息を飲むような表現だ。静謐さ崇高さがこの若き指揮者の演奏から伝わってくる。さすがはオペラ指揮者。ベルクも視覚的に非常に興味深い演奏だ。いつもながらの速めのテンポで進む「嘆きの歌」の壮大なスケールは映像を伴うことによって倍増する。個人的に同曲最高の名演です。映像、音質ともに優れています。

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     2012/01/22

    ユロフスキの現在までの最高の演奏だと信じて疑わない名盤。マルケヴィッチやシルヴェストリで開眼させられたマンフレッド交響曲。この曲にベストワンが必要かどうか議論の余地があると思いますが、個人的には数ある名盤の中でも当盤がベストだと思っております。ロシア色は皆無(必要性もないと思います)。いつもながら颯爽とした表現に巨大なスケールが加わります。中間楽章の細部に拘った解釈もプラスに働いていると思います。音楽監督就任前ですが、ロンドン・フィルもユロフスキに寄り添って底力をいかんなく発揮しています。録音も優秀。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    カラヤンが録音してくれていたらなあ、といつも思う「組曲第3番」。細部への拘りが強いマゼール盤を愛聴しておりましたが、今後はユロフスキかなと思わせてくれる名盤の登場。とても魅力的な旋律に溢れる第1楽章から、巨大なスケールの「主題と変奏」まで、一気に聴かせてくれます。併録の「ディベルティメント」も安心して聴ける名演です。録音も秀。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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