第3回
...キです。
自己紹介省き気味でゴメンナサイ。気分屋です。
そうだ、音楽の話だったですね。
私は音楽の授業が、実は大嫌いでした。特に歌や笛のテスト。一人づつみんなの前で歌ったり演奏しなければならないなんて！ 緊張しいの男子なんて、笛のテストで手が震え、更に音符も震えている。
自信の無い人の音色なんて、ブレスが浅くて、”ほ〜ほ〜”って音階さえ分からない気味悪い音になっている。笑いたい気持ちもプレッシャーも、皆がそれぞれ押し殺していて、もう嫌で嫌でしょうがなかった。
その中でも、たまにオペラのレーザーディスクを見せてくれる時もあったのですが、その時間は憂鬱とは別でした。
記憶ではホセ・カレーラスのものが多かった。音の響きもそうなのですが、特に声の響きというのは、直で私の胸の内をも揺らして、余計な感情がボンボン落ちて行って、集中力が高まり陶酔する。気持ちよくて、聴き入っていました。口だけじゃなくて、頭のてっぺんから音を鳴らして響かせたいという欲求は自分の中にもあるのです。
同じオペラのテノール歌手ではパバロッティも有名ですが、パバロッティはU2のボノやスパイスガールズやルー・リード...様々な人達と共演していました。こういうのも授業で見せれば、私みたいな授業が憂鬱だった人も少しは楽しいかも。
たまにこういったオペラの歌声を聴くと、私はソプラノパートを、デタラメに合わせて歌います。
しずかちゃんのバイオリンよりはマシな音にはなっていると思います。
ま、この歌声、相当仲の良い人しか聴いた事がありません。気分屋で飽きっぽい性格ではありますが、このモードになると、しばらく歌を止める事ができない。
この自己満足...さて、これHow much?!
キリンジ
