【発売】ナガノ&ハンブルク州立フィル/シューベルト:『死と乙女』(マーラー編)、6つのドイツ舞曲(ヴェーベルン編)

2024年06月27日 (木) 00:00 - HMV&BOOKS online - クラシック


モダニズムの扉を照らした音
時代の転換期に響く3人の作曲家による和音


ハンブルク州立歌劇場のオーケストラ「ハンブルク州立フィルハーモニー」と、音楽監督ケント・ナガノによる待望の交響作品録音。ロマン派とモダニズムの分岐点に位置する刺激的な瞬間に着目した内容で、マーラーとヴェーベルンがそれぞれ編曲したシューベルト作品にヴェーベルン初期のロマンティックな弦楽四重奏曲を組み合わせた技ありのプログラムとなっています。弦楽四重奏もオーケストラの奏者が演奏。
 編成を拡大された編曲版で聴くと、シューベルトがいかに時代を先取りした先進的な音楽を書いていたのかがよく分かります。それに対し、ヴェーベルンは初期の作品においてあきらかにロマン派の伝統の上に立っているというのも面白い歴史のバランスです。

「シューベルト・マーラー・ヴェーベルン、それは音楽史の重要な部分で構成された三和音である。このプログラムで私たちは、作品が互いに織り成す綾を、虫眼鏡で見るように拡大して体験することができる。後期ロマン派の時代から近代の入り口に向かって放たれる光だ。」〜ケント・ナガノ(輸入元情報)

【収録情報】
1. シューベルト:弦楽四重奏曲ニ短調 D.810『死と乙女』
〜マーラー編、弦楽オーケストラ版
2. ヴェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章(1905)
3. シューベルト:6つのドイツ舞曲 D.820
〜ヴェーベルン編、管弦楽版

 ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団(1,3)
 ハンブルク州立フィルのメンバー(2)
  Konradin Seitzer, Hibiki Oshima (Violin)
  Naomi Seiler (Viola), Clara Grunwald (Cello)
 ケント・ナガノ(指揮:1,3)

 録音時期:2021年
 録音場所:ハンブルク、エルプフィルハーモニー(1,3)、ライスハレ小ホール(2)
 録音方式:ステレオ(デジタル)
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