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masato さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    「これがウラニアのエロイカ…?」が第一印象。30歳は若返って見える魔法の化粧品でもって化粧したかのよう…! あまりに美しすぎると「どうせ化粧でごまかしているだけだろ…?」ともなりかねないが,そんなひねくれた意識さえ浮かんでこないほど美しい…! 演奏の素晴らしさに関しては触れる必要もないでしょう。その素晴らしさを更に引き出している音質改善には,ほんとただただ感心・感動。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    解像度が増した!これ以外の言葉は必要ないだろう。アナログTVではそれほど違わなかった2つのものも,デジタルTVになったら,差が歴然。美しくないものは美しくなく映り,美しいものは美しく映る。そんな感じ。このアルバム,元はめちゃくちゃ美しいもの。その元の美しさをよりストレートに表現してくれるこのSACDの力を得て,比類ない美しさがより私たちの耳に届くようになった。それにしても,なんて美しく,強いタッチなんだろう…。魅力的なピアニストだ…!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    聴いて,思い浮かぶ言葉は,悠々と,滔々と,朗々と。ものすごく高いレベルの技術的な事柄(所詮私には解らないレベルであるが…)を気にしないのであれば,この作品にはこういった言葉以外に必要なのだろうか…?(ブルックナー評に宗教的な表現が用いられることが多いが,すいません,私には理解できない…)。このアルバムから感じ取れるもの以外に,何が必要なんだろうか…? 要するに100点満点だ。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    全集に関しては,しばらく前まではバーンスタイン(新盤)とインバルが両極にあり,バーンスタインこそマーラー!が続いてきた。その中間という中途半端な位置にテンシュテット,ベルティーニがおかれていた(ただしテンシュテットの1番の旧盤は絶品!)。そこへシャイーが現れ,ラトルへの不完全燃焼間を払拭し,新しい魅力に気付かさせてくれた。なんて美しく,シャープなマーラー…!新時代の到来だった。自分のマーラー体験は,この3つ巴状態がずっと続くんだろうなとしばらく思っていたところへ,M.T.トーマス…!自分が望むもの全てを詰め込んでくれているかのようなマーラーだった。おそらくトーマスのマーラーを超えるものは現れまい!「トーマスのもの以外はマーラーを聴いてはならない」と言われたとしても「はい。そうですか」とあっさり言えそうなほどの存在感。その直後であるから,ジンマン盤には少し不利な状況…。ただ,決して悪い全集ではない。それどころか,“正室トーマス”には届かないにしても,昔感じたシャー盤への感動を,更に深めた感じで与えてくれたし,“愛すべき側室”の位置を占めるほどだ。それにしても,様々なマーラーを聴けるようになった…非常に嬉しい。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    60年代,カラヤンをクラシック音楽を美しく伝える伝道師“カラヤン”として世に知らしめた数ある名盤の中の1枚。更にそれらを代表する1枚と言っても言いすぎではないはず。作品をカッコよく表現することによって,自ら(指揮者)をカッコよく見せた(魅せた)稀有の人だった…。とにかく「作品をカッコよく表現することによって」である。決して「自分をカッコよく見せようとした」だけの人ではなかった。このアルバムだけではない,60年代,70年代の彼の演奏は,とにかくカッコいい。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    最近,この作品の魅力を様々な形で教えてくれる演奏に連続して出会えている。スイトナー,チェリビダッケ,そしてこのザンデルリンク。カラヤン,ベーム,バーンスタインといった,この曲の魅力を教えてくれた名演奏たちに,更にその魅力を深めてくれる名演たちが加わった。中でもこのザンデルリングはどっしりとした重厚さを“無理なく自然な形で”表現できているという点で,他に抜きん出ている。いい曲,いい演奏!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    クライバーの覇気,ザンデルリングの重厚…どちらもこの曲の持つ魅力を引き出してくれた素晴らしい名演。大好きな第2楽章,上へ上へと上っていくように弦が優しく奏でる部分…クライバーは明日への希望を感じさせてくれ,このザンデルリングは過ぎ去った美しい過去を思い出させてくれる。いい曲だ…!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    冒頭の咆哮からエンディングまで耳を奪われっぱなし。本当にいい音だ。“重たくない重厚”…なんとも変な感じのする形容ですが,これしか言葉が見つからない…。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/31

    深い…音が深い…! これ以外の形容の言葉がなかなか見つからない。ほのぼのとした,温かい感じのする演奏が多い中(私のイメージもそうでした),この“深さ”は衝撃でした。それにしても,魅力的な音を出すオケだなぁ…。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/30

    完全に“舞曲”を超えている…。完全に一つひとつが完成された“芸術作品”だ…! 一つひとつに異なったドラマがある。スリルあり,サスペンスあり,恋愛物あり,ほのぼの系あり…。まるで魅力的な交響詩の集合体だ。それにしても,ほんと,ドヴォルザークは素晴らしい素材を残してくれた…!ほんと,クーベリックは素晴らしい料理を残してくれた…! ほんと,素晴らしいアルバム!

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/30

    「実はこんなところでこんな楽器も鳴っていたんですよ。知らなかったでしょ?」「こんな風にゆっくりとしたテンポもいいもんでしょう?」「多くの指揮者はここを強く鳴らすんですが,こんな風に弱く鳴らすのもいいでしょう?」「どうです,この曲だってこうやって演奏すれば,いっぱしの大交響曲でしょ?」…こんな語りかけの連続。その全てが彼の手にかかると嫌味には聴こえてこないから凄い。ほんと,スケールの大きな指揮者だったんだなぁ…! こんなに優しい第9の終楽章は聴いたことがない。第9に限らず,全ての終楽章が“優しく”終わる。ほんと,スケールの大きな人だったんだなぁ…!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/30

    クーベリック&ボストン響とほぼ同時発売。おまけにどちらもシングルレイヤーのSACD…直接対決は避けられないが,どちらも名盤・名演奏であることに変わりはなく,どっちかを上位に…など馬鹿げた話。ノイマンはスッピン美人。クーベリックは化粧美人。優れた素材の魅力をそのままに引き出したノイマン。「この素材は,ここに少しアクセントを加えればもっと魅力的になるんだがなぁ…」をハイレベルで実践したクーベリック(ここまではクーベリック盤と同じレビューです)。音もまたノイマン盤はスッピン感が強く,それがまた魅力的。演奏にしても,録音にしても,妙な(不自然な)強調がないので,安心して身を委ねていられる。ほんと,2枚ともいいアルバムだ…!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/30

    ノイマン&チェコ・フィルとほぼ同時発売。おまけにどちらもシングルレイヤーのSACD…直接対決は避けられないが,どちらも名盤・名演奏であることに変わりはなく,どっちかを上位に…など馬鹿げた話。ノイマンはスッピン美人。クーベリックは化粧美人。優れた素材の魅力をそのままに引き出したノイマン。「この素材は,ここに少しアクセントを加えればもっと魅力的になるんだがなぁ…」をハイレベルで実践したクーベリック。音に関して,今までのものはノイマンの方が少し聴きやすかったが,今回のSACD化でクーベリックのものも素晴らしい音に…!キンキンとした金属的な音が気になったトライアングルなども味わい深い音になり,何より金管の音に深さが増し聴きやすくなった。それにしても,2枚とも素晴らしい…!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/28

    悠々と大河のごとく流れる演奏。「グレート」という名称がこの作品にではなく,この演奏だけに与えられたものと言われても何ら不思議はない。ライヴもいいが(超がつくぐらい!),私は大河のごとく悠々としたこちらに軍配をあげたい。音質も驚異的なアップ!冒頭の低弦を聴いてみればいい,第2楽章のあの名パウゼを聴いてみればいい,圧倒的な大団円を聴いてみればいい…!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/28

    フルトヴェングラーを3枚を選べと言われたら,今回発売のこの「運命」と「グレート」,シューマンの4番を選ぶかもしれない…。スタートからグイグイと聴き手を引き込んでいく音楽作りの凄さ…。大きな弧を描きながら強く大きくなっていくスケール…。そして圧倒的スケールで描かれる大団円…。その開放感たるや,もはや形容の言葉も見つからないぐらい。SACD化に伴う音質アップもまた驚異的!

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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