シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

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CD 輸入盤

『英雄の生涯』、『死と浄化』 ケント・ナガノ&エーテボリ交響楽団

シュトラウス、リヒャルト(1864-1949)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
B108092
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ケント・ナガノ&エーテボリ響による『英雄の生涯』
ケント・ナガノが圧倒的描写力を発揮したR.シュトラウス・シリーズ第2弾


2014年からエーテボリ交響楽団の首席指揮者を務めているケント・ナガノによるリヒャルト・シュトラウスの3部作録音シリーズの第2弾。第1弾の『アルプス交響曲』は、「アルプスの壮大さ、人間の内面のエネルギーを感じさせる圧倒的表現力」と高く評価され、2017ドイツ・エコー・クラシックで「年間最優秀指揮者」に選出されました。
 エーテボリ交響楽団といえば、20年以上に渡って良好な関係を続けたネーメ・ヤルヴィ時代にBISやCHANDOSレーベルに録音された名盤の数々が印象的。また前任のグスターヴォ・ドゥダメルも7年間同楽団のシェフを務め、成果をあげています。
 ケント・ナガノとエーテボリ響の最初の出会いは1993年。マーラーの交響曲第3番が演目に選ばれました。その後も客演指揮者として度々登場し、交流を深めていきました。2014年にアニバーサリー・イヤーを迎えたR.シュトラウスのプロジェクトは、首席指揮者への就任が決まったと同時に持ち上がりました。ケント・ナガノはバイエルン国立歌劇場の音楽監督を長きに渡って務め、同劇場にゆかりの深いR.シュトラウスの作品に対するユニークな解釈、伝統を踏まえた上での鋭い洞察力が評価されたもの。またエーテボリ響もあまり知られていませんが、同楽団の演奏史の中でR.シュトラウスの作品は重要な位置を占めます。1905/06シーズンには50回も『ドン・ファン』を演奏。さらにヴィルヘルム・ステーンハンマル指揮で交響詩『マクベス』(1908)、『死と浄化(変容)』(1913)、オペラ『グントラム』の序曲、『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』(1913)を積極的に取り上げています。その後もセルジウ・コミッシオーナ、シュルル・デュトワらが定期的に演奏し、ネーメ・ヤルヴィとグスターヴォ・ドゥダメルは『ドン・ファン』に強い思い入れをもってプログラムに組み込んでいました。
 『英雄の生涯』は、自分自身を主人公とし半生を振り返る楽曲で、リヒャルト・シュトラウス35歳の時に書かれたもの。「英雄」「英雄の敵」「英雄の伴侶」「英雄の戦場」「英雄の業績」「英雄の隠遁と完成」の6つの部分で構成されています。シュトラウスは85歳まで長生きしていますが、この『英雄の生涯』のあと交響詩を作曲しておらず、技術的にも前期作品群の頂点となっています。ケント・ナガノは「英雄」に見立てたホルン、そしてシュトラウスの妻パウリーネの描写とも言われているヴァイオリン・ソロを巧みに描いています。そしてシュトラウス3作目の交響詩『死と浄化(変容)』。シュトラウス25歳の時の作品で、死の床にある芸術家が病魔と闘いながら自らの人生を回想し、やがて天に召されてゆくというストーリーを管弦楽作品にしたもの。ケント・ナガノの演奏は、芸術家と共に生と死の戦いをしているような、緊迫した名演を聴かせてくれます。
 シリーズ第3弾は2018年秋、『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』と『家庭交響曲』の予定です。(輸入元情報)(写真 輸入元提供)

【収録情報】
リヒャルト・シュトラウス:
1. 交響詩『英雄の生涯』 Op.40
2. 交響詩『死と浄化(変容)』 Op.24


 エーテボリ交響楽団
 ケント・ナガノ(指揮)

 録音時期:2016年2月15-20日(1)、2016年6月9-11日(2)
 録音場所:エーテボリ、コンサート・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
 プロデューサー:フェリックス・ガーゲルレ、アンドレアス・ツェンメラー

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豪胆なサウンドに面食らう ナガノに持って...

投稿日:2018/11/05 (月)

豪胆なサウンドに面食らう ナガノに持っていたわたしの印象からかけ離れたソノリティをエーテボリsoと作り出していた 音楽の性格がそうさせたのか もともと同楽団が身につけた響きなのか知らない しかしR.シュトラウスはこうしたものだと言われてしまえば首肯せざるを得ない 何が不満なのかと問われれば それは色彩であり心の揺れが醸すニュアンスの影を感じられないことだ これではR.シュトラウスと語り合いたいと思えない 音楽が演奏されるところは指揮者 演奏者 聴衆 そして作曲者が対話する場だと感じて音楽に親しんできた ドイツ・オーケストラ音楽の見事な提示なのだが わたしに何を語り掛けたいのか分からない ナガノは聡明な指揮者だからそれと知ってR.シュトラウスの本質をあからさまにしたのかも知れない  

風信子 さん | 茨城県 | 不明

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