フルカワミキ インタビュー 第2回

2008年4月23日 (水)

無題ドキュメント
 
フルカワミキ インタビュー
text : negishi & hosaka(HMV)


  Archive (更新の予定)
 第1回 「『Bondage Heart』について」
 第2回 「『うみうる』と『女ドラキュラシリーズ』」
 第3回 「1997〜2008」
 
 (※インタビュー全掲載後に素敵なプレゼントを発表します!)

2008-04-16
2008-04-23
2008-04-30



『うみうる』と『女ドラキュラシリーズ』

ドラキュラといっても、
マントを羽織るようなドラキュラとは違って、
“よく見たらキバが生えてるよね!”
という感じのキャラクター設定に落ち着きました(笑)。



--- 今回のアルバムに収録されている「La La La」についてなんですが。これは、「海のうるおい藻」シャンプーの[新]キャラクター「うみうる」の声とナレーションをやられたそのメインテーマになっている曲ですが。これは、「うみうる」というキャラクターに合わせて楽曲を作ったのでしょうか?

フルカワミキ 違います。「うみうる」に合わせて作った曲じゃないんですよ。「La La La」に関してはわりと新しい曲で。バンドの手法をやりつつレコーディングしていたときに、打ち込みの音と生音の音の間を行くような曲が欲しくなって。ちょうどこの「La La La」のもとになるスケッチが前にあったので。それで「La La La」を作ってアルバムに入れたという感じです。

--- ちょっとアルバムの話から外れてしまいますが、「うみうる」のキャラクターで声とナレーションをやってみての実際の感想などを教えてもらえますか?

フルカワミキ ナレーションは経験があるのですが、アフレコ自体は初めてだったので、やっぱり難しいなって思いました。音が無い状態、テンポとかもそうなんですけど、まだ正解がない状態で声を入れていくという作業なんで。しかも、キャラクターを生き物にしなくちゃいけないし…。
  もう、演じるどころじゃないんですよね。キャラクターのタイミングに合わせるのに一生懸命で。“むずかしい!”って思いながらやりました(笑)。今回改めてやってみて、“あぁ、声優さんって大変だなぁ…”って思いましたね。

--- 「うみうる」というキャラクターとかストーリーの設定は、アフレコを入れる前にどの程度決まっていたんですか?

フルカワミキ 背景はちゃんと作ってありましたね。「うみうる」というのは、7歳くらいの男の子で、お父さんお母さんと海ではぐれてしまってという…。設定の時点でちょっと悲しいキャラクターなんですよね(笑)。
  だから、あまり感情的になるのもおかしいかなとか、あどけない方がいいなとか、実際動いている「うみうる」を見ながら、こういう絵柄が進んで行くんだったらたんたんと進めていけばいいのかなぁとか想像してみるんですけどそれどころじゃなくて。もう、合わせるのが大変で。

--- でも、「うみうる」というキャラクターにミキさんの声がすごくはまっていますよね

フルカワミキ 実際やって難しかったけど楽しかったですからね。音楽とは違う世界での仕事なので。「うみうる」は、アニメーションの動かし方もすごくこだわっているし。面白いんです。それと、違う世界の現場に行けて、体験できて良かったです。そういうところに行くのが結構好きなので。

--- なるほど。それではアルバムの話に戻らせて頂きます。今回のアルバムのアートディレクションは、宇川直宏さんが手がけていますが、制作するにあたって、事前に何かしらのコミュニケーションを宇川さんと取られたんでしょうか?

フルカワミキ 実は、今回のアルバムに関しては特に「絶対これをやりたい」っていうのが無かったし、さらに、特殊パッケージでアルバムを作りたいっていう要望もレーベルからあったんで、宇川さんだったら面白いアイデアが出てくるだろうなって思って、宇川さんにやってもらおうということになったんです。
  それと、先ほども言いましたけど、今回は“Bondage”という言葉がキーワードになっているアルバムなので。“その言葉を受け取る人がどういうイメージを描くのかな?”という思いを込めてアルバムタイトルを考えたので。その経緯も踏まえつつ、宇川さんにも、“『Bondage Heart』という名前のアルバムが出来ました”ことだけ伝えたんです。そうしたら、いくつかアイデアを出してくれて。
  その中に、「女ドラキュラシリーズ」というタイトルのものがあって(笑)。

--- (笑)。それって宇川さんから具体的にどのような形でアイデアを受け取ったんですか? 「女ドラキュラシリーズ」ってかなり面白すぎるタイトルなんですけど(笑)。

フルカワミキ (笑)。あの、宇川さんから「女ドラキュラシリーズ」とか色々なタイトルが箇条書きで書いてあるものを頂いて。そのタイトルごとに説明が書いてあって。その「女ドラキュラシリーズ」に書いてあった説明はすごく短かったんですその時ふと疑問に思ったことがあって。“はて? 私は今までシリーズなんてものをやったことが無いんだけど。どういうことだろう?”って思って。それで宇川さんに聞いてみたら、“あれ? やったことなかったっけ?”みたいな(笑)。
  でも、いろんなアイデアの中で「女ドラキュラシリーズ」が一番想像し辛いというか。他に出してくれたものはある程度先が見えたり形が見えたりするものだったんですけど、他のに比べると、“「女ドラキュラシリーズ」って、先々どうなっていくんだろう?”って思ったんで、“じゃあ、「女ドラキュラシリーズ」をやりましょう!”ということになったんです。宇川さんが、“キバ、似合いそうだからいいじゃん”みたいな(笑)。
  それと、他にも平行して、『Bondage Heart』というものを表現するに当たってのハートのアイコンを作るという作業もやっていて。ハートはハートでも、“Bondage”という意味との繋がりがあるハートを作るということを頭において。ドラキュラがキバでハートを噛んでいるというものになったんです。ブックレットを手にとってもらえれば解ると思いますが、(※)全てのページに2つの穴があいているというものになったんですよ。※初回盤のみ

--- 宇川さんに仕事を以来するときは、音を送る前にまずイメージを伝えると?

フルカワミキ そうですね。音源は後から行く感じですね。

--- もう、宇川さんの閃きにお任せという?

フルカワミキ 閃きをキッカケに一緒に考えますよ。細かいディティールは話し合って決めます。その後とりあえずコンセプトが決まった時点で撮影に入ってみて、撮ったのを見て決めるという流れでしたね。あと、「女ドラキュラシリーズ」ていうコンセプトに決まった時点で、“じゃあ、どのくらいのテンションなのかな?”っていうのをスタイリストさんとかとも話し合って。キャラクターの感じも決めて撮影に行きましたけど。
  あの、ドラキュラといっても、マントを羽織るようなドラキュラとは違って、“ドラキュラの末裔の末裔の…”みたいな(笑)。“よく見たらキバが生えてるよね!”という感じのキャラクター設定に落ち着きました。

--- 本当のドラキュラのように、リアルなキバが生えていたら怖いですもんね(笑)。

フルカワミキ そうですね。だから設定としては、“私のおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんがドラキュラだったんだって!”くらいのノリの軽いドラキュラという感じです。

 


第3回に続く…

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フルカワミキ / Bondage Heart

 CD  Bondage Heart


01.Candy Girl
02.Freaky Rider
03.B.B.W.
04.Sweet Surrender
05.C.Stereo
06.ジョナサン
07.La La La
08.Oct.24
09.Karen
10.Jet Coaster
11.Long Hair
12.フブルーのスワロー
13.Luminous Wind
14.サイコアメリカ

初回限定盤DVD付には「Candy Girl」、「Blur Blue Wave」、「La La La」のプロモーションビデオ3曲他を収録。